Monthly Archives: November 2014

米マクダーモット下院議員、ヘーゲル国防長官に対し、劣化ウラン弾情報の公開求める

 アメリカのジム・マクダーモット下院議員が、ヘーゲル国防長官に対し、いままでイラクで使用されてきた劣化ウラン弾に関する情報(量、使用場所など)の公開を求める書簡を送ったというニュースです。マクダーモット議員は、劣化ウラン弾問題に長く取り組んできている議院で、今回の書簡の中でも、劣化ウランの吸引などにより様々の長期的な健康危害が、イラク人の人々のみならず、劣化ウラン弾の回収作業や地雷除去活動に関わる人々に引き起こされている危険性を指摘しています。ICBUWからのニュース原文は、下記をご覧ください。(11.14.2014)  http://www.bandepleteduranium.org/en/mcdermott-calls-for-du-transparency

【国連第一委員会、被害国への支援を呼びかけるDU新決議案、圧倒的多数で採択】2014.11.3

【国連第一委員会、被害国への支援を呼びかけるDU新決議案、圧倒的多数で採択】2014年11月3日  先日お知らせしましたように、ニューヨークで開催されている第69回国連総会の第一委員会(軍縮・安全保障関連)に、非同盟運動(NAM)諸国により、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用による影響」(「劣化ウラン兵器国連決議」)に関する決議としては五回目となる新決議案が提案され、10月31日、圧倒的な賛成多数で採択されました。前回2012年二の第4回国連決議には、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)の働きかけもあり、「予防的アプローチ」が前文に盛り込まれました。今回の第5回決議には、さらに「被害国への支援の奨励」が項目として追加されました。