DU関連資料

米軍放射線研究所のシンポジウムで、DU(放射性廃棄物)の危険性を指摘(2010.11.4)

2010年11月4日、”Military Deplete Uranium: Science, Policy and Politics”(軍事的劣化ウラン:科学・政策・政治)と題されたシンポジウムが、米軍放射線研究所(AFRRI=Armed Forces Radiology Research Institute)で開かれた際、同研究所研究員のアレクサンドラ・ミラー博士が、劣化ウランに関して今までに行われてきている科学的研究についてまとめたリビューを二つ報告し、劣化ウランの危険性を明確に指摘しています。これらのリビューは、パワーポイントによるものですが、他の報告とともに、下掲の同研究所サイトにアップされています。

「”見えにくい”現実を軸として世界を捉えること──正義なくして、平和なし」(7.2012)

 拙稿で恐縮ですが、劣化ウラン問題を中心としたエッセイですーーー   嘉指信雄「”見えにくい”現実を軸として世界を捉えること                 ──正義なくして、平和なし」 シリーズ〈私にとっての平和学〉 第2回(広島平和研究所ニューズレター43号、2012年7月) www.hiroshima-cu.ac.jp/modules/peace_j/content0176.html

「劣化ウラン、国に調査要請へ」(中国新聞、5.2.2012)

「劣化ウラン、国に調査要請へ」(中国新聞、5.2.2012) 「山口県和木町の三井化学岩国大竹工場で起きた爆発事故を受け、和木町と岩国、大竹両市でつくる事故対策協議会(会長・上岡宣雄副町長)が1日、同町役場であった。触媒などに使った後、工場の倉庫に保管されている放射性物質の劣化ウランについて、文部科学省に調査や安全確認をするよう山口県を通じて要請することを決めた。」(以下略。全文は下記サイト参照) www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205020009.html「劣化ウラン保管、地元は初耳」(中国新聞、4.27.2012) www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204270050.html

放影研、89年に調査中止 内部被ばく実態、20年不明(11/26:共同通信) 

放影研、89年に調査中止 内部被ばく実態、20年不明 日米両政府が運営し、原爆被爆者の健康を調査する「放射線影響研究所」(放影研、広島市・長崎市)が、原爆投下後に高い残留放射線が見つかった長崎市・西山地区の住民から、セシウム検出など内部被ばくの影響を確認し、研究者らが調査継続を主張してきたにもかかわらず、1989年で健康調査を打ち切っていたことが26日、関係者への取材で分かった。 45年から続く貴重な内部被ばくの継続調査だったが、打ち切りによって健康への影響や実態の解明は20年以上、進んでいない状態。放影研は調査終了の理由について「健康被害が確認されず、当初の研究目的を達成したため」と説明。 2011/11/26  【共同通信】

ドイツ放射線防護協会勧告「汚染された食品やゴミを混ぜて通用させることを禁止する国際的な合意」について(11月27日)

ドイツ放射線防護協会による勧告「汚染された食品やゴミを混ぜて通用させることを禁止する国際的な合意」について(2011年11月27日、 ベルリン) 「放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されていないものと混ぜて「安全である」として通用させることを禁止する国際的な合意があります。日本の官庁は現時点において、食品の範囲、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の範囲で、この希釈禁止に抵触しています。」全文は以下サイトを参照ーー bit.ly/sCu7Yu

「日本における放射線リスク最小化のための提言」(ドイツ放射線防護委員会)

本提言の厳しい内容と比べると、日本政府によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。….内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの一助となることを心より願います。 ドイツ放射線防護委員会提言 Risikokalkulation_Japan_032011_dt