3.27 (土)シンポジウム(於:明治大学)

「クラスター爆弾と劣化ウラン弾—イラクで使われた非人道兵器」

 皆様、イラク開戦から7年が経ちました。
 それでも、被害が続くというのが、非人道兵器である劣化ウランとクラスター爆
弾。イラクでは、世界でもっとも多くの劣化ウラン弾が使われました。そして、
クラスター爆弾は世界で2番目に多く使われています。
 クラスター爆弾に関しては、今年の8月1日に条約が発効されるそうですが、被
害者を救済するような動きはあまりありません。条約の中に被害者を支援すると
いう項目があり、今後、積極的な支援が期待されます。一方劣化ウラン弾は禁止
条約はありませんが、被害者支援は盛んに民間の手で行われてきました。
 今回、イラク戦争の検証という切り口から、現在も続く戦争被害者をどう救済す
るのかを考えたいと思います。
 まずは、やはり多くの人たちに来ていただき、この問題が、日本の市民にとって
とても責任のあることだと、私たちが感じていることを内外に発信して行きたい
です。
 是非、皆様の参加と、参加できない方は、メールの転送をお願いします!

3.27 (土)シンポジウム
「クラスター爆弾と劣化ウラン弾—イラクで使われた非人道兵器

パネリスト
嘉指信雄 = ウラン兵器禁止を求める国際連合 ICBUW
清水俊弘 = 地雷禁止日本キャンペーン JCBL
佐藤真紀 =日本イラク医療支援ネットワーク JIM-NET

 2003年のイラク戦争開戦から7年が経ちました。イラク戦争では、劣化ウラン弾や、クラスター爆弾という非人道兵器が使用され
ました。これら兵器の非人道性は、戦闘が終結してもきちんと除去が行われない限り、一般の市民に被害を与え続けるということです。
イラクには、世界で最も多くの劣化ウラン弾が落とされました。クラスター爆弾も世界で二番目に多く落とされました。イラクでは、いったいどのような被害が
続いているのか、そして被害者の支援はどのように行われているのか、検証する必要があります。
クラスター爆弾は、8月1日にオスロ条約が発効されることが決まっています。国際条約は、イラクをはじめとする各国の被害者をどのように救済できるのでしょ
うか? 劣化ウランには、使用や保有を禁止するための国際禁止条約はまだありません。イラク戦争から学び、このような惨事が起こらないように、私たちがどう行動し
ていくのか考えます。

■ 日時:3月27日(土) 14:00〜17:00(13:30開場)
■ 会場:明治大学リバティタワー 1133教室  地図は ⇒http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
■ 参加費:500円(資料代)
■お問い合わせ:JIM-NET(03-6228-0746)
■ 共催:JIM-NET、JCBL、ICBUW、現代史研究会
■ 協力:イラク戦争の検証を求めるネットワーク

JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
事務局長:佐藤真紀
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