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各地からのアピールやとりくみその8 Appeal No.8




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> 緊急共催企画
> 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)  DAYS JAPAN
> 【日本人人質事件を考える緊急集会】
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 イラクで3人の日本人、高遠菜穂子さん・今井紀明さん・郡山総一郎さんが拘束された。
私たちは今回の事態をどう判断し、どう行動すべきか。イラクはどのような状況におかれえているのか。イラクから帰国したばかりのフォト・ジャーナリスト、そして今回イラクに拘束されている3人のご家族とともに考える緊急集会を開きます。
【報告者】森住卓 豊田直巳 古居みずえ 広河隆一(司会)
【参加予定】 イラクにて拘束された日本人3名のご家族
【日時】 2004年4月16日(金曜日) 会場6時半 開演7時
【場所】 なかのZERO小ホール
 東京都中野区中野2−9−7 TEL 03−5340−5000(代)
〔JRまたは地下鉄東西線の中野駅南口左線路に沿い 徒歩8分〕      
【参加費】1000円(一部被害者のご家族への支援金とさせていただきます)
【問合せ先】 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会 JVJA 事務局 
       東京都杉並区永福1-1-1-1117 TEL090-6101-6113 
     http://www.jvja.net office@jvja.net

報道 各社 御中
記者会見のご案内

イラクの3人を救うためのジャーナリストからの提言

イラクで人質になっている三人を直接知り、交流があったジャーナリストが発言します。 イラクでの取材も経験が豊富なジャーナリストが現場での経験をふまえて報告します。
現在の状況はそれぞれのジャーナリストからどう見えるのか。自由な立場で発言を行います。ぜひお越しください。

日時 4月14日(水) 午前10時30分より
場所 参議院議員会館 第2会議室

参加ジャーナリスト
森住卓(フォトジャーナリスト)
鎌仲ひとみ(映画監督)
豊田直巳(フォトジャーナリスト)
古井ミズエ(ジャーナリスト)
志葉玲(フォトジャーナリスト)



 藤井@ジュビQなど、です。

 以前として状況は変わっていません。ファルージャでの米軍の行動が そのカギを握っているように見えます。やはり、アメリカに日本政府が ファルージャでの虐殺を止めるように働きかけるとともに、不用意な発 言を政府や政治家は避け、自衛隊の引き上げとともにもう一度イラクで この国が何ができるのか?ということを、僕たち全員で考えなければ ならないだろうと思います。

 9日から今日で5日続けて、福岡市内でも緊急行動を行っています。 今日も15名ほどの方が天神コア前に午後6時、足を運んでくださり、 ビラを配り、署名集め、トークリレー、楽器演奏などに様々協力をして くださいました。ありがとうございます。

 明日以降も、同じく午後6時から天神コア前で緊急行動を行おうと 思っています。ビラ配りや署名集め、トークリレーにご協力ください。 また楽器を持ってきて演奏をしてくださる方も歓迎します。加えて、 独自のビラを作成してきて配って下さっても結構です。僕も明日用に、 作ろうと思っているのですが、なかなか時間が許しません。これから 少し作ってみようと思っているのですが……。

 また明日はこれまでずっと関わってきて下さっている方々のなかで、 他のイベントで足を運べない方が数人おられます。そのため、一緒に アクションをして下さる方を求めています。ぜひぜひご協力下さい。

 なお、この行動はできる限り、解放されるまで続けたいと思っています。 基本的に、特に断りがない限り、毎日午後6時に天神コア前にいます。 よろしくお願いします。

 藤井大輔:九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程
 (専門:国際関係論、平和研究、グローバリゼーション研究、NGO論、水問題)


みなさま(同じのが届いた方、ごめんなさい)

昨晩、東京から札幌に到着しました山上千尋と申します。突然すみません。おととい、「イラクからの自衛隊撤退と3人の救出を求める会」、「ネットワーク地球村」、「NO!!DUサッポロプロジェクト」、「立命館高校」などから集まった署名、6,811筆あまりを、皆さんのカンパにより松本さんと共に北海道東京事務所へ急遽届けに行ってきました。

