Monthly Archives: January 2007

インドのウラン採掘現場での事故/国際署名へのお願い

皆様 今回の放射性廃棄物流出事故は、かなり深刻な事態のように思われます。シュリプラカッシュ監督など現地の人々への支援のため、ぜひ署名をお願いいたします。(オンライン署名リストを見ますと、まだ200筆余りにすぎないようです。) 劣化ウラン研究会の山崎久隆さんが、ジャドゥゴダのウラン採掘現場での放射能汚染問題関連のサイトリストと、署名呼びかけ文の日本語訳を急遽作成してメーリングリストに流してくださいましたので、ご参照ください。 嘉指信雄   ドキュメンタリー映画『ブッダの嘆き』を作ったインドのシュリプラカッシュ監督から下記のような国際署名のお願いが届きました。ご存知の方も多いかと思い ますが、『ブッダの嘆き』は、インド・ジャドゥゴダ地方のウラン採掘場周辺での放射能汚染問題を取り上げたドキュメンタリービデオで、2000年3月、第 8回地球環境映像祭で大賞を受賞しています。詳しくは、www.jca.apc.org/%7Emisatoya/jadugoda/を参 照ください。 シュリプラカッシュさんの下記メールによりますと、昨年12月24日、ジャドゥゴダの放射性廃棄物の輸送パイプの一本が破裂し、廃棄物が近くの小川に流れ込んでしまったということです。 嘆願書は、インドのエネルギー省など、関係当局に至急できる限りの対応策を講じるよう要請するものです。 国際署名サイト <petitions.aidindia.org/jadugoda-tailing-pipe-leak/index.php>三年程前の8月、シュリプラカッシュ監督が広島を訪れた時、次のように語っていましたーー「放射能汚染の危険がある場所でドキュメンタリーを撮影するのは危険ではありませんか?と、よく聞かれます。でも、私たちは選択することができないので す。あれやこれやの問題の中から自分の問題を選ぶことはできないのです。この問題と格闘する以外に私たちの生きる道はないのです。」嘆願書の内容を丁寧に日本に訳す時間的余裕がありませんが、ぜひ下記ホームページにアクセスして、署名のご協力をお願いいたします。  草々      嘉指信雄、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」代表森瀧春子、「インド・パキ スタン青少年と平和交流を進める会」世話人代表 [Pls. do visit<petitions.aidindia.org/jadugoda-tailing-pipe-leak/index.php>to sign up the relevant petition. And spread the world around.www.jadugoda.netAccident at JadugodaBurst pipe Demand Full Investigation and RemediationOn December 24, 2006, one…

国連安全保障理事会入りするベルギー

2007年1月16日 皆様ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)のベルギーのメンバー、リア・ヴェルヤオさんからのニュースです。(リアさんは、昨年8月のICBUW広島大会にも参加した、ICBUWの中心メンバーの一人で、ベルギー議会やヨーロッパ議会の議員たちと連携してキャンペーンに精力的に取り組んでいます。) 嘉指(かざし)信雄NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表www.nodu-hiroshima.org   国連安全保障理事会入りするベルギー ――劣化ウラン兵器禁止を目指す―― 「2006年12月14日、ベルギー上院議会の外交防衛委会は、国連安全保障理事会入りするベルギーに付託する決議草案を採択しました。この11ページの文書には、下記項目が含まれています。・・・・2)平和を促進することa. 軍縮に関して委員会は、ベルギー連邦政府が国連安全保障理事会に非常任理事国として座をしめる、2007年1月1日から2008年12 月31日までの間、以下の勧告事項を実現するため、その立場を用いるよう求める。  ―他の国々に対し、特定通常兵器使用禁止制限条約(ジュネーブ条約、1980年10月)を承認し、その議定書を承認・批准することを勧めること―白燐弾のさらなる使用を防ぎ、また、劣化ウランを含む兵器の使用を止めるため、特定通常兵器使用禁止条約の、焼夷兵器に関わる議定書IIIの適用範囲を拡大すること(リア・ウ゛ェルヤオ、2007年1月15日)この知らせの英語原文は、www.bandepleteduranium.org/en/a/108.html以上。

