イラクへの戦争被害・劣化ウラン弾ヒロシマ調査団の緊急派遣について

劣化ウラン弾禁止(NO DU)ヒロシマ・プロジェクト



 <目的>

今回のイラクへの侵略攻撃においてバグダッド市など人口密集地帯に500トン以上の劣化ウラン弾を打ち込んだとの証言もあり、実態調査や、禁止キャンペーンが緊急の課題となっている。放射能被害の惨禍を知るヒロシマから放射能兵器劣化ウラン弾禁止のためのアピールを発してゆくべく調査団を緊急に派遣して、戦争における劣化ウラン弾使用の実態調査、湾岸戦争以来の人体への放射能被害の実態調査を実施する。

イラクの専門家を支援、連携して本格的調査に取り組むためのコンタクトを見出す目的も合わせて行なう。それをてこに国際機関(国連.国際環境機構、WHO,IAEAなど)による調査開始を訴える。

  (1)派遣期間  2003年6月22日〜7月5日

  (2)訪問場所  バグダッド市及び周辺都市部、バスラ市

  (3)活動内容 

A 劣化ウラン弾投下地点周辺の放射能測定、土壌採取、水、尿等のサンプル
  採集し、帰国後放射能専門家による分析を行なってもらう
  豊田直巳氏をコーディネーターとして依頼する。

B イラクの専門家とのコンタクトルートを作り出し今度の長期的本格的調査の
  ため連携・支援をはかる

C 病院を訪問し劣化ウラン弾被害に苦しむ患者のための支援金を届ける.
  患者の実態調査、尿採取依頼、医師とのコンタクトを作り今後招聘など支援
  体制の追求
   今夏の8・6にイラク現場の医師を招聘しアピールしてもらうための連絡をし
  てくる

  (4)調査団メンバー  

森瀧春子
豊田直巳(コディーネーターとして)  
清水仁 
西村さん(アラブ語通訳・東京伊藤政子氏代理)


同行報道関係者
 中国新聞社     城戸 收
 朝日新聞社大阪本社 矢部丈彦
  フリージャーナリスト  金子華子
   合計  7名

 

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