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各地からのアピールやとりくみその15 Appeal No.15




Subject: 送ることができなかったメール「今井さん、お帰りなさい」です。
ジーン 
日 色 無 人 様

WORLD PEACE NOW の、「バッシングに対して」を見て、もし以下のメールが今井さんたち役に立つようであれば、転送していただけたらと思い、突然のメールを、お忙しいところ送らせていただいております。先に、今井さんのサイトにあった連絡先にメールをしたら、戻ってきてしまいました。様々なことがおありでしょうから、一読していただいて、削除していただいても構いません。

       ○○●○○●○○●

title :「今井さん、お帰りなさい。」

はじめまして。福島県在住の、おばさんです。お疲れさま。とりあえずは、ゆっくり休んで、充電してくださいね。それにしても、今井さんの問題意識と行動力に脱帽しました。
この大騒ぎは、この国の国民性である、多分一過性のケイレンバッシングだと思っていいと思います。これ以上、「お詫び」する必要などないと考えますがいかがでしょうか。お気持ちの整理がつくまで、しばらく沈黙されるのもいいかもしれません。伝えたいことがおありならば別ですが。

劣化ウラン弾は、放射能汚染を、現に、撒き散らしている核兵器だというご意見に賛成します。そして、この国はかつて無差別大量破壊兵器を行使され、また、国中の町々が「空襲」された経験をもっているにもかかわらず、たとえばイラクの町々に対する空からの爆撃は「空爆」であって空襲という言葉を使いませんよね。なぜでしょう?
多分 、かつて自分たちの国に行使された結果の惨状を国民が思い出し、「反米感情」を宿すことになってはいけないというような大衆操作の 1 つなのかもしれませんね。劣化ウラン弾についても、深刻に継続して語られることが少なすぎると思っております。ヒロシマ・ナガサキにおける放射能汚染は、いまだに現在進行中ですね。生命にとって、かくも恐ろしいものを、またもや米軍は使っているというわけですね、湾岸戦争以来。異教徒の国だからといって。
現に進行中のイラクの映像は日本ではほとんど占領軍の側からのもので、傷ついた住民や破壊された町の様子などは、海外の新聞社などのホームページに掲載されているものを見ています。惨状に目を覆うことのないように。
折りしも、スペインが軍を撤退させるというニュースをテレビでやっているのを背中で見ながら乱文を書いています。
時期をよく見て、できたら、是非またイラクへ行って下さい。そして、私たちにかの地に行われていることを知らせてください。幸いにも、クベイシ師に、「日本人はイラクの友人だ」とおっしゃっていただくことができました。今回の事件に合われた皆様方が、一人残らずかの国の人々のために困難な時節にもかかわらず出かけられたことに敬意を表し、日本人の誇りに思います。
心ない人々による誹謗中傷は、どうせ一過性のものだと思います。頭に血が上った連中にいらだちと怒りをお感じになるかもしれませんが、彼らもまた人間であり、同朋です。一緒に暮らしていかねばなりません。
ウルサイ(失礼!)ことを言ってくる人々だけがいるのではありません。
皆様方を応援し、声は出さなくても理解し、共感をもっている人々は決して少なくないと思います。たった 3 日で、「 皆さんを救え!自衛隊を撤退させよ!」という呼びかけに、 15 万人もの署名が集まったのですよ。残念ながら、私は連絡がつかず自分の名前を書くことはできませんでしたが。
どうか、世間の心ないイジメに屈しないでくださいね。皆様方のやろうとしたことや、平和を願い、ありのままを伝えようとされたことは間違っていないと思います。必要なことです。
「テロとの戦い」と言いますが、憎しみから暴力をふるう点において、現に行われているイラク占領のやり方は、テロリズムそのものだと思います。また、悪意を持って暴言を吐くならば、それは言葉によるテロリズムだと思います。この国には、残念ながら、そして危険極まりないことに、テロリストが蔓延しているかのようです。
長くなってしまいました。この辺でやめます。なお、返信はいただかなくても結構ですよ、それより、まずはゆっくり休んでください。おつかれさま、そして、ありがとう!
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江原 則子
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-----Original Message-----
From: Mitsuo Okamoto [mailto:okamoto@shudo-u.ac.jp]
Sent: Monday, April 19, 2004 5:49 PM
To: appeal2005@yahoogroups.jp
Cc: hgr@egroups.co.jp; Againstwar ML; staff@e-hanwa.org; noduproject@yahoogroups.jp; Abolition of Nuclear Weapons
Subject: [noduproject][01513] Re: [appeal2005][00154] [ピースふらっしゅ]2004/04/19  013号

