「国会議員アンケート」議員全員に発送終了

昨年10月、国会議員を対象とした「劣化ウラン兵器問題に関するアンケート」キャンペーンを開始いたしましたが、昨日、今までに回答が得られていない議員全員に宛てたアンケート発送作業を終えました。 依頼文及びアンケート用紙に加え、中国新聞(2月21日)の劣化ウラン兵器問題特集の一頁コピー(複製許可取得済み)、『ウラン兵器なき世界をめざして』のPRチラシを同封いたしました。「DU禁止 世論が鍵」、「先駆例ベルギーに学べ」といった特集記事の大きな見出しが議員さんや秘書さんたちの眼をとらえてくれれば、と思います。
一昨日、広島で開かれた集会「イラク戦争と非人道的兵器—開戦8周年に改めて問う—」では、2月中旬から日本で研修中のイラクの医師3人が、今、ファルージャの病院は一体どんな状態にあるのか、パワーポイントやスライドも使いながら報告してくださいました。医師たち自身も圧倒される、先例のない先天性異常の増加ーー正面から見続けることが困難な、本当に言葉を失う事態が起きています。 劣化ウラン兵器の被害者支援や国際的禁止プロセスで日本政府に先導的役割を果たしてもらえるかどうかは、この問題を自らの政治的課題と考え、取り組んでくれる政治家の方が、日本からもどれだけ出てきてくれるかにかかっています。ぜひ、皆さんの地元出身の衆・参議院議員の方々に、改めて、劣化ウラン兵器問題の緊急性・重要性を訴え、アンケートへの協力・回答をお願いしていただけませんでしょうか。アンケート結果は、総合集計先のICBUWヒロシマ・オフィスのホームページにアップするなどして、キャンペーンの中で最大限活用していきたいと思います。 なお、今回発送した「議員アンケート」の締め切りは3月末としましたが、アンケートなどを通じた国会議員への働きかけは、継続的に、粘り強く取り組んでいきたく思います。ご支援・ご協力のほど、何卒宜しくお願いいたします。

草々   嘉指信雄、NO DU ヒロシマ・プロジェクト/ICBUWヒロシマ・オフィス

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