「劣化ウラン弾禁止キャンペーン」交流会(8月5日、広島)報告



参加者のみなさんです。

※狭い部屋だったので、ぎゅうぎゅう詰めで申し訳ありませんでした。
8月5日の広島はあちこちで行事があるので、ここしか部屋が
とれなかったのです。


ケン・オキーフさんの話。通訳は子どもを抱いているきくちゆみさん。





交流会 会議録 (2004.8.5  17:00〜18:00 YMCA 4F)
参加団体名 所在地 あいさつ 住所
Stop!劣化ウラン弾
キャンペーン
東京 今井 2年程前から、政府が足元ですから防衛庁とか外務省とか、最初は二人ぐらいしかでてこなくて、最近は15人ぐらい出てきた。東京で環境系の運動がある場所にイラクの子ども達を救おうとバッチなど作ってJVCを通じて。東京でできる運動を考えていきたい。
UMRCイラク・ウラン
被害調査カンパ
キャンペーン
大阪 吉田 カナダのNGOアサフ・ドラコビッチ・・・についての資金援助、検査1人7〜8万円かかる支援をしている。日本原子力文化振興財団が文部科学省の外郭団体で日本の高校に原子力文化というカラー刷りの雑誌を送って来ているところ。それが全国の高校にプレスリリース、この6月、「劣化ウラン弾による環境の影響」これを見ると劣化ウランがウランの中で一番安全、天然ウランの100分の1の放射能と全編放射能兵器ではありませんと。許しがたい。瑞穂議員から質問書をこの国会に出していただきそれの追求をやっていきたいなと。
コープながの 長野 両澤 今日偶然午前の部で森滝さんの話。プロジェクトの本を取り寄せてたくさん売らせていただいた。個人参加。何があるんだろうと。
派兵チェック 東京 山本 東京から派兵チェック。
市民運動ネットワーク長崎 長崎 舟越 情報を長崎に持って帰ろうと思って来ている。
ヒバク反対
キャンペーン
大阪 振津 大阪を中心に。去年の10月にICDUW・・・世界各国の劣化ウランの禁止を求める運動に嘉指さんと一緒に関わってきた。世界に働きかけて、今具体的には禁止条約ということで考えている。草の根の力で求めていこうということで署名を提起してる。医者なので放射線の人体影響について研究している。
地球救出アクション’97 大阪 稲岡 大阪を中心に学習会、署名。条約運動に取り組みたい。遺伝学が、専門というほどでないけどちょっと・・・
劣化ウラン兵器禁止
市民ネットワーク
東京 竹村 竹村、去年までは社民党の  さんの秘書、今はフリー。東京で劣化ウラン禁止ネットワークで来た。法的に劣化ウランができることを止めていこうと11名?
タンポポ舎 東京 柳田 東京で、ニュースを配ります。10団体3月20日400名ちょっと人文字。3月27日結成大会、社民党、緑の会議あいさつ。4月以降は3名の命を救う運動。今年は広島でDUの分科会初めてなので、10人ほどで参り、リーフレットを1500枚、ニュース、劣化ウランパンフほとんど売り切れた。今後大きい問題にますますなると思うのでみんなで力を合わせて。国際署名と同時に国内でも、原子力文化財団劣化ウランの悪い宣伝を始めていることは意図がある。明日原爆ドーム前で署名活動をやる。
全国原水禁事務局 東京 福山 劣化ウランの生産と使用禁止にむけた国際的な署名運動に関わる連絡会があるということで原水禁としてもかけつけた。原水禁で分科会でも取り組もうと決めた原水禁としても9月から10月から原水禁として準備をして全力で取り組もうと思いますのでどうぞよろしく。
暮らしの環境情報室 名古屋 鈴木 タンポポ舎の市民ネットワークにも。名古屋に航空自衛隊基地がある。名古屋でも官舎に劣化ウランのちらし。ローレン・モレさんアフガンの実行委員。劣化ウランだけでなく低線量ヒバクとかまとめましたのでよろしく。
劣化ウラン廃絶キャンペーン 東京 田部 弁護士、劣化ウラン廃絶キャンペーンの事務局をしている。もともとアフガン民衆法廷の検事、劣化ウラン弾使用の罪を訴追、証拠集めに去年10月ハンブルグで嘉指さんにも。その時にキャンペーンを立ち上げようということで鎌中ひとみさん、森住さん、JVCまきさんたちとやっている。パンフ1万売れた。リーフレットも配っている。今井君が4月ミーティング後に。そのことで結束が強くなった。イラク民衆法廷でも劣化ウランを担当。
