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各地からのアピールやとりくみその7 Appeal No.7



アメリカ・ヨーロッパのサイトに掲載されています。
http://www.antenna.nl/wise/uranium/
http://www.traprockpeace.org/
掲載のお礼、嘉指信雄より

From: Kazashi [mailto:horizons@cc22.ne.jp]
Sent: Tuesday, April 13, 2004 2:43 AM
To: DU-List du-; ICBUW
Cc: nodu; cpnodu
Subject: [du-list] Thank you very much Re: a photo of Noriaki Imai w/ HiroshimaAppeal
Dear All,
  Thank you very much for your concern and support.
   Owing to the immediate responses to my request by people like Charles Jenks, Peter Diel, and Maarten van der Berg, the photo of Noriaki Imai holding a Hiroshima Appeal is now posted on the following homepages:  We really appreciate your support, and hope it will help somehow to bring about the release of the three hostages soon.
   With gratitude,   Nobuo Kazashi (Director, NO DU Hiroshima Project)
***
Traprock Peace Center (by Charles Jenks)
http://www.traprockpeace.org
WISE (World Information Service on Energy) Uranium Project (by Peter Diehl)
http://www.antenna.nl/wise/uranium
ICBUW (International Coalition to Ban Uranium Weapons) (by Maarten van der Berg)banuraniumweapons@yahoogroups.com


イギリスBBCにも掲載
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3620109.stm


緊急声明 5(転送可)

川口外相の声明によるブレーキや技術的問題にも関わらず、大きな障害がない限り、ここ数時間以内に拉致された日本の仲間の三名は解放される、という信頼度の高い情報を得ました。 
グローバル・ウォッチ/パリ
コリン・コバヤシ

-----Original Message-----
From: Chihaya [mailto:chihaya@vic.australis.com.au]
Sent: Monday, April 12, 2004 2:14 PM
To: chance-forum@freeml.com
Subject: [イラク・拘束事件] 今、何をしたらいいのか?

BCCで同時送信しています。重複して受信される方がおられましたら、ごめんなさい!転送歓迎です。
       *           *          *
今井さんたちの解放のニュースがいまだ届きません。昨夜から色々な情報が錯綜しています。「24時間以内に撤退を始めなければ殺す」というインタビュー、これは信憑性が疑われています。
一方、彼等を拘束しているレジスタンス説得にあたった宗教指導者と連絡を取り合っているパリ在のコリン コバヤシさんからは「技術的な問題で解放が遅れているだけだから静かに待ちましょう」と。「“イスラム教徒の約束に反故はない”と言われるからそれを信じましょう」という声もあります。
また政府は、3人が解放されたら即刻イラクを去れるように自衛隊をクウェートに待機させていますが、「これを批判・糾弾しよう」という声もあります。実際は彼等を見殺しにするような行動しか取っていないのに、最後に「邦人保護のために自衛隊が活躍した」印象を持たせ、「@救出のために努力した、A自衛隊がイラクに派遣された意味があった」とわれわれに思わせようとしています。
その提案者は、解放された3人を出迎えるのは自衛隊ではなく、NGOや解放に尽力してくれたイラク人たちの方が望ましい。イラク国内でイラク人とともに報告会を開き、イラクについて語り合う場が作れればいいと。開放に向け努力してくれたイラク人に心から感謝し、イラクに平和が戻るためどうすればいいかを話し合い、互いの連帯を構築できたら素晴らしいことだと述べていました。
こないだも書いた通り、世界中の市民が連帯して、世界をみんなの手に取り戻しましょう!
上の様な批判も、無視するだけの政府に言うより、メディアに伝えた方が効果があると思います。
そこで、今日受信した提案を転送します。
以前から「政治家への連絡方法でも、メールよりファックスの方が読んでもらえる」と言われていました。メディアも同じで、電話の方が相手に“読む時間を作る努力”を要求しません。少しでも私たちの思いが伝わるように。

イラクに30人ほどもいる人質の内、昨夜から今朝にかけイギリス人が数名解放されたというニュースもあります。「たくさんいるのに、各国は関連報道が日本より少ない」という記事もあったそうですが、Dougに言わせれば「大半がアメリカの傭兵なんだから、取り上げないのが当り前だ」と。
まだまだ希望は捨てません。そして「3人の無事な生還」をイメージし続けましょう。
Love, Peace, and in Solidarity,
千早
May Earth be Filled with Peace and Happiness!
----------------
From: "大賀浩一" <kosan4.1@nifty.com>
Date: Mon, 12 Apr 2004 22:05:29 +0900
To: <n-peacenet@freeml.com>
Subject: [n-peacenet:0402] 倉本聰さんからのメッセージ

