イラクの医師研修支援事業
広島県は「ひろしま平和貢献構想」の一環として今回初めて紛争終結国から海外技術研修員を受け入れた。これは県内で活動するNGOが計画立案した提案を受け入れて実施されるものであり、実施計画内容、及び海外での活動実績から「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」の提案を受け入れ、実施されたものである。
研修員の概要
氏名:ムハンマド・タブリ・ムハンマド・アリ
Mohammed Talib Mohammed Ali
(性別:男) (1972年3月3日生まれ 33歳)
国籍:イラク
最終学歴:バスラ大学医学部卒業 1997年 医師免許習得
現在、バスラ教育病院の癌センターに勤務し、医長として現場の治療に当たっていて、当癌センター長のジャワード・アルアリ医師の指導を受けている。本人は結婚8ヶ月目であり、また奥さんも同病院の医師として勤務していて、奥さんの多くの理解があって今日の来日が可能になった。
研修期間:平成17年9月21日〜平成17年12月15日まで
研修場所:広島大学付属病院・原爆医療研究所・広島日赤病院・広島県県病院・広島共立病院
具体的研修内容:臨床腫瘍学(リンパ腫、白血病、小児白血病、その他固形腫瘍)、骨髄移植などにかかる先進的な診断方法及び治療方法の習得。
技術の活用見込み:日本で習得した知識を生かし、バスラ教育病院の癌センター(Center of Onicology) に勤務を続けると共に、国内(特に南部)の医師に日本で習得した知識を伝える。
平成17年9月17日 バスラ発――バクダッド――アンマン着
9月20日〜21日 アンマン発――ドバイ経由――関西空港着
●出国に関しJIM−NETの佐藤真紀氏、井下俊drの支援を受けた。
9月22日〜29日 財団法人ひろしま国際センター(東広島市)にてオリエンテション・外国人登録・日本語研修及び健康診断

9月30日 広島市内に引越「ウイークリマンション」
● NODUヒロシマ・プロジェクト主催 歓迎会
10月1日〜10月7日 広島大学原爆放射線医科学研究所
10月4日 広島県知事 表敬訪問
10月11日〜11月13日 広島大学付属病院にて研修
● 他の国の研修生と合同研修(2日間)
企業見学―マツダ 剣玉交流 宮島見学
● 大阪・京都、2泊3日の研修旅行
11月12日〜11月18日 広島赤十字原爆病院研修
●広島県立美術館・近代美術館
11月19日〜11月22日 広島共立病院研修
●広島県各大学新人弓道大会見学
11月23日〜11月27日 広島赤十字原爆病院研修
●小沢征爾・日野原重明・吉永小百合の平和音楽祭参加
11月28日〜12月2日 県立広島病院研修
●無形文化財甲州和太鼓
12月3日〜12月11日 広島大学原爆放射線医科学研修所
●県北備北公園雪あそび
12月12日・13日 財団法人ひろしま国際プラザ(東広島市)に引越
●呉大和ミュージアム
12月14日 帰国準備
12月15日 関西空港から帰国
12月18日 イラク・バスラ自宅着