社民党衆議院議員 東京 阿部知子 衆議院議員阿部知子、元衆議院議員金子哲夫、今日は原水禁のシンポジウムのシンポジストでNPTのシンポジスとできた。みなさんのいろんな取り組みということで、今日は森滝さん嘉指さんに会おうかなということで来た。
前社民党衆議院議員 広島 金子哲夫
倉敷医療生協
くらしき平和委員会
岡山 朝倉 今倉敷では医療生協、医療生協労組、新婦人、平和委員会などが加盟して平和写真展実行委員会をやっている。去年も大体年間50回、今年も50回に迫ろうかと。年間通しては365日を越す写真展をしている。最近はイオンショッピングセンターという何万人も来るセンターで3日間、写真は森住さん、森滝さん、平和の絵、アラブの子どもと仲良くする会とか、劣化ウラン弾を中心に訴えをしている。水島空襲とかも。他の団体への貸し出しバザーなどのお金をイラクに送る。
ピースボート 各地 加藤 豊田さんの講座を聞いて。冊子を作って船内の人に配った英語版、スペイン語版も作った。
イラク世界民衆法廷
(WTI)広島公聴会
広島 日南田 この秋の取り組み広島で、イラク世界民衆法廷WTIの公聴会。広島でイラク戦争の違法性、ウラニウム兵器の違法性を裁こうと。ロザリー・バーテル、市川定夫さん招請の予定
神戸NODUプロジェクト(準) 神戸 北川 昨年の1月ぐらいから原爆問題取り組んでいる人たちで、「被爆者世界の終わりに」上映会、嘉指先生学習会、イラクへの医療カンパ支援、プロジェクトとして模索している段階。
愛知めいきん生協 名古屋 加藤 イラクからアッバース君という少年の医療支援をしている。被爆者の集団訴訟にも取り組んでいる。過去と現在の放射線被害、知りたい要求。もう少し一歩進んだ運動がしたいということで。
ケン・オキーフ講演会
実行委員会
福岡 緒方 こんどケン・オキーフ8月4日に。イラク国際民衆法廷でも実行委員会。関釜裁判を。劣化ウランのことも絶対許せないから個人でぽんときてしまった。
グリーンコープ
生協岡山
岡山 谷合 連合では反原発に取り組んでいる数少ない生協。今日は午前中森滝さんの話を聞いてきた。8月8日にイヴァン・メディアさん読んでお話を聞く会。
豊田直巳・清水仁
(ビデオ・ジャーナリスト)
東京 豊田・清水 東京から個人で清水さんと豊田と申します。昨日から原水禁の方で報告。具体的にひとつひとつ、去年からでをなして追い詰めてきたかというところまできながら。なかなか病気と劣化ウランとの因果関係をどうするんだと、最大の大手のところ、みなさんとの連携で大手のところまでいけたらなと、運動の最大のところはそこになるのかなと。そのことをつきつけたら自衛隊の新しく被爆者を作るなというところにも大手をかけていけることになると思います。
グローバル・ピース・
キャンペーン
東京 きくちゆみ 私たちのGPCのなかでも劣化ウランの禁止廃絶ということ特にアメリカの中で全く知られてなかったという状況がありますので、アメリカの世論に訴えるということ。来年の国際会議に期待してますし、できる限りの協力をしたいと思ってます。
ヒューマン・シールド・神戸 神戸 吉村 今日のケン・オキーフ、イラクでも一緒に活動してました。
「P10K」プロジェクト アメリカ ケン・オキーフ 私はずっと長い間広島・長崎に来たいと思ってました。今回ここに来るということは以前にもまして重要です。何十年前に起こったここでの悲劇が繰り返される可能性が今ものすごく高まっています。私はここで起こったことが二度と繰り返されないようにできるだけのことをしたいと思っています。劣化ウランによって被爆してその影響によって死ぬかもしれない人間にとって劣化ウランという問題は非常に個人的な問題ではありますけれど、しかし、劣化ウランの問題だけではなくて放射能による影響というのはアメリカ政府によって行われ、アメリカ政府が自国民に対して実験をしてきているんです。ですから証拠は存在しているんです。アメリカ政府自身がやってきました。彼らは劣化ウランが人間の肺に入るときに何が起こるかということに対してもちろん知っております。私達はトニー・ブレアとジョージ・ブッシュを国際法廷に突き出して戦争犯罪人として裁かなくてはいけません。
(吉村さん補足 ちなみにケンと奥さんは3回流産して子どもが作れない状況ということは彼は自覚しています。DUが原因じゃないかと疑っています。)
JVC
(日本国際ボランティアセンター)