こんばんは、大賀です。
先ほど、ピースウォークに参加された皆様、寒い中お疲れ様でした。

ところで、自由法曹団のメーリングリストに、東京、大阪、札幌に続き、仙台弁護士会でもようやく会長声明を出した、しかも札幌では入れられなかった自衛隊の即時撤退要求を入れさせた、ご家族の方に取り次いでほしいというメールが寄せられました。(まだ声明文は未確認)

また、同じMLで、脚本家の倉本聰氏から、今井君のご家族に宛てたお手紙が紹介されました。転送歓迎とのことですので、ご紹介します。

***** 転送歓迎 ********

今井直子 様

前略。
御家族の皆様の御心中、衷心よりお察し申し上げます。こゝ四日間の世の中の動き、小生の頭では整理つかぬまゝ、しかし、鋭い痛みと激しい怒りでいっぱいです。殊に、一国の総理が、自衛隊撤退という選択肢を最初から捨ててかゝり、一顧だにしないという不思議な態度。
はっきり云いますが、そもそもアメリカのあやまちなのです。大量破壊兵器。見つかったのですか?
それがそもそもの起源だったのに、そのあやまちにのることが日本の国益だとする小泉氏の考え方。
それは日本国民の考え方とどんどん離れて行きつゝあるように思います。

国益はたしかに大切ですが、しかし「国格」―――人格に相当する国格は国益に勝る一国の尊厳だと僕は思います。
国益を重視して、人質を救出する最大の選択肢を最初から放棄してしまうこと。
いかなる理由があろうとも、政府のとった今回の態度には、激しい憤りを覚えます。
この事件が如何なる形で集結しようとも、この問題は、現政権を選んでしまった我々国民の責任として、これからの選挙に反映させねばならぬ、重要な今後の課題でしょう。

今僕たちに何が出来るのか。
皆様から突きつけられている悲痛な叫びを、自分の痛みとして味わっています。

国の代表者に切望いたします!
国益より国格を考えて下さい。
国家の尊厳、国民の尊厳を考えて下さい。
国格なき国家は悲しい国家です。
あなたの家族、あなたの友人が人質にとられたら、やっぱりあなた方は同じ選択肢をとるのでしょうか。
あらゆる面子や利害関係を捨て、人の命を考えて下さい!
国民の命を預かっている最高責任者としてそれがあなた方の最大の仕事なのだということを、もう一度熟考して下さい。

御家族の皆様のご苦渋の前で、何も出来ぬ非力をつくづく感じます。
三人の方の無事の救出を、只衷心より祈るばかりです。

北海道富良野  倉本 聰

***********************************

ほっかいどうピースネット越田です。

カンパ要請活動を実施することになりました。よろしくお願いいたします。

***************************

今井・高遠・郡山さんを救う会 <緊急カンパのお願い>

今、イラクで人質になっている3人の救出のためご家族とともに東京にいるほっかいどうピースネットの方から連絡があり、緊急カンパの要請を受けました。すでに多くのカンパが寄せられていますが、未だに3人の解放が確認できず、長期化も予想されるため、資金が足りないということでした。3人が拘束されてからすでに72時間がすぎ、ご家族の疲労も極限状態にあるようですが、3人の無事を信じ、わたしたちもできることを続けていきましょう。
<振込先>
北洋銀行 札幌西支店 普通預金 4303983
今井・高遠・郡山さんを救う会

<カンパ募集期間>
4月12日(月)〜4月16日(金)

<問い合わせ先>
今井・高遠・郡山さんを救う会 / 011-271-3719

***********************
以上です。宜しくお願い致します。

-----Original Message-----
From: Jiku Son [mailto:kasei@smile.ocn.ne.jp]
Sent: Monday, April 12, 2004 5:24 PM
To: 「遊」ml; No_DU-Sapporo@yahoogroups.jp; ml-npo@npo-hokkaido.org; mustang-okoku@egroups.co.jp; noduproject@yahoogroups.jp
Subject: [No_DU-Sapporo][01144] 孫です。国際的協力関係
各MLの皆様へ
孫 時空@NO!! 小型核兵器(DU)サッポロ・プロジェクト です。
大変、お世話に成って居ります。
今日(4/12午後3時現在)までに判った「国際的団体」で「支援表明」をして頂いて居る団体(NGO等)を、お知らせしておきます。

1. WFM (本部:ニューヨーク)
2. WFM Japan(東京)
3. 国境なき医師団(MSF:フランス)
4. 北海道WFMネットワーク(札幌)
5. WFMネットワーク Int.(事務局:東京)
6. 国際刑事裁判所関係:ICC(国際司法裁判所関係も含む:ハーグ)
7. 国際赤十字

私が判って居る範囲は、この程度です。宜しくお願い致します。
皆様のご支援を、勝手ながら、引き続きお願い致します。


転送大歓迎

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
無事に帰れるまで、しっかり見守りましょう!

