国際キャンペーン

世界から40,000超:オンライン署名「WHOとイラク保健省に訴えるー 先天性障害データを至急公表してください」

 イラクでWHOが実施した「 先天性障害発症率調査」のデータを至急公表するよう求めて、ファルージャのサミラ・アラーニ医師が始めたオンライン署名は、7月末に始められたばかりですが、世界各地からすでに40,000人以上の人々の署名が寄せられています。(9月9日現在)

12月6日、オスロでワークショップ「ウラン兵器—もう禁止すべき時」

  12月6日、ノルウェーのオスロにおいて、「(劣化)ウラン兵器—もう禁止すべき時」のタイトルで国際ワークショップが開かれます。サブタイトルは、How to stop radioactive warfare: Norway’s role in the international campaign(放射性戦争をいかに止めるか—国際キャンペーンにおけるノルウェーの役割)となっています。 ICBUW関係者による報告の他、科学者のクリス・バズビーによる報告「イラクにおける病気—ファルージャや他の劣化ウランによって汚染された地域からの調査結果」や、ノルウェーのNGOによる報告「クラスター爆弾禁止キャンペーンから学ぶこと」などが行われる予定です。 プログラムの詳細は、ICBUWホームページ(http://bandepleteduranium.org/)をご覧ください。

支援のお願い Fwd: NPT再検討会議に合わせてDU問題ワークショップを開催(5/1, 4, 12)

2010年4月28日  5月3日から約一ヶ月間にわたり、ニューヨークの国連本部でNPT(核不拡散条 約)再検討会議が開催されます。政府代表による会議を取り巻いて、世界中から 反核平和運動の活動家など多くの市民が集まり、核兵器廃絶に向けて加盟国が真 剣に取組むよう求め、様々な活動を展開します。  「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)も、世界の反核平和運動と連帯 し、ウラン兵器禁止に向けたキャンペーンへの協力を訴え、下記の三つのワーク ショップを共催で開催します。  [劣化]ウラン兵器は核兵器(=核反応のエネルギーを破壊・殺傷の目的に用いる 兵器)ではありませんが、核兵器と同じく放射能汚染や被曝をもたらします。ま た、NPT前文や2000年の再検討会議最終文書(2000年合意)では、「全面的かつ 完全な軍備縮小」を推し進めることが謳われており、このような観点からも、核 兵器廃絶を求める世界の運動とウラン兵器禁止キャンペーンとの連帯は重要な意 義があると考えます。ニューヨークでの行動に参加される予定の皆さん、ウラン兵器禁止に向けたワー クショップにも、ぜひご参加下さい。  また、ワークショップ開催に際してのカンパにも、皆さんのご協力をよろしくお 願い致します。資金的にとても厳しい状況にありますので、額の多少にかかわら ず大変有り難く存じます。 「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW運営委員): 嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ カンパの振込先:郵便振替口座名:ICBUW・国際キャンペーン 口座番号:01310-0-83069 備考欄に「NPTカンパ」とご明記下さい。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 ●ワークショップ-I「劣化ウラン兵器禁止に向けて」 「国際NGO企画委員会」主催の「非核、平和、正義、持続可能な世界を求める国 際会議」 International Conference – For a Nuclear Free, Peaceful, Just and Sustainable Worldの分科会のひとつとして開催。国際会議については下記 のサイト参照。…

