HOME


各地からのアピールやとりくみその11 Appeal No.11




-----Original Message-----
From: maesako [mailto:kobesc@ai.wakwak.com]
Sent: Thursday, April 15, 2004 11:21 PM
To: noduproject@yahoogroups.jp
Subject: [noduproject][01473] 慟哭のプロパカンダ

継いで、神戸の前迫です。


その上で、一昨日の私の意見の

 ファルージャへの本格的な攻撃は4/5でした。それが、都市を封鎖して=市民を人質に取る形で始まったことが重要です。つまり、非戦闘員=無垢な人々を最初に人質にしたのは、アメリカ占領軍だったのです。
これはアラブの人たちにとって、つい昨年、パレスチナのキャンプがイスラエル軍に同様に包囲され、虐殺され、大型ブルドーザーで跡形もなく消し去られたあの事件を思い起こさせたはずです。そこからファルージャ周辺の人々の救出作戦が始まりました。ここで4/8〜の外国人拉致が展開されています。つまり、これらの外国人は人質交換作戦だったのです。アメリカ軍の都市包囲に対するカウンターだったのです。

を訂正いたします。

人質交換作戦であるよりも、余りにも悲愴なプロパガンダだったと。

地球の一角に過ぎないイラクで、それも占領軍政下の報道規制下で、このような残虐が平然と行われる事実の前に、この真実を世界中の人に見てもらいたい。世界の良識の喚起無くしてこの暴虐は止められない。
この悲惨な真実を見よ!少なくとも、世界に知られないままに、彼らを死んでいかせるわけに行かない。

そんな叫びが、各国の人質を取ることでしか、世界の耳目をイラクに、ファルージャに、振り向かせることのできなかった、絶望と祈りの思いがやっと伝わってきました。

私たちが今井さん達のことを必死でイラクの人たちに解って欲しいと祈りのように願った気持ち。
その前に、まず、イラクの人たちが、ファルージャをイラクの実情を、世界中の人に解って欲しいと祈り願った筈でした。その結果が、人質を取る形でしか実現できなかった皮相さに私たちはとまどうことしかできなかったのです。

当たり前です、私たちにはまだ今井さん達が生きて日本に帰れる希望が持てましたが、彼らにはすでに喪失、累々たる屍の前での絶望しかなかったのです。悲愴なのか?慟哭なのか?それが今回の事件の出発点です。

そして今、私たちのすべきことは、このイラクの、ファルージャの事実を知らせ、自衛隊だけではなく、全ての占領軍をイラクから退去させる、先ず持って米軍をイラクから退去させることなのです。1分、1時間でも良いから早くファルージャの虐殺を止めさせることなのです。

3人の拉致報道から、こんな分かり切ったことを理解するまでにかかった時間、自己のアホさ加減にやはり自己嫌悪ですが、立ち止まっている時間など、最初からなかったのです。

この1週間、とてもクリックしている時間も余裕もなかった私たちですが、今、もう一度以下のリンクをクリックしてみてください。この間に皆さんが紹介してくださった情報ですが、3人の解放で少し落ち着いた今、もう一度読んでみる必要があると思います。

●ファルージャ現地レポート
http://www.geocities.jp/riverbendblog/
バグダッド在住のリバーベンド(複数の女性)によるブログ(邦訳)

●益岡賢さんのHPにファルージャの現状を伝える記事の翻訳
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/



━━━━━━━━━ まるごと 転送 も歓 迎 ━━━━━━━━━
   "WORLD PEACE NOW" ニュース Vol.32  2004/4/16
       最新情報・解除->> http://www.worldpeacenow.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。

「非戦」・「非暴力」・「イラク占領認めない」・「日本の協力認めない」
"WORLD PEACE NOW"メルマガチームです。

3人が解放されました。とにかくまずは生きててよかった!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000087-mai-int
こんな記事も。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index2.html?now=20040415262705
政府の方でもいい仕事をした方はいらっしゃるはずです。
まずはお疲れ様でした。
なんといってもアルジャジーラ、聖職者の方々に感謝。
世界社会フォーラムをはじめ世界の民のネットワークに感謝。

しかし新たに2人が行方不明となっています。

■4月18日(日)主催:WORLD PEACE NOW
「2人を救おう!自衛隊はイラクから撤退を」
時間:14:00〜集会 14:45〜パレード
場所:宮下公園
(本日の院内集会で狭くて入りきれず、やむなく帰られた方には誠に申し訳ありませんでした。
18日2時からの宮下公園には本日のスピーカーの豊田さんが来ますし、JVCの方もどなたか来てくださる予定です。そこで、パレードのあと(雨でなければ)、
お話が聞けるようにしたいと思います。よろしくお願いします。)

わたしたちは、2人の拘束にも責任があります。
自衛隊が撤退するまでは。なぜならこの国は戦争を支持したのだから。
(政府が自己責任というなら。
 わたしたちは自分を含むみんなの責任だとでもいうかね。)

