ご存じのように、3月20日、イラク戦争開始から7周年を迎えます。イラク戦争の検証に向けた試みの一つとして、下記のようなシンポジウムが3月27日、東京の明治大学で開催されます。東京近辺に在住の方、奮ってご参加ください。 より詳しい趣旨説明など、追ってお知らせさせていただきます。 草々 嘉指信雄 ーーーーーー 3月27日(土) 神田駿河台(千代田区) 【シンポジウム】 クラスター爆弾から劣化ウラン弾へ ~イラクで使われた非人道兵器~ ・日時:3月27日(土) 14:00~17:00(13:30開場) ・会場:明治大学リバティタワー 1133教室 ・パネリスト:佐藤真紀(JIM-NET)、清水俊弘(JCBL) 、嘉指信雄(ICBUW) ・ 参加費:500円(資料代) ・お問い合わせ:JIM-NET(03-6228-0746) ・ 共催:JIM-NET、JCBL、ICBUW、現代史研究会
国内キャンペーン
3.27 (土)シンポジウム(於:明治大学)
「クラスター爆弾と劣化ウラン弾—イラクで使われた非人道兵器」 皆様、イラク開戦から7年が経ちました。 それでも、被害が続くというのが、非人道兵器である劣化ウランとクラスター爆 弾。イラクでは、世界でもっとも多くの劣化ウラン弾が使われました。そして、 クラスター爆弾は世界で2番目に多く使われています。 クラスター爆弾に関しては、今年の8月1日に条約が発効されるそうですが、被 害者を救済するような動きはあまりありません。条約の中に被害者を支援すると いう項目があり、今後、積極的な支援が期待されます。一方劣化ウラン弾は禁止 条約はありませんが、被害者支援は盛んに民間の手で行われてきました。 今回、イラク戦争の検証という切り口から、現在も続く戦争被害者をどう救済す るのかを考えたいと思います。 まずは、やはり多くの人たちに来ていただき、この問題が、日本の市民にとって とても責任のあることだと、私たちが感じていることを内外に発信して行きたい です。 是非、皆様の参加と、参加できない方は、メールの転送をお願いします! 3.27 (土)シンポジウム 「クラスター爆弾と劣化ウラン弾—イラクで使われた非人道兵器 パネリスト 嘉指信雄 = ウラン兵器禁止を求める国際連合 ICBUW 清水俊弘 = 地雷禁止日本キャンペーン JCBL 佐藤真紀 =日本イラク医療支援ネットワーク JIM-NET 2003年のイラク戦争開戦から7年が経ちました。イラク戦争では、劣化ウラン弾や、クラスター爆弾という非人道兵器が使用され ました。これら兵器の非人道性は、戦闘が終結してもきちんと除去が行われない限り、一般の市民に被害を与え続けるということです。 イラクには、世界で最も多くの劣化ウラン弾が落とされました。クラスター爆弾も世界で二番目に多く落とされました。イラクでは、いったいどのような被害が 続いているのか、そして被害者の支援はどのように行われているのか、検証する必要があります。 クラスター爆弾は、8月1日にオスロ条約が発効されることが決まっています。国際条約は、イラクをはじめとする各国の被害者をどのように救済できるのでしょ うか? 劣化ウランには、使用や保有を禁止するための国際禁止条約はまだありません。イラク戦争から学び、このような惨事が起こらないように、私たちがどう行動し ていくのか考えます。 ■ 日時:3月27日(土)…
「ICBUWとして福山外務副大臣と面談(3/17)—劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める」
2010年3月22日 皆様 3月17日に外務省で、福山哲郎外務副大臣と面会し、「劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書」を、賛同団体・個人(3月17日時点で、33団体、161個人)のリストとともに、提出致しました。副大臣には、連日の国会での外交諸問題の審議で多忙を極めている中にもかかわらず、要請書の手渡しと趣旨説明のため、30分あまり面会を、急遽受け入れて頂くことができました。ICBUWとして外務副大臣と面会できたのは、今回が初めてのことです。「要請書」に賛同して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 私たち「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からは、運営委員として森瀧春子と振津かつみが「要請書」を提出しました。