国連安全保障理事会入りするベルギー

皆様 ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)のベルギーのメンバー、リア・ヴェルヤオさんからのニュースです。(リアさんは、昨年8月のICBUW広島大会にも参加した、ICBUWの中心メンバーの一人で、ベルギー議会やヨーロッパ議会の議員たちと連携してキャンペーンに精力的に取り組んでいます。) 嘉指(かざし)信雄 NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表 www.nodu-hiroshima.org 国連安全保障理事会入りするベルギー ――劣化ウラン兵器禁止を目指す―― 「2006年12月14日、ベルギー上院議会の外交防衛委会は、国連安全保障理事会入りするベルギーに付託する決議草案を採択しました。この11ページの文書には、下記項目が含まれています。 ・・・・ 2)平和を促進すること a. 軍縮に関して 委員会は、ベルギー連邦政府が国連安全保障理事会に非常任理事国として座をしめる、2007年1月1日から2008年12 月31日までの間、以下の勧告事項を実現するため、その立場を用いるよう求める。 ―他の国々に対し、特定通常兵器使用禁止制限条約(ジュネーブ条約、1980年10月)を承認し、その議定書を承認・批准することを勧めること ―白燐弾のさらなる使用を防ぎ、また、劣化ウランを含む兵器の使用を止めるため、特定通常兵器使用禁止条約の、焼夷兵器に関わる議定書 IIIの適用範囲を拡大すること (リア・ウ゛ェルヤオ、2007年1月15日) この知らせの英語原文は、http://www.bandepleteduranium.org/en/a/108.html 以上。 皆様 ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)のベルギーのメンバー、リア・ヴェルヤオさんからのニュースです。(リアさんは、昨年8月のICBUW広島大会にも参加した、ICBUWの中心メンバーの一人で、ベルギー議会やヨーロッパ議会の議員たちと連携してキャンペーンに精力的に取り組んでいます。) 嘉指(かざし)信雄NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表http://www.nodu-hiroshima.org 国連安全保障理事会入りするベルギー ――劣化ウラン兵器禁止を目指す―― 「2006年12月14日、ベルギー上院議会の外交防衛委会は、国連安全保障理事会入りするベルギーに付託する決議草案を採択しました。この11ページの文書には、下記項目が含まれています。・・・・2)平和を促進することa. 軍縮に関して委員会は、ベルギー連邦政府が国連安全保障理事会に非常任理事国として座をしめる、2007年1月1日から2008年12 月31日までの間、以下の勧告事項を実現するため、その立場を用いるよう求める。 ―他の国々に対し、特定通常兵器使用禁止制限条約(ジュネーブ条約、1980年10月)を承認し、その議定書を承認・批准することを勧めること ―白燐弾のさらなる使用を防ぎ、また、劣化ウランを含む兵器の使用を止めるため、特定通常兵器使用禁止条約の、焼夷兵器に関わる議定書IIIの適用範囲を拡大すること (リア・ウ゛ェルヤオ、2007年1月15日) この知らせの英語原文は、http://www.bandepleteduranium.org/en/a/108.html 以上。

「イギリスの劣化ウラン兵器を禁止せよ!」2月7日 英下院でのロビー活動

皆様 すでにお知らせしておりますように、ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)では、今年、3月上旬ジュネーブでのロビー活動、5月中旬ヨーロッパ議会内での集会、10月ニューヨークでの第4回ICBUW大会など、いくつかの重要な取組みを計画しておりますが、今年最初の取組みとして、2月7日、英国下院でのロビー活動が、「イギリスの劣化ウラン兵器を禁止せよ!」のタイトルのもとに開催されます。(主催は、ICBUWの中心的グループのひとつであるCADU=Campaign against Depleted Uranium) 元・WHO放射線防御部門専門官のキース・べイヴァーストック博士の他に、ヨーロッパ議会やイギリス下院議員もスピーカーとして参加が予定されています。ご参考までに、ICBUWやCADUのホームページにアップされている「お知らせ」を訳してみました。 草々     嘉指信雄、NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表 「イギリスの劣化ウラン兵器を禁止せよ!」 イギリス議会におけるロビー活動 2007年2月7日(主催:CADU)/場所: イギリス下院、SW1・ロビー活動: 記者会見室W4:午後2-4時・公開ミーティング: 委員会室12:午後7-9時(ウェストミンスターホール) スピーカー ・ キース・べイヴァーストック博士(元・WHO放射線防御部門専門官) ・ キャロライン・ルーカス博士(EU議会議員、EU超党派ピース・イニシアチブ共同代表) ・ ジョン・ラ フォージュ(ニューク・ウォッチUSA) ・ リア・ウ゛ェルヤオ(ICBUWベルギー) ・ ジェレミー・コービン(イギリス下院議員、CND=Campaign for Nuclear Disarmament副代表) ・ レイ・ストリート(CADU、ICBUW) ICBUW www.bandepleteduranium.org/en/i/9.html CADU     www.cadu.org.uk/action/index.htm 皆様 すでにお知らせしておりますように、ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)では、今年、3月上旬ジュネーブでのロビー活動、5月中旬ヨーロッパ議会内での集会、10月ニューヨークでの第4回ICBUW大会など、いくつかの重要な取組みを計画しておりますが、今年最初の取組みとして、2月7日、英国下院でのロビー活動が、「イギリスの劣化ウラン兵器を禁止せよ!」のタイトルのもとに開催されます。(主催は、ICBUWの中心的グループのひとつであるCADU=Campaign against Depleted Uranium) 元・WHO放射線防御部門専門官のキース・べイヴァーストック博士の他に、ヨーロッパ議会やイギリス下院議員もスピーカーとして参加が予定されています。ご参考までに、ICBUWやCADUのホームページにアップされている「お知らせ」を訳してみました。…

