資料ページへ

Richard 'Nibby' David Sues Honeywell for Depleted Uranium Poisoning
Posted on 16 July 2004 by ICBUW
<リチャード“ニビー”デービット、劣化ウラン被害でハニーウェル社を相手どって賠償訴訟へ>
Carolyn d’Hesse Rogers

振津かつみさん投稿
NODUヒロシマ・プロジェクトMLより

Richard 'Nibby' David Sues Honeywell for Depleted Uranium Poisoning
Posted on 16 July 2004 by ICBUW

<リチャード“ニビー”デービット、劣化ウラン被害でハニーウェル社を相手どって賠償訴訟へ>
Carolyn d’Hesse Rogers

イギリスでは、ロンドンで、リチャード“ニビー”デービット氏が、劣化ウランに暴露させられたことに対し、元雇用者を相手取って提訴する予定である。

健康状態が非常に悪く、また経済的にもかなり厳しかったにもかかわらず、ニビーは何年間も根気強く裁判提訴に向けて訴えを続けてきた。

審問はロンドンの最高裁判所で2004年10月4?15日に開かれる。(訳注:この記事が書かれた後、裁判準備のために法廷が12月に延期されることになった。)この画期的な裁判で、高名なQC Michael Mansfield が代理人を勤めてくれることを彼は望んでいる(訳注:これについてもMansfield氏は、他の用件でこの裁判の仕事を引き受けられないことが明らかになった)。

ニビー・デービットは1985年から1995年まで、航空宇宙産業の技術者として働いた。彼は当時、英国の会社であったYeovilのノーマル・ガレット社(今は米国のハニーウェル社所有)に勤務していた。そのために、現在、深刻な健康障害に苦しんでいるのである。

彼の同僚の何人もが、すでに癌で亡くなっている。しかしハニーウェル社はリチャード・デービットが勤務していた航空宇宙部門で劣化ウランが使用されていたことを認めようとはしていない。今のところ会社側は、従業員が「タングステンと同じような重金属の合金」を扱う作業に従事していたということを認めただけである。

放射能による傷害の証拠は他から出されている。それはブレーメンの予防調査社会医学研究所のW.ホフマン博士によるものである。ホフマン氏が行った検査では、ニビーは電離放射線に特異的な染色体突然変異の頻度が上昇していることがわかっている。

広範な人々がこの裁判に関心を寄せているので、ニビー・デービットは、最近、訴訟経費扶助を獲得した。もしデービット氏が勝訴すれば、世界中の同じような訴訟の前例となるだろう。何千人もの英国の退役軍人が同じような健康障害に苦しんでいる。しかし、英国政府は劣化ウランへの暴露の危険性を未だに否定しているのである。この訴訟が勝訴すれば、劣化ウランの使用禁止という目標にも非常に貢献することだろう。