岩波ブックレット『劣化ウラン弾 軍事利用される放射性廃棄物』(嘉指信雄、振津かつみ、佐藤真紀、小出裕章著/写真・豊田直巳:定価525円)が、8月3日発行されます。
出版物
『終わらないイラク戦争 フクシマから問い直す』新刊紹介(『週刊読書人』4月5日)
3月20日発売『終わらないイラク戦争 フクシマから問い直す』
イラク戦争が始まったのは、2003年3月20日。今月20日で開戦から10年となります。日本もいち早く支持したイラク戦争を問い直す様々な取り組みが予定されていますが、その一つとして、『終わらないイラク戦争 フクシマから問い直す』(編:嘉指信雄、森瀧春子、豊田直巳、勉誠出版)が、3月20日に刊行される運びとなりました。チラシもアップいたしました。ご活用ください。
現地リポート「ファルージャの子どもたち」(『世界』10月号)
英国の新聞『インディペンダント』に今年の4月26・27日に掲載された「The Children of Fallujah: the hospital of horrors」及び「The brave families of Fallujah will soon be forgotten」の拙訳が、今日発売の『世界』10月号に掲載になっています。解説「「「見ざる聞かざる言わざる」はいつまで続くのか」も付けられています。
「被曝身体とパワー/権力—ポスト・ヒロシマ時代の「見えるものと見えないもの—」(『現代思想』2010年4月)
「ICRPによる「放射線安全基準」は・・・軍事的・経済的な「パワー/権力」体制を支える要石として機能している・・・」
「現代思想」お知らせ
私事で恐縮ですが、『現代思想』5月号(青土社、4月24日発売)に、劣化ウラン兵器問題を中心にした拙稿を寄稿しています。(タイトルは、「被曝身体とパワー/権力—ポスト・ヒロシマ時代の「見えるものと見えないもの」」です。) 劣化ウラン兵器禁止への動きを加速させる一助となれば幸いです。
『ウラン兵器なき世界をめざして —ICBUWの挑戦—』4月15日刊行
本書は、当初、2006年8月に広島で開催されたICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)第3回国際大会の記録集として構想されましたが、その後、国際キャンペーンはいくつかの大きな展開を見せ、2007年12月には、国連総会にて、「劣化ウラン(DU)を含む兵器・砲弾の使用の影響に関する決議」が圧倒的多数で採択されるに至りました。その結果、本書は、ICBUWヒロシマ大会を中心にしつつも、DUについての基本的情報やDU兵器問題をめぐる今までの国際的な動き、2003年10月、ブリュッセル郊外の町ベルラールでICBUWが創設されてから、2007年12月、ニューヨークの国連総会にて「DU決議」が採択されるまでの取り組みの過程も入れて、『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』として刊行することとなりました。ウラン兵器の一日も早い全面的禁止の実現という、さらなる「挑戦」のため、本書を様々な形で活用していただけましたら幸いです。 嘉指(かざし)信雄(ICBUW運営委員/NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表) 振津(ふりつ)かつみ(ICBUW運営委員/ヒバク反対キャンペーン) 森瀧春子(ICBUW運営委員/NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長) 以下の項目—— [1] 内容の紹介 [2] お願い [3] 購入方法 [4] 目次 出版案内等のダウンロード(PDF) PDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です。 [1]内容の紹介 …
EU議会・豊田直巳写真展記録冊子
『ウラン兵器の人的被害』(Human Cost of Uranium Weapons) 写真展冊子の予約購入について 今年5月14−16日、ブリュッセルのEU議会で開催されました豊田直巳写真展「ウラン兵器の人的被害」の記録冊子を一部1,500円(送料込み)にてお分けいたします。 56頁(表紙・裏表紙カラー印刷)、収録写真(白黒)全23枚収録。加えて、5月15日にEU議会内で開催された国際フォーラムでの報告要旨(英文)が録されています。 要旨が収録されているのは、イラクのジャワッド・アル-アリ医師、アメリカの湾岸戦争帰還兵ジェラルド・マシュー氏、アメリカのマウント・サイナイ病院のトーマス・フェイジー医師、EUROMIL(ヨーロッパ軍関係者組合連合)のウィム・ヴァン・デン・ブルク氏、それに、ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)の振津かつみ、森瀧春子、嘉指信雄などによる報告・挨拶です。
