日時: 4月19日(月)18:30-20:30 場所: 広島平和記念資料館・地下会議室Ⅱ 報告会:「イラク・ファルージャの現状―劣化ウラン弾などによる攻撃の被害」 報告者:ワセック・ジャシム (「イラク再建青年グループ」メンバー:ファルージャで中学校英語教師やコンピュータースクール講師をつとめる) :高遠菜穂子(イラクホープネット) 共催:イラクホープネット、NO DUヒロシマ・プロジェクト なお、この報告会は、名古屋(4/17)、東京(4/22)、大阪(4/23)、沖縄(4/26−26)でも開催されます。詳細は下記をご参照ください。 +++++ 以下、[イラク・ホープ・ダイアリー」より http://iraqhope.exblog.jp/ 「イラク最激戦地ファルージャからの証言— ワセック・ジャシムさん スピーキングツアー」 この度、イラク最激戦地であったファルージャ市から、 この街で行われた米軍による虐殺の目撃者で、人道支援活動家の ワセック・ジャシムさんを招き、名古屋、東京、大阪、沖縄と 緊急証言ツアーを行います。 折りしも普天間基地の移設が論議を呼んでいますが、ファルー ジャへの攻撃での主力部隊は、沖縄で訓練を受け、出撃していった 米海兵隊でした。 特に2004年4月と11月に行われた、街を包囲しての無差別攻撃は、 イラク戦争の中でも最悪の虐殺とされています。女性や子どもも 含む約7000人が殺され、行方不明者は3000人。徹底的な破壊で 多くの人々が家族や家を失い、現在でも現地の治安は不安定なまま。 さらに最近では、同市での新生児の健康被害も激増を、中東の テレビ局アルジャジーラや英BBC放送などが大きく取り上げ、 劣化ウラン弾等米軍が使用した兵器との関連性が疑われています。 ワセックさんの証言は、当時の日本政府が支持した戦争の実態に 迫るものであり、イラク戦争や、日米同盟のあり方を検証する上で 極めて重要なものになると思われます。是非、お近くのイベントに ご参加下さいませ。 ☆ワセック・ジャシムさん緊急報告ツアー 【名古屋】 「自衛隊イラク派兵違憲判決2周年記念企画」 日時:4月17日(土) 13:30〜16:30 会場:愛知県産業労働センター(ういんく愛知) http://www.winc-aichi.jp/access/ 【広島】…
禁止キャンペーン
劣化ウラン兵器禁止国際キャンペーンの一面広告
皆様 ニューヨークで始まったNPT再検討会議の間、NGOのReaching Critical Will 発行のニューズレター、NPT News in Reviewが各国代表団向けに配布されますが、今日の第二号に、劣化ウラン兵器禁止国際キャンペーンの一面広告も掲載になっています。下記サイトからPDFファイルをダウンロードできますので、ぜひご覧になってみてください。14頁に掲載されています。 www.reachingcriticalwill.org/legal/npt/NIR2010/No2.pdf 嘉指信雄、NO DU ヒロシマ・プロジェクト/ICBUW ヒロシマ・オフィス http://www.nodu-hiroshima.org/ 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞)
劣化ウラン兵器禁止キャンペーンに向けて:情報交換ネットワークのご案内
「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」では、ML=メーリングリストを開設しています。本MLでは、日本内外の劣化ウラン兵器禁止キャンペーン関連のニュース、集会などのお知らせや報告の交換が頻繁に行われています。無料ですので、奮ってご参加ください。 現在のメーリングリスト参加者数は、約210名です。(2010年2月現在) MLへの参加をご希望される方は、ICBUWヒロシマ・オフィスの「問い合わせ」欄の申込みフォームを使ってお申し込みください。 2007年12月、初めての国連決議が圧倒的多数で採択され、劣化ウラン兵器禁止国際キャンペーンは、新たな段階に入りました。昨年は、第5回ICBUW国際大会が3月5-6日、コスタリカで開催されたのに続き、5月6-7日には、イラクのバスラで第1回国際がん会議が開催されました。また、6月21日には、ベルギーのDU禁止法が発効となりましたが、コスタリカでも、ICBUW大会前日、DU禁止法案が議会に提出され、一年程で成立する見通しです。 こうした国際的な動きの高まりを受け、日本国内でも、日本政府への働きかけなど、改めて一丸となって取り組んで行きたく存じます。一層のご支援を宜しくお願いいたします。 す。せひ皆さんの地元でも、国会議員の方などに劣化ウラン兵器問題への取り組みを呼びかけてください。 嘉指信雄 NO DU ヒロシマ・プロジェクト/ICBUW(ウラン兵器禁止国際連合)ヒロシマ・オフィス代表 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回「平和・協同ジャーナリスト基金」奨励賞受賞)