ICBUW/日本政府への申し入れ/賛同のお願い

皆さま すでにお知らせしておりますように、昨年12月の国連総会での「劣化ウラン兵器使用の影響に関する決議」採択を受けて、現在、国連事務総長が国連加盟国及び関連国際機関に対して、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用がもたらす影響」に関する見解を5月末までに提出するよう求めています。 ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)では、この決議をひとつのステップとして、ウラン兵器の全面的禁止に向けた国際的な動きを促進するための取組みを進めています。4月2日には、ジュネーヴの国連本部内で27カ国の国連代表部の参加を得て、「ワークショップ-ウラン兵器禁止条約に向けて」を開催しました。またベルギー、ドイツ、フィンランド、コスタリカ、ニュージーランドなど、世界各国でも、ICBUWのメンバーがそれぞれの国の政府に対する働きかけを始めています。 5月末までに、できるだけ多くの国々が、ウラン兵器が環境と健康に及ぼす危険性を正しく捉えた報告書を国連へ提出するよう促すことが重要です。そして、今年の総会においては、昨年の決議をさらに推し進めるべく、「モラトリアム」(一時停止)も含む決議の採択を求め、さらに全面的禁止を求める国際的な議論につなげてゆかねばなりません。 日本でも、国際キャンペーンと連帯し、政府に対する働きかけに、皆さんとともに取組みたいと思います。まずは4月中旬に、ICBUW賛同団体(代表者)及び国会議員有志の方々とともに、ICBUWとして外務省への申し入れ行動を行います。(日程は調整中ですが、決まり次第、お知らせ致します。)また、5月(中旬~下旬)には、「外務省交渉」にも取組みたいと思います。 皆さんのご協力をよろしくお願い致します。 下記の日本政府への「申し入れ」(案)への貴団体の賛同を、ぜひともお願い致します。 ICBUW運営委員: 嘉指信雄 森瀧春子 振津かつみ [追記4 /12]先日、呼びかけを致しました、「劣化ウラン兵器に関する国連決議」を受けての日本政府の取組みについての外務省への「申し入れ」行動の日程が、4月17日に決まりました。あまり期間がありませんが、下記の「申し入れ書」へ、より多くの団体賛同を頂けますよう、重ねてお願い申し上げます。賛同のご連絡は申し入れ前日の16日の夜までにお願い致します。 4月17日は、ICBUW賛同団体(代表者)及び国会議員有志の方々とともに、ICBUWとして、外務省軍縮課の担当者への申し入れを行います。当日の行動への参加を希望される賛同団体(各団体1名ずつでお願い致します)の方々は、参加される方の御氏名を、15日の午前中までにご連絡下さいますようお願い致します。 当日は、10時半に衆議院第二議員会館の1階ロビーに集合し、全員そろって入室します。(外務省の担当者との面談の時間は11時~12時の予定ですが、10時半までに時間厳守で集合願います。) 今回の申し入れでは、下記の「申し入れ書」とあわせて、国連への報告書作成にあたって日本政府が参照すべき資料等を渡し、検討すべき課題も伝えたいと考えています。そして、引き続き5月(中旬~下旬)には、皆さんとともに「外務省交渉」にも取組みたいと思います。 皆さんのご協力をよろしくお願い致します。 * 申し入れへの団体賛同(16日夜まで)及び、17日の 申し入れ行動への参加のご連絡(15日午前まで)、お問合せは、 下記(振津)までお願い致します。 du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp 「劣化ウラン兵器に関する国連決議」を受けての取組みについて―日本政府への申し入れ(案) 内閣総理大臣 福田康夫 様 外務大臣   高村 正彦 様 2007年12月5日に、国連総会で採択されました「劣化ウラン兵器使用の影響に関する決議」の票決において、日本政府が同決議を支持されたことを私たち は心から歓迎しています。同決議に基づき、現在、国連事務総長は、国連加盟国及び関連する国際機関に対して、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用がもたら す影響」に関する見解を5月末までに提出するよう求めています。 同決議は、日本も含む、世界の多くの国々が、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用が人体や環境に及ぼす潜在的に有害な影響を考慮に入れつつ」(前文第4 項)、「環境を保護するため直接的手段を取る必要をより強く認識しているが故に、そうした努力を脅かす事柄に対しては、いかなるものであっても、必要な措 置を速やかに講じる必要があると確信し」(前文第3項)、採択されたものです。また、国連憲章と国際人道法に従い(前文第1項)、武器規制と軍縮を進める ことの決意(前文第2項)を、国際社会が劣化ウラン兵器の問題においても示したものです。 私達は、劣化ウラン兵器使用の影響について、国連加盟国の中で真剣な議論がなされ、「対人地雷」や「クラスター爆弾」に続いて、同じく「非人道的・無差別 殺傷兵器」のひとつとである劣化ウラン兵器の問題が軍縮における国際的な重要課題として取り上げられ、その全面禁止に向けて国際社会が進んでゆくことを強 く期待しています。すでに1996年、「国連差別防止及び少数者保護に関する小委員会」(1999年に「人権促進・擁護小委員会」と改称)において、人権 擁護の立場からも、ウラン兵器を核兵器、化学兵器、クラスター爆弾、生物兵器などと並んで「大量あるいは無差別な破壊をもたらす兵器」として批難する決議 「人権、とりわけ生命権の享受のための不可欠の条件としての国際的平和と安全保障」が採択され、1997年、2002年にも同様の決議が採択されていま す。 劣化ウラン兵器は核兵器ではありませんが、劣化ウランは、日本の国内法でも厳しい管理規制の対象とされている放射性物質です。厳重に管理規制されるべき劣…