岡本三夫@広島です

アルジャジーラへのメールの送り方を教えてくださり 有り難うございました 早速感謝と連帯のメールを送りました 多くの日本人が 短くてもいいので それぞれの言葉で 感謝と連帯のメールを送るよう 願っています 
もう 一般のマスコミには 余り期待できませんから 自分たちで 国際的なネットワーキングをするほかなさそうですね 新しい時代の始まりかも知れません
がんばりましょう
>─────
>2004/04/19 013号                    (転送紹介歓迎)
>[ピースふらっしゅ]
>イラクで拘束された日本人5名が解放されました。尽力してくれたイラク聖職者協会とアルジャジーラへに、感謝のメールを送りましょう。(JCJふらっしゅの、緊急行動情報と同一です)
>(重複陳謝)m(_ _)m
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>■イラク聖職者協会とアルジャジーラへの感謝
>―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>●アルジャジーラに、感謝のメールを送りましょう
>
> 武者小路公秀さんからのご提案です。これまで人質になった仲間のみなさんの救
>援のためにアルジャジーラにメールを出された皆さん(出していない方がたも)、
>以下のメールを各自でおくることを提案します。
>
><メッセージの送り方>
>
>アルジャジーラのWEBは
>http://english.aljazeera.net/HomePage
>です。
>
>1 まずこのページにアクセスする。
>2 このホームページの左側の欄にあるYour Feedbackというボタンをクリックする。
>3 小さな窓が開いて、そこに、名前その他を記入するボックスがあるのでそこに半角英数で記入する。
>4 メッセージを記入する欄にメッセージを書く。
>
> あらかじめ書いてあるメッセージを貼り付けるには、貼り付けたいメッセージを選択してコピーする(コピーは、コントロールキーとCのキーを同時に押すしてもできます)。次に、メッセージを貼り付けるボックスにカーソルを移動して、マウスを左クリックすると、「貼り付ける」といったメニューが登場するので、これを選択してクリックすれば、あらかじめ作成したメッセージがボックスに貼り付きます(あるいは、コントロールキーとVのキーを同時に押しても同じです)。
>
>◎メッセージ原案
>
>Expression of Gratitude
>
>We, the Japanese citizens opposed to the participation of the Japanese
>military forces to the illegal attack on the people of Iraq by the
>United States and Great Britain, wish to express our heartfelt
>gratitude to the Iraq Ulama Committee for having succeeded in
>liberating our five comrades. We are also grateful to Aljazeera for
>having transmitted faithfully our appeals to freeour comrades, and
>especially for enabling the families of the three first hostages to
>appeal directly to the people of Iraq showing their sorrow and plight
>to the many viewers of Aljazeera.
> We will continue to oppose the illegal, unjust and destructive
>occupation of your great Country, and put an end to the Japanese
>collusion with the occupiers. We affirm our solidarity with the people
>of Fallujia, and demand the immediate lifting of the siege by the
>forces of occupation, and of the massacre of the citizens of this city
>including women and children.
>
><上記原案の日本語訳>
>
>イラク聖職者協会とアルジャジーラへの感謝
>
>われわれ、日本軍が米国と英国のイラク民衆に対する不法な攻撃への参加に反対している日本市民は、われわれと意見を共にする五人の仲間の解放に成功されたイラク聖職者協会に深く感謝します。また、われわれの三人の仲間を解放するように訴えるわれわれの訴えかけを忠実に伝え、とくにその家族の悲しみと心労を直接イラクの人々はじめ多くのアルジャジーラの視聴者に示されたことについて。アルジャジーラに対して謝意を表したいと思います。われわれは、引き続きあなたがたの偉大な祖国の非合法・不当・破壊的な占領と、占領軍への日本の共謀に反対し続けます。われわれは、ファルージャの住民との連帯の気持ちを表明するとともに、占領軍にただちにファルージャの包囲をとき、女性や子供を含む市民の殺戮をやめることを要求します。



-----Original Message-----
From: Toyofuku [mailto:jerrytom@tkz.bbiq.jp]
Sent: Monday, April 19, 2004 11:19 PM
To: nishi-jubilee@yahoogroups.jp
Subject: [nishi-jubilee] 「自己責任」論という暴力

 「拘束されたことで急性ストレス障害を受けた3人が、今後PTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥るとすれば、その一番の原因は解放後の日本人自身による間接的暴力である」。「一番心配なのは自殺だ」。彼らを診察した精神科医、斉藤学氏がそういう趣旨で発言されていました。
 「自己責任」論を唱え、人質(被害者)当事者に対する経費請求をしようとする人々の心理というものに、極めて日本人独特の陰湿な悪意(身内に対する暴力性)を感じざるを得ません。しかもその心理の裏面を「家族による謝罪」(自己に対する暴力性=マゾヒズム)という形で御家族が担わされてしまった現実の流れは、非常に危険だと思います。(イジメの構造そのものです!イジメる側の心理と論理を、イジメられる側も共有してしまうからこそ、子どもたちは自殺に追い込まれるのですから。) ほかでもないこの心理構造は、かつての軍国主義を支えた日本人の心理そのものではありませんか。
 仮に自分が被害者の家族だとして、果たして謝罪の意(「ご迷惑をおかけして」「申し訳ありません」)を一切現さず、メディアの前に堂々と立つことができたかを考えたとき、やはり不可能に近いように思われます。普段如何に為政者の悪意や過ちを憎んでいようとも、自らの家族の命が関わったときに「あなた方のせいで子供や兄
弟が拘束されたんだ!」「彼らは被害者なんです!あなた方は加害者です!」と抗議することができない異様な雰囲気にご家族が包まれていたことは間違いありません。まさにご家族はイラクの武装組織だけでなく小泉や文部官僚たちによっても身内を人質に取られていた(いる)のです。
 この(日本人独特の)「自己責任」論(=村八分論)を無批判に放置することは、NGOやジャーナリストでけでなく今後の日本人一人一人にとって、自らの運命を呪縛していく鎖を成長させていくことにほかならないのだと思うのです。                              豊福正人