2004.4.30
「劣化ウラン兵器の使用禁止を求める意見書」採択 旭川市議会
NO DU ヒロシマ・プロジェクトMLより
—–Original Message—–
From: post-01032374-yuu=hiroshima-cdas.or.jp@post.freeml.com [mailto:post-01032374-yuu=hiroshima-cdas.or.jp@post.freeml.com] On Behalf Of Red Bear
Sent: Tuesday, April 20, 2004 1:27 PM
To: ML 劣化ウラン; ML 道平青年協; ML 旭平青年部
Subject: [cpnodu:0569] 旭川市議会「劣化ウラン兵器の使用禁止を求める意見書」
旭川平和委員会青年部の由井です。
ちょっと古い話になってしまいましたが、旭川市議会の第1回定例会で「劣化ウラン兵器の使用禁止を求める意見書」が全会一致で採択されました。2月に札幌の今井くんが旭川で精力的に活動されていたと聞いていますので、その成果ではないでしょうか。
提出者は15名。
無所属4名
民主党6名
共産党3名
社民党2名
全会一致ということなので、自民党系3会派、公明党も賛成した模様。国会でも同様の態度をとってほしいものです。以下に紹介します。
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劣化ウラン兵器の使用禁止を求める意見書
イラク戦争では、1991年の湾岸戦争に引き続いて、大量の劣化ウラン兵器が使用された。米英軍は大量の劣化ウランを、対戦車砲やバンカーバスター、精密誘導弾、巡航ミサイルなどに使用し、イラク全土にまき散らした。
半減期45億年の放射性物質ウラン238=劣化ウランは安価で重いために弾頭に多用され、戦車の装甲を貫通し内部の人間を焼き尽くす兵器として恐れられている。これが戦場で使用される際には、劣化ウランが細かいちりとなって大気中に拡散し、呼吸によって人間の肺に取り込まれたり、地下水を汚染して長期にわたって農作物を汚染することになると考えられている。
湾岸戦争後、イラクの人々や米軍の帰還兵、その子供たちに広がった健康被害の原因と推測され、国連の人権小委員会でも核兵器などと並ぶ非人道的兵器として使用禁止決議が採択されている。
無差別に被害を与え、将来に生まれてくる子どもたちにまで被害が及ぶ劣化ウラン兵器は、まさに悪夢の兵器と言うべきものである。本議会は、広島・長崎の悲惨な体験を持ち、被爆医療で高い水準を持つ日本こそが、劣化ウラン禁止の先頭に立ち、汚染の調査、医療支援などに積極的に取り組むべきだと考える。
よって、国においては、次の点に取り組むよう要請するものである。
1 劣化ウラン兵器の保有、使用を行わないこと。
2 劣化ウラン兵器禁止の立場を明確にし、既に保有する国に対して廃棄を促すこと。
3 イラク戦争で使用された劣化ウラン兵器の影響について調査し、必要な医療支援を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
旭川市議会
2004.4.29
EC(欧州委員会)、劣化ウラン汚染の調査へ
NO DU ヒロシマ・プロジェクト 翻訳転載
EC(欧州委員会)、劣化ウラン汚染の調査へ
[スコットランドの新聞『ギャロウェイ・ニューズ』(4月15日付)から]
スコットランドの劣化ウラン弾射爆場周辺の環境汚染について、欧州委員会が調査をすることになったという記事です。欧州議会での議論では、「たとえ有害性が立証されていないとしても、低レベル放射性廃棄物を海洋に廃棄することは違法である」といった主張がされたようですので、重要なニュースだと思います。(調査の具体的スケジュールなどについては、記事からは分かりませんが。)
(なお今回の訳は、小泉直子さんの訳を繁沢敦子さんがチェックしてくださったものです。)
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The Galloway News (Scotland), April 15, 2004
EC to probe DU pollution
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EC、劣化ウラン汚染の調査へ
欧州委員会(EC)は、ソルウェー湾に射ち込まれた劣化ウラン弾による放射能汚染の可能性を調査する予定。
スコットランド民族党の影の欧州大臣、ニール・マコーミック欧州議会議員は、先月この問題に関して憂慮していると欧州議会で発言した。欧州委員会はダンドレナン射撃場からの発射による汚染の可能性を調査することに合意した。
マコーミック議員は欧州議会で、劣化ウラン弾をソルウェー湾の海底に捨てているのは国際法に違反すると主張した。たとえ有害だという確たる証拠がなくとも、低レベル放射能廃棄物を投棄するのは違法だと同議員は述べた。
マルゴット・ヴァルストローム環境担当委員はマコーミック教授にあてた手紙の中で、この種の廃棄物は一般の廃棄物法の規制外であることに同意し、同僚のデパラシオ委員に対してこの問題を調査するよう依頼したと述べた。
デパラシオ委員は放射能防護問題の責任者である。
マコーミック教授は「委員会がこの環境への脅威を真剣に受け止めてくれてうれしい。国防省は放射性物質に関する国内法の規制を受けなくとも、国際的な義務には従わねばならない」と述べた。
スコットランド南部選出のスコットランド議会議員、アラスデア・モーガンは「DUが人間の生活や環境にとって有害だという証明の有無にかかわらず、国防省はソルウェー湾に廃棄物を捨ててはならない。いかなる物でもソルウェー湾に何千も投棄すれば、深刻な問題になるだろう。それが国防省みずから兵士たちに対して有害の可能性があると警告している物ならば、なおさらである」と述べた。
(訳:小泉直子・繁沢敦子)
Galloway News
EC to probe DU pollution
THE POSSIBILITY of radioactive pollution from depleted uranium shells fired into the Solway is to be investigated by the European Commission.
SNP Shadow Minister for Europe Neil MacCormick MEP raised concerns in the European Parliament last month and the commission have now agreed to look into possible pollution stemming from the firing from Dundrennan range.
The MEP had claimed in the European Parliament that depleted uranium shells littering the seabed in the Solway Firth breach international law. He said that dumping low-level radioactive waste in the sea was illegal, even if there was no conclusive evidence that it is harmful.
In a letter to Prof. MacCormick, Environment Commissioner Margot Wallstrom has agreed that this kind of waste is not covered by the regular waste legislation, and has asked her colleague Commissioner de Palacio to look into the matter.
Cmmr de Palacio is responsible for issues related to radioactive protection.
Prof. MacCormick said: “I am very pleased the Commission have taken this environmental threat seriously. The MoD is exempt from domestic legislation covering radioactive substances, but it still has to live up to international obligations.”
South of Scotland MSP Alasdair Morgan said: “I have always argued that, whether or not DU is proven to be harmful to human life or to the environment, the MoD should not be littering the Solway with their waste. It would be a matter of serious concern were an organisation to dump thousands of any object in the Solway, let alone a substance which the MoD themselves have warned their troops might be harmful.”
2004.4.12
”フレンドリー・ファイアー” ICBUW(ウラン兵器禁止国際連合)ニュースレター
”フレンドリー・ファイアー” ICBUW(ウラン兵器禁止国際連合)ニュースレター
(左党周一 仮訳)
(まだ翻訳途中です2004.4.21更新)
EDITORIAL
社説
この社説を書いている時点で、イラクにおける日本人人質の状態は、不透明なままだ。「サラヤ・アル・ムジャヒディン」は3人の日本市民を拉致した。その一人が劣化ウラン弾問題に取り組む、今井紀明さん(18)だ。NO DU ヒロシマプロジェクト他劣化ウランの軍事利用に反対する日本の団体は今井紀明さんを他2名の人質を救うため緊急のアピールを行った。ジャーナリストとして紀明さんは、DU汚染による放射性の病気の調査にイラクに向かった。彼は、DUによって起こされた被害を明らかにする絵本を出版する積りである。彼は、できるだけ多くの人に、被害の実態を知ってほしいと言う、誠実な欲求から運動している。
わたしたちは、皆さんに、人質を自由にするために、個人的なコンタクトをとることを呼びかけます。ダゲスタンにおいてオランダ人が最近解放されたのはスピードスケートコーチと、サッカートレーナーの仲裁によるものだった。
話は変わって、ニューヨークデーリータイムズは、4月3日、健康問題を抱えてイラクから帰ってきた九人の米兵のうち四人の尿からDUが発見されたと報じた。その兵士らは、アル・ムサンナ州の首都・サマワに駐留しており、サマワは、オランダ・日本・モルドバの兵士が目下駐留している。
草の根や他のNGO,政治化や研究所で、影響地域の清掃とDU被害の調査を求めるもののリストは、ここ数年、着実に育っている(=数が着実に増えている)。イギリスの王族や、アメリカの経理担当の将軍でさえ名を連ねている。しかし、これまで何も起きてこなかった。
ICBUWは、兵器のDUの軍事使用をすぐに禁止するよう熱望する。
国際局は、幅広い研究を始め、コーディネートしている。たとえば、目下、国連に、DU兵器の軍事使用を禁止するための条約案を持ち込むための、最も適切な、スポンサーとなってくれる州や、協力スポンサーを申し出てくれる州を決めるために、アセスメントが行われている。
我々は、5月のICBUWの設立後、逐一進行状況をお伝えします。メンバーの区分について、ただちに、決定がされなければなりません。
一方で、ベルギーでは、2度会合を既に持っている国家連合が発足する。こうした国家連合は、政府に対してロビーを行う手段であり、オピニオンリーダーたちに影響を広めるための大衆行動や会議の組織の手段である。
最初の「同士討ち」問題が目玉とするのは、マーテン・H/J・バンデン・ベルグ(RISQ)からの、サマワでの新事実についての投稿、ダン・ビショップ(IDUST)のDUの正確な情報を発表する必要性についての投稿、グレーテル・マンロー(草の根平和行動)の、米国マクデルモット法案と米国予算局についての投稿である。
Website: www.bandepleteduranium.org<http://www.bandepleteduranium.org>
Amsterdam, 12 April, 2004
リジ- ブローム
ヘンク バン デル カール
ICBUW 書記局
アムステルダム 2004年4月12日
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The McDermott Bill
By Gretel Munroe | Grassroots Actions for Peace<www.grassrootsconcord.org/>
ビル・マクデルモット議員は、ワシントン州選出の下院議員の一人だが、医師でもあり、しばしば、湾岸戦争の帰還兵の病気について考えてきた。彼は伝えられた医学的異変について評価するため個人的にイラク入りしている。彼は小児科医と話し合い、子どものガンの比率が増えていることと、先天的異変が幼児に増えている事についての彼ら・彼女らの考えを知った。
これらは、DU弾丸が製造されたり、テストされたりした世界のほかの地域(たとえばマサチューセッツ州コンコルド、テネシー州・ジョーンスボロー、ニューメキシコ州ソコロ)で観察されたのと同じ健康問題である。2003年春、彼は帰るやいなや、下院に、DU兵器の軍事使用を凍結することを求める法案を提出した。
明確に、その法案は、毒物および疾病登録庁や疾病管理防止センターにより共同で行われるDUの健康への影響の研究を求めている。加えて、法案は、環境保護庁に対して、DU弾丸が製造されたり、試射で使用されたりしたアメリカ国内の場所を特定し、可能性のあるDU汚染について、これらの場所の空気や水や土を調べる事としている。
現在、マクデルモット法案は3つの委員会に上程されている。健康小委員会、エネルギー商業委員会、そして軍人委員会である。
当初、マクデルモット法案は、共同提案者は6人だった。民主党、マサチューセッツ州選出の下院議員・エドワード・マーケイも、当初からの共同提案者の一人である。現在は31人である。マクデル・モット事務所は、少なくとも50人の共同提案者がいることを望んでいる。「草の根平和行動」は、他の草の根グループと組んで、この問題に取り組む事、共同提案者を増やす事を意図している
。
ヒラリークリントン上院議員や、エドワード・ケネディー上院議員といった別の上院議員に、上院に、連携した法案が出るよう働きかける運動も進行中だ。こうした法案は、基本的に、劣化ウランによる健康への影響を研究すること、DUで汚染されたアメリカ国内の場所を環境浄化するよう求め
ている。
数年前、シンシア・マッキンニー下院議員(民主、ジョージア州)が、下院に、劣化ウラン弾の禁止に加え、DUが無害と立証されるまで、DU兵器の製造と使用の禁止も含んで求めた法案を、下院に提出した。マッキンニ-下院議員は、2002年の中間選挙前に予備選挙で敗れ、法案は廃案となった。上院に出るかもしれない法律もこれ以上はおそらく進まないだろう。
マクデルモット法案 1483号は、以下で見る事が出来る。
thomas.loc.gov/cgi-bin/query/C?c108:./temp/~c108lOEj0S<thomas.loc.gov/cgi-bin/query/C?c108:./temp/~c108lOEj0S>
Subject: ICBUW NEWSLETTER, APRIL 12, 2004
‘Friendly Fire’ Newsletter 1
Posted on 12 April 2004 by ICBUW<www.bandepleteduranium.org>
In this Issue:
Editorial<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=News&file=article&sid=120>
Report: The McDermott Bill<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=News&file=article&sid=120#mcdermott>
Report: GAO Study<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=News&file=article&sid=120#gao>
Article: Let’s get the story straight<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=News&file=article&sid=118>
Report: Dutch Military in Iraq<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=News&file=article&sid=119>…
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Editorial
At the moment of writing this editorial, the situation of the Japanese hostages in Iraq still remains unclear. A group named the “Saraya al-Mujahidin” kidnapped three Japanese civilians. One of them, Noriaki Imai, 18 years old, works on the Depleted Uranium (DU) issue. The NO DU Hiroshima Project and five other Japanese organisations against the military use of DU have done an emergency appeal to save Noriaki Imai and the other two hostages. As a journalist, Noriaki went to Iraq to investigate cases of radiation sickness due to DU contamination. He has planned to publish a picture collection revealing the damage caused by DU. He is working from a sincere desire to let as many people as possible know the reality of the damage.
We call on everyone to use their personal contacts to try to free the hostages. A recent release of a Dutchman held hostage in Dagestan was mediated by a speed skate coach and a soccer trainer!
Meanwhile, the New York Daily News on April 3 reported that DU was found in the urine of 4 out of 9 US soldiers coming back home from Iraq with health problems. The GI’s were stationed in As Samawah, the capital of Iraq’s province Al Muthanna, which is also the area where currently Dutch, Japanese and Moldavian troops are staying. Apparently realizing that this news reveals a serious situation, no one less than Senator Hillary Clinton immediately demanded health checks for all returnees from Iraq.
The list of grassroots and other non-governmental organisations, politicians and institutes that demand a clean up of affected areas and to investigate DU poisoning has steadily grown over the years. Even the British Royal Society and the US General Accounting Office have joined the list. However, nothing has happened so far. Because of this, ICBUW is zealous for an immediate ban on the military use of DU in weapons.
The ICBUW Office has started and coordinates a wide range of actions. For example, an assessment is currently carried out to determine the most appropriate sponsor state, which will bring the draft Convention for the prohibition on the military use of DU in weaponry into the United Nations, and other states, which would be willing to serve as a co- sponsor. We keep you posted on developments after a May ICBUW meeting with the founding organisations. Decisions have to be made, for instance, about the membership criteria.
Meanwhile, in Belgium, a National Coalition is set up which has already met twice. Such National Coalitions are a means to lobby governments, and to organise public actions and meetings to influence the opinion makers.
This first issue of FRIENDLY FIRE features contributions from Maarten H.J. van den Berg (RISQ) on developments in As Samawah, Dan Bishop (IDUST) on necessity to publish correct information on DU, and Gretel Munroe (Grassroots Actions for Peace) on the US McDermott Bill and the US General Accounting Office.
Lizzy Bloem,
Henk van der Keur,
ICBUW Office
Amsterdam, The Netherlands
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The McDermott Bill
By Gretel Munroe | Grassroots Actions for Peace<www.grassrootsconcord.org/>
On April 10, 2003 Congressman Jim McDermott (D-Washington) introduced the Depleted Uranium (DU) Munitions Study Act of 2003 (H.R. 1483) to the U.S. House of Representatives. Specifically the bill asks for studies of the health effects of DU to be done jointly by the Agency for Toxic Substances and Disease Registry and the Center for Disease Control and Prevention. In addition, the bill would require the Environmental Protection Agency to identify sites in the U.S. where DU munitions had been manufactured or used as in test firing, and would study the air, water and soil/vegetation at these sites for possible DU contamination. The bill also requires clean-up of contaminated sites.
At the present time the McDermott Bill is in three committees: the House Subcommittee on Health, the Committee on Energy and Commerce and the Committee on Armed Services.
Congressman McDermott, a physician, has been concerned about Gulf War veterans’ illnesses for some time. He has also been to Iraq where he talked with pediatricians and learned of their concerns about increased cancer rates in children and increases in congenital abnormalities in infants.
Initially the McDermott Bill had six co-sponsors in Congress. My congressman, Edward Markey, (Democrat, Massachusetts) was one of the original co-sponsors. There are now 31. McDermott’s office would like to have at least 50 co-sponsors. Grassroots Actions for Peace intends to work on this issue and increase the number of co-sponsors in conjunction with other grassroots groups.
The McDermott Bill, H.R. 1483, can be accessed at Thomas.loc.gov/ by plugging in the number of the bill on the computer screen.
There is a movement in progress to ask different Senators such as Sen. Hilary Clinton and Sen. Edward Kennedy to work towards having a companion bill in the Senate. Such a bill would essentially ask for studies of the health effects of depleted uranium and an environmental clean-up of sites in the U.S. contaminated by DU. However, it might be a somewhat different bill. Several years ago, Congresswoman Cynthia McKinney introduced a bill in the House of Representatives asking in addition for a ban on DU munitions, including manufacture and use of DU weapons until it could be proved that DU was harmless. Congresswoman McKinney lost in the primaries (before the 2002 elections) and consequently the bill died. A possible Senate bill would probably not go this far.
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GAO Study
by Gretel Munroe | Grassroots Actions for Peace<www.grassrootsconcord.org/>
The U.S. General Accounting Office (GAO) is doing a study of the health effects of exposure to DU in veterans of the 1991 Gulf War as well as policies of the Departments of Defense and Veterans Affairs in identifying and medically treating veterans exposed to DU. Congressmen Robert Filner (Democrat of California) and Ciro Rodriquez, (Democrat, Texas) persuaded the GAO to take on this study. Results of the study will be available by June.
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Let’s get the story straight
by Dan Bishop | IDUST<www.idust.net/>
Let’s get the story straight
Posted on 12 April 2004 by ICBUW<www.bandepleteduranium.org>
Once again, I find myself cringing at an op-ed piece about depleted uranium written by a well-meaning but misinformed activist.
Don’t get me wrong. I’m more than pleased to see another article presenting the hazards and problems associated with DU brought before the public. We can’t get enough publicity, to be sure. Minor misstatements here and there probably don’t hurt our cause too much, but over time they could undermine our credibility. We don’t need to provide our opponents with ammunition.
DU or DU coating?
In this specific case, the author used the phrase “depleted uranium coated bullets” in one place and “depleted uranium tipped weapons” in another. The words “coated” and “tipped” are entirely wrong, and tend to leave the impression that not very much DU is involved. After all, take a bullet, paint it with a DU coating, and how much DU have you really used?
In fact, a 30mm DU bullet (those used by the A-10A Thunderbolt II aircraft) is almost SOLID depleted uranium (a small amount of titanium (1%) or molybdenum (2%) is added to make for a stronger alloy). Each shell contains 300 grams of DU. That’s 2/3 of a pound! These are the bullets fired from the 7-barrel GAU8A cannon in the A-10A’s nose. A 4 second burst from this gun delivers between 140 and 280 rounds, depending on the firing rate. 140 rounds spread approximately 93 pounds (42 kg) of DU into the environment. If a fully loaded gun, with its ammunition capacity of 1350 rounds, were fired till empty, 891 pounds (405 kg) of DU munitions will have been expended.
105mm and 120mm tank penetrators used by the US and UK armies in their Abrams and Challenger tanks are much larger. Each of these shells contains a long rod of SOLID depleted uranium alloy. Imagine a fat broom handle made out of DU. The DU rod in a 120mm penetrator is 27 inches (68 cm) long. The 105mm shells contain between 7.41 and 8.08 pounds (3.36 kg to 3.67 kg) of DU, and the 120mm shells contain between 6.90 and 8.69 pounds (3.13 kg and 3.95 kg) of DU.
As you can see, using the terms “tipped” and “coated” in a description of these munitions totally misrepresents the amount of environmental contamination from DU weapons. Military spokespersons are more than happy to let this error slip by.
Alpha, beta, gamma…
Another misconception is one that is perpetrated (purposely) by military spokespersons and is seldom corrected by the anti-DU activists debating them. “Depleted uranium is an alpha emitter,” they will say, “and alpha particles are the least penetrating type of radiation.” Everything in that statement is 100% correct. But the statement itself tells only half of the story – the half the military would like you to believe.
The nature of radioactive decay is such that alpha or beta emission from a radioactive atom results in that atom’s being transformed into a new and different element. When an atom of U- 238 (the 99.8% component of DU) emits an alpha particle, it decays into an atom of thorium, Th-234, which is also radioactive, but which is a BETA emitter. Furthermore, with a half life of only 24.1 days, this thorium atom will soon decay, emitting its beta particle, and transforming itself into an atom of protactinium, Pa- 234, which is ALSO a beta emitter, and has a half life of 6.75 hours. So within hours, that atom also decays and emits its beta particle. Both of these beta decays are accompanied by strong GAMMA ray emission as well. A gamma ray is a very high-energy X-ray, and is extremely penetrating.
To make a long story short, a sample of DU fresh out of the processing plant where it has just been purified, emits only alpha particles. But within days, testing that same sample will reveal beta and gamma radiation as well. After the sample is five or six months old, the concentrations of Th-234 and Pa-234 will have built up enough so that the amount of beta and gamma radiation from the sample will each be TWICE the amount of alpha radiation.
Thus external exposure to DU entails exposure to alpha, beta and gamma radiation. Although the skin will block alpha particles, beta and gamma radiation can penetrate beyond the dead outer skin layers and create damage to living tissue. Beta particles can penetrate up to 2 cm, while gamma radiation (which, through a process called the Compton effect) generates beta particle radiation all along its track through the body. Not all external exposure to alpha radiation is harmless, either. Cataracts, for example, can be caused by exposure to alpha radiation.
Just how radioactive is DU? I read a transcript the other day of a radio interview with a well known and widely traveled anti-DU activist. When her host asked if DU was radioactive, she replied, “Oh, yes. It is very radioactive.” Once again I cringed. I could only assume that she misspoke accidentally under the pressure of the microphone. I’ve been there, so I understand.
Most of the substances with which we come into contact every day are not radioactive at all. But of the substances that are radioactive, depleted uranium is one of the least radioactive substances known to man. The military has that fact right on the money. Generally, the longer a substance ‘s half-life, the lower its specific activity. U-238, with a 4.5 billion year half life, thus ranks near the bottom of the scale for radioactivity. One milligram of U- 238 has a specific activity of 14.4 Becquerel, which means it emits 14.4 alpha particles every second. For comparison, it is not uncommon for a particular radioactive substance to have a specific activity of several millions of Becquerels.
Now before you rip me to shreds for daring to say the truth about DU’s radioactivity, let’s remember that the important issue is NOT “how radioactive is DU”, but rather “how is DU’s radioactivity dispensed?” If DU shells merely shattered into fragments when striking a target, the larger pieces could be picked up and stored in a repository. Only a tiny fraction of the DU would remain behind as smaller fragments dispersed into the environment. Although this would increase the background radiation levels, the observable health effects on the exposed population would be difficult to measure. (Note, however, that the presence of radioactive transuranics in the DU, such as plutonium, neptunium and americium, totally nullifies this last statement.)
However, this is not how a DU shell behaves. When the penetrator strikes a hard object, its kinetic energy is converted to heat. The heat causes the DU to ignite. Military studies report that from 10% to 70% of the DU in the penetrator is converted to micron-sized aerosol particles of DU-oxide. Other studies show that over 50% of these particles are smaller than 5 microns in diameter. Particles that small, when inhaled, become permanently lodged into the deepest recesses of one’s lungs.
Inside the lungs, these particles are in intimate contact with living cells. No layer of dead skin stands between the particle and live tissue. Every alpha, beta and gamma ray that is not absorbed internally by the particle itself slices a path of destruction through living tissue. Over a year’s time, 1 mg of DU undergoes over 450 million alpha decays, and the decay products (thorium and protactinium) produce over 900 million beta decays and release over 900 million gamma rays. Because the DU-oxide particles are so small, it can be assumed that a significant fraction of that radiation actually makes it into the victim’s body tissue.
Dr. Durakovic has been able to estimate the initial DU-oxide body burden of several 1991 Gulf War veterans by measuring the levels of DU in their urine nine and ten years after the war (a fact that in itself proves how long-lasting DU can be when absorbed into body tissues). He determined that these veterans had absorbed an average of 0.34 mg of DU that became permanently incorporated into their bodies. (Their initial actual exposure may have been much greater.) If this is the case, then over 750 million total radiation events (1/3 of the total given in the previous paragraph) have taken place in these veteran’s bodies every year, year after year, since 1991. Even if you assume that only a very small fraction of this radiation exits the particle, say 0.2%, this still results in 3.3 damaging radiation events every minute, or 1.7 million damaging events each year from the 0.34 mg of DU dispersed throughout the lungs in the form of 4.3 million 2.5 micron diameter particles.
Most scientists now believe that there is no safe level of exposure to ionizing radiation. This comes from a realization that cancer and genetic damage begins with unrepaired damage to crucial molecules (such as DNA) within a single cell. Molecular damage is exactly what takes place when alpha, beta or gamma radiation passes through a cell. Electrons are ripped from molecules as the ionized particles zip by. Each radiation event leaves a wake of disrupted molecules behind it, most in the form of free radicals. Alpha particles, being much larger and more massive than beta particles, can actually destroy whole cells. Although the body maintains a marvelous system for DNA repair and cell replacement, over time, with so many assaults, it is completely illogical to assume that no permanent damage takes place.
Atomicity
A new term was introduced in October, 2003 at the Hamburg World Uranium Weapons Conference. That term was “atomicity”. Dr. Yagasaki of Japan showed that the number of radioactive atoms produced from 800 tons of DU is equivalent to 83,000 Nagasaki sized atom bombs. Since that conference, this statistic was quoted on the radio during the aforementioned interview, and I have seen it appear in print as well.
Unfortunately, the comparison between DU contamination and the Nagasaki atom bomb explosion is very misleading. Over 100,000 residents of Nagasaki were killed in the atomic blast, either instantly or shortly afterwards due to exposure to the intense radiation, which included neutrons as well as alpha, beta and gamma radiation. Over 18,000 buildings were destroyed. Comparing the atomic bomb blast and its effects to those of depleted uranium is dramatic and delivers a strong emotional appeal, but the comparison based on number of radioactive particles released (atomicity) is quite meaningless.
Secondly, no effort is made to qualify the different types of “atomicity” involved. The U-238 atoms in that 392 tons of DU have a half-life of 4.5 billion years. In other words, their radioactive decay is spread out over such a long period of time that only half of them will have decayed by the time this Earth comes to its end in the Sun’s expanding corona. On the other hand, the majority of radioactive atoms dispersed over Nagasaki had much shorter half- lives. Many are essentially no longer radioactive, having progressed through 25 or 30 half-lives since 1945. But remember, the shorter the half-life, the more intense the radiation. Thus the Nagasaki victims who survived the initial blast were exposed to much more radiation in a very short period of time than the civilians in Iraq who have been exposed to depleted uranium, while the problem facing civilians where DU has been used is long term (read “forever”) and chronic.
Thirdly, the Nagasaki blast produced a tremendous mixture of radioactive substances, each having its own unique biological impact on survivors. Strontium-90 replaces calcium in bone tissue; iodine-131 becomes concentrated in the thyroid; cesium-137 is a natural replacement for potassium in the body. With DU, the principal isotopes of concern are those of uranium, with very small amounts of thorium, protactinium, and contaminants such as plutonium. I say this not to understate the significance of exposure to DU, but merely to point out that the effects can be expected to be very different from exposure to elements resulting from an atomic bomb explosion.
Finally, the area significantly affected by direct DU contamination is much more wide-spread than that of a single atomic explosion. True, radioactive fallout from any nuclear test ultimately affects the entire earth, but with decreasing concentration the further one moves from the blast site. In a military conflict where DU munitions are used, every battle site throughout the entire country becomes contaminated with DU. And with the frequent sand storms that blanket wide areas, there is virtually no escape, no place to hide.
So, although it is true that there are far more radioactive atoms in the 392 tons of DU than there were resulting from the explosion of a single atom bomb over Nagasaki, there can be no meaningful comparison between the two. To attempt to do so merely clouds the issue and strains credibility, something we can ill afford to allow happen.
The Truth is Out
Sometimes those who lie become entangled in their own web of deceit. Last summer a van which contained several pounds of DU was stolen from a city street in Essex, UK. Authorities were particularly anxious to recover the vehicle and its contents. They publicly expressed the fear that terrorists might use the DU to create a “dirty bomb”, that is, a bomb that could spread harmful radioactivity into an urban environment. If DU were as harmless as they wish us to believe, how could it be of any use in a “dirty bomb”? On the other hand, if it can be used effectively in that way, how can the USA and UK justify their use of DU weaponry in Iraq, Afghanistan, Kosovo and Serbia? Every 30mm shell and 105/120 mm penetrator clearly becomes a miniature “dirty bomb”. Their cumulative effect easily exceeds that of a dozens of large bombs. Would someone tell me why the use of such dirty bombs does not constitute a crime against humanity?
Dutch military in Iraq delays troop transfer from suspected DU contaminated area
Posted on 12 April 2004 by ICBUW<www.bandepleteduranium.org>
by Maarten H.J. van den Berg | RISQ<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=Web_Links&l_op=visit&lid=2>
When Dutch marines arrived in a base camp near the town of As Samawah, Iraq, to replace American troops last summer, they measured unacceptably high levels of radioactivity. Yet troop transfer from the area was delayed by three weeks, putting both Dutch and American troops at risk of exposure to depleted uranium (DU).
On July 24th last year, Dutch troops arrived in ‘Camp Smitty’, a base set up by the Americans in an abandoned train depot near the town of As Samawah. Located along the railway track from Basra to Baghdad, and consisting of several concrete buildings big enough to lodge both troops and their vehicles, the location seemed a perfect outpost.
Set to replace the 442nd US Military Police Brigade stationed in the depot since early June, the Dutch troops put up their field beds inside, granting them at least some shelter from the ever-present desert heat and sand storms in the area, even though the buildings were dirty, dusty, vermin-infested and most windows were broken. Meals and other collective gatherings were held outside on the yard along the railway tracks amidst abandoned train engines and carriages, wrecked Iraqi tanks, unexploded ordnance, and other remnants of war.
Settled all right thus by military standards, the Dutch troops could have made Camp Smitty their ‘home’, just as the Americans had done for months. Yet shortly after their arrival, they made an alarming discovery, which according to Sgt. Juan Vega, senior medic with the US 442nd, led the Dutch “to pitch camp in the desert instead”. As Mr Vega told the New York-based Daily News “the Dutch swept the area around the train depot with Geiger counters and their medics confided to [me] they had found high radiation levels”.
According to Mr Vega and other soldiers interviewed by the paper, the radiation may have come from the remains of DU shells scattering the compound or one of the wrecked Iraqi tanks, which had been hauled onto railroad cars just outside the depot. Yet, since DU can take the form of a very fine, toxic and radiocative dust that easily spreads, a much greater part of the compound may have been contaminated.
As quite a few of the American troops who were based in Camp Smitty, are still suffering from chronic nausea, skin rashes and migraines, they suspect they may have inhaled a toxic dosis of DU dust during their stay. Already, four out of nine veterans who volunteered for a test, were found to have higher than normal levels of uranium in their urine.
While the US Department of Defence has recently announced it will investigate the case of the veterans from Camp Smitty, military personnel representatives in the Netherlands have raised concerns about the health of Dutch troops that have stayed there.
Yesterday, a spokesperson of the Dutch Military of Defence conceded that “upon arrival, the marines declared part of the compound off-limits”, assuring that “all necessary precautionary measures were taken”. A source in one of the military personnel unions confirmed that they were informed by the Ministry about “certain measurements, which led the troops to close off a building on the compound”. However, the source said, “no reference was made to the possibility of DU contamination there”.