先日の「ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」の事務局を担当して下さった阪口直人議員(民主党)、そして社民党からは福島みずほ議員・大臣秘書の上田恵子さん、服部良一議員秘書の市来ばん子さんが同席して下さいました。(服部議員も同席予定だったのですが、面会時間が直前になって変更になり、残念ながら同席して頂けませんでした。尚、服部議員は3月10日の外務委員会で、劣化ウラン兵器に関する質問もされています。) 会談の冒頭、阪口議員から、2月5日に開かれた「第1回・劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」をふまえ、次のような明確な発言がありました——「これまで私は地雷やクラスター爆弾について取り組んできた。劣化ウラン兵器が使われ続ける中で、現実に問題が起きていることをふまえ、予防原則に基づいた対応が必要。ベルギーやコスタリカなど、禁止に取り組んでいる国もすでにある。日本政府としても、先日、岡田外務大臣がイラク戦争について検証する方向でゆきたいと、私の質問に対して答えて下さった。人権ということを日本の外交の基本にしてゆくべきだと考える。」 振津、森瀧からは、ウラン兵器が「非人道的無差別殺傷兵器」であり、繰り返し使用されていることからも国際的禁止が急務であること、「被爆国」日本こそが同兵器の禁止にむけて国際的リーダーシップを発揮して取り組むべきであること、二度の国連総会決議等を経て、世界の国々の中にも禁止に向けた新たな動きが出始めていることなど説明しました。そして、政権交代を実現した新政権として、前政権とは違って積極的にウラン兵器禁止の課題に取り組むよう、強く要請しました。 また、緊急の課題のひとつとして、今年秋の国連総会に向け、「劣化ウラン兵器の健康・環境影響」についての新たな見解を、夏前までに国連事務総長に提出するための作業に早急にとりかかるよう担当部署に指示を出すように求めました。さらに、要請項目にそって、被害調査と被害者支援、沖縄をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題についても説明しました。 福山外務副大臣は、30分という短時間の面会の中で、劣化ウラン兵器問題の現状と経緯について、様々な角度からの質問を私たちに積極的に投げかけられ、それに答える中で様々な関連事項について報告することができました。やりとりは、これまでのウラン兵器問題の経緯、日本の前政権の同問題に関する政策、国連決議での各国の投票結果、ウラン兵器所有・製造国の現状、素材である「劣化ウラン」の入手経路、核不拡散問題との関連、在日米軍基地での貯蔵の現状と前政権の対応、実際にウラン兵器が使用された地域での国際機関の調査の現状、等々にわたりました。 最後に福山外務副大臣は、国連決議に日本政府も賛成票を投じていることをふまえ、それ以上の見解を日本政府として提出できるかどうかについて、担当部署に確認して検討すると述べました。 (福山外務副大臣には、関連の諸資料とあわせて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』と「NO DUキャンペーン用・写真ハガキセット」を渡したところ、本は購入して下さいました。) 今回の外務副大臣への要請書提出と会談をひとつの契機として、日本政府に対して、ウラン兵器禁止に向け具体的かつ積極的に取り組むよう、引続き強く求めてゆきたいと思います。特に秋の国連総会に向けては、夏までの取り組みが重要です。4月、5月と、政府/外務省、国会議員への働きかけも、適宜取り組みたいと思いますので、引続きどうぞご協力お願い致します。世界の運動と連帯し、日本の全国各地で、ウラン兵器禁止の声を強め、政府を動かしてゆきましょう。 なお、特に今回の福山外務副大臣との面会の実現には、福島議員事務所秘書の上田恵子さんが、大変力を尽くして下さいました。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ ………………………………………… 国会議員に届けよう!キャンペーン中 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞) www.nodu-hiroshima.org/
ICBUWとして福山外務副大臣と面談(3/17)—劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める