3/27「イラク戦争で使われた非人道的兵器」
ご存じのように、3月20日、イラク戦争開始から7周年を迎えます。イラク戦争の検証に向けた試みの一つとして、下記のようなシンポジウムが3月27日、東京の明治大学で開催されます。東京近辺に在住の方、奮ってご参加ください。 より詳しい趣旨説明など、追ってお知らせさせていただきます。 草々 嘉指信雄 ーーーーーー 3月27日(土) 神田駿河台(千代田区) 【シンポジウム】 クラスター爆弾から劣化ウラン弾へ ~イラクで使われた非人道兵器~ ・日時:3月27日(土) 14:00~17:00(13:30開場) ・会場:明治大学リバティタワー 1133教室 ・パネリスト:佐藤真紀(JIM-NET)、清水俊弘(JCBL) 、嘉指信雄(ICBUW) ・ 参加費:500円(資料代) ・お問い合わせ:JIM-NET(03-6228-0746) ・ 共催:JIM-NET、JCBL、ICBUW、現代史研究会
3.27 (土)シンポジウム(於:明治大学)
「クラスター爆弾と劣化ウラン弾—イラクで使われた非人道兵器」 皆様、イラク開戦から7年が経ちました。 それでも、被害が続くというのが、非人道兵器である劣化ウランとクラスター爆 弾。イラクでは、世界でもっとも多くの劣化ウラン弾が使われました。そして、 クラスター爆弾は世界で2番目に多く使われています。 クラスター爆弾に関しては、今年の8月1日に条約が発効されるそうですが、被 害者を救済するような動きはあまりありません。条約の中に被害者を支援すると いう項目があり、今後、積極的な支援が期待されます。一方劣化ウラン弾は禁止 条約はありませんが、被害者支援は盛んに民間の手で行われてきました。 今回、イラク戦争の検証という切り口から、現在も続く戦争被害者をどう救済す るのかを考えたいと思います。 まずは、やはり多くの人たちに来ていただき、この問題が、日本の市民にとって とても責任のあることだと、私たちが感じていることを内外に発信して行きたい です。 是非、皆様の参加と、参加できない方は、メールの転送をお願いします! 3.27 (土)シンポジウム 「クラスター爆弾と劣化ウラン弾—イラクで使われた非人道兵器 パネリスト 嘉指信雄 = ウラン兵器禁止を求める国際連合 ICBUW 清水俊弘 = 地雷禁止日本キャンペーン JCBL 佐藤真紀 =日本イラク医療支援ネットワーク JIM-NET 2003年のイラク戦争開戦から7年が経ちました。イラク戦争では、劣化ウラン弾や、クラスター爆弾という非人道兵器が使用され ました。これら兵器の非人道性は、戦闘が終結してもきちんと除去が行われない限り、一般の市民に被害を与え続けるということです。 イラクには、世界で最も多くの劣化ウラン弾が落とされました。クラスター爆弾も世界で二番目に多く落とされました。イラクでは、いったいどのような被害が 続いているのか、そして被害者の支援はどのように行われているのか、検証する必要があります。 クラスター爆弾は、8月1日にオスロ条約が発効されることが決まっています。国際条約は、イラクをはじめとする各国の被害者をどのように救済できるのでしょ うか? 劣化ウランには、使用や保有を禁止するための国際禁止条約はまだありません。イラク戦争から学び、このような惨事が起こらないように、私たちがどう行動し ていくのか考えます。 ■ 日時:3月27日(土)…
「ICBUWとして福山外務副大臣と面談(3/17)—劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める」
2010年3月22日 皆様 3月17日に外務省で、福山哲郎外務副大臣と面会し、「劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書」を、賛同団体・個人(3月17日時点で、33団体、161個人)のリストとともに、提出致しました。副大臣には、連日の国会での外交諸問題の審議で多忙を極めている中にもかかわらず、要請書の手渡しと趣旨説明のため、30分あまり面会を、急遽受け入れて頂くことができました。ICBUWとして外務副大臣と面会できたのは、今回が初めてのことです。「要請書」に賛同して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 私たち「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からは、運営委員として森瀧春子と振津かつみが「要請書」を提出しました。