イラクの3人の命を救ってください。自衛隊は帰ってきて!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    :劣化ウラン廃絶キャンペーン
     劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
     自衛隊の即時撤退を求める法律家の会

連絡先
劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
   東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
     たんぽぽ舎 気付
   TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
   HP http://www.jcan.net/tanpoposya/hyoushi.htm
******************************
大変お待たせしました。内容は、以下の通りです。

☆  本日の行動予定
☆ 9〜12日までにやったこと
☆ カンパのお願いについて
☆ 署名の集め方について
☆ 家族のみなさんの声明について(多くの方に知らせて下さい!)
******************************
☆ 本日(13日)のスケジュールは以下の通りです。

●18:00〜
主催:WPN
場所:官邸前(衆議院議員面会所前集合・地下鉄国会議事堂前1番出口)

すでに予定されている18:00からの首相官邸前のWPNの集会の中で
劣化ウラン廃絶キャンペーン・劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク、自衛隊
の即時撤退を求める法律家の会として、みなさんといっしょに、
「日本政府は3人の身柄が確実に確保できるよう、アメリカを停戦させてほし
い」と訴え、
3人の無事な帰国を確実にし、このようなことが二度起こらないことを求める訴
えを行いたいと思います。
☆ただ、連日増え続ける人数に応じて、警察の不当な警備による不当な規制が
強まっているので、みなさん留意してください。

●19:30〜21:30
主催:劣化ウラン廃絶キャンペーン
   劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
   自衛隊の撤退を求める法律家の会

場所:
1 渋谷(ハチ公前)
責任者:
田部知江子(弁護士・自衛隊の撤退を求める法律家の会)

2 水道橋(東口):
責任者:
柳田真(劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク)
   東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
     たんぽぽ舎 気付
   TEL 03-3238-0056 FAX 03-3238-0797
   HP http://www.jcan.net/tanpoposya/hyoushi.htm

3 有楽町(マリオン前)
責任者:
神原元(弁護士・自衛隊の撤退を求める法律家の会)
土井香苗(弁護士・自衛隊の撤退を求める法律家の会)

*******************************
☆ 9〜12日までにやったこと
◎昨日12日までに、「3人の無事が確認されるまで、米軍は攻撃を止めて!」「このようなことが二度と起こらないよう自衛隊は帰ってきて!」と書かれたメッセージ・カードは2万枚、配布されたことになります。
◎おととい11日は、
14:00〜16;00すぎまで
都内3箇所(新宿・渋谷・有楽町)で呼びかけに応じていただいた延べ100人以上の方が、「3人の無事が確認されるまで、米軍は攻撃を止めて!」「このようなことが二度と起こらないよう自衛隊は帰ってきて!」とのメッセージ・カード10000枚の配布と、シール投票企画「自衛隊は撤退すべきか?」にご協力いただきました。シール投票の結果の詳細は後ほどまたお知らせしますが、マスコミのアンケートは違い7割から8割の方が、「撤退YES」の欄にシールを貼りました。
◎なお、9日(金)のキャンドルナイト以降、みなさんからいただいたカンパ20万円を12日(月)午前中に、ご家族のもとにお届けしました。ご協力ありがとうございました。
*******************************
☆ カンパのお願いについて
◎また、引き続き下記の銀行口座にてご家族の皆さんへのカンパを募集したいと思います。解決が長引く中、ご家族の皆さんの経済的負担も大きくなりつつあります。ぜひ、宜しくお願いします。
●振込先
みずほ銀行四谷支店(普)8077381
劣化ウラン廃絶キャンペーン東京 弁護士 田部知江子
通信欄へ「サンニンカンパ」と記してお送り下さい
************************************
◎みなさんが集めた署名は、各場所のとりまとめ責任者、または以下のFAX番号に送ってください。
   劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク FAX 03-3238-0797
◎署名用紙をご希望の方は、下記までお問い合わせ下さい。
   劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
   TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
************************************
☆ 家族のみなさんの声明について(多くの方に知らせて下さい!)
◎4月11日に出された以下の家族のみなさんの声明は、なかなかマスコミで報道されません。再記しますので、ぜひ多くの方にお知らせ下さい。


