同志社大学経済学部公開講演会の御案内

 − 放射性兵器の導入による現代戦争の新たな現実 −
The New Reality of the Modern Warfare by the Introduction of Radioactive Weapons

イラクやアフガニスタンでは、軍事力による「民主化」が押し進められましたが、その過程で放射性毒性と化学毒性が強いとされる劣化ウラン弾が使用されました。このことにより自然環境や人体に甚大な悪影響がもたらされたことが危惧されています。このような情勢の中、原爆による被爆60周年を迎えようとしている日本に住む私たちもこのことに無関心ではいられません。

同志社大学経済学部では、米国とカナダを拠点に国際的に活躍されているA.ドラコビッチ博士を同志社大学に招聘し公開講演会を開催いたします。

ドラコビッチ博士は、放射線学と核医学を専門とする医学者・医師であり、とりわけ劣化ウラン弾などの放射性兵器の環境および人体への影響についての世界的権威であります。アフガニスタンやイラクでの被害の実態の最新情報をお話しいただく予定です。通訳を神戸大学教授の嘉指信雄氏にお願いしました。嘉指先生は、ウラン兵器問題に関する研究と市民運動の中心的存在として御活躍中です。皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。

日時: 2005年3月9日(水)午後6時〜8時30分
場所: 同志社大学今出川キャンパス「寒梅館」地階 ハーディーホール
(京都市営地下鉄・烏丸線「今出川」駅2番出口より北へ徒歩1分)

講師:アサフ・ドラコビッチ博士
米国・ウラニウム医療研究センター(UMRC)所長
演題: The New Reality of the Modern Warfare by the Introduction of Radioactive Weapons
− 放射性兵器の導入による現代戦争の新たな現実 −
通訳: 嘉指信雄氏(神戸大学教授)

参加費無料、事前申し込み不要
主催: 同志社大学経済学部
お問い合わせ:電話075-251-3534
E-mail:ji-keikn@mail.doshisha.ac.jp

同志社大学今出川キャンパス 寒梅館