先日の「ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」の事務局を担当して下さった阪口直人議員(民主党)、そして社民党からは福島みずほ議員・大臣秘書の上田恵子さん、服部良一議員秘書の市来ばん子さんが同席して下さいました。(服部議員も同席予定だったのですが、面会時間が直前になって変更になり、残念ながら同席して頂けませんでした。尚、服部議員は3月10日の外務委員会で、劣化ウラン兵器に関する質問もされています。) 会談の冒頭、阪口議員から、2月5日に開かれた「第1回・劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」をふまえ、次のような明確な発言がありました——「これまで私は地雷やクラスター爆弾について取り組んできた。劣化ウラン兵器が使われ続ける中で、現実に問題が起きていることをふまえ、予防原則に基づいた対応が必要。ベルギーやコスタリカなど、禁止に取り組んでいる国もすでにある。日本政府としても、先日、岡田外務大臣がイラク戦争について検証する方向でゆきたいと、私の質問に対して答えて下さった。人権ということを日本の外交の基本にしてゆくべきだと考える。」 振津、森瀧からは、ウラン兵器が「非人道的無差別殺傷兵器」であり、繰り返し使用されていることからも国際的禁止が急務であること、「被爆国」日本こそが同兵器の禁止にむけて国際的リーダーシップを発揮して取り組むべきであること、二度の国連総会決議等を経て、世界の国々の中にも禁止に向けた新たな動きが出始めていることなど説明しました。そして、政権交代を実現した新政権として、前政権とは違って積極的にウラン兵器禁止の課題に取り組むよう、強く要請しました。 また、緊急の課題のひとつとして、今年秋の国連総会に向け、「劣化ウラン兵器の健康・環境影響」についての新たな見解を、夏前までに国連事務総長に提出するための作業に早急にとりかかるよう担当部署に指示を出すように求めました。さらに、要請項目にそって、被害調査と被害者支援、沖縄をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題についても説明しました。 福山外務副大臣は、30分という短時間の面会の中で、劣化ウラン兵器問題の現状と経緯について、様々な角度からの質問を私たちに積極的に投げかけられ、それに答える中で様々な関連事項について報告することができました。やりとりは、これまでのウラン兵器問題の経緯、日本の前政権の同問題に関する政策、国連決議での各国の投票結果、ウラン兵器所有・製造国の現状、素材である「劣化ウラン」の入手経路、核不拡散問題との関連、在日米軍基地での貯蔵の現状と前政権の対応、実際にウラン兵器が使用された地域での国際機関の調査の現状、等々にわたりました。 最後に福山外務副大臣は、国連決議に日本政府も賛成票を投じていることをふまえ、それ以上の見解を日本政府として提出できるかどうかについて、担当部署に確認して検討すると述べました。 (福山外務副大臣には、関連の諸資料とあわせて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』と「NO DUキャンペーン用・写真ハガキセット」を渡したところ、本は購入して下さいました。) 今回の外務副大臣への要請書提出と会談をひとつの契機として、日本政府に対して、ウラン兵器禁止に向け具体的かつ積極的に取り組むよう、引続き強く求めてゆきたいと思います。特に秋の国連総会に向けては、夏までの取り組みが重要です。4月、5月と、政府/外務省、国会議員への働きかけも、適宜取り組みたいと思いますので、引続きどうぞご協力お願い致します。世界の運動と連帯し、日本の全国各地で、ウラン兵器禁止の声を強め、政府を動かしてゆきましょう。 なお、特に今回の福山外務副大臣との面会の実現には、福島議員事務所秘書の上田恵子さんが、大変力を尽くして下さいました。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ ………………………………………… 国会議員に届けよう!キャンペーン中 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞) www.nodu-hiroshima.org/
ICBUWとして福山外務副大臣と面談(3/17)—劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める