As the new camp out in the desert was still under construction, the Dutch troops stayed in the train depot at least until mid August. Pictures archived on the website of the Ministry of Defence show marines resting on field beds set up inside one of the buildings and sharing meals on the yard outside as late as 6 August 2003. By that time, they had been on the compound for over two weeks, even as 90 of them fell ill ? some so much so that they had to be IV-fed. According to the Ministry they had contracted a virus, “due to the high temperatures, the change in food and lifestyle, and the higher concentration of viruses in the air of hot countries such as Iraq”.
Note: All over Iraq, the remains of spent DU shells and DU-contaminated debris have been found littering the streets in urban areas. Some wrecked vehicles have been towed away, and the most obvious contaminated sites are marked. However, most locations have not even been identified let alone cleaned, even though there is a widely shared consensus that DU contamination can be a potential health hazard.
To minimize the risk of exposure, foreign troops have been instructed to stay away from potentially contaminated areas as much as possible or to wear, at least, respiratory protection and gloves when it is inevitable to enter such sites.
As for Iraqi civilians, there is no indication that the Coalition Provisional Authority (CPA) has properly informed the population about DU contamination. The British Ministry of Defence merely affirms that Iraqi locals have been warned “that they should not go near or touch any debris they find on the battlefield” Perhaps this would have sufficed, were it not for the fact that quite a few battles have been fought in densely populated areas, where it is virtually impossible for residents to avoid all remnants of war.
This article was first published by RISQ<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=Web_Links&l_op=visit&lid=2> | Review of International Social Questions, c 08 April 2004. For more RISQ reports on DU and links to external resources, please refer to the RISQ DU Dossier<www.bandepleteduranium.org/modules.php?name=Web_Links&l_op=visit&lid=15>.
2004.4.7
陸軍はNY州兵部隊を検査する
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
ニューヨークデイリーニュースより2004年4月6日
(左党周一 仮訳)
(まだ翻訳途中です2004.4.11更新)
陸軍はNY州兵部隊を検査する
Hillary demands that all veterans of Iraq get checked
ヒラリーは、全てのイラク帰還兵は検査することを求めている
NY Daily News, April 5, 2004
www.nydailynews.com/front/story/180723p-156921c.html<http://www.nydailynews.com/front/story/180723p-156921c.html>
フォートディックスの陸軍当局者と、リード・陸軍医療センターは、慌てて、ニューヨークの陸軍州兵の第442憲兵隊の帰還する隊員を全て検査する事にしている。
陸軍のお偉方は、デイリーニュースが検査した同部隊から帰った9人のうち四人の兵士が、ヒバクの徴候を示したあと、行動した。
兵士たちは、イラクから昨年末に帰国したが、彼ら・彼女らと他の隊員たちは、イラクのサマワの町に駐屯して以来、正体不明の病気にくるしんでいる。
アサフ・ドラコビッチ博士は、元軍医で、弊紙の要望にこたえて9人を検査した放射性医学の専門家であり、四人が「ほぼ確実に」米兵が撃った、破裂した劣化ウラン砲弾から出た放射性のチリをすいこんだと結論つけた。
弊紙の調査を知った後、(地元選出の)上院議員ヒラリー・クリントンは、昨日、イラクから帰還した弊紙をきちんと調べていなかったと国防総省を非難した。
我々は、人々を、新だ去れていない病気のまま、返すことは出来ない、とクリントンは言う。「わたしたちには、私たちの兵士を出兵前と帰還後に検査する計画が必要である。」
クリントンは上院軍事委員会委員であるが、彼女はラムズフェルド国防長官に手紙を書いて回答を求め、すぐに全ての帰還兵に健康診断を求める法案を提出するだろうと述べた。
昨年の、国防総省当局者との会談で、クリントンは、「私たちが提起した問題のひとつが、兵器に含まれたDUによるヒバクであり、それを彼らがどうあつかうかどうかだ。」と述べている。
彼女は、兵士たちはそれからは適切に検査されると約束された。
しかし、442部隊の兵士たちは、陸軍の彼らの病気の扱い方に不満を持ち、兵士に接触した。
彼らのうち6人は何度も軍医にDUについて検査するよう求めたが拒否された。
11月始めにDUの検査を受けた3人は、結果を何ヶ月も待たされているという。うち二人は先週やっと結果を知ったが、二人とも陰性だった。
24時間相当の尿のウラン同位体を検査するのは大体1000ドルかかる。
しかし先週末、弊紙の結果を知り、米陸軍は、路線を正反対に転換し、すぐにアメリカに帰っている442憲兵隊員12名以上を検査するよう命じた。
フォートディックスの当局者と、ウォルターリード陸軍医療センターは、今、慌てて、442憲兵隊の全ての帰還してくるメンバーの検査をしている。12人以上の隊員がアメリカに帰国したが、残りの仲間、ほとんどがニューヨーク市警察官や消防士、懲罰官から構成されているのだが、今月遅くまでは、イラクからは帰る予定ではない。
「当局は今日午後1時までフォートディックスにいる我々全てが24時間の尿サンプルを提出するよう命じた」と、同隊にいた兵士の一人は金曜日に語った。
先週金曜日、国防総省のオースティン・カマッチョ報道官は、442憲兵隊の弊紙に新たな検査をするような命令されたかどうか確認も否定も出来ないといった。
「彼らが害があるほど被爆したとは理論的には想像しにくい」とカマッチョは語った。「なぜなら、直接の戦闘中に彼らの誰もが戦車にはいなかったからだ」
陸軍のDU研究は、DU砲弾で怪我をしたり、DU砲弾で攻撃された戦車内にいたり、すぐに放射性のチリを吸った兵士のみ危険だと結論付けている。
今でもカマッチョが言うには、第1次湾岸戦争の70のそうしたケースの研究からは長期的な健康問題はみられない。
しかし、DUの使用に批判的な医療専門家は、初期の陸軍自身のDU研究と同じく、DUへのヒバクは、腎臓に害を与えるという。ある研究は、DUがガンや染色体への害をねずみでは引き起こすと、専門家は言う。
DUは、ウラン濃縮過程で出る廃棄物で、アメリカ軍やイギリス軍によって15年以上もある種の大砲の砲弾や戦車の装甲に使われていた。それは、高い密度が故に価値がある。鉛の2倍重い。
欧州や日本で議論が高まる中、欧州議会は、昨年、DUの使用を凍結するよう求めた。
「走るといつものどが焼けるように感じ、胸が締め付けられるような気がした。」
アグスティン・マトス軍曹は、ニューヨーク州兵の第442件憲兵隊員で、市の市民生活の矯正官だが、イラクのサマワ滞在したことは、全てに渡ってあまりにも苦々しく記憶している。
「そこは汚かった。窓はほとんど壊れていた。汚れや油、鳥の糞があちこちにあった。」と彼は語った。「私はこんなところの街の囚人を泊めることはしないだろう」
彼は、3マイル、停車場近くの砂っぽい運動場を命令で朝走った事を思い出した。
「走るといつものどが焼けるように感じ、胸が締め付けられるような気がした。」
今、マトス(37歳)は、彼の症状はアメリカ軍が使いきった劣化ウランで出来た砲弾から彼が吸い込んだ放射性のチリのせいだと信じている。
このロングアイランド出身の男は、デイリーニュースの調査で、DU汚染が陽性となった、イラク戦争の四人の帰還兵の一人である。
この兵士たちや、他の442部隊の隊員は、彼らがサマワに滞在した昨夏から、肉体的異常に苦しんでいるという。
マトスは、第4小隊・第二分隊に配属され、サマワには昨年6月に、他の仲間より2週間早く、到着した。
彼の先遣隊は、指揮官のシーン・ドネル大佐の命令を受け、サマワ近郊の列車修理場の大きな停車場を部隊用バラックとして準備した。
全ての仲間がつくと、それぞれの小隊は、サッカー場より大きな停車場の中にそれぞれの場所を割り当てられた。
修理穴をまたいでいる機関車と、空の列車の車両が、寝場所の真中にあり、2小隊が、列車の一方の側にベッドを割り当てられ、あとの2小隊が、反対側に割り当てられた。
停車場のすぐ外に、2台のイラク軍戦車があり、1台が撃たれて、平らなベッドとなった列車のほうを向いていた。
兵士によると部隊はあまりにも軽装備だったので、司令官は、肉体的に機能し無くならない限り、米兵を撤退させることはなかった。
マトスは、昨年、ジープの事故で負った肩の怪我の治療のため、家に返された。
帰って以来、彼は恒常的な頭痛や疲労感、呼吸困難、吐き気、めまい、関節痛および尿に悩まされた。最近彼が尿に血を発見すると、リード陸軍医療センターの医者は彼をCATスキャンし、肝臓に軽い障害を見つけた。
1990年の陸軍のDUに関する研究は、DUを「腎臓障害を引き起こす化学的毒性」と結びつけた。
「イラクを離れる前、目を検査したが健康だった」とマトスは言う。「いまや、全ての物の中でも、視力がもっとも悪くなっている」。
もう一人のDUが陽性とされた隊員は、第二小隊のへクター・べガ軍曹(48)で、27年間州兵をしている、退役郵政労働者である。
足の治療のため、、フォートディックスへ引き上げて以来、べガは不眠症と恒常的な頭痛に耐えてきた。多くの病気の兵士と同様、べガも「30分ごとにどうしようもなく尿が出る」という。
ある日、サマワから数時間南へ行く旅行中、彼やほかの兵士は、2台の撃たれたイラク戦車の写真を取りチェックするために道路脇に止まった。
「我々は、歩いている人が、戦車に登ったり触るとは思わなかった」と彼は言う。「私はDUについて名にも知らなかった。」
彼らが眠った鉄道の停車場について、べガは「嫌気がさす。油や汚れや、鳥の糞があちこちにあり、昆虫が我々の周りをうろついていた。」
そして、頻繁に砂嵐があった。
「砂嵐は、睡眠中や食事中に、停車場内の全てのチリを我々全てに上に吹きつけた。それはあまりに濃いので、見ることが出来る。」
Hillary demands that all veterans of Iraq get checked
NY Daily News, April 5, 2004
Army officials at Fort Dix and Walter Reed Army Medical Center are rushing to test all returning members of the 442nd Military Police Company of the New York Army National Guard for depleted uranium contamination.
Army brass acted after learning that four of nine soldiers from the company tested by the Daily News showed signs of radiation exposure.
The soldiers, who returned from Iraq late last year, say they and other members of their company have been suffering from unexplained illnesses since last summer, when they were stationed in the Iraqi town of Samawah.
Dr. Asaf Durakovic, a former Army doctor and nuclear medicine expert who examined and tested the nine men at The News’ request, concluded four of them “almost certainly” inhaled radioactive dust from exploded depleted uranium shells fired by U.S. troops.
Sen. Hillary Clinton (D-N.Y.), after learning of The News’ investigation, blasted Pentagon officials yesterday for not properly screening soldiers returning from Iraq.
“We can’t have people coming back with undiagnosed illnesses,” Clinton said. “We have to have a before-and-after testing program for our soldiers.”
Clinton, a member of the Senate Armed Services Committee, said she will write to Defense Secretary Donald Rumsfeld demanding answers and soon will introduce legislation to require health screenings for all returning troops.
During meetings with Pentagon officials last year, Clinton said “one of the issues we raised was exposure to the depleted uranium that was in the weapons, and how they were going to handle it.”
She was assured then that troops would be properly screened.
But the soldiers from the 442nd contacted The News after becoming frustrated with how the Army was handling their illnesses.
Six of them say they repeatedly sought testing for depleted uranium from Army doctors but were denied.
Three who were tested in early November for DU said they had been waiting months for the results. Two of those finally got their results last week – both negative.
Testing for uranium isotopes in 24 hours’ worth of urine samples can cost as much as $1,000 each.
But late last week, after learning of The News’ results, the Army reversed course and ordered immediate testing for more than a dozen members of the 442nd who are back in the U.S.
The rest of the company, comprising mostly New York City cops, firefighters and correction officers, is not due to return from Iraq until later this month.
“They ordered all of us who are here at Fort Dix to provide 24-hour urine samples by 1 p.m. today,” one soldier from the company said Friday.
Late Friday, Pentagon spokesman Austin Camacho said he could not confirm or deny that new tests had been ordered for the soldiers of the 442nd.
“It’s hard to imagine, theoretically, that these men could have harmful exposures,” Camacho said, because none of them had been inside tanks during direct combat.
Army studies of depleted uranium have concluded that only soldiers who suffer shrapnel wounds from DU shells or who were inside tanks hit by DU shells and immediately breathe radioactive dust are at risk.
Even then, Camacho said, studies of about 70 such cases from the first Gulf War have shown no long-term health problems.
But medical experts critical of the use of DU weapons, as well as some of the Army’s own early studies of depleted uranium, say exposure to it can cause kidney damage. Some studies have shown that it causes cancer and chromosome damage in mice, according to the experts.
Depleted uranium, a waste product of the uranium enrichment process, has been used by the U.S. and British militaries for more than 15 years in some artillery shells and as armor-plating for tanks. It is valued for its extreme density – it is twice as heavy as lead.
Amid growing controversy in Europe and Japan, the European Parliament called last year for a moratorium on its use.
‘Every time I ran I felt my throat burning and my chest tightening.’
Sgt. Agustin Matos, a member of the 442nd Military Police of the New York National Guard and a city correction officer in civilian life, has all-too-vivid memories of his stay in Samawah, Iraq.
“The place was filthy; most of the windows were broken; dirt, grease and bird droppings were everywhere,” he said. “I wouldn’t house a city prisoner in that place.”
He recalled a mandated morning run of about 3 miles on a sandy track near a train depot.
“Every time I ran I felt my throat burning and my chest tightening,” he said.
Now, Matos, 37, believes his symptoms may be the result of radioactive dust he inhaled from spent American shells made from depleted uranium.
The Long Island man is one of four Iraq war veterans who tested positive for DU contamination, according to a Daily News investigation.
The soldiers and other members of the 442nd say they are suffering from physical ailments that began last summer while they were stationed in Samawah.
Matos, who was assigned to the 4th platoon’s 2nd squad, arrived in Samawah last June, two weeks ahead of the rest of the company.
His advance team had orders from Capt. Sean O’Donnell, their commander, to ready a huge depot in a train repair yard on the outskirts of downtown Samawah as a barracks for the unit.
Once the entire company arrived, each platoon was assigned its own space inside the depot, which was bigger than a football field.
A locomotive that straddled a repair pit and an empty train car sat in the middle of the sleeping area, with two platoons assigned to bed down along one side of the train and two others along the other side.
Just outside the depot, two Iraqi tanks, one of them shot up, had been hauled onto flatbed railroad cars.
The company was so short-handed, according to the soldiers, that the commander would evacuate a G.I. only if he could no longer physically function.
Matos was sent home last year for surgery for a shoulder injury suffered in a jeep accident.
Since his return, he has had constant headaches, fatigue, shortness of breath, nausea, dizziness, joint pain and excessive urination. After he recently discovered blood in his urine, doctors at Walter Reed Army Medical Center gave him a CAT scan and discovered a small lesion on his liver.
A 1990 Army study linked DU to “chemical toxicity causing kidney damage.”
“Before I left for Iraq, they tested my eyes and I was fine,” Matos said. “Now my eyesight’s gotten bad, on top of everything else.”
Another member of the company who tested positive for DU is 2nd platoon Sgt. Hector Vega, 48, a retired postal worker from the Bronx who has been in the National Guard for 27 years.
Since being evacuated to Fort Dix for treatment for foot surgery, Vega said he has endured insomnia and constant headaches. And like many of the sick soldiers, Vega said, “I have uncontrollable urine, every half hour.”
One day, during a trip a few hours south of Samawah, he and another soldier stopped on the side of the road to photograph and check out two shot-up Iraqi tanks.
“We didn’t think anything of walking right up to those tanks and touching them,” he said. “I didn’t know anything about depleted uranium.”
As for the railroad depot where they slept, Vega recalls it as “disgusting. Oil, dirt and bird droppings everywhere, insects crawling all around us.”
And then there were the frequent dust storms.
“They would blow all that dust inside the depot all over us when we were sleeping or eating. It was so thick, you could see it.”
ついに公表されたサマワ帰還米兵の劣化ウラン被曝の事実!イラク戦争劣化ウラン情報 No.15 2004年4月5日
(アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 吉田正弘)
帰還しているアメリカ兵はウラン被曝がないかどうかテストされた
帰還しているアメリカ兵はウラン被曝がないかどうかテストされた
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
帰還しているアメリカ兵はウラン被曝がないかどうかテストされた
2004年4月5日月曜日投稿:
フォート・ディックス、ニュージャージー(AP)–
米国軍は、イラクでの劣化ウラン被曝が報告された後に、病気について苦情を言った一握りのアメリカ兵に医学の試験を行っている。
オレンジバーグ(ニューヨーク)に拠点を置く国家警備隊部隊から、最大6人の軍人がフォート・ディックスで試験を受けた、そして、そのうち3人はそこに観察中のまま残っている、とフォートディックススポークスウーマンのキャロリー・ニスベットは’月曜日’に言った。
「私たちはこれを追求している。」私たちはそれを掌握している。「それは失敗に終わることはない。」と、彼女は言った。
ニューヨーク・デーリー・ニュースの依頼で医師により検査された部隊のうちの9人のうち4人が、「ほぼ確実に」米軍の砲弾に使用された劣化ウランを含む放射性ちりを吸入していた、と新聞は’月曜日’に発表した。説明のつかない病気のためにテストを受けることを軍に求め、不運な結果に終わった9人のうち、6人がその後、新聞社に連絡し、ディリーニューズが報告した。
軍人は頭痛、疲労感、息切れ、嘔気、眩暈感、関節痛、および異常に頻繁な小便に悩まされていた。
その被曝が、第442軍警察隊が去年の夏にイラクのサマーワで従事したときに起こったのは明らかだ。
部隊のほとんどの隊員はイラクに残っており、その部隊には多くのニューヨークの警察官、消防士と監禁ガードを含んでいる。
ワシントンにある「ウォルター・リード-軍メデイカルセンターの軍医学職員」と、「健康促進と予防薬のための陸軍センター」はフォート・ディックスで試験を行った、とニスベットは言った。
軍は、軍人を特定するつもりでないし、試験が汚染であるか病気であるかを明らかにしたかどうかも言うつもりでない。
動員されているすべての国家警備隊と予備の軍人は海外からの帰還に際し、フォート・ディックスを通して、健康診断を受け取る、とニスベットは言った。
彼女は、軽い疾患についての苦情を言った軍人が二回目の診断を受けその結果を受理したと言った。
劣化ウラン(それはウランを核燃料に濃縮するプロセスで余る)は米国とイギリスの軍が戦車の装甲と装甲を打ち抜く兵器に使用する特殊な重金属である。
それは天然ウランよりはるかに放射性が少ない。軍作成の劣化ウラン情報ウェブページによると、最近米国エネルギー省によって米国国防総省に提供された劣化ウランはネプツニウム、プルトニウム、アメリシウム、テクニチウム-99、およびウラン-236のような汚染物質の痕跡を含んでいた。
「これらの汚染物質の劣化ウラン中での放射能は、それ自身がもつ放射能の1パーセントに満たない。」と、ウェブページは言った。
「医学者は、これがわずかであると考える。」軍のスポークスウーマンのシンシア・O.スミスは、他の軍隊が同様の軽い疾患について苦情を言ったり、または米国国防総省が予防策を講し将来の被曝を防ぐつもりであっても、’月曜日’にコメントをするつもりはない。
Returning GIs tested for uranium exposure
Monday, April 5, 2004 Posted: 10:40 PM EDT (0240 GMT)
FORT DIX, New Jersey (AP) — The U.S. Army is conducting medical tests on a handful of GIs who complained of illnesses after reported exposure to depleted uranium in Iraq.
Up to six soldiers from a National Guard unit based in Orangeburg, New York, have undergone exams at Fort Dix, and three of them remain there under observation, Fort Dix spokeswoman Carolee Nisbet said Monday.
“We are following up on this. We are on top of it. It’s not something that has fallen by the wayside,” she said.
Of nine members of the unit examined by a doctor at the request of the New York Daily News, four had “almost certainly” inhaled radioactive dust from spent U.S. artillery shells containing depleted uranium, the newspaper reported Monday.
Six of the nine contacted the newspaper after unsuccessfully appealing to the Army for testing because of unexplained illnesses, the Daily News reported.
The soldiers complained of headaches, fatigue, shortness of breath, nausea, dizziness, joint pain and unusually frequent urination.
The exposures apparently occurred last summer when the 442nd Military Police Co. served in Samawah, Iraq. Most members of the unit, which includes many New York police officers, firefighters and prison guards, remain in Iraq.
Military medical officials from Walter Reed Army Medical Center in Washington and the Army’s Center for Health Promotion and Preventive Medicine conducted testing at Fort Dix, Nisbet said.
The Army would not identify the soldiers or say whether testing revealed contamination or illness.
All National Guard and Reserve soldiers mobilized through Fort Dix receive physical exams upon their return from overseas, Nisbet said. The soldiers who complained of ailments asked for and received a second round of evaluations, she said.
Depleted uranium, which is left over from the process of enriching uranium for use as nuclear fuel, is an extremely dense material that the U.S. and British militaries use for tank armor and armor- piercing weapons. It is far less radioactive than natural uranium.
According to a Depleted Uranium Information Web page posted by the Army, depleted uranium recently provided to the Pentagon by the U.S. Department of Energy contained trace amounts of contaminants like neptunium, plutonium, americium, technitium-99 and uranium-236.
“These contaminants in (depleted uranium) add less than one percent to the radioactivity of (depleted uranium) itself,” the Web page said.
“Medical scientists consider this insignificant.”
Army spokeswoman Cynthia O. Smith would not comment Monday on whether other troops have complained of similar ailments or whether the Pentagon would take precautions aimed at preventing future exposure
2004.3.27
小金井市議会:劣化ウラン弾の禁止および被害対策のために、日本政府が国際貢献をすることを求める意見書
小金井市議会:劣化ウラン弾の禁止および被害対策のために、日本政府が国際貢献をすることを求める意見書
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
下記のようなメールが、小金井市議会議員の野見山のぶよし様より届きました。本日、3月26日、「劣化ウラン弾の禁止および被害対策のために、日本政府が国際貢献をすることを求める意見書」が小金井市議会よって採択されたとのお知らせです。とっても大きな意義のある意見書採択だと思います。
嘉指先生
広島市長選挙でお会いした野見山です。
以上の意見書を小金井市議会は3月26日の本会議で採択しました。(賛成19、反対0、棄権4) 棄権は自民1と公明3 市長与党の保守系会派や自民党の一部からも賛成してくれました。今回の意見書は私から呼びかけ、私のほか6名の議員が共同提案議員になってくれました。広島アピールの皆様にもよろしくお伝えください。
小金井市議会議員 野見山のぶよし(市民の党)
劣化ウラン弾の禁止および被害対策のために、日本政府が国際貢献をすることを求める意見書
湾岸戦争以来、アメリカ軍はイラク、ボスニア、コソボ、アフガニスタンなどで劣化ウラン弾を使用してきた。
劣化ウラン弾の主成分であるウラン238の放射能半減期は45億年あり、劣化ウラン弾は化学的毒性と放射性を有する兵器である。発火後、その粉塵は風によって容易に広がり、また地中に深く突き刺さった劣化ウラン弾は地下水を汚染し、食物連鎖などを通して人体に大きな影響を与える。
劣化ウラン弾が使用されたイラクでは湾岸戦争以降に、放射能の影響と思われる障害を体に持ったり、病気で苦しむ人が後を絶たず、とりわけ放射能の影響を最も受けやすい子どもたちは最大の犠牲者である。
そして今回のイラク戦争でも劣化ウラン弾が使用された。劣化ウラン弾の使用は地球の生命環境を破壊する、取り返しのつかない冒涜行為である。
長年にわたり、世界各地から警告の声が上がり、国連人権小委員会や欧州議会でも劣化ウラン弾の禁止を求める決議が採択されている。
日本はアメリカによって広島・長崎に原子爆弾が投下され、数十万人の人が殺された。現在も30万人の被爆者が、放射能による障害や原爆症に苦しんでいる。こうした体験を持つ日本国民はイラクをはじめ劣化ウラン弾の被害に苦しむ人々を他人事と見過ごすわけにはいかない。
また自衛隊の派遣先であるイラクのサマワ付近でも劣化ウラン弾が使用されており、自衛隊員自身が放射能汚染の犠牲になる危険性がある。
よって、小金井市議会は、政府に対し、以下のことを求めるものである。
一、日本政府は劣化ウラン弾保有国に、今日までに使用した劣化ウラン弾の情報の開示と、廃棄を求め、劣化ウラン弾の製造・貯蔵・使用の禁止の国際条約をすべての関係国が締結するよう、国連の場などを通して行動すること。
二、劣化ウラン弾の被害と見られるガンや白血病の増大について、現地の専門家と連携して実態調査を行い、医療関係者の派遣や医薬・医療品の提供など被害者の救援を行うこと。
三、劣化ウラン弾の残存する放射能除去のための支援を行うこと。
以上、地方自治法第99条により、意見書を提出する。
小金井市議会議長 森戸洋子
内閣総理大臣 様
外務大臣 様
防衛庁長官 様
2004.3.27
問われる劣化ウランの標的
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
DU-Listより2004年3月27日
(左党周一 仮訳)
Targets with depleted uranium questioned
問われる劣化ウランの標的(左党仮訳)
Las Vegas SUN
空軍は今夜、A10サンダーボルトⅡの劣化ウラン弾発射の射的として使われていたネバダの試験訓練射撃場の182台の戦車について何をするかについての(コメントを受け入れる=)意見を聞くための3回の公式の会議の最初の会議を開催する。
約7900発の放射性のウラン弾が290万エーカーの射撃場に発射され、それらの弾は集められ、低レベル廃棄物処理場で処分された、と、ネリスの当局者は言った。
サンダーボルトが射撃した戦車は、射撃場に残っており、空軍は、彼らが約束した除去のための環境アセスメントを策定中である。
戦車をどうするかについてはまだ決まっていないが、選択肢としては、射撃場に放置する、監視装置をつけて射撃場に放置する、埋めてしまう、がある、と空軍戦闘センターの報道官のマイクエストラーダは言った。
通常の使用方法では、後20年間は、射撃場の戦車は、射的として使われつづけるが、この20年は大体、A-10の寿命である。
A-10は近距離での空からの支援や、戦車の破壊のために使われる飛行機だが、F35共同攻撃戦闘機に約20年の間にとってかわられるだろう、と言った。
共同攻撃戦闘機は、多分劣化ウラン弾は使わないだろうとエストラーダは言った。
Las Vegas SUN
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March 23, 2004
Targets with depleted uranium questioned
LAS VEGAS SUN
The Air Force will hold the first of three public meetings tonight to accept comments on what to do with 182 tanks on the Nevada Test and Training Range that were used as targets by A-10 Thunderbolt IIs firing depleted uranium ammunition.
About 7,900 radioactive uranium rounds are fired at the 2.9 million-acre range every year, and those rounds are gathered and disposed of at low-level waste facilities, Nellis officials said.
The tanks that the Thunderbolts fire on remain on the range, and the Air Force is drafting an environmental assessment for their proposed removal.
It has not yet been decided what will be done with the tanks, but options include leaving them on the range, fitting them with monitoring equipment and leaving them, or burying them, Air Warfare Center spokesman Mike Estrada said.
At current usage rates the tanks on the range should last as targets for the next 20 years, about the life span of the A-10. The A-10, an aircraft used for close air support and tank-busting, could be replaced by the F-35 Joint Strike Fighter in about 20 years, Estrada said.
The Joint Strike Fighter will likely not use depleted uranium ammunition, Estrada said.
湾岸戦争帰還兵の子どもは、50%多く病気になりやすい
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
DU-Listより2004年3月25日
(左党周一 仮訳)
湾岸戦争帰還兵の子どもは、50%多く病気になりやすい
By Nic Fleming
(Filed: 24/03/2004)
今日、出版された研究によると、父親が、第1次湾岸戦争に従軍した赤ちゃんは、湾岸に送られていない兵士にうまれた赤ちゃんより、50%多く、身体的な異変が起きやすい。
生殖器・泌尿器・腎臓の異変の危険性の増加や、足や骨、筋肉の変形が、国防省が行った調査で明らかになった.
男性湾岸帰還兵の配偶者がした13191の妊娠のうち686ないし5.2%も、何らかの身体的異変がある。
そうでない9758の妊娠にでは342ないし3.5%なのに。
流産は、湾岸戦争に配置された男性帰還兵の妻や配偶者の妊娠では普通、40%多い。
女性の帰還兵では、流産の危険が増えているようには全く見えなかった。
「国際疫学ジャーナル」で発表された6年間におよぶ研究では、湾岸戦争に従軍したことと、帰還兵の子孫の染色体や心臓や神経系への損傷や死産とには、強い関連は見当たらなかった。
パット・ドイル博士は、この研究を指導した衛生学・熱帯医学のロンドン学校の疫学者であるが、昨年イラクに送られたイギリス兵に生まれた赤ちゃんをさらに詳しく監視するよう、依頼した。
マルコム・フーパーは、サンダ-ランド大学の医科学の名誉教授で、退役軍人のアドバイザーだが、「研究結果は、大変彼らを困惑させるだろう」と言う。
「私は、第2次湾岸戦争に従軍した人々についてさらに調べることを求めることを強く支持する。」
湾岸戦争に従軍した結果として、普通に妊娠することが続けられなくなることについての、重大な関心と重要な
面白い証拠がある。
ドイル博士は、この研究は大事だとしながらも、発見を深読みしすぎることを戒めた。「私は、腎臓の問題や、流産についての発見は、重要だと信じているが、さらに詳細に渡って調べることが必要と信じている。」と彼女は言う。
彼女は、以下のように付け加えた。「たとえ、父親が湾岸戦争に従事したことと、流産や、malformations(直訳:
奇形・ここは、通常でない状態で生まれる)の危険性が増えたことに関係が見つかったとしても、記憶力の偏見や、人々の記憶に頼ることによる、潜在的な結果の不確実性があるので、研究結果は、慎重に解釈しなければならない」。
英国在郷軍人会のテリ-・イングリッシュは、言う。
「帰還兵から出た興味深い証拠は、流産の高い確率を示唆しており、また、これは最初のこのことを証明する科学的証拠になるように見える。」
第1次湾岸戦争に送られた53000人の英軍兵のうち、630人が既に死亡し、約6000人が、戦争年金を要求している。
弾丸からの劣化ウランの降下物や,予防接種や紛争前に飲んだ錠剤なども含む様々な病気の原因が示唆された。
国防省の報道官は言った:
「研究者が研究結果は記憶の偏見に影響されやすいのかもしれない,と注意していること,流産が報道されていたかもしれない制御集団との比較であることを記録することが重要である。」
「独自の研究を行っている人と医学研究審議会の軍事医学健康顧問団は、湾岸での従軍と性と生殖に関する健康問題をリンクするためには全体的に見て、証拠が不十分であると言った。」
マンディ・ダンカンには、Clackmannanshire出身だが、彼女の夫ケニーが湾岸から戻って以来、3人のこどもが生まれた。
9歳のケネスは変形している耳、継続的なの頭痛を持って生まれ、特別な靴を必要としている。
8歳のアンドリューは、寝小便して、アストマにかかっている。6歳のヘザーは、部分的に聴覚障害であり、腸管とぼうこうの問題に苦しむ。
ダンカンさんは昨夜、言った:
「私はケニーが湾岸で従軍したことに私の子供が影響されたと私に言うために研究は要らない。私は政府がそれに関して何をしてくれるかを知りたいと思う。」
関連報告
国防省はDNA鑑定の後に仕返しをした。
Gulf troops’ babies ‘are 50pc more vulnerable’
By Nic Fleming
(Filed: 24/03/2004)
Babies whose fathers served in the first Gulf war are 50 per cent more likely to have physical abnormalities than those born to soldiers not sent to the region, according to a study published today.