東京 佐藤真紀 JVCからきました佐藤です。劣化ウラン廃絶キャンペーンもやってまして、キャンペーンはアドボカシーのほうと、JVCは薬のほうやってます。一ヶ月100万円ぐらい、大変なんでどうぞよろしくお願いします。
広島地球村 広島 大藤 (自己紹介のみ)
NODUヒロシマ・プロジェクト 広島 嘉指 ほんとにこんなに多くの方が、あつまってくださって。ご存知のように広島でも劣化ウラン弾が今の世界の問題を考える決定的な鍵のイシューだと思って取り組んできました。その延長線上で一年半ぐらい前に開戦前にイラクに行って。その時にアメリカから劣化うらんの試射場の近くのダマシオ・ロペスさんが呼びかけて去年ぐらいから呼びかけて国際キャンペーンでということでやってまして。世界各地の方がアメリカの方も含めて連絡をとりながら一つの具体的な行動をしていくことがなかなかむずかしいんですが、今の時点で全世界で賛同グループが50を越えるという状況になっています。ですから今回今日これだけの方が集まってくださったので、国際キャンペーンちゅうのは一体なんだというふうにお考えの方もいらっしゃるかもしれないんですが、これからEメールなどでできるだけみなさんに具体的にお知らせして、みなさんに自然な形で賛同していただき、例えば国際キャンペーンに参加していただけたらとてもありがたいと思います。おそらく日本でこれだけの人たちが来ていただいたということは、おそらく知らない。世界の人に目に見える形で訴えるというのは必要なことだと思います。(嘉指)
広島の被爆の実態から出発して被害者の声を聞くということは大切と考えている。これだけの人が集まるのはやはりヒバク国だなと。乗り越えて連帯して行きたい。(森滝)
6時からつどい(伊達)
ウラニウム(劣化ウラン)兵器禁止条約
実現キャンペーン
大阪 2月29日東京で立ち上げ。関西でもジョイントしてやっている。禁止条約を実現する取り組み。法律的な問題点勉強してやっとわかってきた。劣化ウランの法的な問題は専門家の話を聞いて。法律家を共同代表にいただいて勉強をはじめている。パンフレット法的な問題を立証していくときに米軍がどういう研究をいままでしているか。証拠を集めてやっている。米軍が今まで全く劣化ウランの被害について知らないということはありえないことだということを立証していくうえでこういう作業は必要であろうと考えている。明示的に国際的に禁止する条約を作ることを共にやっていこうと考えております。そういうことでいろんなキャンペーンと連動して、法的な側面から包囲をしていこうとしている。環境保護条約、地雷禁止条約に学んで連携をしてやっていきたい。
発言
広島 嘉指 ハンブルグ第2弾という人も。今後それぞれのグループで自由に連絡をとりあえたら、名刺をいただけたら。少なくとも情報交換ができたら。
東京 柳田 11月6日に全国で前後1週間で行動を起こしたらどうか。次のおおきなものにつながる。国内署名もあわせて。もう少し相談する場がもてればいいなと。
広島 嘉指 ICBUWは劣化という名前を使わないほうがというのがあって。この日を劣化ウラン弾のことを問題にしようと。意思をはっきりと同時に世界であげていくということが必要だと思う。国際政治で問題になってきているがその都度背景におしやられてしまう。うやむやにされてしまう。こんど11月6日自由にできたらという呼びかけです。市議会・区議会など、あのグループがやっているからということではなく、署名を自由に生かしていくことが必要。
東京 佐藤真紀 人道支援、・・・いろんな団体が薬を持っていったりするが、その辺をもうすこし効率的にやったほうがいいんではないかと。専門家の先生で専門家グループを作りたいというのがあります。JVCと、チェルノブイリ連帯基金、劣化ウラン廃絶キャンペーン東京、長崎・アジアと結ぶ市民の会でジグネットというのを立ち上げました。まだこれから何をやっていくかというのをきめなきゃいけないんですけども、ともかく援助する場合に何を薬を持ってったのかというところは最低共有化していくということと、それからイラク政府ですね、保健省ときちんとやっていかなきゃこれからかなり難しくなってくると思いますので。その点現場にJVCは人を送ってたりするので、そういうところで情報を共有化しながらやっていきますので。とにかく、医療支援に関心のある方は私のほうにメールをください。いずれHPも立ち上げようと思いますので。
取材