2010年3月22日 皆様 3月17日に外務省で、福山哲郎外務副大臣と面会し、「劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書」を、賛同団体・個人(3月17日時点で、33団体、261個人)のリストとともに、提出致しました。副大臣には、連日の国会での外交諸問題の審議で多忙を極めている中にもかかわらず、要請書の手渡しと趣旨説明のため、30分あまり面会を、急遽受け入れて頂くことができました。ICBUWとして外務副大臣と面会できたのは、今回が初めてのことです。「要請書」に賛同して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 私たち「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からは、運営委員として森瀧春子と振津かつみが「要請書」を提出しました。先日の「ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」の事務局を担当して下さった阪口直人議員(民主党)、そして社民党からは福島みずほ議員・大臣秘書の上田恵子さん、服部良一議員秘書の市来ばん子さんが同席して下さいました。(服部議員も同席予定だったのですが、面会時間が直前になって変更になり、残念ながら同席して頂けませんでした。尚、服部議員は3月10日の外務委員会で、劣化ウラン兵器に関する質問もされています。) 会談の冒頭、阪口議員から、2月5日に開かれた「第1回・劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」をふまえ、次のような明確な発言がありました——「これまで私は地雷やクラスター爆弾について取り組んできた。劣化ウラン兵器が使われ続ける中で、現実に問題が起きていることをふまえ、予防原則に基づいた対応が必要。ベルギーやコスタリカなど、禁止に取り組んでいる国もすでにある。日本政府としても、先日、岡田外務大臣がイラク戦争について検証する方向でゆきたいと、私の質問に対して答えて下さった。人権ということを日本の外交の基本にしてゆくべきだと考える。」 振津、森瀧からは、ウラン兵器が「非人道的無差別殺傷兵器」であり、繰り返し使用されていることからも国際的禁止が急務であること、「被爆国」日本こそが同兵器の禁止にむけて国際的リーダーシップを発揮して取り組むべきであること、二度の国連総会決議等を経て、世界の国々の中にも禁止に向けた新たな動きが出始めていることなど説明しました。そして、政権交代を実現した新政権として、前政権とは違って積極的にウラン兵器禁止の課題に取り組むよう、強く要請しました。 また、緊急の課題のひとつとして、今年秋の国連総会に向け、「劣化ウラン兵器の健康・環境影響」についての新たな見解を、夏前までに国連事務総長に提出するための作業に早急にとりかかるよう担当部署に指示を出すように求めました。さらに、要請項目にそって、被害調査と被害者支援、沖縄をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題についても説明しました。 福山外務副大臣は、30分という短時間の面会の中で、劣化ウラン兵器問題の現状と経緯について、様々な角度からの質問を私たちに積極的に投げかけられ、それに答える中で様々な関連事項について報告することができました。やりとりは、これまでのウラン兵器問題の経緯、日本の前政権の同問題に関する政策、国連決議での各国の投票結果、ウラン兵器所有・製造国の現状、素材である「劣化ウラン」の入手経路、核不拡散問題との関連、在日米軍基地での貯蔵の現状と前政権の対応、実際にウラン兵器が使用された地域での国際機関の調査の現状、等々にわたりました。 最後に福山外務副大臣は、国連決議に日本政府も賛成票を投じていることをふまえ、それ以上の見解を日本政府として提出できるかどうかについて、担当部署に確認して検討すると述べました。 (福山外務副大臣には、関連の諸資料とあわせて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』と「NO DUキャンペーン用・写真ハガキセット」を渡したところ、本は購入して下さいました。) 今回の外務副大臣への要請書提出と会談をひとつの契機として、日本政府に対して、ウラン兵器禁止に向け具体的かつ積極的に取り組むよう、引続き強く求めてゆきたいと思います。特に秋の国連総会に向けては、夏までの取り組みが重要です。4月、5月と、政府/外務省、国会議員への働きかけも、適宜取り組みたいと思いますので、引続きどうぞご協力お願い致します。世界の運動と連帯し、日本の全国各地で、ウラン兵器禁止の声を強め、政府を動かしてゆきましょう。 なお、特に今回の福山外務副大臣との面会の実現には、福島議員事務所秘書の上田恵子さんが、大変力を尽くして下さいました。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ ………………………………………… 国会議員に届けよう!キャンペーン中 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞) www.nodu-hiroshima.org/