英語版「ヒロシマ・アピール」改訂・短縮版
2005年6月11日 英語版『劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール』の改訂・短縮版が完成いたしました。 今回の改訂・短縮版(8頁:全頁カラー)は、とても軽く、かつ全頁カラーですので、読む人を強く惹きつけるリーフレットとなっています。 「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」のホームページにも、紹介セクションを近々アップいたしますが、ぜひ、一度手に取ってご覧になってみてください。 外国から来られた方に会われる際に、あるいは外国にお出かけの際にご活用していただけたら幸いです。製作実費一冊あたり100円(プラス送料)にてお送りいたします。お申し込みは、ご注文フォームよりお願いいたします。[改訂・短縮版目次:1頁(表紙):NO WAR NO DU!人文字写真2頁:ニューヨークタイムズ・人文字意見広告3頁:国際キャンペーン始まる!―子どもたちを救おう!地球を救おう!ウラン兵器を禁止せよ!4-5頁:イラク・レポート/劣化ウランとは何か6ー7頁:ホワイトハウスへの反論8頁(裏表紙):NO WAR NO NUKES NO DUキャンドル・メッセージ][付記-「短縮版完成」のお知らせメールが出された後、すぐに、「実費100円(プラス送料)とありますが、1000円の間違いではないのですか」という問い合わせをいただきました。実際は、一冊100円でも、赤字になってしまうのですが、出来るだけ多くの方に劣化ウラン問題を知っていただくことが目的ですので、メンバーと相談して、今回は、「一冊100円の製作実費」をいただく、ということになりました。最初は、「全部、無料配布しては、」という意見もありましたが、そうしますと、継続的に発行して行くこが出来なくなってしまうので、気軽に負担していただけるであろう「一冊100円」ということにいたしました。(勿論、「カンパ」は、いつも「大歓迎」です!)日本語版初版が2003年8月6日に発行されました「ヒロシマ・アピール」は、おかげさまで、学習会などで広くご活用いただき、今までの発行部数は、日本語版・英語版合わせて、1万8千部に達しました。今回の改訂・短縮版は、先月、ニューヨークで開催されたNPT再検討会議でも、セントラル・パークでの平和大集会や国連での劣化ウラン問題ワークショップなどで配布いたしましたが、とても好評で、持って行きました1600冊は、すぐになくなってしまいました。従来の「ヒロシマ・アピール」と合わせてご利用いただけましたら、とても有り難く存じます。 嘉指信雄]
『知られざる劣化ウランの恐怖~イラクの子どもたちは今~』
バージョン:ビデオ・DVD日・英二ヶ国語版 前半:日本語版(23分) 後半:英語版(23分) リポート:豊田直巳、ディレクター:清水仁頒価:ビデオ・DVD、いずれも各2,000円(送料別) ※日本語版・英語版各23分の両方が、一つのビデオあるいはDVDに入っている二カ国語版ですが、海外用に、英語版のみのDVDもあります。 2005年10月29日 皆様 劣化ウラン兵器問題についての最新ドキュメンタリー『知られざるDUの恐怖~イラクの子どもたちは今~』(23分/リポート:豊田直巳、ディレクター:清水仁)が完成いたしました。 今回の『知られざるDUの恐怖』では、11月上旬、来日するイラク米兵帰還兵のジェラルド・マシュー夫妻の他、日本でも良く知られたイラクのアル-アリ 医師、ジャナン医師やドラコヴィッチ博士、さらには、コソボでの任務後、ガンで亡くなったイタリア人兵士ステファノ・メローネさんの残された妻パオラ・メ ローネさんなどが、様々な立場から、様々な声で、劣化ウラン被害について訴えています。 サマワへの自衛隊派遣がいかに大きな問題かが自ずから明らかとなる、とても秀逸な出来栄えです。 今年6月、ブリュッセルのヨーロッパ議会で開かれたICBUW年次大会や、8月、広島で開かれた平和市長会議のNGOブースなどで上映され、とても好評だったバージョンがさらに改訂された最新版です。 集会や学習会などで、ぜひご活用ください。 また、今回のバージョンは、日本語版・英語版(各23分)の両方が、一つのビデオあるいはDVDに入っている二カ国語版になっていますので、海外の平和活動グループなどにもそのまま送っていただくことができます。