中国放送、中国新聞、読売新聞、愛媛新聞,広島ホームTV



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「DU禁止キャンペーン交流会」
(8月5日、広島)のご報告


前略

 8月5日、広島で、「DU 禁止キャンペーン交流会」が開かれました。(広島YMCA403会議室/17:00?18:00)

 「劣化ウラン弾問題に関しては、各地で様々なグループが取り組んできているけれど、なかなか直接顔を合わせる機会がない。とりあえず、広島で“顔合わせ”の場を持ってはどうだろうか」との声を受け、急遽呼びかけてみたものでしたが、参加された皆さんも一様に驚かれるほど実に大勢の方々がお集まりくださいました。
 日本各地から約30グループ、40名程の方々、加えて、政治家、マスコミ関係者など約10名、「ヒロシマ・プロジェクト」のメンバーも含めますと約60名の参加者で、会場の狭い会議室は一杯となりました。
 それぞれのグループに、自己紹介代わりのごくごく短い活動報告をしていただくだけで時間となってしまいましたが、劣化ウラン弾問題に強い関心を寄せる者たちが一堂に会し、お互いの活動に耳を傾け合う時間をもつことができたことには、とても大きな意義があると感じます。
 今後、日本の内外で、必要に応じて自由に協力し合っていくためのワン・ステップとなったように思います。「顔合わせ」の場として急遽設定された会ではありましたが、せっかく大勢の方々にお集まりいただきましたので、参加者名簿をもとに、「連絡ネットワーク」用のメーリングリストでも作れたら、と考えております。改めて、連絡先の確認などさせていただくことになると思いますので、宜しくお願いいたします。
 それでは、簡単ながらメールにてご報告とお礼まで。  

        嘉指(かざし)信雄
       「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」代表


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「劣化ウラン弾禁止キャンペーン」交流会(8月5日、広島)のお知らせ

「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」代表・嘉指信雄(かざしのぶお)

前略

 劣化ウラン弾問題につきましては、すでに様々なグループが日本各地で取り組んできておりますが、地理的な理由もあり、直接会う機会があまりない状態が続いております。そこで、今後の国内的・国際的な取り組みのため、とりあえず広島で今年の原爆記念日に際して「顔合わせ」の場をもち、お互いがどんな活動に取り組んでいるのか、情報交換をしてはどうかといった意見・希望が私たちのもとに寄せられました。
 ご存じのように8月6日前後に広島では数多くの集会が開かれますため、日時や場所の設定に大変苦労いたしましたが、ようやく場所の確保ができましたので、下記のように「交流会」を持ちたいと思います。

日時:8月5日17:0〜18:00
場所:広島YMCA(403会議室)
    住所/広島市中区八丁堀7−11/TEL:082-227-6816
(広島駅より電車を利用した場合、「立町」下車、進行方向右側の「ひろでん中国新聞旅行八丁堀旅行センター」と「広島国際学院大学立町キャンパス」の間を徒歩2分。)

 (なお、「8・6ヒロシマ平和へのつどい」が、当日5日18:00〜20:30、同じ広島YMCAの地下コンベンションホールにて開かれます。こちらにもぜひご参加ください。)

 各グループのこれまでの取り組み、今後の計画などについて記した簡単なチラシ類などございましたら、どうぞお持ち寄りください。「ヒロシマ・プロジェクト」としましては、ICBUW=International Coalition to Ban Uranium Weapons(ウラン兵器禁止を求める国際連合)による国際署名キャンペーン(8月より全世界的に開始予定)などについてお知らせをさせていただけたらと考えております。
 今年、広島にいらっしゃることのできる方の数は限られるとは存じますし、来広される方もすでに多くの予定がおありかとは存じますが、どうぞ奮ってご参加ください。
今回の「交流会」は、他の集会と集会の間に設定することになりますので、一時間程しか時間が取れませんが、今後、何らかの形で協力し合って行くワンステップにできたらと存じます。(なお、できるだけ多くのグループ、個人の方にご参加いただきたく存じますが、30数名しか収容できない会場の広さの関係上、一つのグループからあまり大勢の方にご参加いただくことはできないかもしれませんので、その点、御了承ください。)
 ご参考までに、今年、劣化ウラン弾・イラク問題関連で広島を訪れる外国人ゲストのプロファイル、スケジュールを下に添えておきます。
 それでは、広島でお会いできるのを楽しみにしております。
  
呼びかけ:「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」
      (代表:嘉指信雄)

問い合わせ先:嘉指 tel: 090-7897-2095
          森瀧 tel: 090-9064-4705
email: info[at]nodu-hiroshima.org(atを@に変更して下さい)