ICBUWとして福山外務副大臣と面談(3/17)—劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める
2010年3月22日 皆様 3月17日に外務省で、福山哲郎外務副大臣と面会し、「劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書」を、賛同団体・個人(3月17日時点で、33団体、261個人)のリストとともに、提出致しました。副大臣には、連日の国会での外交諸問題の審議で多忙を極めている中にもかかわらず、要請書の手渡しと趣旨説明のため、30分あまり面会を、急遽受け入れて頂くことができました。ICBUWとして外務副大臣と面会できたのは、今回が初めてのことです。「要請書」に賛同して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 私たち「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からは、運営委員として森瀧春子と振津かつみが「要請書」を提出しました。先日の「ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」の事務局を担当して下さった阪口直人議員(民主党)、そして社民党からは福島みずほ議員・大臣秘書の上田恵子さん、服部良一議員秘書の市来ばん子さんが同席して下さいました。(服部議員も同席予定だったのですが、面会時間が直前になって変更になり、残念ながら同席して頂けませんでした。尚、服部議員は3月10日の外務委員会で、劣化ウラン兵器に関する質問もされています。) 会談の冒頭、阪口議員から、2月5日に開かれた「第1回・劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」をふまえ、次のような明確な発言がありました——「これまで私は地雷やクラスター爆弾について取り組んできた。劣化ウラン兵器が使われ続ける中で、現実に問題が起きていることをふまえ、予防原則に基づいた対応が必要。ベルギーやコスタリカなど、禁止に取り組んでいる国もすでにある。日本政府としても、先日、岡田外務大臣がイラク戦争について検証する方向でゆきたいと、私の質問に対して答えて下さった。人権ということを日本の外交の基本にしてゆくべきだと考える。」 振津、森瀧からは、ウラン兵器が「非人道的無差別殺傷兵器」であり、繰り返し使用されていることからも国際的禁止が急務であること、「被爆国」日本こそが同兵器の禁止にむけて国際的リーダーシップを発揮して取り組むべきであること、二度の国連総会決議等を経て、世界の国々の中にも禁止に向けた新たな動きが出始めていることなど説明しました。そして、政権交代を実現した新政権として、前政権とは違って積極的にウラン兵器禁止の課題に取り組むよう、強く要請しました。 また、緊急の課題のひとつとして、今年秋の国連総会に向け、「劣化ウラン兵器の健康・環境影響」についての新たな見解を、夏前までに国連事務総長に提出するための作業に早急にとりかかるよう担当部署に指示を出すように求めました。さらに、要請項目にそって、被害調査と被害者支援、沖縄をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題についても説明しました。 福山外務副大臣は、30分という短時間の面会の中で、劣化ウラン兵器問題の現状と経緯について、様々な角度からの質問を私たちに積極的に投げかけられ、それに答える中で様々な関連事項について報告することができました。やりとりは、これまでのウラン兵器問題の経緯、日本の前政権の同問題に関する政策、国連決議での各国の投票結果、ウラン兵器所有・製造国の現状、素材である「劣化ウラン」の入手経路、核不拡散問題との関連、在日米軍基地での貯蔵の現状と前政権の対応、実際にウラン兵器が使用された地域での国際機関の調査の現状、等々にわたりました。 