「深刻な先天性欠損、戦後のイラクで急増」(“Severe Birth Defects Soar in Post-War Iraq”)と題された記事(10月28日付)が、アメリカのNPOネットニュース『Truthout』に掲載されました。現在(10月29日)も、トップページの一番上に見出しが出ています。
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「イラクにおける先天性欠損の途方もない増加 ——米英軍による軍事行動とのつながりを示す新たな調査——」 来月には、WHOも調査結果を発表
イラク戦争中、最も激しい攻撃が行われたファルージャにおける先天性欠損症などの急増については、特にイギリスのメディアが繰り返し報じてきていますが、この10月14日にも、新たな調査結果に基づくリポートが掲載されました。以下、その概要です。
小出裕章「DU兵器が禁止されるべき理由—ウランは毒物である」
『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』(合同出版、2008/第14回「平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞」)、108-110頁。
NATO射爆場での環境汚染を問う「サルディニアの致命的秘密」ドイツで放送(2012.8.26)
NATO最大の射爆場があるイタリアのサルディニア島では様々な砲弾の実験・解体処理が行われてきていますが、1980年代から、牧畜を営む住民や家畜に多発するがんや先天性障害が問題となり、2005年には、地元法律家によって射爆場の閉鎖を求める訴訟が起こされるに至っています。
WHO、イラクでの先天性障害増加の実態調査開始(AFP、10/5)
——– [抄訳] ジュネーブ(AFP):2010年10月5日 ファルージャでの異常な事態についてのメディア報道を受けて、WHOとイラク関連当局は、現在、イラクにおける先天性障害に関する調査を実施中であると、WHOの報道官が10月5日(火)に述べた。
2.25/広島: フォト・ジャーナリスト豊田直巳が見た「フクシマの一年」ーヒロシマ・チェルノブイリ・イラクと結んでー」
「イラク・ファルージャに放射線測定器を!キャンペーン」
2月25日(土)の集会の第一部の「緊急報告:イラク・ファルージャでは今?」でお話しいただく橋田幸子さんは、昨年3月、ファルージャを訪れましたが、砂嵐のひどい日は、宿の中でも、持参した放射線量計が警告音を発し続けて、うるさいくらいだったとのことです。
セシウム降下量、年明けに福島以南で急増ーー事故直後のデータとの比較
すでにネットでは情報が流れていますが、セシウム降下量が年明けに福島以南で急増しました。 下記は、事故直後のデータと比較したサイトなどです。主要メディアがほとんど取り上げないのは、本当に問題ですね。ご参考までに。 ebi.dyndns.biz/radiation/ takedanet.com/2012/01/post_d320.html
アフガニスタン・カルザイ大統領が米連合軍の劣化ウラン兵器使用を非難?(New York Times、6月18日)
“Mr. Karzai also complained of the environmental damage from coalition weapons.”
1ミリシーベルト適用を 国に変更申し入れ(神戸大学山内知也教授・放射線計測学)
「旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の影響を調べるため、スウェーデンの学者が同国北部の大規模な疫学調査をした。114万人を対象にした8年にわたる調査で、セシウム137の土壌汚染とがん発症率の間に関連がうかがえた。1平方メートル当たり100キロベクレルの汚染地帯では、がんの発症率が11%も高かった。国が5月6日に発表した福島県の汚染マップでは、1平方メートル当たり3000~1万4700キロベクレルの汚染地帯が帯状に広がり、原発から60~80キロ圏でもスウェーデン北部を上回る高濃度の汚染が確認できる。現行の避難計画が適切だとは思えない。あらためて基準や計画の見直しを求めたい」 http://bit.ly/j30fqr