2月5日、衆議院第二議員会館で開催された「劣化ウラン兵器禁止
に関する議員勉強会」は、同兵器禁止に向けた超党派国会議員の議
論の場として、とても有意義な「勉強会」となりました。この「勉
強会」は、「ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)―
ジャパン」が働きかけ、民主、社民、国民新党、自民、公明、共
産、みんなの七党の10人の国会議員が連名で開催を呼びかけて開
催されたものです。新政権成立後、初めて「ウラン兵器禁止」を明
確に掲げた勉強会として開催されました。当日は30名を越える国
会議員及び議員秘書(10議員の本人出席も含め、26の議員事務
所から)が参加し、活発な質疑応答、議論がなされました。
ICBUW運営委員として嘉指、振津が、「ウラン兵器の非人道性と禁止
に向けた日本の役割/国際的な動き」を報告し、「日本イラク医療
支援ネットワーク」(JIMネット)事務局長の佐藤真紀氏が
「イラクの小児がんに苦しむ子ども達の医療支援の現状」を報告し
ました。
参加された各党の議員からは、非人道的兵器であるウラン兵器の禁
止に向けて、日本がもっと積極的な役割を果たすべきだという意見
が相次いで出されました。そして新政権の下で、具体的な「結果を
出してゆける」ように、議論を早急に進めるための議員勉強会とし
て、今後も続けて行きたいという意向が表明されました。
今回の勉強会の写真(撮影:豊田直巳)を下記サイトにアップしま
したので、ご覧ください。
www.nodu-hiroshima.org/
今後も皆さんとともに「ウラン兵器禁止キャンペーン」を盛り上
げ、このような国会議員の動きも促し、ウラン兵器禁止と被害者支
援に向けて日本政府が積極的役割を果たすよう求めてゆきたいと思
います。
ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)運営委員:
嘉指信雄、森瀧春子、振津かつみ