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冊子「ヒロシマ・アピール」より
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「町中に放置された戦車」)
キャプション「マハムディーヤの街中に残されたイラク軍戦車からは
米英軍が使った劣化ウラン弾の強い放射線が出ていた。2003年4月17日」
撮影 豊田直巳
『イラク 爆撃と占領の日々』(岩波書店、20頁)
及び「ヒロシマ・アピール」(27頁)
「両目を両手で覆う女性」」)・・・・
「空爆が続いた毎日、市民の中に多くの犠牲者がでた。」
撮影 豊田直巳
『イラク 爆撃と占領の日々』(岩波書店、3頁)
及び「ヒロシマ・アピール」(26頁)より
「私たちの悲しみは、戦争を求める叫びではない」
ライアン・アマンソン
「イラクとヒロシマ、世界の犠牲者の霊に誓う」 私たちは、8月6日の夕刻、元安川での灯篭流しに二人の医師を案内した。灯篭を購入し、ご自分で灯篭に思いを書いて流してくださいと渡したら、お二人とも一生懸命暗がりの中で書かれていた。アル-アリさんに伺うと、「イラクとヒロシマ、世界の犠牲者の霊に誓う、核兵器や劣化ウラン弾兵器をなくすために連帯して闘うことを!」と言った思いを書かれたとのこと。ジョナンさんはご自分の灯籠を川面に流したあと、岸辺から遠く揺れる灯篭の群れを眺めながら、「灯籠が、原爆で亡くなった人々、それに、イラクで亡くなって行った人々の姿に重なって見える。あそこにかたまって浮いているのは、頬を寄せ合って話しているようね、家族や夫婦たちかしら、寂しくないよね今日は・・・・」と、喉を詰まらせながら語ってくれた。 平和公園を訪れた時、ジョナンさんは、「この辺りは建物もすべて壊されて、たくさんの人が亡くなったのでしょう?イラクでは知り合いの家族はみんな亡くなった・・・イラクもヒロシマのように復興させたい」と言いながら涙を流され、平和式典に参列した際も、子どもたちによる「平和への誓い」を聞きながら、「イラクの子どもたちの姿に重なる」と、涙を流されていた。 [「ヒロシマ・アピール」61頁 編集チーム付記] |
バグダット 2003年4月
撮影 豊田直巳