クマ@自然と人間です
以下、月刊『自然と人間』編集部として声明いたします。
転送・転載歓迎です。というか、出先のため各メーリングリストに配信できないため、転送してください。
あくまで政府が自衛隊派遣は誤っていないとつっぱるならそれでもいい、今はとにかく撤退を表明・実行し、3人の解放を求めるべきだ。
今井紀明さんの書いた「旭川現地ルポ 黄色いハンカチの舞う『銃後』の町で」を小誌HPに緊急アップしました
http://www.n-and-h.co.jp/
PDF版とHTML版があります。多くの人に今井さんの思いを伝えて下さい!(なお、今井紀明さんの活動を英文で伝えるページを明朝作成し、アルジャジーラほか海外報道機関に送る予定です)
自衛隊の撤退表明を求める声明
4月8日、イラクで日本人3人が武装組織に拘束されたというニュースが入りました。「3日以内に自衛隊を撤退させなければ殺害する」という要求があったことも報じられています。
拘束された3人のなかに、私たちの編む月刊「自然と人間」3月号で「旭川現地ルポ・黄色いハンカチの舞う『銃後』の町で」を執筆した今井紀明さんがいることがわかりました。
大前提として、今井さんを含めた3名の生命を最優先して手を打つように、日本政府へ強く求めます。
ジャーナリストを志す今井さんは、民衆の立場にたって事実をみつめようとし、自衛隊のイラク派遣に強く反対していました。今井さんが私たちに寄せてくれた文章には、その姿勢があふれています。
私たちは、今井さんたち3名の解放のため、そして、そもそもからして大義も道理もなかった自衛隊派遣の誤りをただし、再びこうした事件を起こさせないため、すみやかに自衛隊の撤退を表明するよう、日本政府に強く求めます。
再び政府の行為によって惨禍を招いてはならない。
自衛隊派兵によって3名の前途ある生命が危険にさらされている今、その出発点に、今こそ政府と私たちは立ち戻るべきだと考えます。
月刊「自然と人間」編集部
info@n-and-h.co.jp