事務所の状況は入り口には報道関係者がびっしりとつめかけ家族の方がどこかへ出かけようとするたびたいへんな労力を使っていました。目と鼻の先にある建物での取材へ行くためにタクシーを呼ぶという状況。
私は少しでも家族の方たちのストレスを軽くできないか、出来ることをしようと、ただそれだけで居残ってしまいました。

その中で、私が見てきたこと・感じたことをお伝え出来ればと思います。以下は私が個人的に感じた事です。長くなってすみません。
まず、ご家族に入ってくる情報は、テレビを見ている人々とほぼ同じもので、その他のルートはまったくありません。あるとすれば、親切な記者さんからの未確認情報やイラクにいる知り合いから入ってくるイラクの雰囲気というものです。政府からは情報はまったく入らないばかりか励ましの声、がんばっているので。。。とかそういうことすら教えてくれません。

私がいた間、家族の方たちは、なるべくたくさんのテレビや集会に出席し、多くの人からの協力をしてもらいたいという一心でたいへん疲れているにもかかわらず積極的に外へ出ていました。合間にはメールや電話で呼びかけたり、ずっと動いて相談して“手当たり次第”と言ってしまえるほどです。よって、お茶の間でテレビをみている人たちよりも、世論や関連情報について行けていない状態なのだと思います。

これに対して、家族のインタビューなどを見た方から政府を批判しすぎなのでは?(論調は様々)という反感やマスコミが情報を切り取る場所によっては家族は勝手なことを言っているというふうにとらえる人もいるかもしれません。

一度、24時間以内に開放されるという報道によりたいへん明るい雰囲気になっていたにもかかわらず長びいてしまっています。体力はだいじょぶでしょうか?3日間のリミットもあり、せいいっぱい動いてきたのです。でも長期戦になったとしたら、3人そして家族の体も危険です。(私自身ペース配分できず昨日は限界でした。)

慌てて駆けつけたため、十分な準備もしていないし3日間同じ服で靴も履いたまま、日本中、そして外国でも人目にさらされて、いろいろ言われて、それでも3人を助けたい一心なのです。

長びく間の経費や、これからの動きを想像するとどんなことになったとしても、金銭面も不安です。
マスコミの報道もどうなるのかたいへん心配です。

これからの世論の動きがこわいです。もし、自分が家族の立場だったらということを考えてマスコミの報道を受け止めて欲しいのです。

マスコミの方にはこのような状況をふまえた取材の方法報道の仕方(労力を最低限で最大限伝えるべき事を伝える報道の姿勢)をとっていただきたいと心から思います。

とにかく情報も動きもなにもない今家族はより多くの人の協力を仰ぎながら、待つことしか選択肢はないのです。

そこで私たちにはなにができるでしょうか。ごらんの通り政府からは一切の家族への援助はありません。
たとえどんな無謀なことだったとしても、命は命です。政治的な発言をするなという事もよく言われるのですが
この家族の行動は政治的なものではなく、命を守るための方法を家族なりに考えて(家族は国際関係の専門家ではないでしょう)発言しているだけなのです。それ以外行動する糸口がないのです。

待つことしかできない家族に、草の根の私たちから応援のFAXを送るとか勇気づけるようなアクション、また金銭面を考えてカンパをすることができるのではないでしょうか。

家族は署名が届くたびたいへん喜んでいました。皆さんの声が伝わっています。

ここでみんなが無関心になったら本当につらいです。

FAXをお持ちの方はぜひ励ましになるように送ってもらいたいと思います。それくらいしか出来ない。。。(FAXは03-3592-0320北海道東京事務所で届くと思います。)

以上については下記の連絡先へお願いします。つたない文章でもうしわけございません。でも、何か伝えなくてはと思いました。

みんなで彼らが早く帰ってくるように支えていこう。
 山上 千尋  やまがみ ちひろ