最後に福山外務副大臣は、国連決議に日本政府も賛成票を投じていることをふまえ、それ以上の見解を日本政府として提出できるかどうかについて、担当部署に確認して検討すると述べました。 (福山外務副大臣には、関連の諸資料とあわせて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』と「NO DUキャンペーン用・写真ハガキセット」を渡したところ、本は購入して下さいました。) 今回の外務副大臣への要請書提出と会談をひとつの契機として、日本政府に対して、ウラン兵器禁止に向け具体的かつ積極的に取り組むよう、引続き強く求めてゆきたいと思います。特に秋の国連総会に向けては、夏までの取り組みが重要です。4月、5月と、政府/外務省、国会議員への働きかけも、適宜取り組みたいと思いますので、引続きどうぞご協力お願い致します。世界の運動と連帯し、日本の全国各地で、ウラン兵器禁止の声を強め、政府を動かしてゆきましょう。 なお、特に今回の福山外務副大臣との面会の実現には、福島議員事務所秘書の上田恵子さんが、大変力を尽くして下さいました。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ ………………………………………… 国会議員に届けよう!キャンペーン中 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞) www.nodu-hiroshima.org/
ICBUWとして福山外務副大臣と面談(3/17)—劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める
2010年3月21日 皆様 3月17日に外務省で、福山哲郎外務副大臣と面会し、「劣化ウラン兵器の禁止及び被害者支援等を求める、日本政府への要請書」を、賛同団体・個人(3月17日時点で、33団体、261個人)のリストとともに、提出致しました。副大臣には、連日の国会での外交諸問題の審議で多忙を極めている中にもかかわらず、要請書の手渡しと趣旨説明のため、30分あまり面会して頂くことができました。ICBUWとして外務副大臣と面会できたのは、今回が初めてのことです。「要請書」に賛同して下さった皆さん、どうもありがとうございました。 私たち「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からは、運営委員として森瀧春子と振津かつみが「要請書」を提出しました。先日の「ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」の事務局を担当して下さった阪口直人議員(民主党)、そして社民党からは福島みずほ議員・大臣秘書の上田恵子さん、服部良一議員秘書の市来ばん子さんが同席して下さいました。(服部議員も同席予定だったのですが、面会時間が直前になって変更になり、残念ながら同席して頂けませんでした。尚、服部議員は3月10日の外務委員会で、劣化ウラン兵器に関する質問もして下さっています。) 会談の冒頭、阪口議員から、2月5日に開かれた「第1回・劣化ウラン兵器禁止を考える議員勉強会」をふまえ、次のような明確な発言がありました——「これまで私は地雷やクラスター爆弾について取り組んできた。劣化ウラン兵器が使われ続ける中で、現実に問題が起きていることをふまえ、予防原則に基づいた対応が必要。ベルギーやコスタリカなど、禁止に取り組んでいる国もすでにある。日本政府としても、先日、岡田外務大臣がイラク戦争について検証する方向でゆきたいと、私の質問に対して答えて下さった。人権ということを日本の外交の基本にしてゆくべきだと考える」との発言がありました。 振津、森瀧からは、ウラン兵器が「非人道的無差別殺傷兵器」であり、繰り返し使用されていることからも国際的禁止が急務であること、「被爆国」日本こそが同兵器の禁止にむけて国際的リーダーシップを発揮して取り組むべきであること、二度の国連総会決議等を経て、世界の国々の中にも禁止に向けた新たな動きが出始めていることなど説明しました。そして、政権交代を実現した新政権として、前政権とは違って積極的にウラン兵器禁止の課題に取り組むよう、強く要請しました。 また、緊急の課題のひとつとして、今年秋の国連総会に向け、「劣化ウラン兵器の健康・環境影響」についての新たな見解を、夏前までに国連事務総長に提出するための作業に早急にとりかかるよう担当部署に指示を出すように求めました。さらに、要請項目にそって、被害調査と被害者支援、沖縄をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題についても説明しました。 