Increased risks of genital, urinary and renal abnormalities and deformed limbs, bones and muscles were found in the Ministry of Defence-funded survey.
Of 13,191 pregnancies among the partners of male Gulf veterans, 686, or 5.2 per cent, had some form of physical abnormality, compared with 342, or 3.5 per cent, of the 9,758 non-Gulf pregnancies.
Miscarriages were also 40 per cent more common in the pregnancies of wives and partners of male veterans deployed in the conflict.
Female veterans were found to have no increased risk of suffering miscarriages.
The six-year study, published in the International Journal of Epidemiology, found no strong link between service in the Gulf and chromosome, heart and nervous system damage in the offspring of veterans or of stillbirths.
Dr Pat Doyle, the epidemiologist at the London School of Hygiene and Tropical Medicine who led the study, called for close monitoring of babies born to British troops sent to Iraq last year.
Malcolm Hooper, the emeritus professor of medicinal chemistry at Sunderland University and an adviser to the veterans, said: “The findings will be very worrying for them.
“I strongly endorse the call for further studies on those who served in Gulf war two.
“There are grave concerns and significant anecdotal evidence about the inability to sustain normal pregnancies as a result of Gulf service.”
Dr Doyle said the study was important, but warned against reading too much into the findings. “I believe our findings on renal problems and miscarriages are important and need to be investigated in greater detail,” she said.
She added that although “associations were found between fathers’ service in the Gulf war and increased risk of miscarriage and other malformations”, the findings should be interpreted cautiously because of recall bias, the potential uncertainty of results based on people’s memories.
Terry English, of the Royal British Legion, said:
“Anecdotal evidence from veterans has suggested a greater rate of miscarriage and this appears to be the first scientific evidence that confirms this.”
Of 53,000 British troops sent to the first Gulf war, about 630 have died and almost 6,000 have claimed war pensions.
A range of causes for the illnesses have been suggested including depleted uranium fallout from munitions, vaccinations administered and tablets taken before the conflict.
An MoD spokesman said: “It is important to note the researchers have cautioned that the findings may be susceptible to recall bias, and that it is a comparison with a control group in which miscarriage may have been under reported.
“Independent researchers and the military medicine health advisory group of the Medical Research Council have said that overall there is a lack of evidence to link reproductive health problems to service in the Gulf.”
Mandy Duncan, from Clackmannanshire, has had three children since her husband Kenny returned from the Gulf. Kenneth, nine, was born with deformed ears, constant headaches and needs special shoes.
Andrew, eight, wets his bed and has asthma. Heather, six, is partially deaf and suffers bowel and bladder problems.
Mrs Duncan said last night: “I don’t need a study to tell me my kids have been affected by Kenny’s Gulf service. I want to know what the Government is going to do about it.”
Related reports
MoD pays out after DNA test
2004.3.14
MIT(マサチューセッツ工科大学)で3月6日に行われた ’劣化’ウラン兵器に関するMIT健康委員会の質疑がこちらのサイトでダウンロードできます。
www.traprockpeace.org/mit_health.html
MIT Health Panel on ‘Depleted’ Uranium Weapons
2004.3.10
放射性の悪夢・マサチューセッツ州コンコルド
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
DU-Listより2004年3月6日
「DU製造企業の横暴と行政の怠慢・市民グループの奮闘」
原題「放射性の悪夢・マサチューセッツ州コンコルド」
(左党仮訳)
放射性の悪夢・マサチューセッツ州コンコルド
マサチューセッツのコンコルドのアイスクリーム店のウエートレスは驚いた。彼女は信じられない様子で「スーパーファンド法適用地域?」と聞く。(筆者注:アメリカでは大規模な環境汚染に備え、スーパーファンド法があり、除去のための基金を積み立てている。もし、企業責任で汚染を除去することができないときは、強制的に、基金で汚染除去を行う。ウエートレスが驚いたのは、同法が適用されるのではないかと思われるほどすさまじい汚染だと言うことを示唆している)
「目抜きどおりに?」。
それは、スーパーファンド法適用地域そのものではないが、しかし、清掃請負業者は、「汚染除去が困難であることのほとんど局地にある。」それは放射性を帯びている。
コンコルドは、アメリカ(独立)革命のるつぼであり、「世界中に聞こえた銃声」が、1775年4月19日になり始めた地であり、ボストン郊外で、知的職業人が多く住み、荘厳な家が多い。(筆者注:アメリカ独立戦争のことを、アメリカ人は「革命」という。なぜならば、そもそもは、イギリス国王の横暴から人権を守るための戦いだったから。)観光客は今なお、戦跡を見にくるし、ソーローが賞賛した田舎風のワルデン池を訪れる。ほとんどの人が、目抜きどおり2229番地の核のゴミ捨て場について知らない。
しかし、住民1万5千人の古都は、静かに、その「遺物」であるアメリカ陸軍の最近の戦争のための劣化ウラン塊の製造業者と苦闘している。核廃棄物場の1マイル以上離れた土が放射性を帯びている。1993年の疫学調査によると、この町の住民がガンにかかっている割合は、州平均より高い。
今日、つるこけももの湿地の上の低い丘の頂上と足元すぐに、3800バレルの放射性と毒性の廃棄物が放置され、それは、10年の歳月と、少なくとも5000万ドルの金がかかると見積もられる公費負担による汚染除去にゆだねられる。
ほとんどのゴミについて責任があるスターメッツ社は、2002年に倒産を宣告された。マサチューセッツ州は、スターメッツと関連会社数社を告訴し、放射性廃棄物投棄を規制する州法を遵守させようとしているが、 これまでのところ、法的な戦線では、ほとんど成功していない。環境保護庁も、軽率にもスターメッツ社は壊れた(倒産した)と結論付け、未解決の汚染除去について、同社に請求する動きをとってこなかった。
(核廃棄物の)プロセスから利益を得て、また数百万(ドル)を得た人々は、全て汚染除去のプロセスに全く加えられていない(=お咎め無し)だと、環境問題の弁護士で、20年以上、当地の除染をさせるため、戦ってきた市民グループの市民研究と環境監視のメンバーの、マークロバートは言う。
1958年以来、スターメッツ社(以前は、「核金属社」として知られていた)は、強酸や、ベリリウムや、その他の危険物質を使用して、劣化ウランをアメリカ陸軍の戦車砲弾や、装甲に加工していた。
1970年代初頭から1985年に掛け、同社は、所有する沼に劣化ウランを投棄し、放射性を持った毒煙の柱や、重金属や、溶媒を地下水に送り込み、少なくとも2つの井戸を汚した。
同社は、池が結局掘り出され、土がユタ州の低レベル核廃棄物場に船で運ばれる1997年まで、湿地を清掃しろという圧力に抵抗した。この事業は高くつき、救済会社は、スターメッツを、協力金不払いで訴えた。このときにいたって、軍の劣化ウラン弾への注文は、止まった。スターメッツは金を失い始めた。
2001年5月、スターメッツ社当局は、違法にも、1700バレルの劣化ウランの「緑砂」を、サウスカロライナ州のバーンウエルから、コンコルドに船で運んだ。環境庁の文書によると、金がなくなっていた同社は、サウスカロライナ工場を売り出しに備えて掃除していた。
マサチューセッツ州の環境保健部が抗議すると、スターメッツの社長のロバート・クイーンは、コンコルドの場所を放棄し、清掃費用を州に押しつけるぞ、と脅かした。環境保護庁の記録によると、2002年、州がスターメッツを破産させ、管財人の管理下に置いた後、同社は、その場所を数週間放棄したという。
米陸軍のせいでスターメッツが破産したと侮辱するクイーンは最近、わずかな数の警備員が混乱を監視する中、低いビルの孤独な机に座っている。
そして、なんという混乱なのだ?保守的に言ったとしても、スターメッツのコンコルドの46エーカーの土地の上と下に、第1次湾岸戦争でイラクで使用された340トンの劣化ウランの少なくも20倍の劣化ウランがあるのだ。土の中に数トンのベリリウムの「おそらく発ガン性のある物質」が何トンもあり、埋まったドラムから悪臭がする。最近発見された「古い捨て場」としてしられる区域からは、未知の物質があり、それは、おそらく、高レベルの放射性廃棄物と、最初の原爆を造る努力から始まったと見られる、異国風の爆発物が含まれている。
今後、4、5年の間は、古い捨て場に埋まっている樽に何が入っているかを測定することが仕事のほとんどになるだろう、と、清掃過程を主導するよう環境保護庁から選ばれた土木工事グループのド・マキシミス社のブリュ-ス・トンプソンは言う。彼が言うには、いくつかの予備的な調査は、放射性の重金属が、マンハッタン計画の期間中、MITの科学者によって埋められていたかもしれないことを示唆している。彼はまた、爆発性のジルコニウムが、そばにある可能性を考えている。
それは、私が、鍬で掘り当てたくないものだ、とトンプソンは九月の町議会の小委員会で述べた。
トンプソンと環境保護庁が、コンコルドで到達した(出会った)のは、献身的な活動家の小さなグループの努力への信頼だった。「市民による研究及び環境の監視」(CREW)は、プリンストンとハーバードで教育を受けた、放射線生物学者で毒物学者で継父は、核物理学者である、リック・オルソンに率いられている。オルソンは、工場の近くで、幼少時代の一時期を過ごしている。州の記録では、最も汚染されている区域は、ソローキャンプ場の隣であり、そこは、3歳以上の子供たちのサマーキャンプである。
まさに、居住地域の中にある、ひとつの産業施設だ、とオルソンは言う。人々は、後から、住宅を建てたり、井戸を掘ったり、野菜を栽培したかもしれない。
オルソンやCREWのメンバーは、ゴミ捨て場が、「産業」地域に許されるより緩やかな基準よりも、「居住可能なレベル」にまで浄化されると言う環境保護庁の要求を、はっきりさせるため、努力を集中させている。
ジェフェリー・マクナボラは、「憂えるコンコルド市民」のメンバーで、1970年代から80年代はじめにかけてのCREWの先輩だ。彼の記録によると、役人の誰かが、彼らにお墨付きを与える前から、グループとして、人々に、劣化ウランの危険や、かく金属社の何十年もの他の活動について警告していた。
「劣化ウランについて、傲慢な態度があった」と彼は言う。「役人は、劣化ウランは、ミルクチョコレートのように安全だといっていた。」
オルソンでさえ、核金属社の活動が許しがたいと言う結論に至るには何年もかかった。
「わたしは、そこでクロカンをしたり走ったりしていたものだ。:と、ゴミ捨て場所を区切る森について語った。「そこは、大変綺麗な場所だった。そして、大きな池があった。極彩色の池だった」
オルソンと、CREWはしゃがみこんで長く戦っており(=粘り強くたたかっている)、環境保護庁と清掃業者にも慎重な目を持ちつづけている(=慎重に監視している)。ガンによる死亡や、他の珍しい病気を工場とゴミ捨て場に結びつけることは気が進まないので、オルソン(モンサントで働いている)や他のCREWのメンバーは、厳密に科学的な線を求めて努力している。「ラジカル」に彼らは見えるにも関わらず。
この戦略は、うまくいっているように見える。
私が人々に話す話しに隠れている本当の話し(裏話)は、わずかな人々が、必要なことを、本当にするために、時間を割いたと言うことだ」とオルソンは言う。「数年間、彼らは捨て置かれ、からかわれた、そして、今、全面的に街を方向転換させた。」
From: et@n…
Date: Sat Mar 6, 2004 8:20 am
Subject: A radioactive nightmare in Concord, Massachusetts
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A radioactive nightmare in Concord, Massachusetts
Friday, March 05, 2004
By Ed Ericson, E/The Environmental Magazine
www.enn.com/news/2004-03-05/s_12993.asp
The waitress at the ice cream shop in Concord, Massachusetts, was surprised. “A Superfund site?” she asked incredulously. “On Main Street?” It’s not just a Superfund site but one dubbed by a cleanup contractor as “near the tip of the peak in terms of [cleanup] difficulty.” It’s radioactive.
Concord, the crucible of the American Revolution, where the “shot heard ’round the world” rang out on April 19, 1775, is a Boston suburb filled with professionals and stately homes.
Tourists still come to see the war sites and to visit the bucolic Walden Pond that Thoreau celebrated. Few know about the nuclear waste dump at 2229 Main Street.
But this shady burg of 15,000 residents quietly struggles with its legacy as the maker of depleted uranium slugs for the U.S. military’s latest wars. The soil more than a mile from the nuclear dump is radioactive. A 1993 epidemiological study found the town’s residents suffered higher rates of cancer than the state average.
Today, atop and buried beneath a low hill above a cranberry
bog lie more than 3,800 barrels of radioactive and toxic
waste, subject to a government-paid cleanup estimated to
take 10 years and cost at least $50 million.
The company responsible for most of the waste, Starmet, declared bankruptcy in 2002. Massachusetts has sued Starmet
and several related companies to enforce state laws against
radioactive dumping, but so far has had little success on
the legal front. The Environmental Protection Agency
(EPA)
hastily concluded that Starmet was broke and has made no
move to charge it for the pending cleanup.
“All of the people who benefited and made millions from the
process are not being tagged at all with the cleanup process,” said Mark Roberts, an environmental lawyer and
member of Citizens Research and Environmental Watch, a
citizens group that has fought to get the site cleaned up
for more than 20 years.
Since 1958, Starmet (formerly known as Nuclear Metals) processed depleted uranium into tank shells and armor for the U.S. Army, using caustic acids, beryllium, and other dangerous substances. From the early 1970s until 1985, the company dumped depleted uranium into an unlined lagoon on the property, sending a toxic plume of radiation, heavy metals, and solvents migrating into the groundwater, fouling at least two wells.
The company resisted pressure to clean up the lagoon until 1997, when the pond was finally dug up and the soils shipped to a low-level nuclear waste dump in Utah. That project was costly, though, and the remediation company sued Starmet for unpaid bills associated with it. Just about this time, military orders for depleted uranium munitions stopped too.
Starmet began to lose money.
In May 2001, Starmet officials illegally shipped 1,700 barrels of depleted uranium “greensalt” from a company facility in Barnwell, South Carolina, to Concord. The cash-strapped company was cleaning the South Carolina facility in preparation for sale, EPA documents say.
When Massachusetts’ health and environmental officials protested, Starmet’s president, Robert Quinn, threatened to abandon the Concord site and stick the state with the cost of cleanup. In 2002, after the state forced bankrupt Starmet into receivership, the company did abandon the site for several weeks, according to EPA records.
Nowadays Quinn, who angrily blames the U.S. Army for Starmet’s bankruptcy, sits at a lonely desk in a low building on the site while a few security guards watch over the mess.
And what a mess it is. Conservatively speaking, there is at least 20 times more depleted uranium on and under Starmet’s
46 acres on Main Street, Concord, than the 340 tons that were fired in all of Iraq during the first Gulf War. There are tons of beryllium ・a probable carcinogen ・in the soil and leaking from buried drums. And in a recently discovered area known as the “old dump” there are unknown substances, possibly including high-level radioactive waste and exotic explosives, dating from the effort to build the first atomic bombs.
Much of the work during the next four to five years will consist of determining what’s in the barrels buried in the old dump, according to Bruce Thompson of De Maximis, Inc., the engineering group chosen by EPA to head the cleanup process. He says some preliminary research indicates that exotic radioactive and heavy metals may have been buried there by MIT scientists during the Manhattan Project. He is also concerned about the potential presence of an explosive, zirconium azide.
“That’s something I don’t want to hit with a backhoe,”
Thompson told a town subcommittee meeting in September.
That Thompson and the EPA arrived in Concord at all is credit to the efforts of a small group of committed activists. Citizens Research and Environmental Watch
(CREW)
is led by Rick Oleson, a Princeton- and Harvard-educated radiation biologist and toxicologist whose late father was a nuclear physicist. Oleson spent part of his childhood in a house near the factory. State records show the most contaminated area on the site is adjacent to Camp Thoreau, a summer camp for children ages three and up.
“It’s one industrial setting in a very residential area,”
said Oleson. “People later could put a house there and dig a well there, or grow vegetables.”
Oleson and fellow CREW members are focusing their efforts to make sure the EPA demands that the dump is cleaned up to a “residential level,” rather than to the looser standards allowable for an “industrial” site.
Jeffrey McNabola was a member of Concerned Citizens of Concord, CREW’s predecessor, in the 1970s and early 1980s.
He notes that the group was warning people about the dangers of depleted uranium and other activities at Nuclear Metals for decades before anyone in officialdom gave them any credence.
“There was a cavalier attitude about depleted uranium,” he said. “They said that it’s safe as chocolate milk.”
Even Oleson took years to conclude that Nuclear Metals’
activities were unacceptable.
“I used to cross-country ski and run back there,” he said of the woods bordering the dumpsite. “It was a very pretty place … and there was this big pond. It was full of psychedelic colors.”
Oleson and CREW are hunkering down for a long battle, keeping a wary eye on the EPA and its cleanup contractors.
Loath to link deaths from cancer or rare diseases to the factory and its dump, Oleson (who works for Monsanto) and others in CREW strive to hue a strict scientific line, lest they appear to be “radicals.”
The strategy seems to be working.
“The real story behind the story I tell people is that a few people volunteered their time to really do something that needed doing,” said Oleson. “And for years they were dismissed and made fun of. And they totally turned the town around.”
Related Links
Citizens Research and Environmental Watch www.crewconcord.org
Nuclear Information and Research Service www.nirs.org
イギリス国防省認める–「劣化ウランは健康障害を引き起こす危険性あり」
イギリス国防省認める–「劣化ウランは健康障害を引き起こす危険性あり」
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
イギリス国防省認める–「劣化ウランは健康障害を引き起こす危険性あり」
現在、イラク駐留中のイギリス軍兵士に対し、下記のような内容の「劣化ウラン情報カード」が発行されているというメールニュースです。(2月18日の“du-list”より)
後に続くのは、メーリングリストに流れた、この事実を知った英国湾岸戦争帰還兵の訴えです。 (試訳:嘉指信雄/NO DU ヒロシマ・プロジェクト)
[「情報カード」の実物写真は、今回のニュースの情報提供者であるイギリス湾岸戦争帰還兵レイモンド・ブリストウ氏が送ってくれたもの]
DU Information Card (Introduced: 03/03) F Med 1018
You have been deployed to a theatre where Depleted Uranium (DU) Munitions have been used.
DU is a weakly radioactive heavy metal, which has the potential to cause ill health.
You may have been exposed to dust containing DU during your employment.
劣化ウラン情報カード F Med 1018 (採用:03/03)
あなたは、劣化ウラン(DU)が使用された戦場に派遣されています。劣化ウランは、低度ながら放射性の重金属であり、健康障害を引き起こす可能性があります。あなたは、任務中に劣化ウランを含んだチリにさらされたかもしれません。
Further Information
You are eligible for an urine test to measure uranium.
If you wish to know more about having this test, you should consult your unit medical officer on return to your home base. Your medical officer can provide information about the health effects of DU.
Information is also available on the MoD website:
www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm<www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm>
追加情報
あなたは、ウラン検出のための尿検査を受ける資格があります。こうした検査に関してもっと知りたい場合は、基地に戻り次第すぐに所属する部隊の軍医官に相談してください。軍医官は、劣化ウランの健康への影響についての情報を提供できます。また、国防省のホームページからも情報を得ることができます。
www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm<www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm>
なお、「ウラン兵器禁止国際キャンペーン」事務局(アムステルダム)に、「DU情報カード」の発行時期が「03/03」となっていることについて尋ねてみましたところ、下記のような返事が返ってきました。
「質問??
とても重要な情報を本当にありがとう。
「発行:03/03」と書かれています。
これは、この情報カードは2003年3月に発行されたということ、そして、
それにもかかわらず、「発行」されていたことがやっと今になって明るみに出て
きた、ということを意味するのでしょうか?
すぐに教えてもらえたら、とても有り難いです。」
「返答:
その通りです。私も、このことが去年公にならなかったことに驚いています。
確かに、口を閉ざしているよう兵士たちにプレッシャーがかけられていることは
良く承知していますが。」
以下は、、劣化ウラン弾関係メーリングリストに流された、湾岸戦争帰還兵であるレイモンド・ブリストウ氏の訴えです。
(2004年2月17日)
「国防省認める??劣化ウランは健康障害を引き起こす可能性あり」
イラクに派遣されている英国軍は、現在、「F Med (医学ファイル)1018」を発行されている。
何故、イラク戦争、バルカンや湾岸での戦争の前に発行されなかったのだろうか?
他の国々から派遣されている隊員たちは、英国軍兵士はこの警告カードを与えられていることを知っているのだろうか?
イラク市民は、この警告カードを知っているのだろうか?
世界各地の試射場近くに住む人々は、この警告カードを知っているのだろうか?
この警告カードのコピーをイラク市民のために作って、彼らが、イラクにあるイギリスやアメリカの軍事施設に出向き、検査を受けられるようにすべきである。ウラン弾を使用したのはアメリカやイギリスなのだから。
[湾岸戦争帰還兵である]私のところにファックスで送られてきたカードのフォト・コピーをどうぞ広めてください。
国防省は、第一次湾岸戦争の帰還兵たちに、「劣化ウランは安全である」と言い続けてきたことを忘れないでください。「虚偽」のさらなる証拠。
第一次湾岸戦争では劣化ウランは実験的なものだったと言われていた??だが、戦争の後になってから帰還兵の健康への影響を認めるとは、ニュルンベルク規約違反のさらなる証拠ではないか?
レイ
[以下、「発行」時期に関する返答・質問の原文]
Date sent: Thu, 19 Feb 2004 01:21:57 +0900
Subject: a question Re: [du-list] MoD Information Card
From: Kazashi <kazashi@intl.hiroshima-cu.ac.jp>
To: <laka@antenna.nl>
Dear Henk,
Thank you very much for the very important information.
It reads: (Introduced 03/03)
Does this mean that this information card was introduced in March、 2003, but this “introduction” came to light only now?
I appreciate your immediate response. Kazashi
Dear Kazashi,
That is correct. I am also amazed that this hasn’t become public in the past
year, even when I am fully aware about fact that soldiers are pressed to
keep silence.
Henk
———————————————————————-
stichting Laka
Laka foundation documentatie en onderzoeks-documentation and research centrum kernenergie centre on nuclear energy
Ketelhuisplein 43 1054 RD Amsterdam NL-1054 RD Amsterdam
tel: 020-6168294 Netherlands fax: 020-6892179
tel: +31-20-6168294 fax: +31-20-6892179
www.laka.org laka@antenna.nl
[以下、ブリストウ氏のメールの原文]
From: Raymond Bristow
Sent: Tuesday, February 17, 2004 4:21 PM
Subject: MoD Accept DU has the potential to cause ill health
MoD Accept DU has the potential to cause ill health
British Troops serving in Iraq are now being issued with an F Med 1018.
Why not before the Iraq war, Balkans or Gulf War?
Are service personnel from other nations aware that British Troops carry this warning card?
Are Iraqi Civilians aware of this warning card?
Are Civilians aware of this warning card who around the world live near test firing range’s.
Copies of this card should be made for the Iraqi civilians to turn up at British & American Military establishments in Iraq and ask for testing as it was the US and the UK that used Uranium Munitions.
Please distribute the faxed, photo-copy of the card that was sent to me.
REMEMBER The MoD have always told Gulf War 1 Vet’s DU IS SAFE
another demonstration of an UNTRUTH
It was said that DU was experimental during Gulf War 1 – then is this
another demonstration of the breaking of the Nuremberg Code by observing the health effects on the Veterans after the War?
Ray……
国防省は、DUについて嘘をついた
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
DU-Listより2004年2月29日
国防省は、DUについて嘘をついた
(左党仮訳)
.調査
陸軍は、健康への危険についてイラクにいる兵士に忠告していたが、ネイル・マッケーとアミ-ウィルソンによる、強まる国際的な懸念にも関わらず、スコットランドの射撃場は安全だと主張した。
国防省のDUは命に危険を及ぼさないと言う主張は、イギリス陸軍がイラクにいる兵士にDUは病気を引き起こすかもしれないと教えていることをつきとめたサンデー・ヘラルド紙の調査により、揺らいできている。
(ヘラルド紙による)すっぱ抜きに軍部や科学者、政治家らは憤慨している。複数の研究が、DUは、ガンやこどもが体に不自由をもって生まれることや、記憶喪失や、免疫系を傷つけることや、神経失調につながることを示してきた。しかし、国防省は、第1次湾岸戦争以来、DUは、健康や環境に危険ではない、と主張してきた。
しかし、軍部筋は、イラクで活動している兵士たちに手渡されている国防省のカードを、サンデー・ヘラルド紙に渡してしまった。そのカードは次のように読める。「あなたは劣化ウラン弾が使用された戦域に配備されつづけている。DUは、弱い放射性を持った重金属で、病気を起こす恐れがある。あなたは、配備されている期間中にDUを含んだチリにさらされていたかもしれない。」
「あなたは、尿検査を受けてウランを測ることが望ましい。もし、もっとこの検査を受けることについて知りたいのであれば、あなたは本拠地へ帰ったとき、部隊の軍医に相談すべきである。軍医は、DUの健康への影響について、情報を提供できる。」
国防省は、1999年までに、6350発以上の劣化ウラン砲弾を、ダンドレナンの試射場からソルウエーファースに向けて打ち込んでいる。第1次湾岸戦争では320トンのDUが使用され、第2次では1000トンのDUが使用された。
ダンドレナン地域の地元住民や政治指導者たちは、自分たちは知らされていないのに、イギリス兵にはDUの危険性が知らされていたことに怒っている。
国連の小委員会はDUの使用は、ジュネーブ条約と無差別殺戮禁止条約に違反していると決定した。20万人のアメリカ兵の湾岸戦争症候群の影響も、DUのせいだとされてきている。
DUは、帰還兵とイラク人の子どもたちが、体に不自由を持って生まれるようにしてしまい、憂えるべき数のアノフサルモスの症例--目がないまま生まれて来ること--を引き起こしていると信じられている。帰還兵についての研究によると、67%が、深刻な病気・・・目がない、血液の感染症(敗血症?)、呼吸器系の問題、つながった指・・・・を持っている子どもがいる。
アメリカ国防省から湾岸戦争後、DUを扱うよう仕事を与えられていた、前国防総省DUプロジェクト指揮官で、アメリカ元陸軍大佐のダグ・ロッキー教授は言う。「イギリス国防省のカードは、危険を知らせている。それは、公式に取られてきた「(DUには)危険がない」という立場と矛盾する。それは、DU砲弾を使いつづけるとともに責任を逃れるためである。」
ロッキーは、劣化ウラン弾で世界を汚染したとして、アメリカやイギリスを批判し、カードを発行したことは、米英が影響を受けた全ての人を治療しイラクの環境を浄化する道徳的義務を有していることを意味している。
DUはイラクの居住地域にあり、兵士は防護服も呼吸器を防護することもなく、汚染地帯の側を通過し、子供たちも同じ区域内で遊んでいる。
彼は付け加える。誰に何の権利があって、放射性の毒物を撒き散らしたうえ、掃除もせず、人々に医療も提供しないでいるのか?ロッキーは、イラクにおけるDU使用は戦争犯罪だと思う、とした。
この戦争は、大量破壊兵器(廃棄)のための戦争だったが、アメリカとイギリスだけが、DU片と言う形で、大量破壊兵器を使ったのだ。
レイブリストーは、イギリス全国湾岸戦争帰還兵・家族協会の理事だが、国防総省のカードは、在野の科学者が何年も言ってきたことをいっている、という。ブリスト-は45歳だが、染色体の異変と、ヒロシマの核兵器による被爆者ににた状態に苦しんでいる。
湾岸戦争での衛生伍長で、元准尉だった彼は、いまや歩行機によって短い距離をあるけるだけで、しばしば、車椅子を使わねばならない。
イギリス兵にはカードが発行されていたのに、イラクの人々についてはどうだったのか?我々は問わねばならない。イラク人は、DU汚染の中で暮らしているのだ。そして、ダンドレナンの人々についてはどうだったのか?
国防省はいつもDUは安全だと言いつづけてきたが、嘘であることが明かになっている。
ブリストーは2万9千もの英軍兵士が汚染されたかもしれないと言う。彼自身、体内に、安全基準の100倍以上ものウランが見つかっている。私は、自由と民主主義を信じているから軍服を着ていると、彼は言う。また、自分の政府の言う言葉がいまや信じられない(と言う)。
彼は、DUカードが発見されたので、(DUの)影響を受けた兵士たちが、損害賠償を求めて訴えやすくなると信じている。世界的にも、この発見は、大変な意味を持っている。
アラスデー・モルガンはダンドレナン地域のSNP(スコットランド国民党?)のMSP(州議会議員?)だが、DU禁止を求めている。彼はこう付け加えた。「この発見は、DUは、使用も実験もされるべきではなかったと主張してきた人たちを弁護するものだ。この地域での実験は完全に中止すべきだ」
クリス・バランスは、この地域選出の環境主義者の州議会議員だが、こう付け加える。DUは、禁止されるべき大量破壊兵器だ。
彼は、国防省はソルウエー・ファースに向けて撃たれた砲弾を取り除き、ダンドレナンの人々に危険を知らせるべきだと言う。
マルコム・フーパーは、スコットランド大学の医科学の名誉教授で、DUの専門家だが、MODが、兵士に警告を発しながら、DUが危険でないと主張するのは、行政による欺瞞である、という。
DUについての政府顧問でもあるふーパーは、政府の恐ろしい実験と言う行為を、自軍兵士への不潔な言葉であり、戦争犯罪であると述べた。
彼は、カードを発行したのは、政府による失敗の自白だと言う。
ピーター・キルフォイルは、労働党の前国防大臣だが、こう言う。「私は、エージェントオレンジを似たように否定したことを思い出したが、しかし、いつも私たちは、こうした物質は、長期の結果を持つことを発見する(長期にならないと結果がわからない。)」
兵士に発行されたカードを見てしまうと、いくら国防省がウェッブサイトでDUは健康に危険をもたらさないと言う主張を行い、国防省の報道官もそういったとしても、わたしたちは、DUは安全な物質とは決して言わないだろう。それは放射性があるが、しかし、健康被害に結びつく証拠はな
い。
彼は、カードは兵士を安心するために発行されたといい、こう付け加える。実験が問題として取り上げられることは低調でありつづけた、なぜならば、兵士たちは、危険はごく小さいと考えていたからだ。
国防省は、政策を変えていない。
2004年2月29日
MoD lied over depleted uranium
.INVESTIGATION.
Army advises troops in Iraq of health risk but insists Scottish firing range is safe, despite growing international concern By Neil Mackay and Amy Wilson
CLAIMS by the Ministry of Defence that depleted uranium (DU) is not a risk to life have been undermined by a Sunday Herald investigation that found the British army is telling soldiers in Iraq that it can cause ill-health.
The revelation has outraged the military, scientists and politicians.
Studies have shown DU leads to cancers, birth defects, memory loss, damage to the immune system and neuro-psychotic disorders. But the MoD has claimed since the first Gulf war that DU does not pose a risk to health or the environment.
However, military sources have passed an MoD card to the Sunday Herald which is being handed to troops on active service in Iraq. It reads: You have been deployed to a theatre where depleted uranium (DU) munitions have been used. DU is a weakly radioactive heavy metal which has the potential to cause ill-health. You may have been exposed to dust containing DU during your deployment.
You are eligible for a urine test to measure uranium. If you wish to know more about having this test, you should consult your unit medical officer on return to your home base. Your medical officer can provide information about the health effects of DU.
The MoD had fired more than 6350 DU rounds into the Solway Firth from its testing range at Dundrennan by 1999. In the first Gulf war 320 tonnes of DU were used, in the second more than 1000 tonnes were used .
Locals in the Dundrennan area and their political leaders are angry that British troops are being warned about the risk of DU, while they are not.
A UN sub-commission has ruled that the use of DU breaches the Geneva Convention and the Genocide Convention. DU has also been blamed for the effects of Gulf war syndrome among some 200,000 US troops.
It has led to birth defects in the children of veterans and Iraqis and is believed to be the cause of the worrying number of anophthalmos cases – babies born without eyes – in Iraq. A study of veterans showed 67% had children with severe illnesses, missing eyes, blood infections, respiratory problems and fused fingers.