2010年3月22日 皆様 3月17日に外務省で、福山哲郎外務副大臣と面会し、「劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書」を、賛同団体・個人(3月17日時点で、33団体、261個人)のリストとともに、提出致しました。副大臣には、連日の国会での外交諸問題の審議で多忙を極めている中にもかかわらず、要請書の手渡しと趣旨説明のため、30分あまり面会を、急遽受け入れて頂くことができました。ICBUWとして外務副大臣と面会できたのは、今回が初めてのことです。「要請書」に賛同して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 私たち「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からは、運営委員として森瀧春子と振津かつみが「要請書」を提出しました。先日の「ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」の事務局を担当して下さった阪口直人議員(民主党)、そして社民党からは福島みずほ議員・大臣秘書の上田恵子さん、服部良一議員秘書の市来ばん子さんが同席して下さいました。(服部議員も同席予定だったのですが、面会時間が直前になって変更になり、残念ながら同席して頂けませんでした。尚、服部議員は3月10日の外務委員会で、劣化ウラン兵器に関する質問もされています。) 会談の冒頭、阪口議員から、2月5日に開かれた「第1回・劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」をふまえ、次のような明確な発言がありました——「これまで私は地雷やクラスター爆弾について取り組んできた。劣化ウラン兵器が使われ続ける中で、現実に問題が起きていることをふまえ、予防原則に基づいた対応が必要。ベルギーやコスタリカなど、禁止に取り組んでいる国もすでにある。日本政府としても、先日、岡田外務大臣がイラク戦争について検証する方向でゆきたいと、私の質問に対して答えて下さった。人権ということを日本の外交の基本にしてゆくべきだと考える。」 振津、森瀧からは、ウラン兵器が「非人道的無差別殺傷兵器」であり、繰り返し使用されていることからも国際的禁止が急務であること、「被爆国」日本こそが同兵器の禁止にむけて国際的リーダーシップを発揮して取り組むべきであること、二度の国連総会決議等を経て、世界の国々の中にも禁止に向けた新たな動きが出始めていることなど説明しました。そして、政権交代を実現した新政権として、前政権とは違って積極的にウラン兵器禁止の課題に取り組むよう、強く要請しました。 また、緊急の課題のひとつとして、今年秋の国連総会に向け、「劣化ウラン兵器の健康・環境影響」についての新たな見解を、夏前までに国連事務総長に提出するための作業に早急にとりかかるよう担当部署に指示を出すように求めました。さらに、要請項目にそって、被害調査と被害者支援、沖縄をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題についても説明しました。 福山外務副大臣は、30分という短時間の面会の中で、劣化ウラン兵器問題の現状と経緯について、様々な角度からの質問を私たちに積極的に投げかけられ、それに答える中で様々な関連事項について報告することができました。やりとりは、これまでのウラン兵器問題の経緯、日本の前政権の同問題に関する政策、国連決議での各国の投票結果、ウラン兵器所有・製造国の現状、素材である「劣化ウラン」の入手経路、核不拡散問題との関連、在日米軍基地での貯蔵の現状と前政権の対応、実際にウラン兵器が使用された地域での国際機関の調査の現状、等々にわたりました。 最後に福山外務副大臣は、国連決議に日本政府も賛成票を投じていることをふまえ、それ以上の見解を日本政府として提出できるかどうかについて、担当部署に確認して検討すると述べました。 (福山外務副大臣には、関連の諸資料とあわせて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』と「NO DUキャンペーン用・写真ハガキセット」を渡したところ、本は購入して下さいました。) 今回の外務副大臣への要請書提出と会談をひとつの契機として、日本政府に対して、ウラン兵器禁止に向け具体的かつ積極的に取り組むよう、引続き強く求めてゆきたいと思います。特に秋の国連総会に向けては、夏までの取り組みが重要です。4月、5月と、政府/外務省、国会議員への働きかけも、適宜取り組みたいと思いますので、引続きどうぞご協力お願い致します。世界の運動と連帯し、日本の全国各地で、ウラン兵器禁止の声を強め、政府を動かしてゆきましょう。 なお、特に今回の福山外務副大臣との面会の実現には、福島議員事務所秘書の上田恵子さんが、大変力を尽くして下さいました。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ ………………………………………… 国会議員に届けよう!キャンペーン中 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞) www.nodu-hiroshima.org/
