Monthly Archives: December 2011

第1回世界ウラン映画祭(リオデジャネイロ)で、「ウラン238」(劣化ウラン問題ドキュメンタリー)が最優秀短編作品賞受賞

2011年5月28日 ブラジルのリオデジャネイロ、5月22〜28日、第1回世界ウラン映画祭が開催されていましたが、短編作品部門で、劣化ウラン兵器問題をテーマとして、コスタリカのドキュメンタリー作品、Uranium 238: Pentagon’s Dirty Pool(『ウラン238—ペンタゴンの汚れたプール』)が最優秀作品賞を受賞しました。    

ボランティア募集!:1月14-15日、横浜/展示ブース「放射線リスクに曝される世界各地の子どもたちーウラン鉱山から原発、劣化ウラン弾までー」

2012年1月14-15日、「脱原発世界会議2012 YOKOHAMA」が開かれますが、ICBUW-Japan(ウラン兵器禁止を求める国際連合-Japan)では、JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)などと協力して、展示ブース「放射線リスクに曝される世界各地の子どもたちーウラン鉱山から原発、劣化ウラン弾までー」を、持ち込み自主企画として設置することになりました。(企画趣旨の詳細は下掲) そこで、二日間の会期中、本展示ブースで受付をボランティアで担当してくださる方を募集中です。14日か15日のどちらか、一時間だけでも結構ですので、担当していただける方は、下記までにご連絡ください。 ・ 振津かつみ Tel: 090-3941-6612/Email: f-katsumi@titan.ocn.ne.jp ・ 森瀧春子  Tel: 090-9064-4705/Email: haruko-m@f3.dion.ne.jp ・ 嘉指信雄  Tel: 090-7897-2095/Email: nkazashi@gmail.com 「脱原発世界会議」会場に入場するためには、入場券を購入していただく必要がありますが、ご担当していただける時間に応じて、些少ながら入場券代の一部を負担させていただきます。会議プログラムの詳細、入場券購入の仕方などについてはーーhttp://npfree.jp/ticket.html [企画趣旨]「グローバル・ヒバクシャ」という言葉が表しているように、放射線被害者は、広島・長崎の原爆による被害者だけに限らず、ウラン採掘現場、核実験場、原発、さらには、核廃棄物の軍事利用である劣化ウラン弾が使われた戦場や射爆場周辺など、核サイクル全体から生み出されている。 本企画は、そうした「グローバル・ヒバクシャ」の中でも、特に大きな被害を受けている子どもたちに光を当てることで、核/原子力体制が「人類とは共存できない」ことを改めて浮き彫りにするとともに、日本の内外での様々な支援・アドボカシー活動を紹介することにより、市民レベルでの連携を広め、強めることを目指す。特に、「核廃棄物の軍事利用=劣化ウラン弾」を、フクシマ後に改めて問う。 また、海外からの参加者のため、展示資料は、日本語のみならず、英語で作成されたものをできるだけ多く含むようにする。 本企画のテーマに関わる資料(写真、ビデオ、冊子、パンフレットなど/日英)を展示するとともに、担当員が来場者に適宜説明・紹介し、様々な具体的取り組みへの参加を呼びかける。 以下、展示予定資料の一部ーー 1) 写真パネル(核サイクルが引き起こしている被害の現実:ウラン鉱山から核兵器、原発、劣化ウラン弾まで) 2) キャンペーン用資料。反原発、核兵器禁止、劣化ウラン弾禁止キャンペーンなどに関わるパンフレット・チラシなど 3)関連冊子・豊田直巳著『フォト・ルポルタージュ 福島 原発震災のまち』(岩波ブックレット、2011)・豊田直巳著『戦争を止めたいーフォトジャーナリストの見る世界』(岩波ジュニア新書、2009)・佐藤真紀著『ヒバクシャになったイラク帰還兵』(大月書店、2006)・鎌田實・佐藤真紀著『希望 命のメッセージ』(東京書籍、2011)・ 『ウラン兵器なき世界をめざしてーICBUWの挑戦ー』(ウラン兵器問題の概要と禁止に向けた国際的取り組み/第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞) 4)『Unknown Terror of DU: Iraqi Children Now?(知られざる劣化ウラン弾の恐怖ーイラクの子どもたちは今?)』(日英版;ディレクター:清水仁;撮影:豊田直巳/イラクにおける劣化ウラン弾被害の現実)

「日本における放射線リスク最小化のための提言」(ドイツ放射線防護委員会)

本提言の厳しい内容と比べると、日本政府によって出されて来ている様々な指針・見解は、いかに放射線リスクを過小評価したものかが際立ちます。….内部被曝を含めた放射線リスクの見直しの一助となることを心より願います。 ドイツ放射線防護委員会提言 Risikokalkulation_Japan_032011_dt