Professor Doug Rokke, the ex-director of the Pentagon’s DU project and a former US Army colonel who was tasked by the US defence department to deal with DU after the first Gulf war, said: The MoD card acknowledges the risks. It contradicts the position it has taken publicly – that there was no risk – in order to sustain the use of DU rounds and avoid liability.
Rokke attacked the US and UK for contaminating the world with DU munitions and said the issuing of the card meant that they had a moral obligation to provide care for all those affected and to clean up the environment in Iraq.
DU is in residential areas in Iraq, troops are going by sites contaminated with it with no protective clothing or respiratory protection, and kids are playing in the same areas.
He added: What right does anyone have to throw radioactive poison around and then not clean it up or offer people medical care .Rokke said that the use of DU in Iraq should be deemed a war crime.
This war was about weapons of mass destruction, but the US and UK were the only people using WMD – in the form of DU shells.
Ray Bristow, trustee of the UK National Gulf Veterans and Families Association, said the MoD card confirms what independent scientists have said for years. Bristow, 45, suffers from chromosomal abnormalities and conditions similar to those who survived the nuclear bomb in Hiroshima.
A former warrant officer in the medical corps in the first Gulf war, he is now only able to walk short distances with a walking frame and often has to use a wheelchair.
While the card may have been issued to British troops we have to ask, What about the Iraqi people? They are living among DU contamination. And what about the people in Dundrennan?
The MoD line has always been that DU is safe – it has been caught out in a lie.
Bristow says some 29,000 British troops could be contaminated. He was found to have uranium in his system more than 100 times the safety limit. I put on a uniform because I believe in democracy and freedom,he said. Now I can’t believe a word my government says.
He also believes the discovery of the DU card will help affected troops sue for compensation. Globally, this discovery is of huge significance.
Alasdair Morgan, the SNP MSP for the Dundrennan area, called for a ban on DU. He added: This find vindicates those who have said DU should never have been used or tested. Testing should stop in this area completely.
Chris Ballance, the Green list MSP for the area, added: DU is a weapon of mass destruction that must be banned.
He said the MoD must remove the shells that had been fired into the Solway Firth and tell the people of Dundrennan about the risks.
Malcolm Hooper, emeritus professor of medicinal chemistry at Sunderland University and an expert on DU, said it was administrative deception for the MoD to claim DU was not a risk to health while issuing warnings to troops.
Hooper, who is a government adviser on DU, described the government’s behaviour as a dreadful experiment an obscenity and a war crime against our own troops.
He said that the issuing of the card was a confession of failure by the government .
Peter Kilfoyle, a former Labour defence minister, said: I can remember similar denials about Agent Orange, but invariably we discover these substances do have long-term consequences.
Despite claims on its own website saying DU does not lead to health risks, an MoD spokesman said, when confronted with the card issued to troops: We never said it was a safe substance. It is radioactive, but there is no evidence to link it to ill-health.
He said the cards had been issued to reassure troops, adding that the take-up of testing had been low as most soldiers understand the risks are minimal.
The MoD insisted it had not changed its policy.
29 February 2004
2004年2月29日
2004.2.27
劣化ウランが残るクウェートの領域の放射線学的状態
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
DU-Listより2004年2月26日
RADIOLOGICAL CONDITIONS IN AREAS OF KUWAIT WITH RESIDUES OF DEPLETED URANIUM
劣化ウランが残るクウェートの領域の放射線学的状態
Report by an international group of experts
専門家の国際的なグループによる報告
(左党試訳)
Still having a look at this one. Interesting admission on page 7, implies that dirty DU has been put toward armaments for longer than I (in my innocence) would have guessed.
“There have been reports that the DU in munitions contains
small
amounts of other radionuclides, such as isotopes of
americium and
plutonium, as well as 236U. The presence of these
human-made radionuclides
indicates that some of the DU has been obtained from
uranium that had been
irradiated in nuclear reactors and subsequently
reprocessed.
Published information for other theatres of war indicates
that
the amounts of these radionuclides present in DU are very
small
[8, 9].
[8] ROYAL SOCIETY, The Health Hazards of Depleted Uranium
Munitions, Part I, Royal Society, London (2001).
[9] UNITED NATIONS ENVIRONMENT PROGRAMME, Depleted Uranium
in Kosovo, Post-Conflict Environmental Assessment, UNEP,
Nairobi (2001). Radiological Assessments, Rep. NRPB-M636,
National Radiological Protection Board, Didcot, UK (1996).
The ratios of Pu238 toPU239&240, and U234:U238 given in
Table II, on Page 8, should help when drawing inferences
about the population dose commitment associated with DU
weapons and remnants of war.
まだ、これを見ている。
7ページの興味深い承認、 汚いDUが私(寡聞にして知らなかっ
た)が推測しただろうより長い間兵器
に向かって置かれているのを含意する。
「兵器のDUが他の少量の放射性核種を含んでいるというレポー
トがあった、アメリシウム
の同位元素や236Uと同様にプルトニウムなどのように。」
これらの人間人工の放射性核種の存在は、いくらかのDUが原子
炉で照射されて、次に
再処理されていたウランから入手されたのを示す。
戦争の他の戦区について発表された情報によると、DUの現在の
これらの放射性核種の量
が非常に少いことがしめされている。8、9。
8 王立協会、劣化ウラン弾の健康危険、パート1、王立協会、
ロンドン(2001)。
[9]
国連環境計画、コソボの劣化ウラン、紛争後の環境影響評価、UNEP
、ナイロビ(2001)。
放射線学の査定、NRPB-M636下院議員、国家の電離放射線防護
板、ジドコット、イギリス(1996)。
U234: Pu238 toPU239と240の比率、8ページで、Table IIで与
えられているU238は、
戦争のDU兵器と残りに関連している集団線量預託に関して推論
を引き起こすのを助けるにちがいない。
2004.2.26
湾岸戦争に奇形児誕生を結びつける研究、国防総省は相関関係は全く証明されていないと言う
湾岸戦争に奇形児誕生を結びつける研究、国防総省は相関関係は全く証明されていないと言う
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
DU-Listより2004年2月25日
From: davey garland <thunderelf@y…>
Date: Wed Feb 25, 2004 6:58 pm
Subject: studies link birth defects to gulf war
奇形児誕生と湾岸戦争を関連付ける研究が(複数)ある
(NODUヒロシマ・プロジェクト仮訳)
Studies link birth defects, Gulf War
Pentagon says there is no proven correlation
湾岸戦争に奇形児誕生を結びつける研究
国防総省は、相関関係は全く証明されていないと言う
09:22 AM CST on Tuesday, February 24, 2004 By BYRON HARRIS / WFAA-TV
「ニュース8」(番組名か?)は、8年間、湾岸戦争の帰還兵の子供たちの間での奇形についての疑問に注目してきた。帰還兵たちは、湾岸戦争以外の帰還兵に比べ、奇形児が生まれやすいという。
サン・アントニオのセドリック・ミラーは今12歳だが、最初のペルシア湾岸での戦争から父が帰ってきた直後に受胎し、誕生した。
セドリックはドールデンハー症候群をわずらっている。彼は、生まれて以来、顔や体を治し、作るために、16回もの手術を受けねばならなかった。
「顔は、まだ発展途上だった」とセドリックの父は言う。「左目はなく、耳もなく、親指も働かず、なにか他のものが動いていた」。
セドリックは文字通り、帰還兵・科学者政府の間での論争のためになる、絵にかいたようなこどもだった。第一次湾岸戦争直後、兵役から帰ってきたものたちは、自分たちのこどもたちは警告的な水準まで、奇形に襲われた、と言う。
セドリックの父のスティーブミラーは、議会の前に証言した。湾岸に従軍したほかの数万の父親と同様、彼も、化学物質の混合物にさらされたのだ。
ミラーには、戦争前に、奇形のない子供が生まれていた。戦争から帰って、セドリックが生まれた。セドリックのようなゴールデンハーの症例は、帰還兵にとって、なにかがまずい証拠なのだ。国防総省は、何の証拠もないというが、多くの科学者たちは証拠があると言う。
「湾岸戦争帰還兵は、3倍のゴールデンハ-症候群の危険性がある」と、サンディエゴのカリフォルニア大学の感染症学者・マリア・アラニ-タは言う。
アラニータは、ゴールデンハー症候群は、通常こども2万6千人に一人しか起きないと知っている。しかし、彼女が34000人の湾岸戦争帰還兵に生まれた子供たちを調べた1997年にさかのぼると、彼女は5件のゴールデンハ-の症例をみつけた。
この数字は異常だが、統計的に有効といえるほどは大きくない、と、国防総省は言う。国防総省の当局者は、湾岸戦争への従軍と、奇形率の高さは関連性がないと主張を崩していない。
奇形が子供に発生するかどうかについてに限れば、(湾岸に)配備された兵士と配備されなかった兵士の間に統計的な差はない、と国防省のミッチェル・キルパトリック博士は言う。
国防省の研究者たちは、この問題を研究しつづけている。
「国防総省の研究者たちは沢山の研究をしてきている」と、NPOの「こどもたちのための奇形研究所」のベティ-・メクディシは言う。彼らは、私たちは間違っていたと言う証拠を見せることができ、追放できるような研究をすでに確立している、と言う。
メクディシの組織は、国中の親からデータを集めた。そして、いま、湾岸戦争帰還兵から26のケースを集めた。
ゴールデンハ-は、あまりに珍しいので、それをぱっとみたとき、何かが起こっていると感じた、とメクディシは言う。
政府によると、メクディシの数は有効ではない。しかし、アラニータが研究すればするほど、彼女は証拠を発見するようになった。
「奇形を調べる方法が改善したので、結果も変わっている」とアラニータは言う。
ニュース8は、昨年のうちに出版された、国内の退役軍人協会の研究による証拠資料、湾岸戦争帰還兵のこどもは、通常の2倍の奇形の割合であるという証拠資料を発見した。
国防省が確立した研究では、心臓の欠陥は、湾岸戦争帰還兵の男性の子供では、通常の3倍に達している。
今月発表された研究によれば、第一次湾岸戦争に従軍した女性の、戦争直後の次期の流産率は通常の3倍だった。
サン・アントニオに話を戻すと、セドリックミラーは、あごを伸ばし、左耳をつくるためにもう五回の手術を受けねばならない。彼の姉と父は、彼が毎日航海している感情的な地雷原に直面しているのを助けている(=彼が感情的に爆発しないように助けている?)
「彼は、みんなと同じように見えるようになりたいと願っているが、何が起ころうが、まだわたしと同じようには見えない」と姉のラリサ・ミラーは言う。
軍は、彼の父がもう陸軍にいないので、彼に医療費も全く払わない。
「どんな理由であれ、彼が私を必要とするなら、どこにいても私は行く、」とラリサは言う。
イラクにいまだに、セドリックを害したものが残っているかは誰も知らない。しかし、10万人もの将来の父母が湾岸の任務から帰ってきている。いまや、かつてないほど多くの女性が、前線の化学物質や有毒物質に近づいていた。
帰還兵の将来の子どもたちは危険か?
どんな戦場の環境にも、再生産可能な毒物がたくさあるので、私は、それは、わたしたちが、どんな帰還してくる軍についても考慮いれねばならないことと考える。
国防省は、第一次湾岸戦争後よりは、帰還兵を追跡するようにしているが、問題は複雑だ。かつてないほど多くの夫婦が戦争で一緒になっており、そのことは、片方と言うよりは両親とも欠陥を生ずる毒物をすいこんでいることを意味している。
さらなる科学が望まれ、さらに良い統計が、この問題を深めるために、奇形について行われるべきだ。
(ブッシュの地元だからか?)テキサスは、奇形を登録するプログラムがないもっとも大きな州である事も記しておく。
From: davey garland [mailto:thunderelf@yahoo.co.uk]
Sent: Wednesday, February 25, 2004 6:59 PM
Subject: [du-list] studies link birth defects to gulf war
Studies link birth defects, Gulf War
Pentagon says there is no proven correlation
09:22 AM CST on Tuesday, February 24, 2004
By BYRON HARRIS / WFAA-TV
News 8 has been looking at questions about birth defects among the children of Gulf War veterans for eight years. Vets said their kids had more birth defects than non-Gulf War vets. WFAA producer P.J.
Ward has been gathering data from scientific journals, and News 8 is now able to report that data.
——————————————————————————–
Cedric Miller of San Antonio is now twelve years old, conceived and born just after his father returned from the first war in the Persian Gulf.
Cedric suffers from Goldenhar Syndrome. He’s had sixteen surgeries to repair and construct his face and body since he was born.
“The face was underdeveloped,” said Cedric’s father Steve Miller. “There was no eye on the left, there was no ear, the thumbs didn’t work and there were some other things going on.”
Cedric is literally a poster child for a controversy between veterans, scientists and the government. Just after the first Gulf War, those returning from duty said that their children were being stricken with birth defects at an alarming rate.
Steven Miller, Cedric’s father, testified before Congress. Like tens of thousands of other fathers who served in the Gulf, he was exposed to a cocktail of chemicals.
Miller fathered a normal child before the war. After he returned, Cedric was born. Goldenhar cases like Cedric’s were a signal to vets that something was amiss. The Department of Defense said there was no evidence, but many scientists said there was.
“The Gulf War vets had a three time higher risk of having Goldenhar Syndrome,” said Maria Araneta, an epidemiologist at the University of California at San Diego.
Araneta knows Goldenhar normally happens to just one child in 26,000. But back in 1997, when she analyzed the birth records of 34,000 babies born to Gulf War vets, she found five cases of Goldenhar.
The number was unusual, but not big enough to be statistically significant, according to the Department of Defense. To this day, Pentagon officials maintain there’s no correlation between Gulf War service and higher birth defects.
“There hasn’t been any statistical difference in the deployed and non-deployed populations as far as birth defects in their children,” said Dr. Michael Kilpatrick of the Department of Defense.
Pentagon researchers continue to study the issue.
“They’ve funded a lot of studies,” said Betty Mekdici of the non-profit organization Birth Defect Research for Children. “I think they’ve funded some studies so that they could show us we were wrong and make us go away.”
Mekdici’s organization collects data from parents across the country. She’s now discovered 26 cases of Goldenhar among Gulf War veterans.
“Goldenhar is so rare that when we started to see that blip, we knew that something was going on,” Mekdici said.
Government officials said Mekdici’s numbers aren’t valid. But the more studies Araneta does, the more evidence she finds.
“The results have changed, because the methods in ascertaining birth defects have improved,” Araneta said.
News 8 found documentation from an internal Veterans Administration study, published within the last year,
that shows children of Gulf War vets have twice the normal rate of birth defects.
A Department of Defense-funded study showed children of male Gulf War vets have three times the average rate of heart defects.
And a study just released this month shows women who served in the first Gulf War suffered three times the normal rate of miscarriages in the period just after the conflict.
Back in San Antonio, Cedric Miller faces five more surgeries to lengthen his jaw and create a new left ear. His sister and father help him face the emotional minefield he navigates every day.
“He wants to look like everybody else, but no matter what happens, he’s still the same to me,” sister Larissa Miller said.
The military pays for none of his medical needs, because his father is no longer in the Army.
“If he needs me for any reason, no matter where I am, I’ll come,” said Larissa.
No one knows if the war exposures that may have harmed Cedric are still in Iraq. But 100,000 potential mothers and fathers are now returning from service in the Gulf. This time, more women than ever were close to the chemicals and toxins of the front lines.
So, is this new crop of veterans potentially in danger?
“There are a lot of exposures in any warfare environment that are reproductive toxins, so I think that’s something we have to take into account with any returning army,” Mekdici said.
The Department of Defense is keeping better track of returning vets than it did after the first Gulf War, but the problem is complicated. More husbands and wives are in the war together than ever before, meaning that two parents, rather than one, may be carrying the toxins that produce birth defects.
More science needs to be done, and better statistics need to be kept of birth defects to further research into the issue.
It should also be noted that Texas is one of the largest states not to have a birth defect registry program.
E-mail: bharris@wfaa.com (reporter), pjward@wfaa.com
(producer)
(defectを「奇形」と訳しています。この言葉に対して不快感を持たれるかたがおられることは承知しておりますが、資料になるべく忠実に訳し、劣化ウラン弾によって引き起こされる問題の深刻さを明らかにするために、あえてこの言葉をあてはめておりますことをご理解ください。不快感を持たれた方にはお詫び申し上げます。- NODUヒロシマ・プロジェクト)
2004.2.24
日本は,イラク(派兵)問題をめぐって分裂している
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
(このHPを見ていただいた小原信利様より、訳のご指摘がありました。おかげさまでよりよい訳となり、提供することができています。ご助言をいただいた小原信利様にはこの場を借りてお礼申し上げます。— NODUヒロシマ・プロジェクト)
DU-Listより2004年2月24日
Japanese split over Iraq mission
日本は,イラク(派兵)問題をめぐって分裂している
(NODUヒロシマ・プロジェクト 左党仮訳)
日本は1952年に独立を回復したはずだが,日本軍をイラクへ送る決定を今月初めに行ったことは,多くの市民に,いかにこの国が本当の意味で独立していないか,そしていかにアメリカの支配が残っているかを思い起こさせた。
イギリス首相トニー・ブレアが「プードル犬」なら,小泉純一郎総理は,まさに「スパニエル犬」だ。(*どちらもおべっか使い,の意味)。
「我々は未だにアメリカ軍の占領下にあるようだ」と,日本の元文部官僚で現在は大学学長のわたしの知人は言った。
他の多くの日本人同様,彼も,小泉は,余りに弱腰でブッシュに勇敢に立ち向かえないので,第2次大戦後始めて,日本軍の戦闘地域への派兵を命令したと信じている。
最近のNHKの世論調査によると,51%が,ワシントンの対イラク戦争に参加することに反対し,42%しか。小泉の決定を支持していない。さらに,調査に応じたうちの82%が,泥沼化したイラクに進軍することについての総理の説明を信じていない。ほとんどが,小泉は,ブッシュについて行くかさもなくば,アメリカとの同盟を損なう危険を犯すしかないと考えている。
アメリカが,日本のことを当然と考えているのは疑い様がない。ブッシュ政権は,いかに米軍が日本を第2次大戦後「民主化」したかを自慢したがり,また,おなじ功績(=民主化)をイラクでも達成するだろうと言いたがっている。
しかし,ブッシュ政権は,1972年まで,25年間以上,沖縄県を国防総省の植民地とし,アメリカは,いまだなお,この小さな島に38もの基地を持っていることを見落としている。
沖縄には,130万人の日本市民が住み,彼らは,1945年以来,繰り返し,米兵の凶悪犯罪や,継続的な環境破壊・騒音公害,ひき逃げ事故,バーでの喧嘩,米国や日本本土では絶対許されない行為に耐えてこねばならなかった。
日本をアメリカの衛星のままにするような任務を帯びていたワシントンの高官は,国務副長官・リチャード・アーミテージである。彼の名前はおそらく,アメリカのどの政府高官よりも日本のメディアに登場しているだろう。彼は日本が軍事的にアメリカを支援することに失敗した1991年の対イラク戦争を引き合いに,「今度は船に乗り遅れるな」と小泉を1年以上もせっついた。(彼は明かに,東京(日本政府)が,130億ドルという巨額の拠出をしたことを忘れている)。
九月に総理(自民党総裁)に再選された後,小泉は,憲法第九条に違反するとおそらく熟知していたにも関わらず,イラクに自衛隊を派兵することを支持する議案を,国会で通すことを準備した。
九条は,戦後の憲法の鍵の一つであり,日本が,国際関係の処理のために軍隊を使うことを禁じている。小泉は,憲法を将来変えようとする策動を支持し,「日本陸軍」は,「人道復興支援にのみ」イラクで従事する,と強弁することで,これ(憲法九条問題)を回避しようとしている。
しかし,これは,軍事的にも経済的にもまったくもって安全な政策ではない。国内では,憲法を変えずに派兵することは,日本が法による支配を信じていないと思わせるという批判もある。加藤紘一と古賀誠の二人の小泉自民党の元幹事長,同党の元政調会長の亀井静香は,派兵のための採決を棄権した。
2月8日,約1000人の自衛隊員の第1陣がバグダッド南方168マイルのサマワについた。4日後,彼らは迫撃砲の攻撃にあった。(訳者注:自衛官は怪我をしていないが,数キロ先で迫撃砲が発射されモルタルの壁が崩れる被害が出ている。)彼らは,アメリカ主導の連合軍に参加しているとして、アルカイーダから脅かされている。似たような警告を発した後、アルカイーダはイスタンブールでトルコ人に手痛い打撃を与えているので、日本も軍人や市民への死傷者を覚悟しなければならないだろう。
おそらく,(被爆体験がある)日本人にとっては,もっと深刻に感じられるだろうが,サマワは1991年,2003年2度ともアメリカの劣化ウラン弾による攻撃を受けている。日本人ジャーナリストの豊田護は,ガイガーカウンターを装備し,通常より,300倍の放射線を市内で発見した。放射線の病気による死や障害は,第2次大戦でのヒロシマ・ナガサキへの爆撃(原爆使用)を経験した日本人には,とくに恐ろしいものである。
イギリスと濠太剌利の政府は,フランスや独逸のように,傍観することも出来たのに,民意を無視して,アメリカの「勝てば官軍」の冒険に参加した。
チャ―マー・ジョンソン 日本政策研究所所長,「帝国の嘆き:軍国主義,秘密性,共和国の終焉」の著者がこのロサンゼルスタイムズの記事を書いた。
Japanese split over Iraq mission
Chalmers Johnson, for the L.A. Times
February 23, 2004, Minneapolis Star Tribune
www.startribune.com/stories/1519/4620598.html
Japan may have regained its sovereignty in 1952, but the decision to dispatch Japanese troops to Iraq earlier this month has reminded many of its citizens just how little independence the country really has — and just how much control the United States retains.
If British Prime Minister Tony Blair is President Bush’s poodle, then Prime Minister Junichiro Koizumi is his cocker spaniel.
“We are still occupied by the American military,” said an acquaintance of mine who is a former official of Japan’s Ministry of Education and now a university president. “We are a satellite. Our foreign policy revolves entirely around the wishes of Washington.”
Like many other Japanese, he believes that Koizumi ordered Japan’s first military sortie into an active combat zone since World War II because he was too weak to stand up to Bush.
According to a recent Japan Broadcasting Corp. poll, 51 percent of the country opposes getting involved in Washington’s war against Iraq, while only 42 percent supports Koizumi’s decision. What’s more, 82 percent of those polled said they did not trust the prime minister’s explanations for marching into the Iraqi quagmire. Most believe that Koizumi had to go along with Bush or risk damaging the alliance with the United States.
There’s no question that the United States takes Japan for granted. The Bush administration likes to boast about how successful the U.S. Army was in democratizing Japan after World War II, and it likes to suggest that it will accomplish the same feat in Iraq. But it fails to note that the U.S. military kept the Japanese prefecture of Okinawa as a Pentagon colony for more than 25 years — until 1972 — and that the United States still has 38 military bases on that small island.
Okinawa is home to 1.3 million Japanese citizens who since 1945 have repeatedly had to bear the burdens of violent crimes by American soldiers, continuous environmental and noise pollution, hit-and-run accidents, bar brawls and behavior that would never be tolerated in the United States or the mainland of Japan.
The Washington official charged with keeping Japan in the U.S. orbit is Deputy Secretary of State Richard Armitage. His name probably appears in the Japanese media more frequently than any other U.S. government figure. Armitage has been hammering Koizumi for more than a year “not to miss the boat” this time, referring to Japan’s failure to support the United States militarily in the 1991 war against Iraq. (He has apparently forgotten that Tokyo bankrolled operations to the tune of $13 billion.)
After his reelection as prime minister in September, Koizumi railroaded a vote through the Japanese Parliament endorsing the dispatch of Self-Defense Forces troops to Iraq, even though he acknowledged that this was probably a violation of Article 9 of the Japanese Constitution.
Article 9, a key part of Japan’s post-World War II constitution, prohibits Japan from using force in the conduct of its foreign relations. Koizumi tried to get around this by endorsing future efforts to amend the constitution and by claiming that the Japanese army would undertake “only humanitarian and reconstruction work” in Iraq.
But this is hardly a risk-free operation — militarily or politically. Domestic critics charge that sending the troops before amending the constitution suggests that Japan does not believe in the rule of law. Two former secretaries-general of Koizumi’s Liberal Democratic Party, Koichi Kato and Makoto Koga, and the party’s former policy chief, Shizuka Kamei, declined to vote for the troop deployment.
The first of about 1,000 Japanese troops arrived Feb. 8 in Samawah, 168 miles south of Baghdad, Iraq. Four days later, they came under mortar attack. They’ve also been threatened by Al-Qaida for joining the U.S.-led coalition — and given that Al-Qaida delivered painful blows to the Turks in Istanbul after issuing similar warnings, Japan should be braced for military and civilian casualties.
Perhaps even more serious for the Japanese, Samawah was hit by U.S. depleted-uranium ammunition in both 1991 and 2003. Japanese journalist Mamoru Toyoda, equipped with a Geiger counter, found radiation levels in the town 300 times greater than normal. The Dutch troops also based there have refused to remove or go near any of the radioactive debris in the area. Death and disability because of radiation sickness is a particular horror for all Japanese after the World War II bombing of Hiroshima and Nagasaki.
The British and Australian governments ignored their populations to join Bush’s might-makes-right adventure, when they could have stood aside like France and Germany. It is too bad that Japan has now done the same thing, permanently destroying the idealism behind its antiwar constitution.
Chalmers Johnson, president of the Japan Policy Research Institute and author of “The Sorrows of Empire: Militarism, Secrecy, and the End of the Republic,” wrote this article for the Los Angeles Times.
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いまや、劣化ウランについての問い合わせは、軍からまっさきに来ている
いまや、劣化ウランについての問い合わせは、軍からまっさきに来ている
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
DU-Listより2004年2月24日
This time, depleted uranium questions are coming from the Army first By Kevin Dougherty, Stars and Stripes European edition, Monday, February 23, 2004
いまや,劣化ウランについての問い合わせは,軍からまっさき に来ている,
ケビン・ドーティ、スター・アンド・ストライプス2004年2月23日(月)
(NODUヒロシマ・プロジェクト 左党仮訳)
ペルシア湾岸戦争の余波で,劣化ウランへの関心が高まる中 ,軍医たちは,神経質に,放射線被爆の話題について,兵士が 口を開くのを多いに待っている。
この(軍医たち)の接近は,健康や(軍の)配置についてのデ ータがないためでもあり,このこと(=データのないこと)が人々に 治療を施したり,補償したりする努力を妨げている。
今,軍は数十年で最大のローテーションを行っているので, イラクからの帰還兵は,ほとんどが自分自身でこの問題に気付 かないうちに,他の潜在的に危険な毒物と同様DUについても質問され ている。これや,他の健康に関する質問は,軍全体の配備後調査の基礎 と なっている。
我々はより多くの試験をしている、とドイツのランドサル中欧 米軍健康増進予防センターの疫学主任のジェームズ・マンカソ大佐 は言う。
マンカソは、当局はいかなる劣化ウランへのヒバクの証拠も 見つけていないが、密度の高い物質が、装甲を射ぬく能力を 高めるため、使用された、という。
臨床チャートを行きつ戻りつしながら、医師らは、最近は、 ますます、兵士の(イラクへの)配置前後の健康をチェックし 、 証明するようになった。基準となるイラクに出入りする 兵士らについてのの医学データをよりよく収拾するペースが 加速してきている。
当局者は、従軍した兵士たちはますます、可能性のある 健康への脅威についてより教育を受けたこともあって、 この過程に参加するようになっている。
私たちの兵士は、より訓練されてきている、とDUの直接の 専門ではないが、全ての毒物を扱う、センターの健康部長 のガリー・マッセックは言う。
この健康と配置のデータを集める過程を改善する努力は、 2001年1月から2002年5月の間にアフガンやコソボに配備された 1071人の兵士に焦点を当てた政府予算局の報告書の あと始まった。
9月に発表されたGAOの論評は、陸軍と空軍が、国防省の健 康保護と監視についての政策を遵守していなかったとした。この報告書 は4つの国内の基地をカバーしたデータに基づいており、健康影 響評価や、予防注射や、記録保持が不充分だったと記録している。
また、報告書は、国防省が、健康を監視する要求(省令?)を 遵守するような省内横断的努力(=縦割り行政を排除する)を監視 することを怠っていたとして批判した。
This time, depleted uranium questions are coming from the Army first
By Kevin Dougherty, Stars and Stripes
European edition, Monday, February 23, 2004
www.estripes.com/article.asp?section=104&article=20636
As concerns over depleted uranium grew in the aftermath of the Persian Gulf War, Army doctors were largely in a reactive mode, waiting for soldiers to broach the subject of radiation exposure.
That approach was partly due to an absence of health and deployment data, which impeded efforts to cure and compensate people.
Now, as the Army manages the largest force rotation in decades, troops returning from Iraq are being asked about depleted uranium – as well as other potentially dangerous toxins – before most have a chance to raise the issue themselves. This and other health-related questions form the basis of an Armywide post-deployment questionnaire.
“We are doing more testing,” said Capt. James Mancuso, chief of epidemiology at the U.S. Army Center for Health Promotion and Preventive Medicine-Europe in Landstuhl, Germany.
Mancuso said officials are not finding any significant exposure, however, to depleted uranium, a dense substance used in projectiles to improve armor-piercing capability.
But up and down the clinical chart, medical personnel are doing more these days to check and document a soldier’s health before and after deployment.
The pace has accelerated in recent months to better capture baseline medical data on the waves of troops leaving and entering Iraq.
Officials say servicemembers are also more involved in the process, partly because they are better educated about possible health threats.
“We have a better trained soldier population,” said Army Lt.
Col. Gary Matcek, chief of the center’s health physics division, “not just on DU, but on the whole litany of toxicants.”
The effort to improve the process of collecting health and deployment data comes on the heels of a Government Accounting Office report that focused on
1,071 troops who deployed to Kosovo or Afghanistan between January 2001 and May 2002.
Released in September, the GAO’s review found the Army and Air Force not in compliance with Defense Department policies on health protection and surveillance. The report, based on data covering four stateside bases, noted deficiencies in health assessments, immunizations and record-keeping.
It also criticized the Defense Department for a lack of “oversight of department-wide efforts to comply with health surveillance requirements.”
The Defense Department concurred with the report.
The report “disclosed that 38 to 98 percent of servicemembers [sampled] were missing one or both of their
[pre- or post-deployment] health assessments. …”
The basis of the GAO review, the second in six years, is rooted in health problems that arose after the 1990-91 Persian Gulf War, giving rise to what is known as Gulf War syndrome.
One of the culprits, some say, was the use of depleted uranium by U.S. and British forces. DU is a byproduct of the enrichment process of natural uranium, and, because of its density, is highly effective in penetrating armored vehicles.
But a lack of deployment data frustrated efforts to fully investigate the matter, the GAO later found.
Today, troops wrapping up their Iraq tour are required to complete a four-page form that includes, among other things, a question about possible exposure to depleted uranium.
The number of soldiers answering “yes” is “very low,” said Army Col.
Allen Kraft, director of force health protection for Europe Regional Medical Command and U.S. Army Europe.
Exposure to depleted uranium “is just one of the many, many things we are covering” in the survey, Kraft said. “Some are as innocuous as sand and dust.”
Regarding health assessments and data collection, Kraft acknowledged Army doctors “learned some good lessons from Gulf War I.”
But, he adds, people need to keep things in perspective.
Ingesting particles of depleted uranium certainly isn’t desirable, Kraft said, but he noted that people who smoke do their body more harm.
In a place such as Iraq, medical officials are just as concerned about other toxicants, from oil field emissions to lead paint. DU, Kraft said, “is on the low end of the totem pole” of things to worry about.
“The word ‘radiation’ scares people,” Kraft said, “but you are exposed to [levels of] radiation every time you step outside.”
By anyone’s measure, the greatest threat of depleted uranium exposure occurs when a soldier has the added misfortune of being in a vehicle struck by a DU shell, possibly from friendly fire. Upon impact, a round will pierce the metal and then mostly vaporize, sending fragments as well as particles of DU oxides flying.
