活動の報告とカンパのお願い

プロジェクトの活動へのご支援ありがとうございます。
プロジェクトから、活動の報告とカンパのお願いをします。




ヒロシマ調査団派遣について

 当プロジェクトでは結成後最初の活動として、6月22日より7月5日の2週間、イラクに劣化ウラン弾の使用状況、戦争被害の実態調査及び支援のためヒロシマ調査団を緊急派遣しました。

 このヒロシマ調査団の目的は、国連機関などによる専門的な調査がすみやかに実現されることの重要性を、国際社会に訴えるため、予備的調査を試みること、また、現地のイラク人医師・専門家・NGOグループなどとコンタクトし今後の支援や交流の可能性を探ることでした。持ち帰った試料への専門的調査は一部検査結果が出、現在検査待ちのものとも合わせ、国際世論を動かしていく一助となるものと確信しております。
 また、調査団の森滝が調査結果の報告と劣化ウラン弾の被害を訴えるため、各地から招かれ、報告をしています。
また、イラク調査団などの写真パネルを無料で貸し出し、各地でパネル展示が行われています。



「ヒロシマ・アピール」刊行について

 またそれと同時にプロジェクトでは、劣化ウラン弾被害を訴える国内・国際キャンペーンとして「ヒロシマ・アピール」の刊行を行いました。

 「ヒロシマ・アピール」
日本語版第1版2000冊は8月5日の刊行後、半月で売り切れとなり、9月10日には日本語版第2版(改訂版)、5000冊を出版しました。第2版刊行時にすでに約800冊の予約注文を皆様からいただいております。その売り上げを見込んで英語版を2003年10月15日刊行しました。アメリカなど、核兵器を保持し劣化ウラン弾を使用している国の議会や、国連などに送るこのキャンペーンには皆様がサポーターになってください。

その他、プロジェクトでは、今後、国際的な劣化ウラン弾禁止の動きと連帯するための、国際会議への参加派遣を行いました。劣化ウラン弾禁止条約を締結させる国際キャンペーンを各国のNGOとともに行っていきます。



イラクの子どもたちへの支援について


 今回の調査団派遣に続き、当プロジェクトでは、2003年8月にイラク医師招聘を行い、また現地へサーベイメーター(ガイガーカウンター)を送るなどの支援活動をしております。

 現地の患者の子どもたちへの医療充実を支援するなどの取り組みは、多額の資金が必要となります。
改めて皆様からのカンパ・支援をお願いいたします。


なにとぞよろしくお願いいたします。


 NO DU (劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・プロジェクト世話人一同 

(このページは2003年11月27日に更新しました。)