HOME


伊藤成彦さんのメール


-----Original Message-----
From: post-01032374-yuu=hiroshima-cdas.or.jp@post.freeml.com [mailto:post-01032374-yuu=hiroshima-cdas.or.jp@post.freeml.com] On Behalf Of itot@wako.ac.jp
Sent: Wednesday, April 21, 2004 11:46 PM
Cc: recipient list not shown:
Subject: [cpnodu:0583] イラク情勢:日本で報道されていないこと

イラク戦争の泥沼化に心を痛める皆様、 伊藤武彦@和光大学です。

イラクもパレススチナもだんだん暴力がエスカレートしています。

田中宇(さかい)氏のウェブサイト
http://tanakanews.com/e0420iraq.htm
では、イラクの1920年代との対比で現状を分析した後日本は、自衛隊派兵で直接米国に加担するだけではなく、アメリカを財政的に支える間接的な戦争責任があることを述べています。

ーーーーー以下引用ーーーー
 毎日イラクで殺されている人々は、アメリカの矛盾の犠牲者といえるが、問題なのはアメリカがいくら単独で自滅したくて常軌を逸した行動をしても、世界の他の国々の多くは、まだアメリカに対し、世界を安定させる役割を期待し続けていることだ。たとえば日本や韓国などは、自国の為替の安定のために米国債を買い続け、アメリカが無限に軍事費を拡大できる状態を作っている。これでは、アメリカは自滅したくてもできない。
ーーーーー引用おわりーーーー

また米国からのイラク大使に任命された、ネグロポンテの汚い過去も指摘しています。今日の朝日新聞の「ひと」の欄の記事からは、彼が中米などでどのように破壊工作をしてきたかについては、何も述べていません。彼を簡潔・的確に紹介している記事としてWikipedia百科事典が、
http://en.wikipedia.org/wiki/John_Negroponte
参考になると思います。(ただし英文)

日本政府の2重の戦争加担を止めさせましょう。