Matcek, the CHPPME health physics division chief, said the immediate threat soon dissipates and that even rescue personnel are not at serious risk when following basic safety standards. Troops who simply pass by are at no great risk of exposure, either.
A measure of uranium, Matcek said, is in everyone’s body:
“It’s part of the air we breathe.”
“The conflict was different than the first time,” Matcek said. “… We did a much better job identifying between friend and foe.”
Medical officials, Mancuso said, walk a fine line when talking to troops about DU.
If you show too little interest, people wonder; if you show too much interest, people wonder.
He said just because troops were near inert DU munitions or pass by an impact site doesn’t mean they’re in danger.
Among departing troops, “no health affects have been seen relating to depleted uranium,” Mancuso said. “… Nothing has been seen so far.”
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Posted for educational and research purposes only,
~ in accordance with Title 17 U.S.C. section 107 ~
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2004.2.23
劣化ウラン:終りなき戦争犯罪
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
(このHPを見ていただいた皆様により、訳のご指摘がありました。
おかげさまでよりよい訳となり、提供することができています。
ご助言をいただいた皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
— NODUヒロシマ・プロジェクト)
DU-Listより2004年2月23日
劣化ウラン:終りなき戦争犯罪
(試訳 NODUヒロシマプロジェクト 左党)
www.unobserver.com/layout5.php?id=1462&blz=1
劣化ウランは、神と人道に対する犯罪である。
ドーグ・ロッケ、米軍保健医
アメリカのイラクへの侵略と占領についての、混雑した病院や、生身の子供に食いこんだアメリカのクラスター爆弾の破片、アメリカの劣化ウランで奇形(*敢えてこのことばをつかいます)となった赤ちゃん、アメリカの爆弾で破壊された農場やマーケットについて、こまごまとした写真であふれた国際的な特派記事は、読者を喜ばせない。
イラク侵略から上がってくる証拠は、多くのアメリカ人が直視したくないことを立証する。それは、私たちの国の最高幹部が、戦争のルールに関する多くの国際協定を踏みにじったことである。わたしたちが、ブッシュ政権の戦争犯罪- 一見しただけでその証拠は山ほどあるが -を無視したとしたら、わたしたちは、わたしたちの良心と、国と、民主主義への信頼を裏切ることになる。
アメリカは、慣習法と、戦時国際法に縛られる;1889年と1907年のハーグ(陸戦)協定、1949年のジュネーブ協定、1945年12月11日に国連によって適用されたニュルンベルグ協定、---これらは全て世界の理性ある人々が、これだけは決してやってはならないという線引きを、共通の合意によって定めたものである。
憲法の下では、すべての条約は国の最高法の一部である。人道法は単純な原理を基礎としている。すなわち、人権はひとつの基準によって測られるということである。この原理なくしては、あらゆる法学は単なる信仰と権力に堕してしまう。
私たちの国の最高幹部たちによる戦時法違反のうち、イラクでの劣化ウランの広範かつ計画的な使用ほど、警告的で驚くべきものはない。
いわゆる「死のハイウエイ」クウェート国境から11マイル北では、動けなくなった戦車や、装甲された自家用車や、破壊された公用車、砂漠の嵐で切り刻まれた金属が、砂漠に放置され、核エネルギーを放射している。汚染された荒れ地に三ヶ月住んだ米兵たちは今や、倦怠感や、関節・筋肉痛、呼吸器の病気に苦しんでいる。これらはしばしば湾岸戦争症候群として知られている一連の疾患である。
ペンタゴンが、350トンのDUを投下した「砂漠の嵐」作戦が終って以来、アメリカ当局は核燃料サイクルから収集した残り粕(=DU)の健康への危険性について十分気づいていた。
ブッシュとペンタゴンが2003年の3月に、衝撃と畏怖作戦で劣化ウランを使用することを認めたとき、ブッシュ政権は、イラクの民衆に対する戦争犯罪を犯したのみならず、アメリカ兵の健康と安全に対して向こう見ずな無配慮を演じたのだ。
ジュネーブ第4条約第23条は、明確で不明瞭ではない。毒物や毒物兵器を使用すること、敵国や敵軍に属する個人をだまし討ちで殺すこと、不要な苦痛を引き起こすよう計算された武器やロケットや物質を使用することは禁じられている。1925年のジュネーブ議定書ははっきりと、窒息させたり、毒性を持ったりするガスや、全ての類似した液体、物質、装置を禁止している。
劣化ウランから生ずる放射能は、毒であり、欠陥を持った赤ちゃんや、肺病、小児病、白血病、乳がん、リンパや骨のガン、神経不全を引き起こす発ガン性物質である。
劣化ウランは、鉛より高密度であり、おかげでアメリカの兵器は、鋼鉄に突き刺さることが出来ると言う、近代戦での多大な利点をもたらした。しかし、ジュネーブ協定では、敵を傷つける方法は無制限ではない。劣化ウラン弾が爆発すれば、空気は、放射性の細かなチリで浸され、風で運ばれ、用意にすいこまれたり、やがては土に浸透し地下水を汚染したり、食物連鎖に入り込んだりする。爆発しないさやは、次第にさびて、環境中にもっとおおくのウランを放出することになる。
アメリカ軍のDUを扱うものは、マスクと防護服の着用を求められているが、この求めは、文民は言うに及ばず、イラクやアメリカの兵士は満たすことが出来ない。
1991年の湾岸戦争後、イラクの病院では、ガンや奇形の誕生の急上昇を記録している。バスラの病院統計によると、1988年には、ガンは10万人に11人だった。
学校や家、それに近隣全体が空爆を受けた後の2001年までには、その数は、10万人に116人になった。呼吸や肺のガン、白血病は、DUで汚染された全ての地域で見られるようになった。
ジャワッド・アルアリ博士は、バスラ教育病院のガンの専門家ですが、1991年の戦争から変わった要素は放射能だけだと記録しています。彼の13人のスタッフは、病院の地区が爆撃されたときにいたが、いまやガン患者です。
キリスト教科学監視団は、劣化ウランの長期的影響を調べるため、イラクに記者を送った。スタッフ記者のスコットピーターソンは、バグダッドの郊外の八百屋の近くで、燃え尽きた戦車の上で遊んでいるこどもたちをみたが、その
戦車は、劣化ウランで塗装された装甲貫通弾で破壊されていたのだ。
マスクと防護服を着て、ガイガーカウンターを戦車に向けた。通常の自然界の放射能の1000倍を記録した。
経済制裁による悲劇的な10年を行きぬいた家族、最近のバグダッドへの爆撃を生き残ったこどもたちでも、軍事的浪費の後の放射線で汚染された戦後を生き残れないかもしれない。
ウランは、放射性を20億年も残す。再建には長い時間だ。
米軍の健康医で、湾岸戦争後始めて、劣化ウランを掃除することを主導したドーグ・ロッケ博士によると、劣化ウランは神と人道に対する犯罪である。
彼の仲間は、100人の雇われ人だが、小さなチリにさらされ、困惑している。湾岸へ行ったときは、私たちはみな本当に健康だった、と博士は言う。砂漠の清掃作戦を行った後(失敗したことには、防護装置なしで)、30人の彼のスタッフが死亡し、他のほとんども、ロッケ自身も含めて、深刻な健康問題を起こしている。
ロックは今、敏感な飛行機病であり、神経障害であり、白内障であり、腎臓に問題を抱えている。我々は1991年、湾岸戦争後に、国防省に警告していた。彼らの傲慢さは理解できなかった。
劣化ウラン使用に反対する抗議の声は大きくなっていき、マイナーな専門用語の問題ではない。戦時法は、致死的・非人道的影響を戦場以外に及ぼす兵器使用を禁じている。
戦争後も、(害毒が)活きつづけたり、害を引き起こすと知られている場合には、その兵器は、法的には、戦争には配備できない。
昔、アルジェリア戦争のさなか、哲学者のジーン・ポール・サルトルは、フランス人知識人に教え諭した。
私の同国人よ(この戦争は)、正しくない。我々の名において、全ての犯罪が行われていることをしっているであろう。自分が裁判にかけられねばならなくなることを恐れて、それら(犯罪)について、誰に対しても、自分の魂に対してさえも口をつぐむことは、全く正しくない。私は、当初はあなた方が何が起こったか理解していなかったと信じたい。だがその後、あなた方はそんなことが本当なのか疑った。しかし、いまやあなた方は知っているにもかかわらず、いまだに、口をつぐんでいる。
ポールロックウエル
追加情報
アフガンDU復旧資金
カナダ平和退役軍人協会
DEPLETED URANIUM: THE WAR CRIME THAT HAS NO END
by Paul Rockwell
2004-02-20 UN Observer
www.unobserver.com/layout5.php?id=1462&blz=1
“Depleted uranium is a crime against God and humanity.” Dr. Doug Rokke, U.S. Army health physicist The international dispatches about the U.S. invasion and occupation of Iraq – replete with graphic details about overcrowded hospitals, U.S. cluster bomb shrapnel buried in the flesh of children, babies deformed by U.S. depleted uranium, farms and markets destroyed by U.S. bombs ?
do not make pleasant reading. The mounting evidence from the invasion of Iraq establishes what many Americans may not want to face: that the highest leaders of our land violated many international agreements relating to the rules of war.
Unless we address the war crimes of the Bush administration – and the prima facie evidence is overwhelming – we betray our conscience, our country, and our own faith in democracy.
The United States is bound by customary law and international laws of war: the Hague Conventions of 1889 and 1907, the Geneva Conventions of 1949, and the Nuremberg Conventions adopted by the United Nations, December 11, 1945 – all of which set limits beyond which, by common consent,
decent peoples will not go. Under the Constitution, all treaties are part of the supreme law of the land.
Humanitarian law rests on a simple principle: that human rights are measured by one yardstick. Without that principle, all jurisprudence descends into mere piety and power. Nor do violations of the laws of war by one belligerent vindicate the war crimes of another.
Of all the violations of the laws of war by the highest officials of our country, none is more alarming or portentous than the widespread, premeditated use of depleted uranium in Iraq. Eleven miles north of the Kuwaiti border on the “Highway of Death,” disabled tanks, armored personnel carriers, gutted public vehicles ? the mangled metals of Desert Storm – are resting in the desert, radiating nuclear energy. American soldiers who lived for three months in the toxic wasteland now suffer from fatigue, joint and muscle pain, respiratory ailments – a host of maladies often known as the Gulf War Syndrome.
Ever since the end of Desert Storm, when the Pentagon unloaded 350 tons of depleted uranium, American officials have been well aware of the health hazards of the residue
that is collected from the processing of nuclear fuel.
When President Bush and the Pentagon authorized the use of depleted uranium for the shock-and-awe campaign against Iraq in March 1983, the Bush administration not only committed a war crime against the people of Iraq, it demonstrated reckless disregard for the health and safety of American troops.
Article 23 of the Geneva Convention IV is clear and unambiguous: “It is forbidden to employ poison or poisoned weapons, to kill treacherously individuals belonging to the hostile nation or army, to employ arms, projectiles or material calculated to cause unnecessary suffering.”
The Geneva Protocol of 1925 explicitly prohibits “asphyxiating, poisonous or other gasses, and all analogous liquids, materials or devices.”
The radiation produced by depleted uranium in battle is a poison, a carcinogenic material that causes birth defects, lung disease, kidney disease, leukemia, breast cancer,
lymphoma, bone cancer, and neurological disabilities.
Depleted uranium is much denser than lead and enables U.S. weapons to penetrate steel, a great advantage in modern war. But under the Geneva Conventions, “the means of injuring the enemy are not unlimited.” When DU munitions explode, the air is bathed in a fine radioactive dust, which carries on the wind, is easily inhaled, and eventually enters the soil,
pollutes ground water, and enters the food chain.
Unexploded casings gradually oxidize, releasing more uranium into the environment. Handlers of depleted uranium in the U.S. are required to wear masks and protective clothing – a requirement that Iraqi and American soldiers, not to mention
civilians, are unable to fulfill.
After the Gulf War in 1991, Iraqi hospitals recorded a surge in cancer and birth defects. Hospital statistics from Basra show that in 1988 there were 11 cancer cases per 100,000 people. By 2001, after schools, homes, and entire neighborhoods were leveled from the air, the number increased to 116 per 100,000. Breast and lung cancer and leukemia showed up in all areas contaminated by depleted uranium. Dr. Jawad al-Ali, cancer specialist at the Basra Training Hospital, noted that, “The only factor that has changed here since the 1991 war is radiation.”
Thirteen members of his staff, all present when the hospital area was bombed, are now cancer patients.
The Christian Science Monitor recently sent reporters to Iraq to investigate long-term effects of depleted uranium.
Staff writer Scott Peterson saw children playing on top of a burnt-out tank near a vegetable stand on the outskirts of Baghdad, a tank that had been destroyed by armor-piercing shells coated with depleted uranium. Wearing his mask and protective clothing, he pointed his Geiger counter toward the tank. It registered 1,000 times the normal background radiation.
The families who survived the tragic decade of sanctions, even the children who recently survived the bombing of Baghdad, may not survive the radiated aftermath of military profligacy. Uranium remains radioactive for two billion years. That’s a long time for reconstruction.
According to Dr. Doug Rokke, U.S. Army health physicist who led the first clean-up of depleted uranium after the Gulf War, “Depleted uranium is a crime against God and
humanity.”
Rokke’s own crew, a hundred employees, was devastated by exposure to the fine dust. “When we went to the Gulf, we were all really healthy,” he said. After performing clean-up operations in the desert (mistakenly without protective gear), thirty members of his staff died, and most others – including Rokke himself-developed serious health problems.
Rokke now has reactive airway disease, neurological damage, cataracts, and kidney problems. “We warned the Department of Defense in 1991 after the Gulf War. Their arrogance is beyond comprehension.”
The growing outcry against the use of depleted uranium is not a matter of minor legal technicalities. The laws of war prohibit the use of weapons that have deadly and inhumane effects beyond the field of battle. Nor can weapons be legally deployed in war when they are known to remain active, or cause harm after the war concludes. The use of depleted uranium is a crime whose horrific consequences have yet to run their course.
Years ago in the midst of France’s brutal war in Algeria, the philosopher Jean Paul Sartre admonished the French intelligentsia:
“It is not right, my fellow-countrymen, you who know very well all the crimes committed in our name. It’s not at all right that you do not breathe a word about them to anyone, not even to your own soul, for fear of having to stand in judgment of yourself. I am willing to believe that at the beginning you did not realize what was happening;
later, you doubted whether such things could be true; but now you know, and still you hold your tongues.”
Paul Rockwell
For addtional information…
Afghan DU Recovery Fund: www.afghandufund.org/
Canadian Peacekeeping Veterans Association:
members.shaw.ca/cpva/
Coalicion Internacional para la Abolicion de las Armas
Radiactivas: www.amcmh.org/
The Eos life~work resource centre:
www.eoslifework.co.uk/du2012.htm
GULF WAR SYNDROME UK SUPPORT GROUP:
www.gwsuk.org.uk
Pandora DU Research
Project:www.pandoraproject.org
Traprock Peace Center:
traprockpeace.org/RokkePressConf23July03.html
United Nations Sub-Commission on the Promotion and
Protection of Human Rights:
www.unhchr.ch/html/menu2/2/sc.htm
Uranium Medical Research Centre: www.umrc.net/
Uranium Weapons Conference;
www.uraniumweaponsconference.de
WHOは、イラクでの劣化ウランによるガンの危険性についての調査を弾圧した
WHOは、イラクでの劣化ウランによるガンの危険性についての調査を弾圧した
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
(このHPを見ていただいた松田達郎様ほかの皆様により、訳のご指摘が
ありました。おかげさまでよりよい訳となり、提供することができています。
ご助言をいただいた皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
— NODUヒロシマ・プロジェクト)
2004年2月23日
WHO suppressed scientific study into depleted uranium cancer fears in iraq
WHOは、イラクでの劣化ウランによるガンの危険性についての調査を弾圧した。
(左党試訳+皆様)
WHOは、イラクでの劣化ウランによるガンの危険性についての調査を弾圧した。(左党試訳)
今日日曜日のヘラルドは、以下のような記事を載せている。
WHOは、イラクでの劣化ウランによるガンの危険性についての調査を弾圧した。
環境文筆家のロブ・エドワードによると放射能専門家は、刊行されていないレポートの中で、湾岸戦争で連合国が使用した劣化ウラン兵器が長期間に渡る健康被害をもたらすと警告している。
イギリスとアメリカのDU兵器が、長期の健康被害をイラク市民にもたらすと警告する専門的な報告書は秘密にされつづけていた。
指導的な三人の放射線科学者によるこの研究は、放射性・科学的毒性を持ったDUを含むチリをすいこんだ後、ガンと関係するかもしれなかった。
しかし、主軸の執筆者であるケイス・バベトック博士を上席放射線アドバイザーとして雇用しているWHOが、その出版を妨害した。WHOは否定しているが、博士は、故意に妨害されたと断言している。
博士は、もし研究が完成した2001年に出版されていれば、英米に対して昨年の戦争でDU兵器の使用を制限し、戦後掃除するよう、圧力がもっとかかったであろうと信じている。
数10万のDU片が、連合国の戦車や飛行機ににより戦争中に発射され、包括的な汚染除去はいまだかつて行われていない。UNEPの専門家も、いまだに、汚染を計測するためにイラクへ行くことを許されていない。
我々の研究は、イラクでのDU兵器の広範な使用が、特徴的な健康への危険を市民にもたらすであろうことを示唆すると、日曜のヘラルド紙で博士は述べた。
DUの放射性と化学的毒性が仮定されているより大きな被害を人体の細胞に与えるという証拠が増え続けている。
ベイバーストックは、昨年5月に退職するまで、WHOの放射線主席専門官だった。今、彼はフィンランドのくぴオ大学で環境科学を研究し、最近イギリス政府のあらたに設置された放射性廃棄物管理委員会に指名された。
WHOは彼の在職中、カナダのマクスター大学のカーメルマザーシル教授や放射能コンサルタントのマイクトーン博士との共著であるその研究を出版することを許可しなかった。
博士は、WHOが国連のもっと強力な核に関する機関であるIAEAの圧力を受けたと疑っている。
「私は、我々の研究は、WHOがこの結論を嫌うが故に、検閲され、妨害されたと信じている。」
以前の経験から、WHO当局は、原発を推進することが任務のIAEAの圧力に屈したと思われる、と彼は語った。
その研究が出版されていれば、当局にイラクでのDU兵器を使用する危険性を事前に警告する助けになっただけに、妨害されたことは極めて残念である。
しかしながら、それらの主張をWHOは全く根拠のないものとして退けている。
IAEAの役割は非常に小さい、とジュネーブのWHO放射線環境健康調整官のマイク・レパコリ博士は語った。
博士は付け加えるーーその論文が出版を承認されなかった理由は、論文の一部が、WHOの国際専門家グループが劣化ウランの分野で最良の科学的知見と見なしている事柄を、正確に反映していなかったからだ、と。
博士の研究はいまや、ヘラルドに公開されているが、イラクは、砂漠気候なので、DUのごく小さな粒子は回りに吹きつけられ、市民に何年ものあいだ、すいこまれるであろうと指摘している
。
DUの放射線と科学的毒性は、体内に入ると、悪性腫瘍の引き金になると警告する。
この研究は、DUからの低レベルの放射線が、直接ヒバクした細胞に近接する細胞にも害を及ぼすことがありえることを示唆している。これは、「バイスタンダー効果」という現象として知られている。それは、いつのまにか、体の遺伝子システムをいつのまにか傷つけ、ガンや他の病気ともおそらく関係していると多くの科学者によって考えられている。
付け加えれば、イラクのDUは、バルカン戦争で使用されたそれに似て、プルトニウムや他の放射性廃棄物で汚染されていることが分かっている。
そのことは、DUをさらに放射性をもつ危険なものにするとバーバーストックは主張する。
DUの放射性と化学的毒性は一緒になって、作用し、ガンの危険性を飛躍的に増大させる、カクテル効果を産む。
これらは全て、さらなる調査が必要になる困った可能性だ、と彼は言った。
バーバーストックのイラクのDUによる健康への影響についての心配は、ジュネーブの国連環境計画の、紛争被害地域アセスメント部長のペッカ・ハビストも共有している。
2002年にボスニア・ヘルツェゴビナの紛争でのDU汚染を調査したUNEPは、状況を監視するため出来るだけ早くイラクへ立ち入るよう切望している。
英国政府は、バスラ周辺で、戦車から1.9トンのDUが発射されたと発表しているが、もっと大量に使用したはずのアメリカ軍からは何の情報もない。
ハビストがもっとも心配するのは、DU片が当たった建物が、適切に清掃されないまま、修理され、再入居されることである。そうしたことは、バグダッドの計画省ビルで起きてしまっていることが、証拠写真によって示唆されている。
彼はまたイラクで、兵器から出たDUが、回収され、スクラップとしてリサイクルされている証拠に強く興味を示している。それは、フォークやナイフになりうる、と彼は警告した。
そうした素材を、大人が働き、子供が遊ぶ場で放置し、掃除しないでおくとは愚かだ。
DUに注意しなければ、その危険性は減る変わりに、増えるであろう。DUに注意しないことは絶対に間違っている。
2004年2月22日
詳細な情報は
リチャードバラムハル
低放射線キャンペーン
Today’s Sunday Herald (Scotland) carries the
following. See it on
www.sundayherald.com/40096<www.sundayherald.com/40096>
WHO ‘suppressed’ scientific study into depleted uranium cancer fears in Iraq
Radiation experts warn in unpublished report that DU weapons used by Allies in Gulf war pose long-term health risk
By Rob Edwards, Environment Editor
An expert report warning that the long-term health of Iraq’s civilian population would be endangered by British and US depleted uranium (DU) weapons has been kept secret.
The study by three leading radiation scientists cautioned that children and adults could contract cancer after breathing in dust containing DU, which is radioactive and chemically toxic. But it was blocked from publication by the World Health Organisation (WHO), which employed the main author, Dr Keith Baverstock, as a senior radiation advisor. He alleges that it was deliberately suppressed, though this is denied by WHO.
Baverstock also believes that if the study had been published when it was completed in 2001, there would have been more pressure on the US and UK to limit their use of DU weapons in last year’s war, and to clean up afterwards.
Hundreds of thousands of DU shells were fired by coalition tanks and planes during the conflict, and there has been no comprehensive decontamination.
Experts from the United Nations Environment Programme (UNEP) have so far not been allowed into Iraq to assess the pollution.
“Our study suggests that the widespread use of depleted uranium weapons in Iraq could pose a unique health hazard to the civilian population,” Baverstock told the Sunday Herald.
“There is increasing scientific evidence the radio activity and the chemical toxicity of DU could cause more damage to human cells than is assumed.”
Baverstock was the WHO’s top expert on radiation and health for 11 years until he retired in May last year. He now works with the Department of Environmental Sciences at the University of Kuopio in Finland, and was recently appointed to the UK government’s newly formed Committee on Radio active Waste Management.
While he was a member of staff, WHO refused to give him permission to publish the study, which was co-authored by Professor Carmel Mothersill from McMaster University in Canada and Dr Mike Thorne, a radiation consultant .
Baverstock suspects that WHO was leaned on by a more powerful pro-nuclear UN body, the International Atomic Energy Agency (IAEA).
“I believe our study was censored and suppressed by the WHO because they didn’t like its conclusions. Previous experience suggests that WHO officials were bowing to pressure from the IAEA, whose remit is to promote nuclear power,” he said. “That is more than unfortunate, as publishing the study would have helped forewarn the authorities of the risks of using DU weapons in Iraq.”
These allegations, however, are dismissed as “totally unfounded” by WHO.
“The IAEA role was very minor,” said Dr Mike Repacholi, the WHO coordinator of radiation and environmental health in Geneva. “The article was not approved for publication because parts of it did not reflect accurately what a WHO-convened group of inter national experts considered the best science in the area of depleted uranium,” he added.
Baverstock’s study, which has now been passed to the Sunday Herald, pointed out that Iraq’s arid climate meant that tiny particles of DU were likely to be blown around and inhaled by civilians for years to come. It warned that, when inside the body, their radiation and toxicity could trigger the growth of malignant tumours.
The study suggested that the low-level radiation from DU could harm cells adjacent to those that are directly irradiated, a phenomenon known as “the bystander effect”. This undermines the stability of the body’s genetic system, and is thought by many scientists to be linked to cancers and possibly other illnesses.
In addition, the DU in Iraq, like that used in the Balkan conflict, could turn out to be contaminated with plutonium and other radioactive waste.
That would make it more radioactive and hence more dangerous, Baverstock argued.
“The radiation and the chemical toxicity of DU could also act together to create a ‘cocktail effect’ that further increases the risk of cancer.
These are all worrying possibilities that urgently require more investigation,” he said.
Baverstock’s anxiety about the health effects of DU in Iraq is shared by Pekka Haavisto, the chairman of the UN Environment Programme’s Post-Conflict Assessment Unit in Geneva. “It is certainly a concern in Iraq, there is no doubt about that,” he said.
UNEP, which surveyed DU contamination in Bosnia and Herzegovina in 2002, is keen to get into Iraq to monitor the situation as soon as possible. It has been told by the British government that about 1.9 tonnes of DU was fired from tanks around Basra, but has no information from US forces, which are bound to have used a lot more.
Haavisto’s greatest worry is when buildings hit by DU shells have been repaired and reoccupied without having been properly cleaned up. Photographic evidence suggests that this is exactly what has happened to the ministry of planning building in Baghdad.
He also highlighted evidence that DU from weapons had been collected and recycled as scrap in Iraq. “It could end up in a fork or a knife,” he warned.
“It is ridiculous to leave the material lying around and not to clear it up where adults are working and children are playing. If DU is not taken care of, instead of decreasing the risk you are increasing it. It is absolutely wrong.”
22 February 2004
for more info: contact
Richard Bramhall
Low Level Radiation Campaign
bramhall@llrc.org
2004.2.21
サマワ周辺に劣化ウラン弾
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04022033.html<http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04022033.html>
中国新聞地域ニュース
サマワ周辺に劣化ウラン弾 ’04/2/20
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イラク戦争で米軍 官房長官が言及
福田康夫官房長官は十九日の記者会見で、陸上自衛隊やオランダ軍が活動するイラク南部のサマワ周辺でイラク戦争の際、米軍が劣化ウラン弾を使用した、とオランダのカンプ国防相が認めたことを明らかにした。
■隊員ら被曝の恐れ
【解説】陸上自衛隊などが駐留するサマワ周辺で、劣化ウラン弾が使用された事実は、昨年末までに日本の市民団体などの調査で明らかになっていた。
しかし、日本政府はこれまでどこで使われたかは「米軍の方針として一切言わない」(川口順子外相)などとしてあいまいな立場を取り続けてきた。今回の福田康夫官房長官の発言は、政府として初めて正式に認めたことになる。
劣化ウラン(ウラン238)は、主としてアルファ線を放出する低レベル放射性物質である。半減期は約四十五億年。ガンマ線などによる外部被曝(ばく)線量が低いからといって、ミクロン単位の劣化ウラン微粒子が体内に入ると、アルファ線による影響と同時に、強い毒性を併せ持つ金属物質としての複合的な影響により、白血病などのがんや、腎臓や肝臓の慢性疾患などにつながると言われている。
一九九九年のコソボ紛争などでも、米軍は劣化ウラン弾を使用した。平和維持軍としてコソボ地域に駐留するイタリアやフランス、スペインなどの帰還兵の間に、白血病などで死亡するケースが目立っていることが、三年前にヨーロッパで大きな問題となった。
福田氏は「何か問題、異常があれば当然報告がある」と述べた。だが、健康異常など問題が起こる可能性は、むしろ無事帰還した後の方がはるかに高い。その危険は、取材する日本人ジャーナリストらにも無縁ではない。ましてや、そこに住み続けるしかないイラク住民にとってはなおさらである。
(特別編集委員・田城明)
2004.2.19
イギリス国防省認める–「劣化ウランは健康障害を引き起こす危険性あり」
イギリス国防省認める–「劣化ウランは健康障害を引き起こす危険性あり」
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
イギリス国防省認める–「劣化ウランは健康障害を引き起こす危険性あり」
現在、イラク駐留中のイギリス軍兵士に対し、下記のような内容の「劣化ウラン情報カード」が発行されているというメールニュースです。(2月18日の“du-list”より)
後に続くのは、メーリングリストに流れた、この事実を知った英国湾岸戦争帰還兵の訴えです。 (試訳:嘉指信雄/NO DU ヒロシマ・プロジェクト)
[「情報カード」の実物写真は、今回のニュースの情報提供者であるイギリス湾岸戦争帰還兵レイモンド・ブリストウ氏が送ってくれたもの]
DU Information Card (Introduced: 03/03) F Med 1018
You have been deployed to a theatre where Depleted Uranium (DU) Munitions have been used.
DU is a weakly radioactive heavy metal, which has the potential to cause ill health.
You may have been exposed to dust containing DU during your employment.
劣化ウラン情報カード F Med 1018 (採用:03/03)
あなたは、劣化ウラン(DU)が使用された戦場に派遣されています。劣化ウランは、低度ながら放射性の重金属であり、健康障害を引き起こす可能性があります。あなたは、任務中に劣化ウランを含んだチリにさらされたかもしれません。
Further Information
You are eligible for an urine test to measure uranium.
If you wish to know more about having this test, you should consult your unit medical officer on return to your home base. Your medical officer can provide information about the health effects of DU.
Information is also available on the MoD website:
www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm<www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm>
追加情報
あなたは、ウラン検出のための尿検査を受ける資格があります。こうした検査に関してもっと知りたい場合は、基地に戻り次第すぐに所属する部隊の軍医官に相談してください。軍医官は、劣化ウランの健康への影響についての情報を提供できます。また、国防省のホームページからも情報を得ることができます。
www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm<www.mod.uk/issues/depleted_uranium/index.htm>
なお、「ウラン兵器禁止国際キャンペーン」事務局(アムステルダム)に、「DU情報カード」の発行時期が「03/03」となっていることについて尋ねてみましたところ、下記のような返事が返ってきました。
「質問??
とても重要な情報を本当にありがとう。
「発行:03/03」と書かれています。
これは、この情報カードは2003年3月に発行されたということ、そして、それにもかかわらず、「発行」されていたことがやっと今になって明るみに出てきた、ということを意味するのでしょうか?すぐに教えてもらえたら、とても有り難いです。」
「返答:
その通りです。私も、このことが去年公にならなかったことに驚いています。確かに、口を閉ざしているよう兵士たちにプレッシャーがかけられていることは良く承知していますが。」
以下は、、劣化ウラン弾関係メーリングリストに流された、湾岸戦争帰還兵であるレイモンド・ブリストウ氏の訴えです。
(2004年2月17日)
「国防省認める??劣化ウランは健康障害を引き起こす可能性あり」
イラクに派遣されている英国軍は、現在、「F Med (医学ファイル)1018」を発行されている。何故、イラク戦争、バルカンや湾岸での戦争の前に発行されなかったのだろうか?
他の国々から派遣されている隊員たちは、英国軍兵士はこの警告カードを与えられていることを知っているのだろうか?
イラク市民は、この警告カードを知っているのだろうか?
世界各地の試射場近くに住む人々は、この警告カードを知っているのだろうか?
この警告カードのコピーをイラク市民のために作って、彼らが、イラクにあるイギリスやアメリカの軍事施設に出向き、検査を受けられるようにすべきである。ウラン弾を使用したのはアメリカやイギリスなのだから。
[湾岸戦争帰還兵である]私のところにファックスで送られてきたカードのフォト・コピーをどうぞ広めてください。
国防省は、第一次湾岸戦争の帰還兵たちに、「劣化ウランは安全である」と言い続けてきたことを忘れないでください。「虚偽」のさらなる証拠。
第一次湾岸戦争では劣化ウランは実験的なものだったと言われていた??だが、戦争の後になってから帰還兵の健康への影響を認めるとは、ニュルンベルク規約違反のさらなる証拠ではないか?
レイ
[以下、「発行」時期に関する返答・質問の原文]
Date sent: Thu, 19 Feb 2004 01:21:57 +0900
Subject: a question Re: [du-list] MoD Information Card
From: Kazashi <kazashi@intl.hiroshima-cu.ac.jp>
To: <laka@antenna.nl>
Dear Henk,
Thank you very much for the very important information.
