2004年より毎年8月6日の午後、「DU(劣化ウラン兵器)禁止キャンペーン全国交流会」を開いて参りましたが、今年は、すでにお知らせしてございますように、午後1時半からの「特別合同集会:”内部ヒバク”から問い直す核/原子力体制—ヒロシマ、イラク、フクシマ」の終了後、分科会のひとつとして開催することになりました。 今年4月には、ベルギー(2007年3月可決:2009年6月発効)に次いで、コスタリカでも「劣化ウラン兵器禁止法」が成立しました。また、ニュージーランド、アイルランドでも同兵器の禁止法案が議論されています。また、来年秋の国連総会では、4度目の「劣化ウラン兵器国連決議」案が議論されます。ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)では、被害地域との連帯・支援とも結んで、世界各国や地域での同兵器の禁止をさらに広げ、国際的禁止に向けた流れを強めてゆこうと呼びかけています。今年の「交流会」では、昨年夏以降の国際キャンペーンの現状について情報を共有し、来年に向けた日本での取り組みについて皆さんと意見交換できればと思います。 プログラム(暫定)の概要は下記の通りです。奮ってご参加ください。 ●日 時:8月6日(土)16:30〜18:00 ●場 所:広島市まちづくり市民交流プラザ(北棟6階マルチメディア・スタジオ) ●資料代:500円 ●提題: ・ 振津かつみ(医師、ICBUW運営委員) 「劣化ウラン兵器禁止キャンペーンの現在—国連決議、アンマンNGOワークショップ、日本国内での取り組みなど—」 ・ 佐藤真紀(JIM-NET事務局長) 「イラクとフクシマ—支援活動の現場から考える—」 ・ 各地での取り組みの報告/今後の取り組みについての意見交換 司会:嘉指信雄(ICBUWヒロシマ・オフィス代表、神戸大学教授)
国際キャンペーン, 禁止キャンペーン
福島第一原発事故に際して/ICBUWからの連帯のメッセージ
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「低線量放射線は・・・最終的にはなんらかの健康影響をもたらすのです。低線量被曝を、医療被曝や自然のバックグラウンド放射線と比較することによって、軽視することは正しくありません。」
国内キャンペーン, 禁止キャンペーン
「国会議員アンケート」議員全員に発送終了
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昨年10月、国会議員を対象とした「劣化ウラン兵器問題に関するアンケート」キャンペーンを開始いたしましたが、昨日、今までに回答が得られていない議員全員に宛てたアンケート発送作業を終えました。 依頼文及びアンケート用紙に加え、中国新聞(2月21日)の劣化ウラン兵器問題特集の一頁コピー(複製許可取得済み)、『ウラン兵器なき世界をめざして』のPRチラシを同封いたしました。「DU禁止 世論が鍵」、「先駆例ベルギーに学べ」といった特集記事の大きな見出しが議員さんや秘書さんたちの眼をとらえてくれれば、と思います。
お知らせ
振津かつみさん報告会:「福島原発事故が引き起こしたもの—被災の現場から考える—」(6月27日、広島平和資料館)
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下記のように、振津かつみさんを迎えて、緊急報告会を開催いたします。内科医で医学博士(放射線基礎医学)でもある振津かつみさんは、長年にわたりチェルノブイリ支援や劣化ウラン兵器禁止キャンペーンなどに携わってきていますが、3.11大震災後は、福島の被災地を何度か訪れ、支援活動や政府への働きかけなどに取り組んでいます。今回は、特に福島原発事故以降の取り組みについてご報告いただきます。奮ってご参加ください。 日時:6月27日(月)18:00−20:00/場所:広島平和記念資料館・地下会議室II 報告:「福島原発事故が引き起こしたもの—被災の現場から考える—」」 :振津かつみさん(医師、ICBUW運営委員) 司会:嘉指信雄(NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表、ICBUW運営委員) <振津かつみさんプロフィル>内科医師。兵庫医科大学非常勤講師(遺伝学・放射線基礎医学)。医学博士(大阪大学)原爆被爆者の健康管理、チェルノブイリ原発事故被災者への支援活動、また世界の核被害者=ヒバクシャとの連帯した活動など通じて、放射線の健康影響について学ぶ。1991年に「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」を設立し、事務局メンバーとして毎年、ベラルーシの汚染地域を訪問。1996年、ロザリー・バーテル博士らとともに「チェルノブイリ国際医学委員会」に参加し、事故被害を過小評価する国際原子力機関(IAEA)に対抗して開催した「永久人民法廷—チェルノブイリ、環境・健康・人権への被害」で証言。2004年から、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」ICBUW評議員。(共編著)『ウラン兵器なき世界をめざして—ICBUWの挑戦—』(合同出版、2008)、(共訳)ロザリー・バーテル著『戦争はいかに地球を破壊するか—最新兵器と生命の惑星』(緑風出版、2005)。 共催:NO DU(劣化ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト :HANWA(核兵器禁止をめざすヒロシマの会) 連絡先:嘉指信雄 090-7897-2095
ウラン兵器関連報道, ニュース
3月12日、「劣化ウラン保管施設も延焼 コスモ石油のガスタンク火災で」(7/1、千葉日報)
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6月千葉県議会は30日、総務防災と総合企画水道の2常任委員会が開かれた。総務防災では、東日本大震災で発生したコスモ石油千葉製油所(市原市)の液化石油ガス(LPG)タンク火災・爆発に伴い、隣接する劣化ウラン保管施設も延焼していたことが明らかになった。放射性物質の漏えいはなかったとしている。