Monthly Archives: September 2012

現地リポート「ファルージャの子どもたち」(『世界』10月号)

 英国の新聞『インディペンダント』に今年の4月26・27日に掲載された「The Children of Fallujah: the hospital of horrors」及び「The brave families of Fallujah will soon be forgotten」の拙訳が、今日発売の『世界』10月号に掲載になっています。解説「「「見ざる聞かざる言わざる」はいつまで続くのか」も付けられています。

米英元首脳の訴追要求 イラク開戦で南ア元大主教 (日経) 2012/9/3

米英元首脳の訴追要求 イラク開戦で南ア元大主教 (日経)2012/9/3 10:30  【ヨハネスブルク=共同】南アフリカのノーベル平和賞受賞者ツツ元大主教は2日付の英紙オブザーバーへの寄稿で、2003年にイラク戦争を始めた責任でブッシュ前米大統領とブレア元英首相はオランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に訴追されるべきだと訴えた。  ツツ氏は、8月30日に南アのヨハネスブルクでブレア氏と一緒に参加予定だった国際会議を欠席。寄稿でツツ氏は、イラクが大量破壊兵器を保有するとの「うそ」に基づきイラク侵攻を正当化したブレア氏とは同席できなかったと明言した。(以下略)

米軍放射線研究所のシンポジウムで、DU(放射性廃棄物)の危険性を指摘(2010.11.4)

2010年11月4日、”Military Deplete Uranium: Science, Policy and Politics”(軍事的劣化ウラン:科学・政策・政治)と題されたシンポジウムが、米軍放射線研究所(AFRRI=Armed Forces Radiology Research Institute)で開かれた際、同研究所研究員のアレクサンドラ・ミラー博士が、劣化ウランに関して今までに行われてきている科学的研究についてまとめたリビューを二つ報告し、劣化ウランの危険性を明確に指摘しています。これらのリビューは、パワーポイントによるものですが、他の報告とともに、下掲の同研究所サイトにアップされています。

ファルージャの状況を憂慮する記事:The Under-examined Story of Fallujah (Foreign Policy in Focus, Nov. 23)

外交問題専門誌、Foreign Policy in Focusに掲載された、ファルージャでの癌、先天性異常などについての記事(11月23日付)です。 原因については慎重な姿勢を保ちつつ、こうした事態について報じてきていないアメリカの主要メディアの姿勢を批判しています。 www.fpif.org/articles/the_under-examined_story_of_fallujah

「”見えにくい”現実を軸として世界を捉えること──正義なくして、平和なし」(7.2012)

 拙稿で恐縮ですが、劣化ウラン問題を中心としたエッセイですーーー   嘉指信雄「”見えにくい”現実を軸として世界を捉えること                 ──正義なくして、平和なし」 シリーズ〈私にとっての平和学〉 第2回(広島平和研究所ニューズレター43号、2012年7月) www.hiroshima-cu.ac.jp/modules/peace_j/content0176.html