It reads: (Introduced 03/03)
Does this mean that this information card was introduced in March、 2003, but this “introduction” came to light only now?
I appreciate your immediate response. Kazashi
Dear Kazashi,
That is correct. I am also amazed that this hasn’t become public in the past
year, even when I am fully aware about fact that soldiers are pressed to
keep silence.
Henk
———————————————————————-
stichting Laka
Laka foundation documentatie en onderzoeks-documentation and research centrum kernenergie centre on nuclear energy
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tel: +31-20-6168294 fax: +31-20-6892179
www.laka.org laka@antenna.nl
[以下、ブリストウ氏のメールの原文]
From: Raymond Bristow
Sent: Tuesday, February 17, 2004 4:21 PM
Subject: MoD Accept DU has the potential to cause ill health
MoD Accept DU has the potential to cause ill health
British Troops serving in Iraq are now being issued with an F Med 1018.
Why not before the Iraq war, Balkans or Gulf War?
Are service personnel from other nations aware that British Troops carry this warning card?
Are Iraqi Civilians aware of this warning card?
Are Civilians aware of this warning card who around the world live near test firing range’s.
Copies of this card should be made for the Iraqi civilians to turn up at British & American Military establishments in Iraq and ask for testing as it was the US and the UK that used Uranium Munitions.
Please distribute the faxed, photo-copy of the card that was sent to me.
REMEMBER The MoD have always told Gulf War 1 Vet’s DU IS SAFE
another demonstration of an UNTRUTH
It was said that DU was experimental during Gulf War 1 – then is this
another demonstration of the breaking of the Nuremberg Code by observing the health effects on the Veterans after the War?
Ray……
2004.2.18
兵士たちは劣化ウラン防御マスクを使用していない
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
“兵士たちはウラン防御マスクを使用していない”
-- 伊軍被害者協会 会長
(AGI) イタリー ローマ 2月16日
“アフガニスタン及びイラクに配置されているイタリア軍兵士たちは、劣化ウラン弾の塵の吸入を防ぐ為の防御マスクを着用していない“ と軍隊被害者協会のFalco Accame会長はイタリア大統領に書簡を送った。
Accame氏によると、その規範は1993年にアメリカによって布告されたものであり、劣化ウランを含有した武器によって爆撃されたエリアの、風によって運ばれ得る、土壌に堆積したウラン酸化物の吸入を防ぐためのマスクを着用せよ、というものである。
Accame氏は又、 “この規範は、イタリア軍において1999年以来施行されている。イタリーはすでにウラン汚染の疑いによる20人の死亡者及び約200人の疾病者をだしている。” と語った。(森瀧仮訳)
(原文)
SOLDIERS DON’T USE URANIUM PROTECTION MASKS – ASSOC PRESIDENT
(AGI) – Rome, Italy, Feb. 16 – Italian soldiers deployed in Afghanistan and Iraq do not wear protective masks that impede inhalation of depleted uranium dust, wrote Falco Accame, president of the Armed Forces Victims Association, in a letter to the Italian president. According to Accame, norms were issued by the United States in 1993 for the use of masks in order to “impede the inhalation of uranium oxide that deposits in the soil of areas bombarded by weapons containing depleted uranium, which can be carried by the wind.” These norms are in effect for Italian forces since 1999. Accame also said that Italy has had “twenty deaths for suspected uranium contamination, and around 200 illnesses.” (AGI) –
2004.2.13
イラクの病院での恐怖の場面
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
イラクの病院での恐怖の場面
Scenes of horror at Iraqi hospital
www.mg.co.za/Content/l3.asp?ao=31006&t=1
Jennie Matthew | Samawa, Iraq
11 February 2004 12:22
Two-year-old Nawaf Mishal lies whimpering on a pile of dirty blankets in an Iraqi hospital, so malnourished his face is deformed, his legs are like pencils and his enormous almond eyes empty with pain.
He vomits everything he eats, and a 10-day course of antibiotics and fluids at the children’s hospital in Samawa, about 260km south of Baghdad, has not helped.
Nawaf fell ill when the village drinking water became infused with sewage. No one in his family thought to boil the water first.
Doctors at the hospital say the number of cases of severe gastroenteritis caused by contaminated water have doubled since the 2003 United States-led invasion of Iraq.
In the children’s ward, the stench of dried sweat and raw waste is almost unbearable. Mothers, dressed head to foot in black robes, sit cross-legged on the floor or beds, cradling children as many drift slowly into death.
The hospital has only 11 incubator units for more than 20 premature babies.
Most date back to the 1980s before international sanctions isolated Iraq from the world in the wake of Saddam Hussein’s 1990 invasion of Kuwait.
Oxygen supplies run out for days. Doctors have less than half the drugs, fluids and equipment they need. The electricity goes off for hours. The hospital’s sewage system frequently overflows.
“We have nothing. Most children die, especially in winter,” said Samah Zaher, a 25-year-old junior doctor.
Doctors suspect three-year-old Abdullah Salah, suddenly seized by convulsions three days ago, has meningitis or encephalitis.
But resident paediatrician Ayad Miran thinks the journey to Baghdad for a scan and diagnosis would kill the child.
“I’m a sad man for the condition of these children,” says Miran, who works more than 10 hours a day, seven days a week for $150 a month.
The hospital is also woefully incapable of treating hideously disfigured babies, whose illnesses doctors suspect are being caused by depleted uranium ammunition used by US and British troops in the 1991 Gulf War.
“They have different rare diseases and deformities, such as multiple fractures, bone disorders, supernumerary fingers and thumbs. Sometimes they live for a few weeks. When the deformities are very bad they usually die,” says paediatrician Abdul Amieer al-Dabbagh.
Two months ago, a woman gave birth to what he could describe only as a “mermaid”, with a thick “fishbone tail” in place of the legs, three double chins and partially formed ears. He keeps pictures of all such children.
It was so disfigured, doctors could not tell whether the baby was a boy or a girl and the infant died shortly after delivery.
Unemployment is rife in Samawa and public sanitation almost non-existent. The hospital used to charge for treatment, but with no jobs no one can pay.
“I came to Samawa 12 years ago, at the end of the Iran-Iraq war. I chose the safest town and one year later the embargoes started,” says Dabbagh.
In 1995, he was jailed by Saddam’s regime for four months after a British pharmacist visited the hospital with vital supplies of medicine.
About 600 Dutch troops have been based in Samawa since Saddam was ousted from power 10 months ago, but no one at the hospital has seen them.
Many have high hopes that Japanese peacekeeping troops, who began arriving last month, will rebuild the moribund city.
But so far the only signed and sealed construction contract is for their military camp outside the city. — Sapa-AFP
(機械翻訳に少し手を加えたものです。)
イラクの病院での恐怖の場面
www.mg.co.za/Content/l3.asp?ao=31006&t=1
ジェニー・マテュー
(サマワ、イラク)
2004年2月11日
ガーディアン・オンライン
2歳のナワフ・ミシャルは、イラクの病院で汚い毛布の山の上で泣きべそをかきながら、横たわる。そして栄養不良の彼の顔は変形し、彼の脚は鉛筆のようで彼の巨大なアーモンド色の目は痛みで上の空のようだ。彼は食べるものすべてを吐いてしまう。そして、バグダッドのおよそ260km南のサマワの小児科医院での10日間連続の抗生物質と点滴は役立っていない。
村の飲料水に下水が混じるようになったとき、ナワフは病気になった。彼の家族のだれも、まず水を沸騰させようとは考えなかった。病院の医師は、2003年のイラクの米軍侵入以来、汚染水によって引き起こされた激しい胃腸炎の症例が倍増していると言う。
小児病棟では、乾いた汗と新しい排泄物の臭気はほとんど耐えられないものだ。
頭から足までの黒い服を着た母親たちが、床やベッドの上にあぐらをかいてゆっくり死への道をたどる子どもたちをあやしている。
病院には、20人以上も未熟児がいるのに、保育器は11個しかない。
時はほとんど、サダムフセインのクウェート侵攻後、イラクが国際的な制裁で世界から隔離される前の1980年代にもどったかのようだ。
酸素供給は何日もなくなる。医師には、彼らが必要とするドラッグの半分未満、点滴の設備しかない。電気は何時間も停まる。病院の下水システムは頻繁にあふれる。
「私たちには、何もない。」「ほとんどの子供が特に冬に死ぬ。」と、Samah Zaher、25歳の若き医師は言った。
医師は、3日前にけいれんに突然襲われた3歳のアブドラ・サラーレフが髄膜炎か脳炎にかかっていると疑う。
しかし、住み込み小児科医のAyadミランは、子供がスキャンと診断のためにバグダッドへ行けば、死ぬと考える。
「私はこれらの子どもの状態のために悲しんでいる」と、ミランはいう。彼は1日あたり10時間以上、週7日間、1カ月あたり150ドルで働いている。
また病院は、悲惨なことに病気になった恐ろしく傷つけられた赤ん坊を治療できない。それは1991年の湾岸戦争に米国とイギリスの軍によって使用された劣化ウラン弾薬によって引き起こされていると医師が疑っている。
「彼らには、多発性骨折や、骨の異常や、指の数が多かったりという奇病や奇形がある。時々、彼らは数週間生きる。奇形が非常に悪い場合は普通、死ぬ。」と、小児科医アブダルAmieer al-Dabbaghは言う。
2カ月前に、ある女性は彼が「人魚」としか説明ができない、足の部分には分厚い「魚の骨のような尻尾」、三重の顎、および一部しか出来上がっていない耳がある子どもを生んだ。彼はそのような子どもの写真をたくさん持っている。その赤ちゃんは非常に形を損なわれていて、医師はその赤ちゃんが男か女かも言うことができず、出産後すぐに死んだ。
失業はサマワでおびただしく、公衆衛生はほとんど機能していない。病院は以前はよく処方薬を準備していたが、仕事がないので、だれも薬が買えない
「私はイラン-イラク戦争の終わりに12年前にSamawaに来た。」「私は最も安全な町を選んだ、そして、1年後に、経済制裁は始まった。」と、Dabbaghは言う。
1995年に、イギリス人の薬剤師が必要不可欠な薬を持って病院を訪問したあと、彼は4カ月サダムの政権によって投獄された。
サダムが10カ月前に政権の座から追い出されて以来、およそ600のオランダ軍がSamawaに基づいているが、病院のだれも彼らに会っていない。
多くには、日本人の治安維持部隊(先月到着し始めた)が瀕死の都市を再建するという強い望みを持っている。
しかし、望みからは遠く、今までのところ、唯一、町の外でのその軍事のキャンプのために結ばれた工事契約があるだけだ。
2004.2.12
ウラン238の放射線について
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
ウラン238の放射線について
MLの皆さん、川合葉子です。
先日の参議院予算委員会での、福島瑞穂議員の質問をたまたま見ていました。その時はよくわからなかったのですが、吉田正弘さんが議事録を紹介してくださったので、内容がよくわかりました。吉田さん、ありがとうございました。
結論から言うと、ウラン238からガンマ線が出ています。ビデオ『“悪の枢軸”とは誰のことか』やその後のニュースで紹介されている映像で、線量計で測定しているのは、すべてガンマ線だと思います。私が最初に驚いたのは1991年に破壊された戦車から、10年余りも経って、予想以上の線量が検出されている映像を見たことで、そのことで使用された劣化ウランが大量だったということを納得しました。
ウラン238が放出する放射線については、日本評論社の『劣化ウラン弾・湾岸戦争で何が行われたか』をお持ちの方は、その中のL. A.ディーツの論文『劣化ウランの散乱と湾岸戦争帰還兵等の汚染』(pp.176-195)が信頼できる文献です。
ウラン238がアルファ崩壊することはよく知られていますが、この崩壊でもわずかのガンマ線が出ます。そしてトリウム234になり、次にプロトアクチニウム234に、次いでウラン234にと変化していきます。それぞれが放射性物質で、トリウム234とプロトアクチニウム234はそれぞれにベータ崩壊といって、ベータ線とガンマ線を放出します。ウラン234から後は順次にアルファ崩壊を重ねて最後に鉛になって、安定します。このような崩壊連鎖をウラン崩壊系列と呼んでいます。
ウラン238の放射線としては、最初の3つの物質の放射線が重要で、トリウム234とプロトアクチニウム234の半減期は割合短いのですが、ウラン238の半減期があまりにも長いので、ということは、ウラン238が崩壊するのがとてもゆっくりなので、系列に含まれる物質の半減期がウラン238の半減期と同じになります。そういう状態を永続平衡(あるいは放射平衡)と呼んでいます。
ディーツは劣化ウラン貫通体などの製造後、ほぼ6ヶ月で永続平衡に達すると書いています。その期間は崩壊が頻繁に起こっているわけで、「劣化ウラン貫通体または戦車用劣化ウラン装甲の製造後、あるいは劣化ウラン破片が人の体内に入った後の6ヶ月間は、劣化ウランからベータ線とガンマ線が常に出て、相当量の被爆が生じる。」「たった1mgの劣化ウランで、1年間に10億個以上のアルファ粒子とベータ粒子およびガンマ線を発生させる。」とも述べています。
これらの放射線の中でも、プロトアクチニウム234から出る高エネルギーのガンマ線が、貫通力が強いので、体内被曝の際にも要注意だと指摘しています。ディーツは、劣化ウランを含むエアロゾルが長距離に達することも、長期間空中に滞留することも指摘しています。また高エネルギーのガンマ線が体内の組織をどう損傷するかというメカニズムについても述べています。私たちにとっては必見の論文ですね。
そして森瀧さんたちの調査の際に計測されたのも、主として、このプロトアクチニウムからのガンマ線だと推測できます。野外でアルファ線やベータ線が線量系に届くとは考えられません。
『ヒロシマ・アピール』の23ページに掲載されている星 正治・田中憲一のお二人の「劣化ウラン弾がバグダッド地域で使用されたことの証明」でも、ウラン235とウラン238の存在比率を求めるときに、ウラン238とプロトアクチニウムが放射平衡に達していると判断して、プロトアクチニウムの2種類のガンマ線のピーク値での測定をしておられます。この判断もその後の測定からの評価も、私には納得のいくものでした。このページがあることで、『ヒロシマ・アピール』の主張は、科学的裏付けを得ることが出来たのだと思います。
以上、ちょっと長い説明になりましたが、ぜひともMLの皆さんには理解していただきたいのです。そして福島瑞穂議員にもお伝えいただきたいのです。劣化ウランについて質問してくださったことに感謝していますし、正確な情報を提供するのが私たちの義務だと思うからです。
福島議員の質問に戻れば、自衛隊が線量計を携行したことは、劣化ウラン汚染地帯に行くことを政府が認めたことになり、自衛隊員にそういう教育を行ったことを意味していると思えば、悪いことではないと私は思います。しかしながら、石破長官が劣化ウランの危険性を理解していないことは明らかですから、参考にしたというUNEPのファクトシートと、「国内でも広く使われている」という使用の実態の一覧表を国会に提出させてもらいたいなと思います。本当かどうかと私は疑っています。そしてウラン兵器の危険性について、科学者と相談しながら、これからもしっかりと追及していただきたいと思っています。
今イラクに行っている自衛隊員は誰も殺さず、誰も殺されずに、一日も早く無事に帰国してほしいと私も心から思っています。そしてこれ以上一人も行かないでほしいと思っています。
念のためですが、外傷からでも体内被曝は起こりえます。調査に行かれる方はくれぐれもお気をつけ下さい。
以上の説明で、劣化ウラン兵器が、核(分裂)兵器と違って、放射線兵器と呼ばれる理由も納得していただけると、私はうれしいです。
2004.2.10
ダグ・ロッキーさんが、アメリカ大使館に「劣化ウランの健康影響について、嘘をつくな!」と抗議メール
ダグ・ロッキーさんが、アメリカ大使館に「劣化ウランの健康影響について、嘘をつくな!」と抗議メール
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
伊藤和子です。
ペンタゴンのDUプロジェクトもと責任者のダグ・ロッキーさんが、アメリカ大使館に「劣化ウランの健康影響について、嘘をつくな!」と抗議メールを送っています。そのメールをCCで受け取りましたので、転送させていただきます。
転送はOKです。
> To The American Ambassador to Japan: Greetings: It is astonishing that individuals in your office would willfully lie about the adverse health effects that those of us who were involved with depleted uranium have experienced and that are documented in our Department of Veterans Affairs, U.S. Miltary, and private medical records. When you willfully lie (japan.usembassy.gov/e/p/tp-20030401d1.html ) that harms individuals. Today required medical care is still denied and our military leaders still refuse to complete required environmental remediation. Simply there is absolutely no justification for U.S. and British military personnel to disperse tons of uranium in another nation then refuse to provide medical care and complete environmental remediation as required by their own directives and regulations.
On your comment regarding the effects of chemical weapons– when will you tell the Japanese and others that Iraq did have them preceeding and during Gulf War 1 because the U.S. gave them to them. quote from report:
U.S. Senate Committee on Banking, Housing, and Urban Affairs Staff Report on U.S. Chemical and Biological Warfare-Related Dual-Use Exports to Iraq and The Possible Impact on the Health Consequences of the War
INTRODUCTION
In October 1992, the Committee on Banking, Housing, and Urban Affairs, which has Senate oversight responsibility for the Export Administration Act (EAA), held an inquiry into the U.S. export policy to Iraq prior to the Persian Gulf War. During that hearing it was learned that U.N. inspectors identified many U.S.- manufactured items exported pursuant to licenses issued by the U.S.
Department of Commerce that were used to further Iraq’s chemical and nuclear weapons development and missile delivery system development programs.
reference: members.aol.com/vetcenter/reigle.htm
end quote.
Chemical weapons are part of the cause and occurred when we willfully blew them up according to orders from Secretary Cheney and Genral Powell (Schwartzkopf’s autobiography IT DOESN’T AKE A HERO, page 390)
My latest comments on DU follow.
I do not know when or if you will be held accountable for lying but I hope the Japanese people and President Bush do soon. If you have any questions please contact me. You can call Dr. Mike Kilpatrick, who gave you this nonsense, he knows me and wishes that I and the truth would go away.
thank you,
dr. doug rokke
IMMEDIATE ACTION REQUIRED ON DEPLETED URANIUM Dr. Doug Rokke, Ph.D.
January 2004
ABSTRACT:
Depleted uranium munitions are used during combat because they are extremely effective. However, in winning these battles through use of uranium munitions we have contaminated air, water, and soil. Consequently, children, women, and men have inhaled, ingested, or got wounds contaminated with uranium.
Uranium is a heavy metal and radioactive poison. The toxicity is not debatable as the Director of the U.S. Army Environmental Policy Institute stated in a congressionally mandated report that “No available technology can significantly change the inherent chemical and radiological toxicity of DU. These are intrinsic properties of uranium ” (Health and Environmental Consequences of Depleted Uranium Use in the U.S. Army: Technical Report, AEPI, June 1995).
The primary U.S. Army training manual: STP 21-1-SMCT: Soldiers Manual of Common Tasks states “NOTE: (Depleted uranium) Contamination will make food and water unsafe for consumption.” [Task number: 031-503-1017 “RESPOND TO DEPLETED URANIUM/LOW LEVEL RADIOACTIVE MATERIALS (DULLRAM) HAZARDS”]. Although, existing U.S.
Department of Defense (DOD) directives require that prompt and effective medical care be provided to all exposed individuals (Medical Management of Unusual Depleted Uranium Casualties, DOD, 10/14/93) and the thorough clean up of dispersed radioactive contamination (AR 700-48); United States, British, and Australian officials refuse to comply.
RECENT EVENTS.
The United States, England, and Australia have recently used extensive amounts of weapons made from uranium, commonly called depleted uranium in Iraq, Afghanistan, and the Balkans. Medical evidence and especially the birth defects in children born to parents in areas with DU contamination is an issue of significant concern. Depleted uranium (uranium 238) along with other contaminates of war have been implicated and medical evidence supports the fact that uranium contamination exposure results in adverse health effects.
Today; after the willful use of uranium munitions during Gulf War 1, during Balkans combat, in Afghanistan, and now during Gulf War 2; warriors and non-combatants are exhibiting serious adverse health effects from exposure to depleted uranium munitions contamination, conventional weapons residue, and released toxic industrial chemicals.
However, even though medical evidence exists to prove adverse health effects United States, British, Australian, Canadian, and NATO officials continue to state specifically that there are no known adverse health effects in individuals who were exposed to uranium and other contamination. That is a willful lie as verified by actual medical records of thousands of individuals affected by war created contamination.
WHAT IS DU?
Depleted uranium (DU) which is 99.8% by mass U-238 is made from uranium hexaflouride, the byproduct of the uranium enrichment process. Recent documents released by the U.S. Department of Energy and the 1995 U..S. Army Environmental Policy Institute reports state that a small proportion of other toxic heavy metals and radioactive isotopes such as plutonium, neptunium, americium, and U-236 also are present. Although the 60 % of the ionizing radiation given off by gamma emissions from U-235 and U-234 was eliminated during the enrichment process, alpha particles at 4.2 Mev and 4.15 Mev that cause significant internal ionization with consequent cellular damage were proportionally increased and gamma and beta emissions from contaminants and daughter products still are present. The continuing incomplete statement that DU is 60% less radioactive than natural uranium simply ignores the serious internal damage caused by alpha particles that impact any cell! Alpha particle emission measurements show that the dose or exposure rate is in excess of 10000 counts per minute. DU is a serious internal hazard. Consequent inhalation, ingestion, and wound contamination pose significant and unacceptable health risks due to direct cell damage from alpha and beta particle and gamma ray emissions. Spent penetrators, DU fragments, and contaminated shrapnel emit beta particles and gamma rays at 300 mrem / hour and thus can not be touched or picked up without protection.
HOW IS DU USED BY THE MILITARY?
DU is used to manufacture kinetic energy penetrators- giant pencils orrods.
Each kinetic penetrator consists of almost entirely uranium 238. The United States munitions industry produces the following DU munitions with the corresponding mass of uranium 238:
7.62 mm with unspecified mass
50 cal. With unspecified mass
20 mm with a mass of approximately 180 grams.
25 mm with a mass of approximately 200 grams.
30 mm with a mass of approximately 280 grams.
105 mm with a mass of approximately 3500 grams.
120 mm with a mass of approximately 4500 grams.
Sub-munitions / land mines such as the PDM and ADAM whose structural body contain a small proportion of DU.
Cruise missiles with unknown quantity of DU Bunker buster bombs with unknown quantity of DU Many other countries now produce or have acquired DU munitions. DU is also used as armor, counter weights, radiation shielding, and as proposed by the U.S. Department of Energy as a component of road and structural materials.
All of these uses are designed to reduce the huge U.S. Department of Energy stockpiles left over from the uranium enrichment process.
It is important to realize that DU penetrators are solid uranium 238. THEY ARE NOT TIPPED OR COATED! During an impact at least 40 % of the penetrator forms uranium oxides or fragments which are left on the terrain, within or on impacted equipment, or within impacted structures.
The remainder of the penetrator retains its initial shape. Thus we are left with a solid piece of uranium lying someplace which can be picked up by children. DU also ignites in the air during flight and upon impact. The resulting shower of burning DU and DU fragments causes secondary explosions, fires, injury, and death.
All individuals must ask if they would want tons solid uranium penetrators lying in their backyard? Does anyone want any radioactive contamination of any type lying in their backyard? The answer is simple-
NO ONE!
OPERATION DESERT STORM DEPLETED URANIUM FRIENDLY FIRE AND COMBAT INCIDENTS INVESTIGATION FINDINGS
I was assigned to the 3rd U.S. Army Depleted Uranium assessment team as the health physicist and medic by order of Headquarters Department of the Army in Washington, D.C. What we found can be explained in three words: “OH MY GOD”.
According to official documents each uranium penetrator rod could loose up to 70% of it’s mass on impact creating fixed and loose contamination with the remaining rod passing through the equipment or structure to lie on the terrain.
On-site impact investigations showed that the mass loss is about 40% which forms fixed and loose contamination leaving about 60% of the initial mass of the penetrator in the solid pencil form.
We found that standard radiacs will not detect his contamination. Equipment contamination included uranium fragments, uranium oxides, other hazardous materials, unstable unexploded ordnance, and byproducts of exploded ordnance.
U.S. Army Materiel Command documents sent to us stated the uranium oxide was 57% insoluble and 43 % soluble and at least 50% could be inhaled. In most cases except for penetrator fragments, contamination was inside destroyed equipment or structures, on the destroyed equipment, or within 25 meters of the equipment.
During the 1994 and 1995 Nevada tests we found DU contamination out to 400 meters from a single incident.
After we returned to the United States we wrote the Theater Clean up plan which reportedly was passed through U.S. Department of Defense to the U.S.
Department of State and consequently to the Emirate of Kuwaiti. Today, it is obvious that none of this information regarding clean up of extensive DU contamination ever was given to the Iraqi’s. Consequently, although there still are substantial radiation contamination hazards existing within Iraq these hazards have been ignored by the United States and Great Britain for political and economic reasons at the same time additional use of uranium weapons has occurred resulting in additional confirmed contamination.
Iraqi, Kosovar, Serbian, and other representatives have asked numerous times for DU contamination management and medical care procedures but this information has not been provided. Although residents of Vieques, who are U.S. citizens, also have asked for medical care and completion of environmental remediation DOD officials still refuse to complete these essential actions.
THE U.S. ARMY DEPLETED URANIUM PROJECT AND ITS OBJECTIVES?
The probable health and environmental hazards of uranium contamination were known before the Gulf War. A United States Defense Nuclear Agency memorandum written by LTC Lyle that was sent to our team in Saudi Arabia stated that quote:
“As Explosive Ordnance Disposal (EOD), ground combat units, and civil populations of Saudi Arabia, Kuwait, and Iraq come increasingly into contact with DU ordnance, we must prepare to deal with potential problems. Toxic war souvenirs, political furor, and post conflict clean up (host nation agreement) are only some of the issues that must be addressed. Alpha particles (uranium oxide dust) from expended rounds is a health concern but, Beta particles from fragments and intact rounds is a serious health threat, with possible exposure rates of 200 millirads per hour on contact.” end quote.
This memorandum, the reports that we prepared immediately after the Gulf War as a part of the depleted uranium assessment project to recover DU destroyed and contaminated U.S. equipment, the previous research, and other expressed concerns led to the publication of a United States Department of Defense directive signed by General Eric Shinseki on August 19, 1993 to quote:
“1. Provide adequate training for personnel who may come in contact with depleted uranium equipment.
2. Complete medical testing of personnel exposed to DU contamination during the Persian Gulf War.
3. Develop a plan for DU contaminated equipment recovery during future operations.”
It is thus indisputable that United States Department of Defense officials were and are still aware of the unique and unacceptable health and environmental hazards associated with using depleted uranium munitions.
Consequently, I was recalled to active duty in 1994 as U.S. Army Depleted Uranium Project Director and tasked with developing training and environmental management procedures. The project included a literature review;
extensive curriculum development project involving representatives from all branches of the U.S. Department of Defense and representatives from England, Canada, Germany, and Australia. We also completed basic research at the Nevada Test Site located 120 miles northwest of Las Vegas, Nevada, to validate management procedures.
The products of the DU project included: Three training curricula:
(1) Tier I: General Audience,
(2) Tier II: Battle Damage and Recovery Operations,
(3) Tier III: Chemical Officer / NCO;
(4) Three video tapes: (1) “Depleted Uranium Hazard Awareness”, (2) “Contaminated and Damaged Equipment Management”, and (3) “Operation of the AN/PDR 77 Radiac Set”;
(5) The draft Army Regulation: “Management of Equipment Contaminated with Depleted Uranium or Radioactive Commodities” (currently AR 700-48, Department of the Army, Washington, D.C., 9/16/2002);
(6) an United States Army Pamphlet specifying “Handling Procedures for Equipment Contaminated with Depleted Uranium or Radioactive Commodities” and
(7) a redesigned radiac capable of finding and quantifying DU contamination.
Although, these products were completed, approved, and ready for distribution by January 1996, U.S. Army, U.S. Department of Defense, British, German, Canadian, and Australian officials have disregarded repeated directives and have not implemented or only have implemented portions of the training or management procedures.
The training curriculum and management procedures have not been given to all individuals and representatives of governments whose populations and environment have been exposed to DU contamination as verified by U.S. General
Accounting Office investigators in a report published during March 2000 and through personal conversations.
WHAT ADVERSE HEALTH EFFECTS HAVE BEEN OBSERVED, RECOGNIZED, TREATED, AND DOCUMENTED?
Deliberate denial and delay of medical screening and consequent medical care of U.S. friendly fire casualties who inhaled, ingested, and had wound contamination and all others with verified or suspected internalized uranium exposure limits recognition and verification of health effects still continues as of December 10, 2003.
Although we recommended immediate medical care during March 1991 and many times since then United States Department of Defense, the British Ministry of Defense, Canadian, Australian, United State Department, and U.S. Department of Veterans Affairs officials are still refusing to provide thorough medical screening and necessary medical care for all DU casualties as required by their own written and published directives.
Dr. Bernard Rostker wrote to me in a letter dated March 1, 1999 that physicians and health physicists at the completion of the ground war decided that medical screening and care for uranium exposures was not required. Actual documents refute this! Today, individuals are sick (including me) and others are dead who were denied medical care even though I requested it in a letter dated May 21, 1997 which was sent to the Office of Surgeon U.S. Army Materiel Command and forwarded to Dr. Rostker.
Verified adverse health effects from personal experience, physicians, and from personal reports from individuals with known DU exposures include:
(a) Reactive airway disease, (b) neurological abnormalities, (c) kidney stones and chronic kidney pain, (d) rashes, (e) vision degradation and night vision losses, (f) gum tissue problems, (g) lymphoma, (h) various forms of skin and organ cancer, (I) neuro-psychological disorders, (j) uranium in semen, (k)sexual dysfunction, and (l) birth defects in offspring.
Today, health effects have been documented in uranium processing facility employees of and residents living near Puducah, Kentucky, Portsmouth, Ohio; Los Alamos, New Mexico; Oak Ridge, Tennessee; and Hanford, Washington.
Employees of and residents living near uranium manufacturing or processing facilities in New York, Tennessee, Iowa, Massachusetts, and the four corners area of southwest Colorado also have repeatedly reported health effects similar to those reported by Gulf War DU casualties.
Iraqi and other humanitarian agency physicians are reporting the same health effects in exposed populations. Scottish scientists have verified that residents of the Balkans were excreting uranium in their urine. Dr. Assif Durakovic (a retired U.S. Army Colonel) of the Uranium Medical Research Center has also verified extremely high uranium excretion rates in Afghanistan refugees.
This demonstrates that depleted uranium (U-238) is mobile and contaminating, air, water, and soil just as specified in the October 1943 letter to General Leslie Groves.
Today, verifying correlation between uranium exposures and adverse health effects, except in only in a few cases, is difficult because of deliberate delays in required screening, a radio-bioassay and medical care. Screening involves the collection and analysis of urine, fecal, and throat samples within 24 hours of exposure as required in a October 1993 Department of Defense published directive. Today, months or years after exposure, only a small fraction of the sequestered uranium will be detected. This detectable fraction represents only the mobile or soluble portion and a very smal fraction of what is or was in the body. Terry Riordan’s (a DU casualty) autopsy in Canada has revealed that sequestering is occurring and that the mobile fraction may not be representative of what is actually present.
Even when verified medical evidence attributing adverse health effects to DU exposures is available official recognition and documentation is limited.
For example during 1994 and 1995 United States Department of Defense medical personnel at an U.S. Army installation hospital removed, separated, and hid documented diagnoses (including my own) from affected individuals and other physicians. Some medical records were retrieved during the fall of 1997, but, probably too late for many individuals. Today, this practice continues and consequently exposed individuals are not receiving adequate and effective medical care.
This includes individuals whose required medical care has been requested and ordered many times.