-----Original Message-----
From: post-01032374-yuu=hiroshima-cdas.or.jp@post.freeml.com [mailto:post-01032374-yuu=hiroshima-cdas.or.jp@post.freeml.com] On Behalf Of Kuma (FOKJ)
Sent: Monday, April 12, 2004 6:41 PM
To: cpnodu@freeml.com
Subject: [cpnodu:0455] 〜今井君達のために〜アラブの会からの署名要請【転送歓迎】


以下の署名要請が来ました。これを送ってくださった方は、中東情勢に詳しい方で、今の段階ではこれがベストといっています。
署名方法などは、末尾の方にありますので、よくお読みの上、ご協力ください。
京都のアラブの会が署名を再開したそうです。
解放の声明が出た時点ですでに大きく予定署名数を越え、500人だったそうですが(これはすでに送付済み)、今は700人にも達しているそうです。

これまでの送付先
アルジャジーラ、エジプトのアルアハラム、ヨルダンTV、ヨル
ダンタイムス、ヨルダン王室など
在ヨルダン日本大使館、JICAヨルダン事務所なども予定。
アラブの会HP(工事中でタイトルだけのようです・・)http://arabclub.nce.buttobi.net/
↓他の団体のHPですhttp://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/5103/study.htm
アラブの会(京都)からの署名要請
*************************************************************
アラブの会は京都で日本人、アラブ人がともにアラブの文化などを通し、理解し合っていく活動をしています。(※なお、時間が少ないため、あまり複雑な文章は正則アラビア語(フスハー)に翻訳できないという事情があり、簡単な日本語になっているそうです)
****以下、転送歓迎します****
今回のイラクでの邦人誘拐事件について、上杉(ピースウォーク京都)と、中村(アラブの会)で【邦人誘拐犯へ手紙】を作成しました。その日本語原文を、エジプト人留学生のハーネム・アハメッドさん(大阪外大大学院)にアラビア語に翻訳していただきました。
翻訳したものは、カタールの"アルジャジーラ" 及び、アラブ各メディアにFAX・電子メールで送付予定です。
日本語原文をお読みいただき、ご賛同いただける方は、今夜24:00頃までに署名を送付ください。
宛先:※※(中村)
(送付方法は、このメール最後に記載しています。)
ピースウォーク京都 上杉進也
アラブの会 代表 中村聡志
【邦人誘拐犯への手紙】
/////////////////////////////////////////////////////////////
「日本人を誘拐したサラーヤ・アル=ムジャヒディーンのみなさんへ」
アッサラーム・アライクム・ワ・ラフマトゥッラーヒ・ワ・バラカートゥ(あなたがたに平安と神様の慈悲、そして平安がありますように)
あなたがたが行った今回の日本人誘拐事件により、イラクの人々の日本への怒りはとてもよく伝わりました。日本でも軍隊を戻せという運動が起こっています。
あなたがたが捕らえた3名の日本人は、アメリカの占領と日本の軍隊の派遣に反対していた人々です。彼らを解放するほうが、あなたがたへの日本での共感が高まります。そして、それは軍隊を撤退させようという日本の世論の高まりにつながります。ですから3名を解放してください。私たちも日本軍を引かせるために最大限の努力をします。アメリカ軍をひかせるためにも最大限の努力をします。
どうか、3名の日本人を解放してください。
イラクの人々に神様の祝福がありますように。平和を愛する日本人の願いです。
日本市民有志/在日アラブ人有志
翻訳:ハーネム・アハメッド(エジプト出身)
署名(予定100名)
////////////////////////////
◎署名送付方法
受付期限:12(月)24:00頃
日本市民の方は姓・名の順でお願いします。
例:UESUGI Shinya
宛先:※※(中村)
★以下のみをコピー&ペーストして上記宛先へ送付ください。
-------------------
【邦人誘拐犯への手紙】「日本人を誘拐したサラーヤ・アル=ムジャヒディーンのみなさんへ」に賛同します。
2004/Apr/12
署名:(ローマ字)
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************************************


【なぜ緊急提言「人質と医薬品の交換プロジェクト」なのか@アルジャジーラHPニュース:日本人拉致事件&ファルージャ事件】
●緊急提言「人質と医薬品の交換プロジェクト」について
具体的なご意見が無いことを残念に思います。