そして、生きてる私たちは、ファルージャで起こってること
http://www.jca.apc.org/%7Ekmasuoka/places/iraq0404d.html
にも責任があります。
(沖縄、辺野古のキャンプ・シュワブから海兵隊1600名が行っ
 ている。ちなみに辺野古はジュゴンが住んでいるが、新基地開発で
 大きな影響が出る。環境破壊と軍事と基地依存経済と政治のつながり。)
(ちなみに、週末はアースデイでもあります。)
http://www.earthday-tokyo.org/

さらにこの先起こるいろんなことにも責任があります。
わたしたちは共に生きているのだから。共に生きざるを得ないのだから。
共に生きないと生きていけないのが人間かもしれないのだから。

今の政府は自己責任と言い続ける無責任政府です。
わたしたちにはもっとまともな政府が似合います。

わたしたちには、もっといい世界が、いい日本が似合います。
もっといい世界、いい日本を創るのは、わたしたち自身です。

日本政府のしていることは、日本の人が変えられます。
(それが民主主義。)
共に未来を創っていきましょう。
人間のしていることは、人間が変えられます。

「私達は無力なんかじゃない。
 私達は誰もひとりなんかじゃない。」
http://give-peace-a-chance.jp/118/

"WORLD PEACE"を創るのは私達ひとりひとりです。

■■アクション
●4月16日(金) 日本人人質事件を考える緊急集会 主催:JVJA
http://give-peace-a-chance.jp/118/040413.html

・4月16日(金)参加しよう!
◆イラク、ファルージャでの大虐殺を心配しています。
◆3人の若者がそこに拘束されていると推定されます。
◆小泉首相は、米国へ要求せよ!「ファルージャの
 包囲をやめよ!」
◆米国はファルージャの包囲・虐殺をやめよ!
持って来て!キャンドル、自分の想いを書いたもの!
午後6時 国会衆議院の議員面会所前へ集合して首相官邸へ
午後6時50分米国大使館へ移動
 (歌、各人の想いの発表、コール他、抗議の申し入れ文の手交)
主催:劣化ウラン廃絶キャンペーン/自衛隊の撤退を求める法律家の会
連絡先:劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
    電話  03-3238-0056
    FAX 03-3238-0797

●4.17,18,25 アースデイ東京 平和・共生・地球のために
http://www.earthday-tokyo.org/

●5月5日のこどもの日に、我が子だけでなく、世界中のこどもたちが、戦争にまきこまれず、命を脅かされることなく、健やかに育てるように、鯉のぼり(その他なんでも)にメッセージをつけて空を泳がせてみませんか?
(りすさんから)

●サイバーアクション
 いろいろ(updated 4/13)&リテラシー
http://give-peace-a-chance.jp/118/040412ca.html
・投票系
http://give-peace-a-chance.jp/118/040413vote.html

■■最新ニュース
4.15Up解放が遅れたのは首相がテロリスト呼ばわりしたせい
http://give-peace-a-chance.jp/118/040415-3.html
4.15Upイラクで3邦人解放(アルジャジーラ)
http://give-peace-a-chance.jp/118/040415-2.html
4.15Up<イラク人質>日本人3人を解放 アルジャジーラに元気な姿 4/15
20:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000087-mai-int
4.15Up邦人記者ら2人が新たに拉致の情報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000005-yom-soci

4.15Upアフガン難民申請者のバキルさんを収容しない下さい。
http://give-peace-a-chance.jp/118/rafiq040414.html
4.14Upサマワで初の反自衛隊デモ サドル派300人、撤退要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000199-kyodo-int

■■オススメ
・Baghdad Burning(イラク人の日記Blog)
http://www.geocities.jp/riverbendblog/
・3人を無事助けよう(Peace Event Calender)
http://peace-event.seesaa.net/archives/200404.html
・Yahoo! イラク日本人人質事件
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/japanese_detained_in_iraq/
・イラク人質事件臨時サイト
http://iraqhc.jugem.cc/
・VIDEONEWSBLOG
http://videonews.jp/
・イラク邦人人質事件
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/kanren/2004iraq/index.html]
・アルジャジーラから(ピースボート吉岡さんBlog)
http://peaceboat.typepad.com/
・軍事アナリスト神浦さん
http://www.kamiura.com/new.html


■■考える
4.13Upいわゆる「自己責任論」について(江川紹子さん)
http://www.egawashoko.com/menu4/contents/02_1_data_28.html
4.13Up反差別国際運動(IMADR)ほか声明
http://give-peace-a-chance.jp/118/040413seimei.html
4.12Up天木直人の緊急提言
http://give-peace-a-chance.jp/118/amaki.html

・4/13自衛隊は占領体制の“正式”な一員 他
http://give-peace-a-chance.jp/118/040413hoshikawa.html

・マスコミの報道姿勢を憂慮する市民からの声明 ほか
http://give-peace-a-chance.jp/118/040412ca.html

・戦争をなくしていくための道具箱
http://give-peace-a-chance.jp/118/nowar.html

■■ひとりごと
3人はこれからメディアの格好の餌食になりかねない。
バッシングもまた大きくなるかもしれない。

ファルージャはたいへんだ。
米軍への監視を強め(自衛隊がそれをできればいいのに)
と占領の終了、撤退を早めること。

海外邦人の治安のためになどと嘯いて
自衛隊を強化とか始まるかもしれない。
その裏で、有事法制も具体的に進んでいく。注意!