ICBUWとして福山外務副大臣と面談(3/17)—劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める
2010年3月21日 皆様 3月17日に外務省で、福山哲郎外務副大臣と面会し、「劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書」を、賛同団体・個人(3月17日時点で、33団体、261個人)のリストとともに、提出致しました。副大臣には、連日の国会での外交諸問題の審議で多忙を極めている中にもかかわらず、要請書の手渡しと趣旨説明のため、30分あまり面会して頂くことができました。ICBUWとして外務副大臣と面会できたのは、今回が初めてのことです。「要請書」に賛同して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 私たち「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からは、運営委員として森瀧春子と振津かつみが「要請書」を提出しました。先日の「ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」の事務局を担当して下さった阪口直人議員(民主党)、そして社民党からは福島みずほ議員・大臣秘書の上田恵子さん、服部良一議員秘書の市来ばん子さんが同席して下さいました。(服部議員も同席予定だったのですが、面会時間が直前になって変更になり、残念ながら同席して頂けませんでした。尚、服部議員は3月10日の外務委員会で、劣化ウラン兵器に関する質問もして下さっています。) 会談の冒頭、阪口議員から、2月5日に開かれた「第1回・劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」をふまえ、次のような明確な発言がありました——「これまで私は地雷やクラスター爆弾について取り組んできた。劣化ウラン兵器が使われ続ける中で、現実に問題が起きていることをふまえ、予防原則に基づいた対応が必要。ベルギーやコスタリカなど、禁止に取り組んでいる国もすでにある。日本政府としても、先日、岡田外務大臣がイラク戦争について検証する方向でゆきたいと、私の質問に対して答えて下さった。人権ということを日本の外交の基本にしてゆくべきだと考える」との発言がありました。 振津、森瀧からは、ウラン兵器が「非人道的無差別殺傷兵器」であり、繰り返し使用されていることからも国際的禁止が急務であること、「被爆国」日本こそが同兵器の禁止にむけて国際的リーダーシップを発揮して取り組むべきであること、二度の国連総会決議等を経て、世界の国々の中にも禁止に向けた新たな動きが出始めていることなど説明しました。そして、政権交代を実現した新政権として、前政権とは違って積極的にウラン兵器禁止の課題に取り組むよう、強く要請しました。 また、緊急の課題のひとつとして、今年秋の国連総会に向け、「劣化ウラン兵器の健康・環境影響」についての新たな見解を、夏前までに国連事務総長に提出するための作業に早急にとりかかるよう担当部署に指示を出すように求めました。さらに、要請項目にそって、被害調査と被害者支援、沖縄をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題についても説明しました。 福山外務副大臣は、30分という短時間の面会の中で、劣化ウラン兵器問題の現状と経緯について、様々な角度からの質問を私たちに投げかけて下さり、その結果、様々な関連事項について報告することができました。やりとりは、これまでのウラン兵器問題の経緯、日本の前政権の同問題に関する政策、国連決議での各国の投票結果、ウラン兵器所有・製造国の現状、素材である「劣化ウラン」の入手経路、核不拡散問題との関連、在日米軍基地での貯蔵の現状と前政権の対応、実際にウラン兵器が使用された地域での国際機関の調査の現状、等々にわたりました。 