情報の混乱を避ける目的で書きます。

 仲介者として登場したミズヘル・アル・ドレイミ(緊急声明4で仏語式にミュ ズヘール・アル・デライミと書いてしまいましたが)は、謎が多く、ペテン師 といわれている人物で、1991年、サダム・フセインのボディーガードだと称し て、フランス・テレビTF1のスター的ニュース・プレゼンテーター、パトリッ ク・ポワーヴル・ダルヴォールのニュース番組に登場し、キャピテン・カリム と名乗った人物です。後日、それが真っ赤なウソだということがわかり、彼の いうことに同意を与えていたパトリック・ポワーヴル・ダルヴォールも事実ねつ造の嫌疑をかけられて裁判沙汰になりました。その後、この男は企業家と自 称して、あちこちのメディアに顔を出し、現在ではイラクで、<イラク人権擁 護団体>の市民反戦活動家と自称しています。しかし、裏ではCPAのポール・ ブレーマーとも繋がっているとまで指摘されています。
 フランスでは、ペテン師として知る人の間では有名です。
 読売のサイトが日本時間深夜1時頃に彼の声明を流しましたが、しかし、この仲介役といわれた男も、現在、拉致グループから追い出されました。私たちの 市民のネットワークが信頼されたのです。一時はこのペテン師 が登場したこと で、事態の推移をたいへん危惧しましたが、まもなく、何事もなければ解放さ れるはずです。そして多くの真実がわかるでしょう。
 仲間の三人は元気で、客人として接待されているということです。
 取り急ぎ。
 グローバル・ウォッチ/パリ
 コリン・コバヤシ
---------------
日本人拉致に関わるイラク人への緊急声明

私たちは、イラク戦争と占領、パレスチナの占領、そして資本のグローバリゼーションにに反対してきた「アルテモンディアリステ」(もう一つの世界主義者たち)の団体である。私たちは様々な形でこの意思を表明してきた。

この度のファルージャにおけるアメリカ軍の無差別的攻撃によって約600人に及ぶ市民の犠牲者が虫けら同然に殺戮される中で、このような拉致事件が発生した。そして私たちは、そもそもの原因が「アメリカ-有志連合」による侵略と大量殺人、そして植民地主義的な占領であることを知っている。

しかし、今回拉致された日本人の仲間三人は、個々人の信念で危険があるのを承知でイラクにいくことを決心した、戦争に反対する人たちである。高遠さんはイラクのストリート・チルドレンたちを救うために、今井さんは劣化ウラン弾で被爆したイラク市民の現状を調査するために、郡山さんはイラク戦争の真実を伝えるためにやってきた勇気ある人々である。彼女らの後ろには大きな組織のバック・ボーンがある訳ではない。彼女らの行動は個人の決心によっていることを繰り返し表明したい。

現在、「仲裁者」を名乗るアル・ドレイミ氏が様々な提案をしているが、あなた方の当初の声明通り、無条件で、イラク民衆の真の友であるこれら三人の日本の仲間をできるだけ早急に解放することが、私たち反戦を闘う日本の民衆にとっても、イラクの民衆にとっても最善の結果をもたらすことになるだろう。そのことによって、一層、日本における反戦運動が盛り上がるだろう。

また、日本政府は自衛隊の輸送機を用意して、拉致された仲間をイラク国外に保護しようとしているが、これは、私たち反戦市民が行ってきた努力を奪い取る行為である。日本政府はいっさい、彼らの人命を尊ぶ表明をしなかったし、自衛隊を撤退する可能性についても、一言も触れなかった。逆に自衛隊のイラク派遣を正当化し、この事件すら自衛隊のイラク展開に利用しようとする日本政府の言動の一つ一つが、事態収拾を遅らせ、こじらせている。私たちは、いま「日本政府はイラク派兵を正当化する一切の言動をやめよ!自衛隊のイラクからの撤退を表明せよ!」と政府に求めている。

拉致された仲間たちは、自分たち自身でイラクに留まり続けるか否かを決める権利があるし、また、もし解放された際には、メディアの前で、彼らの気持ちを表現する自由があるのだ。

私たちは、これ以上イラク市民の犠牲者が出ないために一日も早く占領を終らせ、日本が軍隊によらず、平和的友好的手段によって、イラク民衆と連帯するために、今後も行動しつづけることすべてのイラク民衆に約束する。
2004年4月12日0:00(日本時間)
グローバル・ウォッチ
コリン・コバヤシ