でももっと大事なのは、これをきっかけに
もう一度、イラク戦争とは? テロとは?
なんで狙われるの? 日本はいいことしてるの?
ホントに? 日本の平和とはいったい何の上にあるの?
石油の戦争とは? ネオコンは何を目指すのか?
勝ち組の世界 では負け組みは? とか
なんで自衛隊派遣や米軍追従なのか?
国益って? 日本人って?
などを考えることだ。
毎日の消費的な生活や、オカネってなんだ?とか
孤独や生きがいや土のことなどに目を向けることだ。
愛している人のことを考えると同時に
世界の共に生きるもののことどもに思いを馳せることだ。
そして小さくてもなんかし始めることだ。

・戦争をなくしていくための道具箱
http://give-peace-a-chance.jp/118/nowar.html



-----Original Message-----
From: kuma [mailto:kuma@office.email.ne.jp]
Sent: Friday, April 16, 2004 2:26 PM
To: 『自然と人間』; no_more_war@freeml.com; 撫順の奇蹟を受け継ぐML; war-and-human@egroups.co.jp; chance-forum@freeml.com
Subject: [renko-ml][02783] イラクからの自衛隊撤退を求める元軍人の声明


 こんにちは、クマ@受け継ぐ会です。
 元軍人団体・有志から、自衛隊撤退を求める声明が出されました。
 各方面への転送・転載をお願い致します。


▼イラクからの自衛隊即時撤退を求める元軍人の声明▼

2人の安全と解放のために

 私たちは、かつて「お国のために」と信じ込み、他国への侵略戦争に加担してしまった体験を持つ元軍人の有志であります。

 以来、悔悟と反省の念にもとづき、平和な日本、人が人らしく生きられる社会の建設を目指して微力を傾けてまいりました。高齢のために仲間の多くが世を去りましたが、我らの平和と友好のための事業を受け継ぐ若者たちが続々と育っていることに安堵の念を抱いております。

 このたび解放された高遠菜穂子さん、今井紀明さん、郡山総一郎さんの3人、いまだ拘束されている可能性のある安田順平さん、渡辺修孝さんの二人は、まさにそうした頼もしい、明日の社会を背負って立つ若者です。彼らはイラク民衆の真の友であり、その安全と早期解放を呼びかけます。

自衛隊は即時撤退せよ

 私たちは世界の平和を破る、米国によるイラク侵略に強く反対し、その暴挙に抗議してまいりました。いまあらためて、強く自衛隊の即時撤退を求めます。

 ファルージャでの米軍の蛮行を見てください。罪なき幼い子どもたちも犠牲となっております。愛する人びとの命と民族の主権を奪われたイラクでは、すべての民衆が抵抗のために立ち上がるでしょう。そうなれば、軍事行為は民衆を殺傷することと同義となります。かつて私たちがアジアで直面したのがそうした事態でした。

 米軍は即刻、民衆虐殺をやめ、イラクの地をイラクの民に返すべきであります。それ以外に根本的な解決の道はないと断言します。

 このような蛮行に日本がこれ以上の加担をしないため、即刻、日本は自衛隊を撤退させるべきではないでしょうか!

今こそ戦争の痛みを思い起こせ

 先の戦争の惨禍から立ち上がろうとした私たちの目に、平和憲法は燦然と輝いておりました。その前文に曰く、我らは「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意」したとあります。小泉首相は自衛隊を派兵するにあたって、こともあろうに憲法前文を曲解して正当化につとめましたが、この文章は無視いたしました。いまイラクで起きている事態は、まさに「政府の行為」による「戦争の惨禍」であります。

 皆さん。
 戦争の痛みの記憶を、今こそ思い起こしてください。
 政府へ、自衛隊の即時撤退を働きかけてください。
 私たちは再び加害者となってはならないのです。

              2004年4月14日     
                       関東日中平和友好会
                       日中友好元軍人の会
                       撫順の奇蹟を受け継ぐ会
                       不戦兵士・市民の会
                       元中国帰還者連絡会会員有志

※本声明の問い合わせ先は、電子メール:tyuukiren@yahoo.co.jp まで。

kuma@office.email.ne.jp 熊谷 伸一郎 拝