Monthly Archives: October 2011

Fwd: 韓国の写真家・李時雨さん無罪確定(2007年に「国家保安法・軍事機密保護法」違反で逮捕)

李時雨(イ・シウ)さんは、2006年8月、広島で開かれた劣化ウラン兵器禁止国際大会でも、韓国と日本の米軍基地における劣化ウラン弾の大量貯蔵問題を報告してくださいました。その内容を、毎日新聞は、大会直前の2006年8月2日、一面で大きく報じています。冒頭だけ引用しておきますー「沖縄県の米空軍嘉手納基地に01年当時、40万発の劣化ウラン弾が保管されていたことが、米情報公開法に基づいて米空軍が公開した資料で分かった。」(『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』136ー137頁参照)    ご参考までに。   嘉指 以下、福岡の緒方貴穂さんからの第一報です。ーーー皆様今日、韓国の写真作家、李時雨(イ・シウ)さんから嬉しいお知らせをいただきました。去る10月13日、最高裁で無罪が確定したとのことです。 【参考】2011年10月13日 統一ニュース最高裁,李時雨写真作家保安法違反無罪確定http://www.tongilnews.com/news/articleView.html?idxno=96321 (ハングル) 本当に良かったです。2007年4月の不当逮捕以降、長きにわたる闘いでした。これまでご支援してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。(注:在韓米軍基地などを撮影し、インターネット上に掲載したことなどが「国家保安法」や「軍事機密保護法」に違反するとして、2007年4月に不当逮捕。同年9月に保釈。その後も裁判が続いていました。) 李時雨さんから「皆様にくれぐれもよろしくお伝えください」という趣旨のメッセージをいただいています。本当にありがとうございました。略儀ながら、お礼とご報告まで     緒方貴穂

コスタリカで、劣化ウラン兵器禁止法成立(2011年4月27日)

4月27日、コスタリカ議会で「ウラン兵器禁止法」が可決されました。コスタリカ領土内における、いわゆる劣化ウラン兵器の使用、製造、移送、売買、貯蔵を禁ずる国内法です。(手続きとしては、この後、大統領の署名が必要ですが、ほぼ確実と見られています。)

今年の「ウラン兵器禁止を求める国際行動デー」の予定をお知らせください

ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)では、国連が11月6日を「戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー (International Day for Preventing the Exploitation of the Environment in War and Armed Conflict」と定めていることを踏まえ、2004年よりこの日を「ウラン兵器禁止を求める国際行動デー」とし、この日の前後に世界各地で連携行動を取ることを呼びかけています。 今年は、日本では、11月13日、東京での集会(市民ネット主催)、11月23日、大阪での集会、それに、11月20日、広島での、国際交流日集会へのDU写真ブース出展が予定されています。もし、これ以外にも、何らかの形で、劣化ウラン兵器問題に関連する集会などの予定がありましたら、お知らせいただけますでしょうか。まとめて、ICBUW本部の方に知らせて、英語ホームページにもアップしてもらうようにしたいと思います。

「国際エミー賞」受賞:『奇跡の生還/チリ鉱山事故の真実』(統括ディレクターは、『調査報告・劣化ウラン弾』制作の小山大祐さん)

NHKスペシャル『奇跡の生還 スクープ チリ鉱山事故の真実』が、9月26日、「国際エミー賞」を受賞しましたが、このドキュメンタリーの総括ディレクターをつとめた小山大祐さんは、2006年のNHKスペシャル『調査報告・劣化ウラン弾〜米軍関係者の告発』を制作したディレクター(当時、NHK広島)です。 2006年8月6日の夜、『調査報告・劣化ウラン弾』が放送された時は、丁度、ICBUW広島大会の打ち上げ会を開いていた最中で、レストランに置いてもらったテレビで大会参加者たちと一緒に観たのを思い出します。今回の受賞、心からお祝い申し上げます。 NHKスペシャルのサイトに、授賞式での小山大祐さんのスピーチが、日本語サブタイトル付きでアップされています。 bit.ly/nemRUE