8.6, 広島:「改めて問う!放射性廃棄物の軍事利用 ―イラク戦争開始10周年・東京会議に向けて―」

第9回NO DU(劣化ウラン兵器禁止)全国交流集会

改めて問う!放射性廃棄物の軍事利用
―「イラク戦争開始10周年・東京会議」に向けて―

日時:2012年8月6日午後1時〜3時
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ(北棟6階マルチメディア・スタジオ)
参加費:500円

呼びかけ:
 湾岸戦争に続き、イラク戦争でも劣化ウラン兵器が使用されてしまったという事態を深刻に受けとめ、2003年秋、ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)が創設され、私たちも、ICBUW-Japanとして、国際キャンペーンに様々な形で取り組んできました。しかし、来年3月にはイラク戦争開始10周年を迎えますが、残念ながら、劣化ウラン兵器禁止への具体的道筋はいまだに見えてきていません。
 しかしながら、福島原発事故以降、放射能汚染問題が国際的な死活問題と了解されつつある今、放射性廃棄物の軍事利用である劣化ウラン兵器問題は、核サイクルの問題性の集約的表れとして、改めて問い直されなければなりません。
 こうした認識のもと、今年の「NO DU全国交流集会」では、劣化ウラン被害の現状、今秋の国連総会での第4回「劣化ウラン兵器国連決議」に向けた日本政府への働きかけ、そして国際キャンペーンの展望について意見交換したいと思います。さらに、フクシマ以降の現実を踏まえつつ、来年3月中旬、開催できればと考えています「イラク戦争開始10周年・東京会議」(一日か一日半程度の規模)に向けた基本的な提案をさせていただき、実質的には、「イラク戦争開始10周年・東京会議」実行委員会の発足に向けた準備集会としたいと思っております。ぜひ奮ってご参加ください。      
              ICBUW運営委員:嘉指信雄、振津かつみ、森瀧春子
              http://icbuw-hiroshima.org/
 
プログラム
1) 報告「イラクは今?―医療支援の現場から―」
      佐藤真紀(JIM-NET事務局長)
2) 提案「イラク戦争開始10周年・東京会議に向けて」
   佐藤真紀・嘉指信雄
   報告「脱原発ヨコハマ会議の経験から」
      川崎哲(ピースボート共同代表)
   質疑応答
3) スライド報告「イラクからフクシマへ」(仮題)
   豊田直巳(フォト・ジャーナリスト)
4) 「ウラン兵器禁止キャンペーンの現状と展望
  ―4度目の国連決議採択に向けてー」
 振津かつみ(医師、ICBUW運営委員)
5) 意見交換ー「イラク戦争開始10周年・東京会議」に向けて

司会:森瀧春子・嘉指信雄