学習会のお知らせ PDFファイル掲載

イラクに平和を!ウラン兵器の禁止を! (第4回学習会)

日時:2月27日(日)1時30分〜4時

共催:地球救出アクション97/ヒバク反対キャンペーン


(NODUヒロシマ・プロジェクトMLより転載)
-----Original Message-----
From: 振津 かつみ [mailto:f-katsumi@titan.ocn.ne.jp]
Sent: Friday, February 11, 2005 2:29 PM
To: noduproject@yahoogroups.jp
Subject: [noduproject][02204] 大阪からー講演・学習会のご案内

皆さん、こんにちは。

寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

「ウラン兵器禁止を求める国際署名」の一次集約も期日(2月15日)を間もなく迎える時期になりました。これまでに、全国の皆さんのご協力で、日本国内ではおよそ10万筆の署名が集まっています。しかし、国際的な力としてはまだまだこれからですので、引き続き、皆さんとともに頑張りたいと思っています。

今後の国際的な運動の取り組について「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)の中でも議論と準備が進められているところです。そのひとつとして、この5月のニューヨーク国連での核不拡散条約(NPT)再検討会議の際に、ICBUWでは、DUの問題を世界のNGOや政府代表、マスコミなどに訴えるような取り組をしよう、その行動の中で署名数などもアピールできるように、また、そのような行動を通じてウラン兵器禁止の国際世論を高め、禁止に向けたキャンペーンをさらに拡げよう…という話しが進んでいます。日本では4月中旬までの分を集約して、ヒロシマの皆さんとも一緒に、とりあえずニューヨークでのアピールに持って行くことになるかと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、今後の取り組なども含めて、DU禁止に取り組む皆さんと議論し、交流したりする機会にもなればと、大阪では下記のような講演/学習会を計画しています。嘉指さんには、お仕事のとてもお忙しい最中、ご講演をお願いした次第です。関西方面の方、よろしければぜひご御参加下さいませ。

振津かつみ

**********
<ご案内>イラクに平和を!ウラン兵器の禁止を! (第4回学習会)

日時:2月27日(日)1時30分〜4時
共催:地球救出アクション97/ヒバク反対キャンペーン
場所:東淀川勤労者センター(新大阪駅から徒歩10分)

お話し:
1)ウラン兵器禁止キャンペーンヘの取り組み一イラク訪問とrヒロシマ・アピール』をめぐって
嘉指信雄さん (NODU(劣化ウラン禁止)ヒロシマ・プロジェクト」代表神戸大学文学部教授/専門・哲学)
2)ウラン兵器禁止署名運動の現状と今後のとりくみ
振津かつみ (「ヒバク反対キャンペーン」DU担当)

今回の学習会は、第一に、広島から「NODU(劣化ウラン)ヒロシマ・プロジェクト」代表の嘉指信雄さんをお迎えして、広島での取り組みをお話いただき、交流を深めたいと思います。嘉指さんたちは、イラク戦争開戦の間際、劣化ウラン被害調査・平和使節団としてイラクを訪問しました。そして、その報告を中心に作成した『劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール』を広める活動を通して、ウラン兵器の危険性を訴えてきました。また、嘉指さんは、一昨年の「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)の発足にも加わり、評議員として国際キャンペーンを拡げるために積極的な提案するなど、国内外で活躍されています。

昨年夏に、ICBUWの呼びかけで「ウラン兵器禁止国際署名」が開始され、現在、私たちのもとにも、反戦平和、反核、反原発、環境保護、人権擁護など、 様々な運動に取り組む団体・個人から多くの署名がよせられており、日本国内で約10万筆の署名が集まっています。ウラン兵器の被害を受けたボスニア・ヘルチェゴビナを含む欧米諸国でも、少しずつ署名の取り組が広がっています。第二に、広島の運動とも連携してICBUWの活動に参加してきた「ヒバク反対キャンペーン」から、振津(ICBUW評議員)が「署名運動の現状と今後のとりくみ」についてサブ報告を行います。

二つの報告をふまえて、イラク開戦2周年(3月19日)に大規模な国際行動を準備している反戦平和運動、NPT再検討会議(5月)から被爆60周年(8月6日、9日)をめざして活動を強めている核軍縮・核廃絶の運動、六ヶ所のウラン試験・再処理反対や核のゴミの処分反対に取り組む反原発・脱原発運動と結んで、ウラン兵器禁止・国際署名のキャンペーンをどう拡げ、強めるか、皆さんといっしょに話し合いたいと思います。