最後に福山外務副大臣は、国連決議に日本政府も賛成票を投じていることをふまえ、それ以上の見解を日本政府として提出できるかどうかについて、担当部署に確認して検討すると述べました。 (福山外務副大臣には、関連の諸資料とあわせて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』と「キャンペーン用・写真ハガキセット」を森瀧さんが渡したところ、本は購入して下さいました。) 今回の外務副大臣への要請書提出と会談をひとつの契機として、日本政府に対して、ウラン兵器禁止に向け具体的かつ積極的に取り組むよう、引続き強く求めてゆきたいと思います。特に秋の国連総会に向けては、夏までの取り組みが重要です。4月、5月と、政府/外務省、国会議員への働きかけも、適宜取り組みたいと思いますので、どうぞご協力お願い致します。世界の運動と連帯し、日本の全国各地で、ウラン兵器禁止の声を強め、政府を動かしてゆきましょう。 なお、特に今回の福山外務副大臣との面会の実現には、福島議員事務所秘書の上田恵子さんが、大変力を尽くして下さいました。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ 国会議員に届けよう!キャンペーン中 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞) www.nodu-hiroshima.org/
第一回「ウラン兵器禁止」国会議員勉強会開催される
2月13日 皆様 2月5日、衆議院第二議員会館で開催された「劣化ウラン兵器禁止に関する議員勉強会」は、同兵器禁止に向けた超党派国会議員の議論の場として、とても有意義な「勉強会」となりました。この「勉強会」は、「ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)—ジャパン」が働きかけ、民主、社民、国民新党、自民、公明、共産、みんなの七党の10人の国会議員が連名で開催を呼びかけて開催されたものです。新政権成立後、初めて「ウラン兵器禁止」を明確に掲げた勉強会として開催されました。当日は30名を越える国会議員及び議員秘書(10議員の本人出席も含め、26の議員事務所から)が参加し、活発な質疑応答、議論がなされました。 ICBUW運営委員として嘉指、振津が、「ウラン兵器の非人道性と禁止に向けた日本の役割/国際的な動き」を報告し、「日本イラク医療支援ネットワーク」(JIMネット)事務局長の佐藤真紀氏が「イラクの小児がんに苦しむ子ども達の医療支援の現状」を報告しました。 参加された各党の議員からは、非人道的兵器であるウラン兵器の禁止に向けて、日本がもっと積極的な役割を果たすべきだという意見が相次いで出されました。そして新政権の下で、具体的な「結果を出してゆける」ように、議論を早急に進めるための議員勉強会として、今後も続けて行きたいという意向が表明されました。 今回の勉強会の写真(撮影:豊田直巳)を下記サイトにアップしましたので、ご覧ください。 http://www.nodu-hiroshima.org/ 今後も皆さんとともに「ウラン兵器禁止キャンペーン」を盛り上げ、このような国会議員の動きも促し、ウラン兵器禁止と被害者支援に向けて日本政府が積極的役割を果たすよう求めてゆきたいと思います。 下記の対政府「要請書」への賛同も、引続きよろしくお願い致します。 「要請書」の提出日はまだ確定しておりませんが、できれば2月中ということで調整中です。まだ間に合いますので、まだの方、よろしく願いします。周囲の方々にもぜひ拡げて下さい! ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ 。。。。。。。。。。。。。。。 (以下、要請文、再掲。)
第1回「劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」
2月5日、衆議院第二議員会館で開催された「劣化ウラン兵器禁止 に関する議員勉強会」は、同兵器禁止に向けた超党派国会議員の議 論の場として、とても有意義な「勉強会」となりました。この「勉 強会」は、「ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)― ジャパン」が働きかけ、民主、社民、国民新党、自民、公明、共 産、みんなの七党の10人の国会議員が連名で開催を呼びかけて開 催されたものです。新政権成立後、初めて「ウラン兵器禁止」を明 確に掲げた勉強会として開催されました。当日は30名を越える国 会議員及び議員秘書(10議員の本人出席も含め、26の議員事務 所から)が参加し、活発な質疑応答、議論がなされました。 