拙稿で恐縮ですが、劣化ウラン問題を中心としたエッセイですーーー 嘉指信雄「”見えにくい”現実を軸として世界を捉えること ──正義なくして、平和なし」 シリーズ〈私にとっての平和学〉 第2回(広島平和研究所ニューズレター43号、2012年7月) www.hiroshima-cu.ac.jp/modules/peace_j/content0176.html
ニュース
フランスの通信社AFPが、ファルージャについてリポート(2012.8.8)
フランスの通信社AFPが、ファルージャでの先天性異常の増加や、7月に医療支援活動を行ったアメリカ人医師チームのことをリポート(8月8日)。劣化ウランのことも言及しています。Still raw wounds greet US medics in Iraq’s Fallujah - bit.ly/Qe3rul
アルジャジーラのファルージャ報道(8.1.2012):「ファルージャの先天性異常はアメリカによるものか?」
アルジャジーラが最近(おそらく8月1日)、イラク・ファルージャ関係の番組を二つ、放送しています。 Aljazeera, August 1, Inside Story Americas – Did the US cause Fallujah’s birth defects?「ファルージャの先天性異常はアメリカによるものか?」 Aljazeer, Augsut 1, Fault Lines, Iraq: After the Americans (DU is mentioned at the beginning of the Part II)「イラク:アメリカ人が去った後で」(劣化ウラン問題は、パートIIの最初で言及されています) www.aljazeera.com/programmes/faultlines/2012/07/2012724124452974165.html
イラク保健省とWHO、先天性異常調査に向けた訓練ワークショップを開催(2.29-3.1)
3月20日でイラク戦争開始9年となりますが、今だに現地では、戦争で使われた様々な兵器による人体や環境への深刻な影響が大きな影を落としています。 以下は、WHOのホームページのイラク・セクションにアップされた最近のニュースからです。 「エルビル、2月29日:イラク保健省及びクルジスタン地域保健省は、先天性異常に関する調査の担当者のための訓練ワークショップをエルビル(イラク北東部)において、2月29日から3月1日までの4日間、開いている。この調査は、今年の4月、8つの州において実施される予定。」 詳しくは、http://www.emro.who.int/Iraq/news29-2-2012.htm
サルディニア裁判所「イタリア政府は、旧ユーゴでの任務中に劣化ウラン被曝し、死亡した兵士の遺族に対し58万ユーロの補償金を支払うべき」(レプブリカ、8月13日)
『ラ・レプブリカ』8月13日付 / サルディニア出身の兵士ヴァレリー・メリス氏は、旧ユーゴ紛争のために、1997年及び1999年にコソヴォとアルバニアに派遣された後、リンパ腫にかかり、2004年に死亡したが、この度、サルディニア州都カリアリの裁判所は、メリス氏の病気の原因は、任務中に被曝した劣化ウランだとして、イタリア政府に対し、58万4000ユーロ(約6400万円)の補償金をメリス氏の遺族に支払うよう命じる判決を下した。 記事原文——http://bit.ly/nwAFyv
振津かつみさん、今年の「核のない未来賞」受賞(7.4.2012)
医師で、ICBUW運営委員でもある振津かつみさんが、今年の「核のない未来賞」を受賞されることになりました。
「劣化ウラン、国に調査要請へ」(中国新聞、5.2.2012)
「劣化ウラン、国に調査要請へ」(中国新聞、5.2.2012) 「山口県和木町の三井化学岩国大竹工場で起きた爆発事故を受け、和木町と岩国、大竹両市でつくる事故対策協議会(会長・上岡宣雄副町長)が1日、同町役場であった。触媒などに使った後、工場の倉庫に保管されている放射性物質の劣化ウランについて、文部科学省に調査や安全確認をするよう山口県を通じて要請することを決めた。」(以下略。全文は下記サイト参照) www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205020009.html「劣化ウラン保管、地元は初耳」(中国新聞、4.27.2012) www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204270050.html
視点『米英軍の劣化ウラン弾使用 イラク戦争後一層増えるがん患者』(中国新聞、2月21日)
コラム 視点『米英軍の劣化ウラン弾使用 イラク戦争後一層増えるがん患者』 (11年2月28日) ■センター長 田城 明
劣化ウラン兵器とは何か?[『ウラン兵器なき世界をめざして』より]
『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』(合同出版、2008/第14回「平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞」受賞)
放影研、89年に調査中止 内部被ばく実態、20年不明(11/26:共同通信)
放影研、89年に調査中止 内部被ばく実態、20年不明 日米両政府が運営し、原爆被爆者の健康を調査する「放射線影響研究所」(放影研、広島市・長崎市)が、原爆投下後に高い残留放射線が見つかった長崎市・西山地区の住民から、セシウム検出など内部被ばくの影響を確認し、研究者らが調査継続を主張してきたにもかかわらず、1989年で健康調査を打ち切っていたことが26日、関係者への取材で分かった。 45年から続く貴重な内部被ばくの継続調査だったが、打ち切りによって健康への影響や実態の解明は20年以上、進んでいない状態。放影研は調査終了の理由について「健康被害が確認されず、当初の研究目的を達成したため」と説明。 2011/11/26 【共同通信】