The denial of medical care will continue as long as the United States, British, Canadian, NATO, and United Nations officials are permitted to ignore the emerging evidence and deny medical care to all individuals who have been or may have been exposed to depleted uranium (uranium 238), other isotopes, and other contaminants created as result of depleted uranium munitions use. The criteria describing exposures requiring medical screening within 24 hours of exposure and consequent medical care were specified in a message from Headquarters Department of the Army dated October 14, 1993. These exposures included:
“a. Being in the midst of smoke from DU fires resulting from the burning of vehicles uploaded with DU munitions or depots in which DU munitions are being stored.
b. Working within environments containing DU dust or residues from DU fires.
c. Being within a structure or vehicle while it is struck by DU munitions.”
These guidelines must be applicable to all exposed individuals with care independent of military or civilian status. They must be implemented now!
Medical care must be planned and completed to identify and then alleviate actual physiological problems rather than placing an emphasis on psychological manifestations and continued testing. Children and others are sick and deserve care for the complex exposures that have resulted in health problems.
Medical care for known uranium exposures should emphasize (concern in parentheses):
a. neurology (heavy metal effects)
b. ophthalmology (radiation and heavy metal effects)
c. urology (heavy metal effects and crystal formation)
d. dermatology (heavy metal effects)
e. cardiology (radiation and heavy metal effects)
f. pulmonary (radiation, particulate, and heavy metal effects)
g. immunology (radiation and heavy metal effects)
h. oncology (radiation and heavy metal effects)
i. gynecology (radiation, neurological, and heavy metal effects)
j. gastro-intestinal (systematic effects)
k. dental (heavy metal effects)
l. psychology (heavy metal effects)
Many individuals with known exposures still have not received requested care.
As stated during March 10, 2003 by Dr. Michael KilPatrick, U.S. Department of Defense, only 90 individuals (including myself) are receiving minimal medical care from physicians assigned to the Baltimore Maryland Department of Veterans Affairs Depleted Uranium program. That includes only a fraction of over 400 individuals with verified extremely high exposures as the Dr. Rostker’s staff told members of the Presidential Special Oversight Board on September 28, 1998.
It is impossible to get proper care and treatment.
IF YOU DO NOT PROVIDE MEDICAL ASSESSMENT FOR THOSE WITH VERIFIED EXPOSURES AND HEALTH PROBLEMS THEN YOU CAN SAY DU DID NOT CAUSE ANY ADVERSE HEALTH PROBLEMS BECAUSE YOU NEVER SAW ANY HEALTH EFFECTS. SO MUCH FOR MEDICAL SCIENCE WHEN A COVER-UP IS DIRECTED BY POLITICIANS TO LIMIT LIABILITY.
The cover-up actions to avoid liability started with the infamous Los Alamos memorandum sent to our team in Saudi Arabia during March 1991. This memo told us to be sure that we should only report our findings so DU munitions could always be used. IN OTHER WORDS LIE!
A letter sent to General Leslie Groves during 1943 is even more disturbing.
In that memorandum dated October 30, 1943, senior scientists assigned to the Manhattan Project suggested that radioactive materials; including uranium as confirmed during personal discussions with former Manhatten Project scientists; could be used to contaminate air, water, and terrain contaminant.
According to the letter sent by the Subcommittee of the S-1 Executive Committee on the “Use of Radioactive Materials as a Military Weapon” to General Groves (October 30, 1943) inhalation of radioactive materials- dirty bomb, would result in “bronchial irritation coming on in a few hours to a few days”. This is exactly what happened to those of us who inhaled DU dust during Operation Desert Storm and in U.S. soldiers in the Balkans.
The subcommittee went on further to state that “Beta emitting products could get into the gastrointestinal tract from polluted water, or food, or air.
From the air, they would get on the mucus of the nose, throat, bronchi, etc. and be swallowed. The effects would be local irritation just as in the bronchi and exposures of the same amount would be required. The stomach, caecum and rectum, where contents remain for longer periods than elsewhere would be most likely affected. It is conceivable that ulcers and perforations of the gut followed by death could be produced, even without an general effects from radiation”.
Today, although medical problems continue to develop; medical care is denied or delayed for all uranium exposed casualties while United States Department of Defense and British Ministry of Defense officials continue to deny any correlation between uranium exposure and adverse health and environmental effects.
They contend that they can spread tons of solid radioactive waste (uranium 238) in anyone’s backyard without cleaning it up and providing medical care.
Their arrogance is astonishing!
Since 1991 numerous DOD and VA directives have required compliance with these recommendations. However even though DOD, VA, and UN officials know what should be done, visual evidence, photographic and video tape evidence, on site radiological measurements, personal experience, and published reports verify that:
1. Medical care has not been provided to all DU casualties.
2.Environmental remediation has not been completed.
3. Individuals are not wearing respiratory or skin protection.
4. Contaminated and damaged equipment and materials have been recycled to manufacture new products.
5. Training and education has only been partially implemented.
6. Contamination management procedures have not been distributed and implemented.
WHAT HAS OCCURRED?
Visual evidence, photographic and video tape evidence, on site radiological measurements, personal experience, and published reports verify that:
1. Medical care has not been provided to all DU casualties.
2. Environmental remediation has not been completed.
3. Contaminated and damaged equipment and materials have been recycled to manufacture new products.
4. Training and education has only been partially implemented.
5. Contamination management procedures have not been distributed and implemented.
WHAT SHOULD HAPPEN NEXT?
All citizens of the world must raise a unified voice to force the leaders of those nations that have used depleted uranium munitions to recognize the immoral consequences of their actions and assume responsibility for medical care of all individuals exposed to uranium contamination and the thorough environmental remediation of all uranium contamination left as a result of combat and peacetime actions. The efforts of senior U.S. Department of Defense, U.S.
Army, U.S. Department of Energy, U.S. Department of Veterans Affairs, British, Canadian, Australian, and United Nations officials to prevent acknowledgment of these problems and accept responsibility must be stopped! The overt retaliation against any of us who are attempting to get these same officials to comply with their own directives must stop. We can not continue to ignore the consequences of wartime contamination that include adverse health and environmental effects. I IMPLORE YOU TO ACT!
2004.2.8
イラクにいるNGOスタッフ、連合軍兵員、外国人請負業者、および一般市民へのウラン汚染の危険性の警告
イラクにいるNGOスタッフ、連合軍兵員、外国人請負業者、および一般市民へのウラン汚染の危険性の警告
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
(BCC配信失礼)転送・転載歓迎
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イラク戦争劣化ウラン情報 No.13 2004年2月8日
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局 吉田正弘
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ウラニウム医療研究センターのドラコビッチ博士より驚くべき情報が届きました。昨年の9月から10月に行われたUMRCのイラク現地調査を行ったスタッフのうちの二人が劣化ウランで汚染されていた事が分かったというのです。その一人はテッド・ウェイマンだと思われます。
彼らは13日間にわたり、イラクのバスラからバグダッドまで米英軍の侵攻ルート沿いの各地の戦場の調査を行い、バグダッドでは衝撃と畏怖作戦(空爆)の爆撃地点のウラン汚染調査を行いました。確かに破壊されたイラク軍の戦車などの調査ではバックグラウンドの数千倍という非常に高い放射線が観測されました。しかし、わずか2週間の調査活動で尿から劣化ウランと分かるほどの濃度のウランが検出されるとは驚くほかありません。汚染は調査期間中に空気中に浮遊した劣化ウランの微粒子を吸い込んだためと考えられます。調査は放射線が高いとは言え、特殊な場所ではなく一般市民が立ち入り可能な場所で行われています。また、これらはいずれも都市の近くであり、一時的な滞在者である彼ら以上に長期にわたってそこで生活する市民の被曝の危険が懸念されます。UMRCがイラク市民、NGOスタッフ、連合軍兵士、外国人請負業者に警告を発しているのはそのためです。
日本の国会では石破防衛長官が、「米軍は劣化ウランを使ったとは言っていない」ということに加えて、「ウランは食べたり飲んだり摂取しなければ被曝せず、健康に影響はない」という全くでたらめな答弁を繰り返しています。もちろんUMRCの調査チームはウランを食べたり飲んだりなどということをしたはずがありません。口からの吸入の危険をこれほどはっきりと示している例はないでしょう。UMRCの文書に有るように英国のイラク戦争従軍兵士からの尿からも劣化ウランが検出されています。兵士や一般の人が劣化ウランに被曝し、体内をウランで汚染されているのは明かです。そして、つい先日のスコットランドの湾岸戦争帰還兵の裁判で明らかなように、体内に劣化ウランが取り込まれることによって血液中での染色体異常が発生しているのです。健康への影響が起こることは極めて高い必然性を持つと思います。イラク市民に対する防護措置、全面的な調査が緊急に必要です。
テレビでは陸上自衛隊本隊のサマワ到着がレポートされています。日本政府は、イラクの人々だけでなく自衛隊も劣化ウラン/ウラン吸入の危険に曝されていることを真剣に受け止めるべきです。核燃料物質をかつてないほど大量にばらまいて人々を危険にさらし、環境を取り返しがつかないほど破壊した米英軍に加担することを直ちにやめ、即刻自衛隊を撤退させ、米英軍の責任を追及するべきです。
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UMRC情報ニュース
2004年 2月6日
イラクにいるNGOスタッフ、連合軍兵員、外国人請負業者、および一般市民へのウラン汚染の危険性の警告
2004年2月6日--最近終わったばかりの実験室での分析結果はウラニウム医療研究センター(UMRC)の現地調査チームの2人のメンバーが劣化ウラン(DU)で汚染されていることを示しています。2人の現地調査スタッフ--一人はカナダから、もう一人はベイルートから参加しました--は2003年10月に13日間にわたってイラクを旅行しました; それはイラクの自由作戦の空爆と陸上部隊の作戦が休止して5ヶ月後のことでした。質量分析器を使って、UMRCのドイツの共同研究者の実験室は調査チームメンバーの二人の尿サンプルで劣化ウランを測定しました。
UMRCの現地調査チームは、イラク南部において英米軍が支配した戦闘エリアと爆撃地点を調査しました。その中にバグダッド、ナッシリア、スウェイラ、バスラが含まれています。(詳細についてはUMRC.netの「カシブからアカフまで;現地調査報告」で見ることができます)。チームの劣化ウラン汚染の原因があるコンディションは、ウランと空中に浮かんだウラン酸化物と金属微粒子がいっぱいの、空中に巻き上げられた極めて細かい土とほこりの吸入であると考えられます。ウランは26日間のイラク自由作戦の間に米英軍が使用した対戦車貫通弾、制圧用弾薬、及びバンカー破壊用弾頭に使われています。主要な戦闘が終わって数ヶ月後の2週間の間に起こったUMRCのメンバーの汚染は、市民、NGO組織のスタッフ、連合軍と外国人の請負業者と外交スタッフの危険を表しています。
UMRCは第1次湾岸戦争に参加したカナダ、英国、米国兵士の尿に劣化ウランを1997年に最初に発見した研究グループです。戦場でのウランの尿への排泄が被曝後6年経って確認されたのでした。2004年1月に、米国退役軍人省は体内に劣化ウラン弾が残っていない米国兵士達から、砂漠の嵐作戦から8年経って劣化ウランを検出したと認めました。2001年、そして再度2002年に、UMRCは不朽の自由作戦[アフガニスタン戦争]で使用された爆弾の爆煙に被曝したアフガニスタンの市民の中で、人工の同位体ウラン236を含む人工的なウランの高い濃度の汚染を測定しました。
2003年11月に、英国国防省がガーディアン紙に、英国が行った戦場でテリック作戦についてUMRCが高いレベルの放射能を発見したという結果を否定する公式の見解を発表しました。国防省は戦場でのウランの残存物は破壊されたイラクの戦車の中に安定して残り、人間にとって生物学的に使えるようになることはできないとはっきりと述べました。その後で、国防省はバスラで軍務についていた第1装甲師団の兵士達の尿から異常に高い濃度のウランを発見しました。(2003年9月、英国の劣化ウラン監督評議会議事録、湾岸戦争帰還兵病気部門、英国国防省)。国防省が今ではドイツの戻っている兵士の中で発見したことは、UMRCスタッフの汚染と合わせると、イラクにおいて被曝した一般市民と外国の兵員を保護するために直ちに解決に着手する必要を示しています。
現地調査での市民の尿や土、水のサンプルのUMRCの実験室における予備的な分析結果はいくつかのイラクの都市と戦場がウランで汚染されていることを示しています。米国と英国が支配した戦場と爆撃地点からのUMRCの調査結果の詳細については今月(2004年2月)下旬に発表されます。UMRCは国連環境計画UNEPにイラクとアフガニスタンでUNEPの紛争後研究チームを放射能で汚染された爆撃地点や戦場に案内して手助けすることをすでに提案しています。UMRCはUNEPが直ちに研究を引き受けて、UNEPの指揮下での環境クリーンアップ計画の実行と同様に、イラクとアフガニスタンでの一般市民の被曝防護プログラムの実現を可能な限り早く担うようにせき立てています。
情報のために:T ウェイマン
イラク現地調査チーム責任者
Info@UMRC.net.
アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局
UMRCイラク・ウラン被害調査カンパキャンペーン事務局
吉田正弘
事務局ホームページ http://www.jca.apc.org/stopUSwar/
吉田eメールアドレス masayo@silver.ocn.ne.jp
FYI
Further information will be sent.
With regards,
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UMRC Information Bulletin
February 6, 2004
Warning of uranium contamination risks to
NGO staff, Coalition forces, foreign contract
personnel and civilians in Iraq
February 6, 2004 ? Recently completed laboratory analyses show two members of Uranium Medical Research Centre’s (UMRC) field investigation team are contaminated with Depleted Uranium (DU). The two field staff, one from Canada and the other, Beirut, toured Iraq for thirteen days in October 2003; five months after the cessation of Operation Iraqi Freedom’s aerial bombing and ground force campaign. Using mass spectrometry, UMRC’s partner laboratory in Germany measured DU in both team members’ urine samples.
The UMRC team surveyed US and British controlled combat areas and bomb-sites in southern Iraq, including Baghdad, An Nasiriyah, As Suweiriah and Al Basra (details can be found at UMRC.net, Abu Khasib to Al Ah’qaf: Field Investigation Report). The conditions responsible for the team’s DU contamination are considered to be inhalation of resuspended ultra-fine soil and dust particles saturated with uranium and airborne uranium oxides and metallic particulate. Uranium was used in anti-tank penetrators, suppression ordnance and bunker-defeat warheads deployed during the 26 days of Operation Iraqi Freedom by both US and UK forces. The contamination of UMRC’s team members occurring over a two-week period, many months after the main conflict, represents a risk to civilians, non-governmental organisations’ staff, Coalition armed forces and foreign contractors and diplomatic staff.
In 1997, UMRC was the first study group to detect DU in the urine of Canadian, British and US troops who served in Gulf War I. The urinary excretion of battlefield uranium was identified six years following exposure. In January 2004, the US Department of Veterans Affairs admitted it had detected DU in the urine of US forces who are not retaining DU shrapnel, in 2000, eight years after Desert Storm. In 2001 and again in 2002, UMRC measured high concentrations of artificial uranium containing the synthetic isotope, 236U, in Afghan civilians exposed to the detonation plumes of bombs deployed during Operation Enduring Freedom.
In November 2003, the British Ministry of Defence (MOD) released a formal statement to the Guardian disclaiming UMRC’s Operation Telic findings of high levels of radioactivity in British-led battlefields. The MOD stated unequivocally that battlefield uranium residues remain stable inside defeated Iraqi tanks and cannot be made biologically available to humans. Since then, the MOD has found unusually high concentrations of uranium excreted in the urine of its 1st Armoured Division troops who served in Basra (September 2003, UK DU Oversight Board Meeting minutes, Gulf Veterans Illnesses Unit, UK Ministry of Defence). The MOD’s recent findings in its troops now deployed back to Germany, coupled with the contamination of UMRC’s staff demonstrate the need to initiate immediate solutions to protect exposed civilians and foreign personnel in Iraq.
Preliminary results of UMRC’s laboratory analysis of field samples of civilian urine, soils and water samples indicate uranium contamination in several Iraqi cities and battlefields. Details of UMRC’s findings from US and British controlled battlefields and bombsites will be released later this month (February 2004). UMRC has offered its assistance to the United Nation’s Environment Program (UNEP) to guide UNEP’s post-conflict study team to radiologically contaminated bombsites and battlefields in Iraq and Afghanistan. UMRC urges UNEP to undertake immediate studies and lead the implementation of a radiation protection program for Iraqi and Afghan civilians as well as a supervised environmental clean-up program, as early as possible.
For information:
T Weyman
Iraq Field Team Lead
2004.2.5
湾岸戦争での劣化ウラン害毒に関する画期的判決
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
「(英国)全国湾岸戦争帰還兵・家族連合」マスコミ発表資料
2004年2月3日 画期的ニュース
スコットランドの帰還兵、さらにもう一人勝訴
湾岸戦争での劣化ウラン害毒に関する画期的判決で
2月2日、エジンバラでの判決
昨日、ケニー・ダンカン(スコットランド、クラックマナンシャー在住)は、1991年の湾岸戦争での劣化ウラン害毒に関する訴えを認められた、最初の英国湾岸戦争帰還兵となった。
ケニーは、英国軍輸送班に所属し、戦車移動の専門家として働いた。彼の仕事の一つは、劣化ウラン弾を受け破壊されたイラク戦車を動かすことだった。この仕事に携わった時、彼は、劣化ウラン弾を受け燃え上がった戦車から出た塵を吸引し、劣化ウランに曝されることになった。
ケニーと妻マンディの3人の子どもは、湾岸戦争後に生まれたので、全員が身体的健康障害を抱えている。ケニーは、スコットランドの年金控訴審で訴えを認められた。
彼の代理人となったのは、ハルに本拠を置くNGVFA、「湾岸戦争帰還兵全国チャリティー」のロイ・ギブソン氏である。
裁判所は、ケニー・ダンカン氏の劣化ウラン被曝は、湾岸戦争での従軍に起因するものと見なした。裁判長と医師は、世界保健機構ブレーメン研究所によって行われた染色体異常検査は決定的なものと見なした。なお、これらの実験の費用は、「チャリティー」によって賄わなければならなかった。
類似性を認め、採血し、ブレーメン研究所で検査してくれたアルベレヒト・ショット教授(博士)に私たちは感謝しなければならない。血液テストによって、湾岸戦争での電離放射線による損傷があること、そして、この損傷の原因は戦場以外にはありえないことが明らかになった。
私たちは、世界保険機構ブレーメン研究所のW.ホッフマン博士に感謝しなければならない。留意されなければならないのは、1991年の湾岸戦争から13年経過しているのに、いまだに政府と国防省は、劣化ウランによる被害や病気についての検査を英国兵士に実施していないということである。24時間尿検査は1996年から、また染色体異常検査は2000年から実施可能となっているにもかかわらず、である。
「なぜ」英国兵士は検査を施されることなく今に至り、なぜ彼らは検査のため小さなチャリティーに支援を求めなければならないのか、曖昧にされたままである。
今回の結果は、湾岸戦争病に関する公式調査を実施するよう首相にプレッシャーをかけるのに役立つ。
私たちが知るところでは、1991年4月以降、606名の兵士が死亡し、今までに5933名が傷痍年金に申請を出している。しかしながら我々は、これは氷山の一角にすぎず、これら二つの数字は実際には二倍にのぼると信じている。
より詳細な情報に関しては:
ショーン・ラスリング(議長)
劣化ウランパネルのマルコム・フーパー教授
弁護士ロイ・ギブソン
(試訳:嘉指ーーこれは、DU-Listなどのメーリングリストで回ってきたニュースです。原文がとても簡潔なため、ところどころ意味を取りにくい個所がありますが、画期的な意味をもつニュースだと思いますので、とりあえず訳してみました。今後のより詳しい報道に注目したいと思います。
なお、CADU(Campaign Against DU)のホームページによりますと、昨年、別の退役軍人がPensions Appeal Tribunalで勝訴したという記事が掲載されています。今回のケニー・ダンカン氏のことについての情報も少しあり、昨年の時点では、まだ完全な年金が得られていないので係争中と書かれています。
参照:
www.cadu.org.uk/news/11.htm#court<http://www.cadu.org.uk/news/11.htm#court>
-Court Makes Landmark Ruling on Gulf War Syndrome – But Other UK Veteran Still Face Pension Fight)
(以下、原文)
NATIONAL GULF VETERANS & FAMILIES ASSOCIATION PRESS RELEASE
Wednesday 3rd February 2004 Landmark Breaking
News
Another first for Hull based National Gulf Veterans & Families Association
(Charity)
Scottish Veteran first to win Landmark ruling on Depleted Uranium poisoning from the Gulf War the Tribunal was heard in Edinburgh
02 02 04.
Kenny Duncan from Clackmananshire Scotland yesterday became the first British Gulf War Veteran to win his case for Depleted Uranium Poisoning from the gulf War 1991.
Kenny served with the Royal Corps of Transport and served as a specialist Tank transporter, it was one of his jobs to move Iraqi Tanks hit and destroyed by Depleted Uranium, it was doing this job that caused his exposure by inhaling the Depleted Uranium Dust from the burnt out tanks hit by DU. All 3 of Kenny and Mandy’s children have physical health problems since being born post Gulf War.
Kenny won his case at the Pensions appeal Tribunal service at Scotland he was represented by Mr Roy Gibson of the NGVFA based in Hull the National Charity for Gulf War Veterans.
The tribunal found that Mr Kenny Duncan’s exposure to Depleted Uranium was attributable to service in the 1991 Gulf War. The Chairman and Doctor found the Chromosome Aberrations Tests carried out at the World Health Organisation Laboratories Bremen Institute implicit, it must be noted that these tests had to be paid for by the Charity. We have to thank a German Professor Dr Albrect Schott who recognised the similarities and had the bloods taken and tested at the Bremen Institute. The blood tests show damage by Ionising radiation from the Gulf War and can only be from the Battlefield. We have to thank Dr.Med W.Hoffmann M.P.H WHO Bremen Institute Germany.
It must be noted that it is 13 years since the Gulf War 1991 and the Government and the Ministry of Defence have not yet tested British Soldiers for Depleted Uranium Damage and disease, yet the 24hr Urine test has been available since 1996, and the chromosome aberration test since 2000, it begs the question WHY our troops have not been tested and why they have to turn to a small Charity for testing.
This result makes for further pressure on the prime minister for a public enquiry into Gulf War Illness.
606 Soldiers that we know of have died since April 1991, 5933 to date have applied for War Pensions due to Disablement. We however believe that this is just the tip of the iceberg and the figures on both accounts are actually double.
For further information:
Contact Shaun Rusling (Chairman)
Professor Malcolm Hooper DU Panel.
Advocate Roy Gibson
「サマワで300倍の放射線量 陸自に「見えない脅威」」
【1月10日、共同通信】
「サマワで300倍の放射線量 陸自に「見えない脅威」」
陸上自衛隊の派遣先となるイラク南部サマワで、地元の人権活動家と日本の市民団体「イラク国際戦犯民衆法廷」のメンバーが兵器の残がいの放射線量を調査した際、通常レベルの約300倍の線量が測定されたことが10日、分かった・・・高レベル線量が測定されたのは、市中心部から約2キロの旧食肉解体場にある旧イラク軍の高射砲の残がい。[人権活動家の]サーレさんによると、昨年4月3日の米軍の空爆で、解体場は全壊した。高射砲残がいが被弾したとみられる場所では、1時間当たり30マイクロシーベルトの線量が測定された。市内では同0・1マイクロシーベルト前後が通常値。
「戦争で深刻な環境破壊 イラクの現状、国連が報告」
【1月6日、中国新聞電子版】
「戦争で深刻な環境破壊 イラクの現状、国連が報告」
イラク戦争の軍事行動やそれに続く略奪などの結果、同国内で放射性物質や化学物質の汚染による、深刻な環境問題が数多く起きているとする国連環境計画(UNEP)の報告書が、7日までに明らかになった。
米英軍による劣化ウラン弾の使用を確認するとともに、汚染が起きたとみられる地区を数カ所特定。周辺住民や環境への影響調査など、対策が早急に必要と提言した・・・報告書は1991年の湾岸戦争で大量に使用された劣化ウラン弾について、今回の戦争でも「米英当局が使用を認めた」と記述。英当局から得た情報として、英軍戦車が南部のバスラ周辺で1.9トンの劣化ウラン弾を使用したことなどを明らかにしている。
「アメリカ民主党議員、劣化ウラン弾問題についての調査を要請」
「アメリカ民主党議員、劣化ウラン弾問題についての調査を要請」
アメリカのフィルナー下院議員とロドリゲス下院議員(ともに民主党)は、会計検査院に対し、ペンタゴンは劣化ウラン弾の人体への影響について誤った情報を流してきたのではないか調査をするよう要請した。
「我々の軍隊がイラクで戦い、死につつある今でも、ペンタゴンは、劣化ウラン弾の使用について情報開示することを拒んでいる。」(フェイヒー博士)
TomPaine.com/feature2.cfm/ID/9652
2003.1.2
北海道新聞劣化ウラン報道
北海道新聞に劣化ウランの情報がたくさん掲載されています。
あたらしく立ち上がった、札幌の市民団体、「NO!! 小型核兵器 サッポロ・プロジェクト」とは、情報交換などを行い、連帯して劣化ウラン禁止運動を進めていきます。
サマワで劣化ウラン弾 オランダ軍が発見、米軍が大量に使用か<www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040101&j=0070&k=200401017579> 2004/01/01 01:00
【カイロ31日田中祥彦】陸上自衛隊が派遣される予定のイラク南部サマワで、米軍が使用したとみられる劣化ウラン弾が見つかっていたことが三十一日までにわかった。サマワに駐留するオランダ軍が発見し、同国国防省が確認した。これまで民間団体や研究者が、首都バグダッド周辺や南部地域で劣化ウラン弾を発見、サマワでも使用された疑いを指摘しており、今回、オランダ政府という公的機関によって、こうした専門家の見方が裏付けられた形となった。
劣化ウラン弾を調査するオランダの民間非営利団体(NPO)、国際社会問題レビュー(RISQ)は、サマワで大量に使用された可能性を指摘しており、劣化ウラン弾の放射能による自衛隊員の健康被害を懸念する声が高まるのは必至だ。
オランダ国防省によると、見つかったのは30ミリ劣化ウラン弾。昨年十二月十日にサマワ市内にある廃棄兵器爆破用の敷地で発見されたが、個数は明らかにされていない。同省は、砲弾が無傷の状態であったため被ばくの原因となるウラン微粒子は放出されず、発見したオランダ兵に健康被害の恐れはないとしている。
RISQによると、問題の30ミリ劣化ウラン弾は、米軍のアパッチ攻撃ヘリコプターかA10攻撃機がイラク戦争中に使用した可能性が高い。米国はイラク戦争での劣化ウラン弾の使用を認めているが、その量、使用地域などの詳細な情報は公表していない。
サマワを含むムサンナ州に千百人の部隊を展開しているオランダでは、イラク派兵にあたり、劣化ウラン弾が兵士の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、議会で問題化した経緯がある。「懸念されるほどの量は使っていない」という米国の言い分に対し、議会や世論には根強い不信感があり、サマワで劣化ウラン弾が確認されたことで、オランダ政府は苦しい立場に追い込まれそうだ。
政治学者でRISQを主宰するマーテン・バンデンバーグ氏は、「米英軍は劣化ウラン弾の使用地域の情報を提供していない。にもかかわらず、オランダ政府も日本政府も派兵を承諾した。これは自国の兵士の健康を危険にさらす行為だ」と批判している。
劣化ウラン線量計を全員携行 北部方面隊が家族説明会 【写真】 2003/12/21 00:30
陸上自衛隊北部方面隊(総監部・札幌)は二十日、イラク派遣要員候補者八百五十人の家族に対する説明会を旭川、上富良野など道内各地の駐屯地で始めた。関係者によると、家族から劣化ウラン弾による被ばくを心配する質問が出たため、放射線を測定するために線量計を全員に携帯させ、危険値が出た場所では活動しないことを明らかにしたという。派遣に関する説明会は初めて。二十三日までに道内十五カ所の駐屯地で開催する。
第一次派遣部隊の中核を占める第二師団司令部がある旭川駐屯地の説明会は非公開で開かれ、隊員と家族約二百人が出席、約二時間にわたって説明した。
家族が、劣化ウラン弾による被ばくの恐れを指摘すると、同師団幹部は、全員が線量計を携帯するとし「活動地域や宿営地の放射線量を測定して安全を確認する。危険な数値が出た場所では活動しない」と答えたという。
説明会では、自衛隊専門調査団が撮影した派遣予定地のイラク南部サマワ市や宿営地となる砂漠のビデオ映像が流され、宿営地の警備体制などにも触れた。家族支援策として道内の駐屯地約二十カ所に設ける家族センターにテレビ電話やパソコンを置き、現地と二十四時間連絡が取れるようにするとの説明もあった。
出席したある派遣隊員の母親は「現地のビデオを見て、安全と説明されたので安心した」と話した。ただ、ほかの隊員の妻は「これまで新聞に書いてあるような内容ばかりだった」と言い、別の妻は「家族として、どのような準備をしたらよいかをもっと知りたかった。説明会そのものが、質問しづらい雰囲気だった」と不満をもらした。
同師団広報室は「家族には一定の理解を得られた」とコメント。家族説明会は今後、実際の派遣まで数回に渡って開かれる。
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劣化ウラン弾被ばく懸念-イラク派遣 札幌の高校生ら市民団体設立 【写真】 2003/12/17 15:00
「同じ道民の自衛官を被ばくさせてもいいのですか」。陸上自衛隊北部方面隊のイラク派遣準備が進む中、米軍がイラク戦争などで使用した劣化ウラン弾の危険性と今後の使用禁止を訴えるため、札幌市西区の高校三年生が市民団体を設立し、活動を始めた。イラクは劣化ウラン弾の放射性物質で汚染され、被ばくが懸念されるとして、高校生らは、自衛隊の派遣中止も呼び掛けている。
「NO 小型核兵器 サッポロ・プロジェクト」。学業の傍ら、フリーライターとして週刊紙などに寄稿する立命館慶祥高(江別市)の今井紀明さん(18)が知り合いの弁護士や編集者ら十数人に呼び掛けて十三日発足させた。
劣化ウラン弾に関する講演会開催や、国会議員らに自衛隊派遣反対を訴える活動を計画している。道内の自衛官の妻からも同弾に関する問い合わせがあるという。
今井さんが劣化ウラン弾の恐ろしさを知ったのは昨年秋。ウランの放射能が原因で白血病になったとされるイラクの子どもたちの写真集を手にし、強い衝撃を受けた。自衛隊派遣が現実味を帯びてきた今年十一月下旬からはほぼ連日、A4判一枚の「劣化ウラン通信」を報道機関などにファクスで送り、危険性を訴えている。
問題の弾は、戦車の装甲を撃ち抜くため、弾頭が通常の金属より硬くて重い放射性廃棄物・劣化ウランで作られている。一九九一年の湾岸戦争時、米軍主体の多国籍軍がイラクで使用。砲撃地域では劣化ウランによる土壌や地下水汚染が懸念され、イラク国民や、湾岸戦争から帰還した米兵の間で多発する白血病やがんとの関連が指摘されている。
米軍はイラク戦争で劣化ウラン弾使用を認めているが、砲撃地域など詳細は明かしていない。ただ、自衛隊が派遣されるイラク南部サマワで取材したフォトジャーナリスト森住卓さんによると、サマワでも同弾使用の疑いが濃いという。今井さんは「このままでは自衛官が被ばくするかもしれない。同年代の若者たちも引きつける活動を展開したい」と話している。
問い合わせは今井さんの電子メール**へ。
<写真:「劣化ウラン通信」を手に、劣化ウラン弾の危険性を訴える今井紀明さん>
2003.12.30
「イラク・保健相、劣化ウラン弾被害についての調査を米国に要請」
「イラク・保健相、劣化ウラン弾被害についての調査を米国に要請」
イラク暫定内閣のアッバス保健相は、米国を訪れた際、米軍が12年前の湾岸戦争や今回のイラク戦争で使用した劣化ウラン弾について、「イラクの子供にがん患者が増えていることと関連があるのか調査すべきだ」と訴えた。
オランダ軍、イラク南部で劣化ウラン弾発見
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
オランダの「リスク」のヴァンデルベルクは、「ウラン兵器禁止を求める国際キャンペーン」事務局でホームページ作成などを担当しているスタッフの一人でもあり、特に日本に関係する記事として送ってきてくれました。
(原文は: www.risq.org/article232.html<http://www.risq.org/article232.html>) 嘉指
オランダ軍、イラク南部で劣化ウラン弾発見
――多くの劣化ウラン弾が使用されたことを示す――
(RISQ Reviews, 27 December 2003)
12月27日、オランダ国防省は、「イラク南部のアル・ムサンナ州に駐留中のオランダ軍が12月10日に劣化ウラン弾の30ミリ砲弾を発見した」と発表した。RISQ(Review of International Social Questions)スタッフのマーテン・ヴァンデンベルクによると、このことから、この地域で多くの劣化ウラン弾が使用されたことが推察される。この砲弾は、アス・サマワのいわゆる「解体場」のひとつで発見された。
オランダ国防省のスポークスマンによると、砲弾は破壊されず、劣化ウラン塵は放出されなかったから、発見に携わった人間の健康に危害はない。 伝えられた砲弾の直径からすると、砲弾は疑いもなくアメリカ製である。ヴァンデンベルクによると、30ミリ砲弾は、イラクでは、アメリカ空軍のアパッチ・ヘリコプターとA-10ジェット機「ウォートホッグ(イボイノシシ)」によってのみ用いられてきているものである。これら航空機は、「イラクの自由」作戦において、アス・サマワへの空襲に参加したことが知られている。従って、ヴァンデンベルクは、「この地域で、同様の砲弾がもっと多く見出される可能性がきわめて高い」と見なしている。
すでに、オランダの軍要員労働組合連合は、この出来事について懸念を表明している。「先週、国防省の担当者と話をしたが、彼らは今回の出来事について何も言及しなかった」とACOM議長のクレイアンは語った。別の労働組合VBMのメンバーは、情報共有に関する国防省とのこれまでの合意を挙げつつ、「こうしたことは、人々から隠
しておいてはならないことだ」と述べた。さらに別の労働組合AFMPのスポークスマンは、明らかに国防省は、情報共有に関して、またもや「だんまり戦術」で逃げようとしている、と感想を述べた。
(試訳:嘉指)
www.risq.org/article232.html
より原文転載
「翻訳、転載許可取得済み」
<www.risq.org/article232.html>
Dutch troops find depleted uranium ammunition in Iraq
27 December 2003 <www.risq.org/article-topic-3.html>
RISQ News<www.risq.org/article-category-1.html>
Finding points to more DU material in the area
Dutch troops stationed in the province of Al Muthanna in Southern Iraq have found a 30 mm round of depleted uranium (DU) ammunition. This has been announced by the Ministry of Defence today. According to RISQ Associate Maarten H.J. van den Berg<www.risq.org/userinfo-M.H.J.%20van%20den%20Berg.html>, the finding points to the presence of more DU material in the area.
