イラク戦争が開始されたのは、2003年3月20日。今年3月で開戦10周年となります。 しかし、放射性兵器である劣化ウラン弾の使用が一因となっているのではないかと疑われる先天性障害やがんの増加に象徴される現在のイラクの現実を考える時、「イラク戦争は終わっていない」と言わざるをえません。日本の外務省は、昨年末、「対イラク武力行使に関する我が国の対応(検証結果)」を公表しましたが、いち早くイラク戦争を支持した日本政府の総括としては、きわめて曖昧で中途半端なものでしかありません。
こうした状況の中、私たちは、「イラク戦争」を現在進行中のものとして捉え直し、今後の取組みを再構築するため、下記のような国際シンポジウムを、「イラク戦争10年キャンペーン」参加イベントとして、広島の地において開催することにいたしました。多くの方々・グループのご支援・協賛をお願いいたします。「協賛団体」となっていただける団体は、メールにてご連絡いただけますでしょうか。
連絡先アドレス:info(at)nodu-hiroshima.org [(at)を@に変えてください]
嘉指信雄、森滝春子(NO DUヒロシマ・プロジェクト)
振津かつみ(ICBUW-JAPAN)
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イラク戦争開戦10周年記念・国際シンポジウム
「イラク戦争10周年に改めて問う!
——核廃棄物質の軍事利用である劣化ウラン兵器——」
日時:2013年3月17日(日)16:30~19:00
場所:広島原爆資料館地下・会議室-I
共催:ICBUW-JAPAN/NO DUヒロシマ・プロジェクト
協賛:????
パネリスト
・ ジャワッド・アル-アリ医師(元・バスラ教育病院内科医長)
・ カリーム・アル-エマラ医師(バスラがん管理センター代表)
・ イザベル・マクドナルド(ICBUW運営委員、アメリカ・コスタリカ地域担当)
・ 嘉指信雄(ICBUW運営委員、NO DUヒロシマ・プロジェクト代表)
・ ほか
司会:森瀧春子(ICBUW運営委員、NO DUヒロシマ・プロジェクト事務局長)
(逐次通訳あり)