福山外務副大臣は、30分という短時間の面会の中で、劣化ウラン兵器問題の現状と経緯について、様々な角度からの質問を私たちに投げかけて下さり、その結果、様々な関連事項について報告することができました。やりとりは、これまでのウラン兵器問題の経緯、日本の前政権の同問題に関する政策、国連決議での各国の投票結果、ウラン兵器所有・製造国の現状、素材である「劣化ウラン」の入手経路、核不拡散問題との関連、在日米軍基地での貯蔵の現状と前政権の対応、実際にウラン兵器が使用された地域での国際機関の調査の現状、等々にわたりました。 最後に福山外務副大臣は、国連決議に日本政府も賛成票を投じていることをふまえ、それ以上の見解を日本政府として提出できるかどうかについて、担当部署に確認して検討すると述べました。 (福山外務副大臣には、関連の諸資料とあわせて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦』と「キャンペーン用・写真ハガキセット」を森瀧さんが渡したところ、本は購入して下さいました。) 今回の外務副大臣への要請書提出と会談をひとつの契機として、日本政府に対して、ウラン兵器禁止に向け具体的かつ積極的に取り組むよう、引続き強く求めてゆきたいと思います。特に秋の国連総会に向けては、夏までの取り組みが重要です。4月、5月と、政府/外務省、国会議員への働きかけも、適宜取り組みたいと思いますので、どうぞご協力お願い致します。世界の運動と連帯し、日本の全国各地で、ウラン兵器禁止の声を強め、政府を動かしてゆきましょう。 なお、特に今回の福山外務副大臣との面会の実現には、福島議員事務所秘書の上田恵子さんが、大変力を尽くして下さいました。この場を借りて御礼申し上げたいと思います。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ 国会議員に届けよう!キャンペーン中 『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』 (合同出版、2008/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞) www.nodu-hiroshima.org/
第一回「ウラン兵器禁止」国会議員勉強会開催される
2月13日 皆様 2月5日、衆議院第二議員会館で開催された「劣化ウラン兵器禁止に関する議員勉強会」は、同兵器禁止に向けた超党派国会議員の議論の場として、とても有意義な「勉強会」となりました。この「勉強会」は、「ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)—ジャパン」が働きかけ、民主、社民、国民新党、自民、公明、共産、みんなの七党の10人の国会議員が連名で開催を呼びかけて開催されたものです。新政権成立後、初めて「ウラン兵器禁止」を明確に掲げた勉強会として開催されました。当日は30名を越える国会議員及び議員秘書(10議員の本人出席も含め、26の議員事務所から)が参加し、活発な質疑応答、議論がなされました。 ICBUW運営委員として嘉指、振津が、「ウラン兵器の非人道性と禁止に向けた日本の役割/国際的な動き」を報告し、「日本イラク医療支援ネットワーク」(JIMネット)事務局長の佐藤真紀氏が「イラクの小児がんに苦しむ子ども達の医療支援の現状」を報告しました。 参加された各党の議員からは、非人道的兵器であるウラン兵器の禁止に向けて、日本がもっと積極的な役割を果たすべきだという意見が相次いで出されました。そして新政権の下で、具体的な「結果を出してゆける」ように、議論を早急に進めるための議員勉強会として、今後も続けて行きたいという意向が表明されました。 今回の勉強会の写真(撮影:豊田直巳)を下記サイトにアップしましたので、ご覧ください。 http://www.nodu-hiroshima.org/ 今後も皆さんとともに「ウラン兵器禁止キャンペーン」を盛り上げ、このような国会議員の動きも促し、ウラン兵器禁止と被害者支援に向けて日本政府が積極的役割を果たすよう求めてゆきたいと思います。 下記の対政府「要請書」への賛同も、引続きよろしくお願い致します。 「要請書」の提出日はまだ確定しておりませんが、できれば2月中ということで調整中です。まだ間に合いますので、まだの方、よろしく願いします。周囲の方々にもぜひ拡げて下さい! ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)運営委員: 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ 。。。。。。。。。。。。。。。 (以下、要請文、再掲。)