The shell was found on the 10th of December in a so-called ‘demolition pit’ in the town of As Samawah. According to a spokesperson of the Dutch Ministry of Defence, the health of those involved in the finding were not put at risk as the round was not destroyed and no DU dust released.
Given the reported calibre, the shell is probably of US origin. According to Mr. van den Berg, 30 mm DU ammunition has only been used in Iraq by American Apache helicopters and A-10 ‘Warthog’ jets of the US Air Force.
As a RISQ Report<www.risq.org/article131.html> on the issue published earlier this year confirmed, 30 mm DU ordnance has been fired in airstrikes over As Samawah — in 1998 and, more recently, during operation ‘Iraqi Freedom’. Consequently, “it is more than likely that there are more sources of DU to be found in the area”, Mr. Van den Berg concludes.
Dutch army personnel unions have raised concern about the incident. “Last week we talked to officials of the Ministry of Defence but they did not mention the incident”, says Mr. J. Kleian, chairman of the Christian Association of Military Personnel (ACOM). His colleague of the Union for Defence Personnel (VBM), pointing at prior agreements with the Ministry on information-sharing, stated that “this is not something that should have been kept from the public”.
In July, the Minister of Defence assured MPs that “no DU-ammunition was used recently in Al-Muthanna”. However, as said RISQ Report led MPs to raise questions, the Minister admitted that the assurance derived from unverified information. Citing the US government as saying that “it is still in the process of preparing an assessment of DU-firing locations in Iraq”, the Dutch government’s current standpoint is that “it will await the results of [this] investigation”.
Sources: ANP, RISQ | www.risq.org<www.risq.org> (updated on 29 12 2003)
I.e. to the RISQ dossiers and other articles on the RISQ website.
RISQ | www.risq.org<www.risq.org>
Review of International Social Questions
info@risq.org<mailto:info@risq.org>
+31 (0)294 458 011
The Netherlands
RISQ is an independent foreign policy think tank.
(RISQ Reviews, 27 December 2003)
they appear in the original at
Article: www.risq.org/article232.html<http://www.risq.org/article232.html>
(翻訳、転載許可取得済み)
RISQ | www.risq.org<www.risq.org>
米軍用訓練ビデオを掲載しているHP
www.informationclearinghouse.info/article3581.htm「あなたがCNNで見つけないニュース」
ー我々の軍は, イラクに勤めて, 現在我々の軍にこのトレーニングビデオを見せるのをなぜ拒否したか?米陸軍トレーニングビデオ: 劣化ウラン危険認識
2003.12.8
バグダッドから日本のNGOに送られてきたイラク高校教師のメール
バグダッドから日本のNGOに送られてきたイラク高校教師のメール
このバグダッドからのメールは、11月30日にWORLD PEACE NOWに参加しているNGO団体宛に送られてきたものです(状況が状況だけに双方の具体名は伏せます)。重要な内容であると判断しましたので、ご本人と連絡をとり実在の人物であることを確認するとともにメール公表の承諾を得ました。
〈WORLD PEACE NOW 翻訳チーム〉
————————————————————————
転載自由(ご本人の承諾を得ています。)
◎バグダッドから日本のNGOに送られてきたメール
こんにちわ。
私は、Yahoo日本からのあなた方の電子メールアドレスを見つけました。私はイラクのバグダッドで暮らす高校教師です。
私は空手と日本語を学びました。私はいつも、日本および日本の人々を尊敬しています。
米国の侵略を支援するためにイラクに日本の軍隊が来るというのは、私たちにとって恐ろしいニュースでした。
私はサダム・フセインを支援したことはありません。しかし、米国は武装強盗です。彼らは、毎日イラク人を殺しています。そして、普通の市民はだれも彼らを支持していません。今、ますます多くの人々が抵抗運動に参加しています。彼らは旧体制の残党でも、テロリストでもなく、普通の人たちです。
もし、仮にどこかの国が日本を侵略したとしたら、人々がどのように行動するか想像してください。まさしく同じことがここで起こっているのです。イラクを再建するのはイラク人であるべきであり、決して侵略者ではありません。
米国の連合軍としてイラクに来ないでください。イラク人は日本を尊敬していますが、今、日本の軍隊がイラクに来れば、日本はイラク人とイスラム教徒全体の敵になるでしょう。すべてのイラク人が、日本に対して失望するでしょう。それは、偉大な国である日本は過去の歴史においてイスラム教徒と敵対したことがなかったからです。
米国を支援することに、日本人の生命を含めあらゆる損失を被るだけの価値はまったくありません。侵略者が去った後なら、私たちは日本を歓迎します。しかし断じて「今」ではないのです。
日本の人々に私たちの本当の気持ちを伝えてください。日本の軍隊はわが国を侵略してはなりません!
私は日本を愛しています。ですから、私たちの敵にならないでください。私たちは、日本が独立した国として正しい決定をすることを願っています。
モハメド・××× バグダッド、イラク
(翻訳:WORLD PEACE NOW 翻訳チーム)
2003.10.12
国会、劣化ウランに関する質疑2003年10月1日
NO DU ヒロシマ・プロジェクト メーリングリストより転載
資料
劣化ウラン弾に関する国会質疑がありました。
第157回国会 衆議院 予算委員会
会議録より抜粋 (2003年10月1日(水)
(劣化ウラン弾に関するところは水色の網掛け)
衆議院websiteはこちら<www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm>
この会議録の全文はこちらへ転載しています。<siryou4.html>
○菅(直)委員 こういうのがマニフェストに当たらない表現ですよね。最善を尽くすとか、後の予算を見てくれとか。結局、項目まですべて具体化してその皆さんが要請をされた中で、何一つ答えていないわけであります。
そこで、この問題はまたこれからの他の議員の皆さんの議論にも任せるとして、外交、安全保障について少しお話をしたいと思います。
特に、イラクと北朝鮮の問題についてであります。
私は、イラクの戦争はまさに大義名分なき戦争であったと思います。総理は、大量破壊兵器が独裁国やテロ組織に拡散するおそれがあるからということを大義名分にしてアメリカの武力行使に賛成をされました。そして、最近、CIAが大量破壊兵器は見つからずという報告書を出す、こんなふうに報道されております。
総理は、二カ月前の通常国会では、いや、見つかるはずだ、このように答弁されております。総理は今でも、この大量破壊兵器がこれから見つかる、そう信じておられるんですか。またあのフセイン元大統領が見つからないからみたいな詭弁で逃げようとされるんでしょうか。
はっきりとこの点については、まさにイラクの戦争に対する、小泉政権のスタートの、国民に対する、いわば賛成をした根拠でありますから、国民の皆さんにきちっと説明をしていただきたいと思います。
○小泉内閣総理大臣 私は、いずれ見つかると思っております。
現に、過去、大量殺人をイラクは行っております。化学兵器、大量破壊兵器、自国民に対してフセイン政権は行って、既に数千人あるいは数万人と言われる遺体なり遺骨が出てまいりました。そういうことから、私はいずれ大量破壊兵器は見つかると思っておりますし、今回のイラク戦争も国連憲章にのっとって支持したわけでありますので、私は、その点につきましては、民主党の菅さんの意見とは違います。
○菅(直)委員 アメリカの中でも、イギリスの中でも、この問題では、どうも大統領やブレア首相の国民に対する開戦当時の説明が少なくとも正確ではなかったんではないか、こういうことで大変な反発が起きております。我が国は、小泉総理の説明が大変うまいのか、それともその言葉のマジックに乗せられているのか、必ずしもそういう動きが大きくなっておりませんけれども、私は、今の説明は全く説明になっていない。
イラン・イラク戦争当時のイラクは、多分アメリカも応援をしていた時代だと思いますけれども、確かに大量破壊兵器を持っておりました。そして、その後湾岸戦争があって、さらにいろいろな時期がありますけれども、査察も行われ、直前にはかなり厳しい査察も行われて、そして、さらなる査察をやるべきだという我が党の主張に対して、総理は、もう戦争を始めることに賛成だと言われたという経緯があります。それを全部飛ばして、湾岸戦争のずっと前にあったから今でもあるんだと言われるのは、私は説得力に欠けていると思いますが、この点は国民の皆さんに判断をしていただきたいと思います。
そこでもう一点。このイラクの戦争で劣化ウラン弾が使われたと言われております。放射能被害が出ているんではないか。私も広島でイラクの現地から来られた医師にお会いをいたしました。この点について、総理はどういうふうに考えておられますか。
○川口国務大臣 劣化ウラン弾につきまして、アメリカ軍のブルックス准将が、アメリカ軍は少量を持っているけれども、それをイラクで使ったかどうかということについては何も言っていないということでございます。
それで、政府といたしまして、アメリカ軍に対して、米政府に対しまして、それを使ったかどうかということの問い合わせをいたしました。何回かいたしましたけれども、それに対しては、米軍としては、ブルックス准将が言ったように、米軍は持っているけれども、それは少量であって安全性に問題はないと考えている、それをイラクにおいて使ったかどうかということについては言わないという回答を得ております。
○菅(直)委員 今のは答弁なんですか、何ですか。単に事実関係の説明だけじゃありませんか。
劣化ウランというのは、総理は御存じですか。私も調べてみました、話を聞いて、電力会社の人からも。ウラン鉱から、原子力発電所とかそういうものに使えるような、いわゆる燃えるウランを抽出した後のウランのことを劣化ウランと呼ぶんだそうであります。そしてこれは、ウランというのは大変原子量が高いですから、比重が重いわけですね、その重いウラン鉱を使って、ウランという金属を使った砲弾だ。
一般的には、単にあるだけではそれほど放射能は強くないそうであります。多分、アルファ線だと聞いておりますけれども、余り飛ばないそうでありますが、弾頭として戦車に当たったとき、それが高熱を発して、いわば気化状態になって、空中に飛散して体の中に入る。そうすると、体の中に入った放射性物質は、外にあるものと違って、長年内側から放射能を体に与えますから、それでいろいろな被害が出ている。このように、少なくともイラクのお医者さんや、日本でもそういうことに関心を持っている方は言われておりました。
先日も、あるテレビ報道で現地の報告を、私もそれも拝見しました。お会いをしたのはもっと前ですけれども、イラクの方にお会いしたのは。広島で、あの原爆の記念碑で私はお会いをいたしました。
核兵器そのものでは全くありませんけれども、しかし、日本において、この被曝という状況は核兵器と似たようなことがあります。ぜひ総理にも、しっかり関心を持って、単に米軍が使ったかどうかはっきりしないという報告を外務大臣にさせるのではなくて、もしそういうことであれば、それは日本も、それこそイラク支援の一環として積極的に取り組むんだぐらいのことは言ってほしいなと思って申し上げたところであります。
そこで、さらにお聞きします。
ブッシュ大統領が今月来日をされると聞いております。総理は、その来日のとき、あるいは来日までに自衛隊のイラク派遣を決めるおつもりですか。
私たちは反対しましたが、法律はもう既にできています。当初は十月にも派遣すると言われておりました、当初はですね。しかし、最近は、選挙への影響を考えて、選挙前には派遣しない、あるいは現地状況が厳しいから派遣しないと聞いておりましたが、また、アメリカのいろいろな要請が強まって、やはり行かざるを得ないだろうといった声も聞こえてきます。
総理として、みずからこの場所で、非戦闘地域について、あれだけ元気よく、雄弁とはあえて申し上げませんが、答弁をされた中で、強行して通されたこのイラク支援法に基づく自衛隊派遣をやられるつもりですか。
私たちの姿勢は先日の本会議でも申し上げました。少なくとも、先制攻撃を加えて占領している米英占領軍に対して、その占領軍に後から参加するような形のイラク支援法に基づく自衛隊派遣には絶対に反対です。
しかし、人道支援という問題での費用負担は従来からあり得ると申し上げておりますし、また、間違った戦争であったと思いますが、それでもフセイン政権を倒した以上は、それにかわるイラク人による政権を、国連との協力のもとにいち早くそれを回復すべきだ。そういうイラク人が主体となった政権や国連からの要請があった場合には、私は、PKOあるいはPKF、あるいはそういうものを前提とした人的貢献、人的支援も前向きに検討していい、このように考えております。
このことを申し上げ、総理は自衛隊派遣について、国民の皆さんが一番心配されていることですから、はっきりとお答えをいただきたい。
○小泉内閣総理大臣 イラク支援法に基づいて、自衛隊派遣が必要だと思ったら、自衛隊を派遣いたします。政府職員が必要だと思ったら、政府職員も派遣します。民間人が必要だと思ったら、民間人でできる方があれば民間人も行っていただきます。
日本にふさわしいイラク人の人道復興支援、イラク人のイラク人による政府の国づくりに日本として努力を続けていきたいと思っております。
○菅(直)委員 というのは、今の答弁はどういうことですか。たしかあの法案のころは、派遣が必要だから法律をつくるんだと言われたはずですが、今はあれですか、派遣が必要なら派遣すると。
では、派遣が必要でないかもしれない、しかし法律だけつくったということですか、総理。
○小泉内閣総理大臣 私は、あの法案の審議の最中にも言っております。イラク復興支援、人道支援のために自衛隊を派遣しなければならないという法律ではない、自衛隊を派遣可能ならば派遣できるための法律だということを法案審議の最中からはっきり言っております。そこを間違えないでいただきたい。何でもかんでも自衛隊を派遣しなきゃならないという法案じゃないんです。
一般の人よりも自衛隊がすぐれた能力を持っております。できないことでも、自衛隊ができることがあったらば、イラクの復興支援のために、人道支援のために派遣することがいいという状況ならば、私は、自衛隊を派遣します。
○菅(直)委員 こういうのを普通は法匪と言うんですけれどもね。確かに法律はそのとおりになっています。ただ、わざわざあれだけの反対を押し切って出されたのは、必要だと考えるからそういう法律をつくられたというのは、そういうふうに国民は受けとめるのは当然じゃないですか。それは、必要でも初めからないんであれば、法律をつくる必要がないわけですから。
そういった意味で、我が党の修正案も、御存じのように、自衛隊の派遣を外した形の法案ならいいですよということを申し上げました。しかし、あえて自衛隊派遣を含む法案をつくられたわけですから、そういった意味で、国民の皆さんに対してミスリードしちゃだめですよ。幾ら防衛庁長官が首を振ったって、そういう詭弁で逃げようと思ってもだめです。
ですから、あえて申し上げますけれども、そうしますと、総理は、例えば今回ブッシュ大統領から要請があったときには、そのとき改めて検討するということですか、自衛隊の派遣について。
○小泉内閣総理大臣 私は、ブッシュ大統領との会談におきましても、日本としていかに協力できるかというのは、日本が独自に考える、主体的に考えるということをブッシュ大統領との会談でもはっきり申しております。そういう観点から、日本にできることを行う。
今、菅さん言われましたけれども、自衛隊の派遣には反対だ、人的貢献には派遣には反対していないというようなことを言われましたけれども、自衛隊が派遣すると危険で、一般の民間人の方が派遣されると危険でない、(発言する者あり)そういうケースもあるでしょうし、逆に、自衛隊だったらばより安全に十分な活動ができる、一般の民間人ではできないという分野もあると思います。
私は、そういう面で、日本にふさわしい貢献をする。何も、戦闘に参加しなさいというための支援法案ではありません。イラク人の復興人道支援のための活動でありますから、自衛隊であろうが民間人であろうが政府職員であろうが、日本にふさわしい貢献をする。人に言われてやるものじゃありません。日本が国際社会の中で責任ある一員として何が必要か、日米同盟、国際協調、この重要性をよく考えて、日本として主体的に判断したいと思います。
○菅(直)委員 ですから、その主体的な判断をお尋ねをしているんですが、主体的判断をする、主体的判断をすると言うだけで、主体的判断の中身が一向に聞こえてこないから、あえてこちらがお聞きをしているんです。
これ以上聞いても、小泉総理の主体的判断はブッシュ大統領との会談の後に出るんでしょうから、結局は、国民の前できちんとみずからの責任で、もう調査団も、岡本さんも行ってこられたんでしょう、一度は。そう言っていながら、そういうふうに言を左右にするというのは、私は、総理大臣として本当に潔さに欠ける、こう思います。
2003.9.17
イラク医師のニュース
Interpress Service イラク医師のニュース
2003.9.17
ニュース掲載します。
NODUプロジェクトが広島に招いた医師の情報が載っています。
後ろに機械翻訳をつけています。
ニュースソースwebsiteはこちら
ipsnews.net/interna.asp?idnews=20109<http://ipsnews.net/interna.asp?idnews=20109>
IRAQ:
Experts Warn of Radioactive Battlefields
Katherine Stapp
NEW YORK, Sep 12 (IPS) – Concerns are growing about the presence of depleted uranium and other toxins in Iraq following a rash of illnesses among U.S. troops and the discovery by a reporter that radiation levels in parts of Baghdad are extremely elevated.
So far, according to figures obtained by the ‘Washington Post’, more than 6,000 soldiers have been pulled out of Iraq for medical reasons since the start of the war. About 1,400 of them were injured in combat or non-combat incidents, such as vehicle accidents, meaning the majority were evacuated for various physical or psychological illnesses.
No further breakdown has been released. In July, the U.S. Army announced that two soldiers had died of severe pneumonia and more than 100 were hospitalised for the illness. The deaths are still being investigated.
While experts discount a single cause for these illnesses, some remain concerned that neither the troops stationed in Iraq nor the civilian population is being adequately protected from toxic residues left over from the war.
These fears were heightened when a correspondent for the ‘Christian Science Monitor’ took a Geiger counter to parts of Baghdad that had been subjected to heavy shelling by U.S. troops. He found radiation levels 1,000 to 1,900 times higher than normal in residential areas where children were playing nearby.
One explanation is the presence of depleted uranium (DU), the trace element left over when uranium is enriched and the most radioactive types have been removed for use as nuclear fuel or nuclear weapons. DU munitions vaporise on contact, dispersing particles over wide areas, where they settle as dust that can be inhaled or ingested.
The Pentagon has portrayed DU munitions as indispensable in giving U.S. soldiers an edge on the battlefield. The high density of DU shells allows them to punch through walls and armoured vehicles.
But some see a more cynical reason for their popularity: the United States is the largest generator of DU in the world, with a stockpile of 700,000 tonnes and growing. Since the supply is controlled by the Department of Energy, it is readily available and free of charge. Transforming DU into weaponry has the added advantage of easing the DOE’s burden to safely store the spent nuclear fuel.
DU munitions made their debut in the 1991 Gulf War, and were later deployed in Bosnia and Kosovo. It is almost certain that DU was used in Afghanistan in 2001, but information on the exact amount remains unavailable.
Precise data is similarly hard to come by for the most recent U.S.-led invasion of Iraq, but based on preliminary reports, experts estimate that at least 200 tonnes of DU were released during combat.
While some studies on the effects of DU have been inconclusive, others determined that it raises the risk of childhood cancers, birth defects and other long-term health damage.
”The Pentagon’s own published studies have shown adverse health effects,” said Charles Sheehan-Miles, executive director of the Nuclear Policy Research Institute, which published an analysis of the available scientific research on DU in July.
”That’s what so bizarre about their stance on this.”
NPRI and other groups are now calling on Washington to immediately halt the use of DU, initiate a plan for cleaning up contaminated areas, and to support further studies.
”The research that’s been done — the little and flawed research that’s been done — has focused on adults,” Sheehan-Miles added in an interview. ”No one today has ever done any study on children that are exposed to it. We know from other research that children are much more sensitive to toxicity..”
His concerns appear to be well founded. Two Iraqi doctors visiting Japan recently reported a ten-fold increase in the number of cancer cases diagnosed in and around the southern region of Basra since 1988.
Dr. Janan Ghalib Hassan, a neo-natalogist at the Women and Children’s Hospital in Basra, said that in 2001, 611 babies were born with no limbs, no eyes or other birth defects, compared with 37 such cases in 1990. The area where the children were born was subjected to heavy shelling with DU munitions in the first Gulf War.
A recent analysis of already available data by the U.N. Environment Programme (UNEP) concluded the latest invasion has ”undoubtedly” worsened the serious environmental problems that have accumulated in Iraq over the past two decades, dating back to the Iran-Iraq war of the 1980s.
”Given the overall environmental concerns during the conflict, and the fact that the environment of Iraq was already a cause for serious concern prior to the current war, UNEP believes early field studies should be carried out,” said UNEP administrator Klaus Toepfer in a statement.
”This is especially important to protect human health in a post-conflict situation.”
A spokesperson for UNEP told IPS that, ”we will conduct a full on-the-ground study once the security situation allows, but there’s no telling when that might be.”
The White House and Pentagon have repeatedly denied that DU munitions pose any threat to human health. One recent State Department report titled ‘Apparatus of Lies’ has a section called ”The Depleted Uranium Scare”, which accuses the Iraqi government of exaggerating the toxicity of DU in order to generate international sympathy.
”In recent years, the Iraqi regime has made substantial efforts to promote the false claim that the depleted uranium rounds fired by coalition forces have caused cancers and birth defects in Iraq. Iraq has distributed horrifying pictures of children with birth defects and linked them to depleted uranium,” the report says.
”But scientists working for the World Health Organisation (WHO), the U.N. Environmental (sic) Programme, and the European Union could find no health effects linked to exposure to depleted uranium,” it concludes.
However, according to a WHO monograph issued in 2001, ”DU munitions were used in conflicts only relatively recently and the science has not yet thoroughly addressed this exposure situation”.
”What we need is a credible, independent assessment of what the actual effects are,” says Steve Robinson, executive director of the National Gulf War Resource Centre.
”Obviously, the U.S. military needs to allow civilian health agencies and monitoring teams into the war zone to conduct a large-scale epidemiological survey and rule it in or rule it out,” he told IPS.
”If these weapons have a so-called ”after-killing” effect, that is clearly prohibited under the Geneva Conventions.” (END/2003)
イラク:
専門家は放射性戦場を警告する.
キャサリンStapp
ニューヨーク, 9月12日(IPS)
関心はレポーターによるバグダッドの地域の放射能濃度が極度に高いというアメリカ軍と発見の中で病気の吹き出物に続くイラクで劣化ウランと他の毒素の存在に関して成長している.
今までのところ, 戦争の始まり以来‘ワシントンポスト’によって得られた数字によると6,000人以上の軍人が医学の理由でイラクから引かれている.
大部分が様々な物理的か心理学的な病気のために真空にされたことを意味して, それらのおよそ1,400は乗り物の事故などの戦闘か非戦闘事件で傷つけられた.
それ以上, 故障はリリースされなかった.
7月に, 米国陸軍は, 2人の軍人が激しい肺炎で死んだと発表して, 100以上は病気のために入院していた.
死はまだ調査されている.
専門家がこれらの病気のためにただ一つの原因を割り引いている間, イラクに配置される軍も民間でない人口も戦争から残される毒性の残りから適切に保護されていることを心配しままで, 何かが残っている.
‘クリスチャンサイエンスMonitor’のための通信員が放射能測定器を砲弾を浴びせるのにアメリカ軍が重いかけられたバグダッドの地域に取り入れたとき, これらの恐怖は高められた.
彼は, 子供が遊んでいた住宅地域の標準よりも1,000年から1,900倍高い放射能濃度が近いことがわかった.
1つの説明は劣化ウラン(DU), ウランが豊かにされて, 最も放射性タイプが使用のために核燃料か核兵器として外されたとき残される微量元素の存在である.
劣化ウラン兵器は接触で蒸発する.
広い領域にわたって粒子を分散すること.
それらは吸入するか, または摂取することができるほこりとなる.
ペンタゴンは戦場の利益を米国の軍人に与えることにおいて同じくらい不可欠の劣化ウラン兵器を考えた.
劣化ウランの砲身の高密度性は壁と装甲している乗り物を通してそれらを穿孔させる.
しかし,ある人々はそれらの人気に, よりシニカルな理由を見る:
合衆国は70万トンと成長の備蓄がある世界のDUの最も大きいジェネレータである.
供給がエネルギー省によって制御されるので, それは容易に利用可能で, 無料である.
DUを武器に変えることにおいて, DOEの重荷をゆるめると費やされた核燃料が安全に格納される加えられた利点がある.
DU兵器は1991年の湾岸戦争でそれらのデビューをして, 後でボスニアとコソボで配備された.
DUが2001年にアフガニスタンで使用されたのは, ほとんど確かであるが, 正確な量に関する情報は入手できないままで残っている.
正確なデータはイラクの最新の米国によって導かれた侵入のために同様に得にくいが, 予備のレポートに基づいて, 専門家は, DUの少なくとも200トンが戦闘の間リリースされたのを見積もる.
DUの効果に関するいくつかの研究が決定的でないが, 他のものは, 幼年期の癌, 出生欠陥および他の長期の健康損害の危険を上げることを決定した.
「ペンタゴンの自己の発行された研究は, 効果, ‘がチャールズSheehan-Miles, Nuclear Policy Research Instituteの専務を言ったのを不利な健康に示して, 7月にDUにおける利用可能な科学的な研究の分析を発表した.」
それ…何…とてもこれのそれらのスタンスに関して奇妙…’」
NPRIと他のグループは, 今, ワシントンがすぐにDU, 汚染された領域を身ぎれいにすることと, サポートへのプランがさらに研究する開始の使用を止めるように呼びかけている.
「行われた研究」
行われた小さくて失敗している研究
大人達に焦点を合わせた…Sheehan-Milesはインタビューを加えた.
「今日のだれでもそれにさらされている子供に関するどんな研究もしたことがない.」
「我々は, 他の研究から子供が毒性にはるかに敏感であるのを知っている.」
彼の関心はよく設立されるように見える.
最近日本を訪れた2人のイラク人の医師が、1988年以来,バスラの南の領域の周りで分析される癌のケースの数が10倍の増大を報告した.
1990年にそのような37の場合と比べて, Janan Ghalib Hassan博士(バスラのWomenとチルドレンズ病院の新natalogist)は, 2001年に611人の赤ん坊が手足がない, 目または他の出生欠陥がないで生まれたと言った.
子どもが生まれた領域は最初の湾岸戦争で多量のDU兵器砲弾を浴びせられた.
最近の分析…Environment Programme(UNEP)が結論づけた国連による既に利用可能なデータでは最新の侵入が「確かに」重大な環境問題を悪化させた…過去の20年間の間にイラクに蓄積している…1980年代のイラン-イラク戦争をさかのぼること.
総合的な環境問題がイラクの環境が既に現在の戦争の前の真剣な関心のための原因だったという闘争, および事実の間与えられる場合UNEPが, 早く分野研究が実行されるべきであると信じる…UNEP管理者クラウスToepferは声明で言った.
「これはポスト闘争状況における人間の健康を保護するために特に重要である.」
UNEPのためのスポークスマンはそれをIPSに言ったが, 「我々は地面における治安状況の一度が許す完全な研究を行うつもりであるが, それがいつだろうかを言わない’ ‘がある」.
ホワイトハウスとペンタゴンは, DU軍需が人間の健康へのどんな脅威も引き起こすことを繰り返して否定した.
1つの最近の国務省レポートが題をつけた…‘…Liesの装置には「Depleted Uranium Scare」と呼ばれるセクションがある…どれが, 国際的な共感を発生させるDUの毒性の誇張でイラクの政府を起訴するか.
「近年, イラクの政権は劣化ウランラウンドが合同軍で発火したという誤った請求を促進するかなりの努力にイラクに引き起こされた癌と出生欠陥を持たせた.」
イラクが出生欠陥で子供のぞっとさせの絵を分配して, それらを劣化ウランにリンクした…レポートは言う.
しかし, World Health Organisation(WHO), 国連Environmental(攻撃する)Programme, および欧州連合で働いている科学者が, どんな健康効果も劣化ウランへの露呈にリンクされなかったのを見つけることができた…それは結論を下す.
しかしながら, 2001年に「DU軍需は比較的最近だけ, 闘争で使用されて, 科学はまだこの露呈状況を徹底的に記述していない.」と発行した.
我々が必要とすることが実際の効果が何であるのかに関する確かで, 独立している査定額である…スティーブ・ロビンソンが言う…National湾岸戦争Resource Centreの専務
明らかに米国軍は, 大規模なepidemiological調査を行って, 中でそれを統治するか, またはそれを除外するために戦争ゾーンに民間健康代理店とモニターしているチームの入ることを許す必要がある…彼はIPSに言った.
「これらの兵器がaと呼ばれる、後の殺害」 効果を持つ…それがジュネーブConventionsの下で明確に禁止されている…」
(END/2003)
NPRI研究
劣化ウランの急性障害か イラク駐留米兵に謎の病気
(2003年9月4日 共同通信)
イラク駐留の米軍兵士の一部で肺炎や皮膚疾患などが広がっており、急死する例も出ている。原因は不明だが、専門家の間では、米軍がイラクで使用した劣化ウラン弾が原因との見方が浮上している。
この問題に詳しい慶応大学の藤田祐幸助教授(物理学)は「急性の放射線障害の可能性が高い」と指摘した上で「自衛隊が汚染地に派遣されれば同様の被害を受ける恐れがある」と警告している。
米ミズーリ州のスプリングフィールド・ニュースリーダー紙は7月16日、同州出身の男性兵士(20)が7月2日にバグダッドで倒れ、ドイツの病院に搬送された後、急死したと報じた。病院の医師は男性の家族に「肺に何らかの毒素が入り、肺炎を起こした」と説明。家族は、同じ病院で同様の症状の兵士数人が治療を受けていたと証言したという。
[ 2003年9月4日16時18分 ]