ICBUW運営委員として嘉指、振津が、「ウラン兵器の非人道性と禁止 に向けた日本の役割/国際的な動き」を報告し、「日本イラク医療 支援ネットワーク」(JIMネット)事務局長の佐藤真紀氏が 「イラクの小児がんに苦しむ子ども達の医療支援の現状」を報告し ました。 参加された各党の議員からは、非人道的兵器であるウラン兵器の禁 止に向けて、日本がもっと積極的な役割を果たすべきだという意見 が相次いで出されました。そして新政権の下で、具体的な「結果を 出してゆける」ように、議論を早急に進めるための議員勉強会とし て、今後も続けて行きたいという意向が表明されました。 今回の勉強会の写真(撮影:豊田直巳)を下記サイトにアップしま したので、ご覧ください。 www.nodu-hiroshima.org/ 今後も皆さんとともに「ウラン兵器禁止キャンペーン」を盛り上 げ、このような国会議員の動きも促し、ウラン兵器禁止と被害者支 援に向けて日本政府が積極的役割を果たすよう求めてゆきたいと思 います。 ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ
劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書(案)
下記の対政府「要請書」への賛同をお願い致します。 「要請書」の提出日はまだ確定しておりませんが、できれば本年度2月中 ということで調整中です。まだ間に合いますので、まだの方、よろ しく願いします。周囲の方々にもぜひ拡げて下さい! 「要請文」への賛同のご連絡は下記まで(できるだけメイルか ファックスで)お願いします。 「ICBUWジャパン」連絡先:〒663-8183 西宮市里中町 2-1-24 振津かつみ E-mail: du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp または f-katsumi@titan.ocn.ne.jp Fax: 0798-44-2614 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要 請書(案) 2010年1月◯◯日 内閣総理大臣 鳩山 由紀夫 様 外務大臣 岡田 克也 様 劣化ウラン兵器は、地雷やクラスター爆弾と同じく、国際人道・人 権法に反する「非人道的無差別殺傷兵器」であり、国際的に禁止さ れるべき兵器です。 劣化ウラン弾が、戦車などの固い標的に当たると高熱を発して燃え 上がり、装甲を貫通し、劣化ウランの微粒子が広い範囲に散らばっ て環境を汚染します。兵士のみならず一般市民も、劣化ウランの微 粒子を吸い込むなどして体内から被曝します。そして汚染と被曝 は、戦争が終わっても長期にわたって続きます。劣化ウラン兵器は 核兵器(=核エネルギーを破壊・殺傷に用いる兵器)ではありませ んが、核兵器と同じく放射能汚染と被曝をもたらします。劣化ウラ ンは、放射性毒性と化学毒性を合わせ持ち、がんを引き起こすな ど、健康に様々な有害作用を及ぼすことが、動物実験などによりす でに科学的に証明されています。 このような劣化ウラン兵器に対し、「国連差別防止及び少数者保護 に関する小委員会」(1999年に「人権促進・擁護小委員会」 と改称)は、1996年、人権擁護の立場からも、核兵器、化学…
11・28 ウラン兵器廃絶を求める国際共同行動デーin福岡
~~憲法9条を活かし、核兵器とウラン兵器の廃絶をめざして!~~ ☆☆☆ お互いの平和への思いをわかちあいましょう ☆☆☆ ――11・28 ウラン兵器廃絶を求める国際共同行動デーin福岡 ―― 《 講演 ・ アピール ・ 歌と語り 》 ☆ 嘉指信雄さん (ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)・ヒロシマ・オフィス代表) 講演「次は劣化ウラン兵器禁止だ!ICBUW国際キャンペーンの展望」 ☆ 西山進さん (長崎で被爆。漫画家・福岡市原爆被害者の会顧問) 証言「核兵器のない世界」に生きたい! ☆ 石村善治さん (九条の会・福岡県連絡会 代表世話人) アピール「憲法九条は世界の宝」 ☆ 野中宏樹さん (鳥栖キリスト教会牧師) 歌と語り「原発なしに平和に暮らしたい」 日 時:11月28日(土)14:00~16:30(開場13:30) 場 所:福岡カテドラルセンター・大名町カトリック教会 一階・講堂 福岡市中央区大名2-7-7(西鉄グランドホテル前) 地図はこちら → fcsf.web.infoseek.co.jp/tizu.html 参加費:500円 大学生以下無料 主 催:「憲法9条を活かし、核兵器とウラン兵器の廃絶をめざして!」実行委員会 連絡先:青柳行信 〒812-0041福岡市博多区吉塚5-7-23 電話 080-6420-6211 Eメ-ル:y-aoyagi@r8.dion.ne.jp 賛同団体:核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡 /六本松9条の会 / 日本キリスト教婦人矯風会福岡支部/…