イタリア兵士を殺し続ける[劣化]ウラン

2007年1月12日 皆様 イタリアにおける劣化ウラン問題についての記事が、2007年1月10日、インターネットのBBCニュースにアップされました。1990年代、バルカン半島に派遣された兵士が劣化ウラン被害にしみ続けていることを改めて伝える重要なニュースです。ご参考まで抄訳してみました。 なお今年は、ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)で、2月7日イギリス議会でのロビー活動、3月上旬ジュ ネーブでのロビー活動、5月中旬ヨーロッパ議会での写真展及びビー活動、10月ニューヨークでのICBUW大会など、重要な取組みをいくつも計画していま す。(それぞれの取組みの詳細についは、別途、お知らせさせていただきます。)今年も、一層のご支援を何卒宜しくお願いいたします。 嘉指信雄 NO DU ヒロシマ・プロェクト代表 [原文は、news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/europe/6247401.stm ]   イタリア兵士を殺し続ける[劣化]ウラン クリスチャン・フレイザー BBCニューズ、ローマ、 2007年1月7日 ボスニアやコソボでの戦争で劣化ウランに被曝したイタリア兵士たちから依然として死者が出ている、と兵士の親族が述べている。1990年代の戦争で任務についた兵士たちは、彼らがガンや他の重い病にかかったのは、劣化ウラン弾に長期間にわたって曝されたからだと信じている。米国は、ボスニアとコソボにおける紛争中、およそ4万発の劣化ウラン弾を投下したと発表している。ある市民団体によると、50名の帰還兵がすでに死亡し、加えて、200名が深刻な病気にかかっている。(中略)ボスニアとコソボで従軍したイタリア兵は、戦場の後始末任務に携わり、爆発した劣化ウラン弾に間近で接触した。 障害をもった子どもたち 兵士たちを代表する、Anavafaとして知られる組織によれば、すでに死亡したか、現在病気の兵士の多くはガンにかかっている。2002年に、イタリア国防省は、独立した科学者たちによってまとめられた報告書を発表しているが、それによると、従軍した兵士たちは平均より高い割合でガンにかかっている。報告書はまた、バルカンに平和維持軍として派遣されたイタリア兵の間に、異常な数のホジキンス病患者が見いだされ、帰還兵の子どもたちには、障害をもって生まれてきたケースがかなりの数あると述べている。ベルギー、スペイン、ポルトガル、オランダの兵士の組織から同様の報告書が出されている。アメリカとイギリスは、劣化ウランのチリは、吸引された場合、危害を及ぼしうることは認めているが、危険は短期間で局所的なものだと主張している。 Story from BBC NEWS:news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/europe/6247401.stm

「イギリスの劣化ウラン兵器を禁止せよ!」2月7日 英下院でのロビー活動

皆様 すでにお知らせしておりますように、ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)では、今年、3月上旬ジュネーブでのロビー活動、5月中旬ヨーロッパ議会内での集会、10月ニューヨークでの第4回ICBUW大会など、いくつかの重要な取組みを計画しておりますが、今年最初の取組みとして、2月7日、英国下院でのロビー活動が、「イギリスの劣化ウラン兵器を禁止せよ!」のタイトルのもとに開催されます。(主催は、ICBUWの中心的グループのひとつであるCADU=Campaign against Depleted Uranium) 元・WHO放射線防御部門専門官のキース・べイヴァーストック博士の他に、ヨーロッパ議会やイギリス下院議員もスピーカーとして参加が予定されています。ご参考までに、ICBUWやCADUのホームページにアップされている「お知らせ」を訳してみました。 草々     嘉指信雄、NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表   「イギリスの劣化ウラン兵器を禁止せよ!」イギリス議会におけるロビー活動2007年2月7日(主催:CADU)/場所: イギリス下院、SW1・ロビー活動: 記者会見室W4:午後2-4時・公開ミーティング: 委員会室12:午後7-9時(ウェストミンスターホール)スピーカー・ キース・べイヴァーストック博士(元・WHO放射線防御部門専門官)・ キャロライン・ルーカス博士(EU議会議員、EU超党派ピース・イニシアチブ共同代表)・ ジョン・ラ フォージュ(ニューク・ウォッチUSA)・ リア・ウ゛ェルヤオ(ICBUWベルギー)・ ジェレミー・コービン(イギリス下院議員、CND=Campaign for Nuclear Disarmament副代表)・ レイ・ストリート(CADU、ICBUW)ICBUW www.bandepleteduranium.org/en/i/9.htmlCADU     www.cadu.org.uk/action/index.htm