現地リポート「ファルージャの子どもたち」(『世界』10月号)

 英国の新聞『インディペンダント』に今年の4月26・27日に掲載された「The Children of Fallujah: the hospital of horrors」及び「The brave families of Fallujah will soon be forgotten」の拙訳が、今日発売の『世界』10月号に掲載になっています。解説「「「見ざる聞かざる言わざる」はいつまで続くのか」も付けられています。 著者のロバート・フィスクは、中東報道で国際的に名高いジャーナリストであり、劣化ウラン (DU) 弾問題に関しても湾岸戦争以来追い続けてきていますが、今回の現地リポートは、先進国の学問的基準を満足させるような科学的根拠を示せなければ、いわゆる因果関係が実証されたと見なされず、被害者の声が否認され続けてきている現状に対する激しい憤りに溢れたものとなっています。ぜひ、ご一読ください。
 なお、特集は、「日中国交回復40年—−対立を超えるために」。
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