「バスラ医師連盟の名において、必要ならば、医療支援をする用意があります」と結ばれています。この3月20日で、イラク戦争開始8周年となりますが、劣化ウラン兵器の影響も憂慮されるバスラは、ようやく復興の緒についたばかりです。とても皮肉な、危機的事態となってしまいました。
2011年3月18日
大変な事態の中、海外の方々からは、哀悼・同情の意を表すとともに、被災者の状態や原発危機を心配する問い合わせが相次いでいますが、バスラのアサード・カラフ医師からのメールをご紹介させていただきます。アサードさんは、「セイブ・イラクチルドレン名古屋」などの支援で、一年間、医療研修のため日本に滞在されたことがあり、広島も訪れていますが、メールは、「バスラ医師連盟の名において、必要ならば、医療支援をする用意があります」と結ばれています。この3月20日で、イラク戦争開始8周年となりますが、劣化ウラン兵器の影響も憂慮されるバスラは、ようやく復興の緒についたばかりです。とても皮肉な、危機的事態となってしまいました。
嘉指信雄
NO DUヒロシマ・プロジェクト/ICBUWヒロシマ・オフィス
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Dear Friends,
We all here in Iraq, feel very sorry for what has been happened in Japan and pray in all honesty to safe you all and for the injured people to get well soon.
I would like to take this opportunity to say, by the name of Medical Association in Basrah, that medical doctors in Basra are ready to offer our medical experience, if needed, to Japanese friends.
All the best, Sincerely.
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Asaad A. Khalaf, MD
Clinical Hematologist.
Head of Basrah Oncology & Hematology Center
Basrah. Iraq.