イタリアでは、とりわけ、旧ユーゴスラビア紛争以降、劣化ウランに被曝した兵士の病死が問題になって来ています。(独立機関であるMilitary Observatoryの調査では、今までに7600人の兵士が病気となり亡くなっています。また、美しい自然で知られるサルディニア島には、NATOの射爆場があり、劣化ウラン弾を含むあらゆる砲弾の実験場となってきており、射爆場周辺では環境汚染・人体への影響が問題となってきています。こうした深刻な状況は、おおむね覆い隠されてきていますが、一部の法律家・政治家・市民運動家たちが警告を発し続けてきており、今回の法案提出となっています。世界的に見ても、大変注目すべき動きです。
global.ilmanifesto.it/italy-moves-to-protect-soldiers-from-uranium-exposure/
www.bandepleteduranium.org/en/questions-posed-by-us-use-depleted-uranium-syria