WHOに一緒にアピールしよう:「劣化ウランは健康に有害!」
―2009ICBUW国際共同アクション― 2009年11月6日 皆様 ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)は、全世界かららWHO、UNEP、IAEAに対して、「来年の国連総会にむけ、劣化ウラン兵器の健康と環境への危険性を正しく評価した見解を出すよう」求める手紙やカードを送るキャンペーンを、この11月の「国際共同行動デー/月間」から開始しようと準備中です。近日中に、「要請レター」文のモデルをご紹介できるかと思います。日本各地での「国際共同行動デー/月間」の取組みの中でもぜひ拡げて下さい。 2008年12月に採択された「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用による影響」に関する国連決議に基づき、国連事務総長は加盟国に対し、同兵器使用がもたらす影響に関する見解を求めると同時に、WHOなど関連国際機関に対し、その見解を「適切な形で更新し」来年2010年の国連総会まで(「締め切り」は5月末頃)に、新たな見解を報告することを求めています。 とりわけ健康影響評価については、WHOの見解が国際的に大きな影響力を持っています。これまでWHOは、劣化ウランの健康への悪影響を示す「一貫した証拠がない」「人間への影響を示すデータが少ない」等々を理由に挙げ、劣化ウラン兵器使用の危険性を正しく評価せず、結果的に同兵器が継続して使用されることを容認してきました。このようなWHOの見解は、同兵器の規制・禁止に対し消極的な国々の政策のひとつの論拠ともされてきました。 ICBUWは、来年の国連総会に向け、WHOなど関連国際機関が、これまでの見解を改め、ウラン兵器の環境や健康への危険性を正しく評価した報告を提出するようプッシュするための取組みを進めています。 9月中旬には、「ICBUW運営委員/科学チーム」のメンバーとして振津が、英国のICBUW国際事務局のDavid Cullenとともに、ジュネーヴで、WHOの評議国を中心に10カ国の国連代表部を訪問しました。そして、従来のWHO報告の問題点を指摘し、来年5月の第63回WHO総会で、全てのWHO加盟国ーーとりわけ同兵器の影響を受けた国々ーーの保健省、WHO内外の専門家、関連NGO等が参加する、公開の議論を行うことが重要であると訴え、来年のWHO総会の議題に、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用が人体や環境に及ぼす影響に関する評価」を提案することを要請しました。 新たな議題提案の期限(WHOの規則によれば、今回は11月5日頃の予定)が迫っており、実際のところ、いずれかの加盟国がこのような提案を行うかどうか、非常に難しい状況ではありました。しかし、WHOのこれまでの報告の問題点をWHO評議国に知らせ、科学的な公開討論の必要性を訴えたことは、今後、WHOが見解を出す過程での議論にとっても重要な意義があるものです。私たちが訪問したWHO評議国のほとんどが、この問題の重要性を認め、ICBUWの要請に対し前向きの姿勢を示していました。 「ICBUWジャパン」としては、先月、日本政府に対して、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用が人体や環境に及ぼす影響に関する評価」を第63回WHO総会の議題として提案することを求める「要請文」(次のメイルで送ります)を提出しました。(提出に際しては、これまでに引続き、社民党の福島みずほ議員・大臣、民主党の近藤昭一議員にお世話になりました。) なお、日本政府に対しては、新政権の下で、ウラン兵器禁止に向けた積極的な政策を打ち出すよう求め、皆さんとともに対政府交渉(新政権の動きも見ながら、できれば年内に)にも取り組みたいと考えています。 今後ともどうぞよろしくご協力のほど、お願い申し上げます。 ICBUW運営委員:嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